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【部員一覧・新入生】2026年の長距離ブロックと注目選手

神崎 伊都 神崎 伊都 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

2026年の早稲田大学競走部は、長距離ブロックの若手選手が急成長している点が大きな特徴だ。

早稲田大学競技スポーツセンターの部活動紹介によると、競走部全体の部員数は2026年5月現在で145名。短距離、中距離、長距離、ハードル、跳躍、投擲、混成など複数のブロックで構成されている。

公式サイトの部員紹介では、学年別・ブロック別・学部別に選手を確認できる。

2026年の長距離ブロック注目選手



工藤慎作

2026年全日本アンカー・区間賞
4年・スポーツ科学部
出雲駅伝では最終6区、全日本大学駅伝では最終8区を担当。全日本では区間賞を獲得し、優勝を決定づけた。箱根駅伝でも山上りの5区を経験している実績ある選手。


鈴木琉胤

全日本5区区間新
2年・スポーツ科学部
出雲駅伝では3区、全日本大学駅伝では5区を担当。全日本では区間新記録を樹立した。2026年の箱根駅伝でも4区区間賞を獲得しており、トラックとロードの両方で存在感を示す。


新妻遼己

全日本3区区間新・MVP
1年・スポーツ科学部
2026年入学の注目ルーキー。出雲4区で区間賞、全日本3区で区間新記録を樹立。全日本大学駅伝では大会MVPにも選ばれた。


増子陽太

全日本2区区間新
1年・スポーツ科学部
学法石川高校出身。全日本大学駅伝2区で区間新記録をマークし、チームを首位に押し上げた。入部予定者一覧に記載された5000mの自己最高記録は13分27秒26。


小平敦之

4年・政治経済学部
112代目駅伝主将。2026年箱根駅伝9区で区間2位、全日本大学駅伝4区でも首位を維持する走りを見せた。チームをまとめる立場と競技者としての役割を兼ねる。


山口竣平

3年・スポーツ科学部
出雲駅伝5区、全日本大学駅伝7区を担当。出雲では区間賞を獲得した。主要区間を任される経験を積み、チームの中核を担う存在になっている。


2026年の新入生は誰?長距離・駅伝の有力新人10人

早稲田大学競走部が2026年4月17日に公表した入部予定者一覧には、男子の長距離・駅伝部門として10名が掲載されている。

- 上杉敦史
- 髙久拓己
- 新妻遼己
- 本田桜二郎
- 増子陽太
- 鈴木勇飛
- 高舘友杜
- 和田寛
- 水出依寿
- 若狭奏汰

この中でも、特に注目したいのが新妻、本田、増子の3人だ。

入部予定者一覧に記載された高校時代の5000m自己最高記録は、次の通り。

選手 高校時代の5000m自己最高
増子陽太 13分27秒26
新妻遼己 13分35秒33
本田桜二郎 13分43秒59

この3人は、単に将来を期待される新人というだけではない。2026年の大学駅伝で、すでに優勝を左右する働きを見せている。

全日本大学駅伝で1年生を1~3区に配置したことは、花田監督の選手起用を考えるうえでも興味深い。

大学駅伝では、実績のある上級生を序盤に並べる戦略もある。しかし、早稲田は若手のスピードと勢いを序盤に投入し、上級生が中盤以降を支える布陣を採用した。

新人を将来の戦力として温存するのではなく、優勝を争う戦力として積極的に起用できることが、2026年のチームの強みになっている。

【歴代主将】池田海・井上直紀から関口裕太へ続くリーダーの系譜

早稲田大学競走部

早稲田大学競走部の主将を調べる際に注意したいのが、競走部全体の主将と駅伝主将が別に存在することだ。

駅伝だけを追いかけていると、小平敦之が競走部全体の主将だと誤解しやすい。しかし、2026年の全体主将は関口裕太である。

公式発表や部員日記で確認できる直近3代の体制を整理すると、次のようになる。

代 競走部主将 駅伝主将 110代目 池田海 伊藤大志 111代目 井上直紀 山口智規 112代目 関口裕太 小平敦之

この表から分かるように、短距離ブロックなどを含めた競走部全体のリーダーと、駅伝部門を率いるリーダーが代ごとに選ばれている。

110代目・池田海と伊藤大志

110代目では、池田海が主将、伊藤大志が駅伝主将を務めた。

2023年11月15日の公式発表では、学生幹部の交代とともに指導スタッフの体制も公表されている。

111代目・井上直紀と山口智規

111代目では、短距離ブロックの井上直紀が主将、長距離ブロックの山口智規が駅伝主将を務めた。

井上は2024年10月の部員日記で「One早稲田」をスローガンとして掲げた。短距離と長距離、男子と女子が一丸となって戦うという意味を込めたものだった。

山口も2025年1月の部員日記で駅伝主将としての決意を発信している。

112代目・関口裕太と小平敦之

2026年の112代目は「覇者で在れ」がチームスローガン。

関口は競走部全体をまとめ、小平は駅伝部門を率いる。両者の役割を分けて理解することが、2026年のチーム体制を正しく把握するポイントだ。

このように、歴代主将の変遷を見ると、競走部全体の組織運営と駅伝部門の競技強化を両立させる体制が続いている。

【練習環境】所沢キャンパスの施設と競走部の強化基盤

早稲田大学競走部の練習・活動場所は、埼玉県所沢市にある所沢キャンパスだ。

主な練習施設は、織田幹雄記念陸上競技場。大学の競技スポーツセンターによる施設紹介では、次の設備が確認できる。

織田幹雄記念陸上競技場

- 400m全天候型トラック
- 日本陸上競技連盟第3種公認
- 9レーン
- 跳躍ピット
- 夜間照明設備

全天候型トラックは、天候の影響を受けにくい練習環境を整えるうえで重要だ。短距離から長距離まで、競走部の幅広い種目に対応する施設となっている。

競走部専用の合宿所

所沢キャンパスには競走部専用の合宿所もある。

早稲田大学競技スポーツセンターの施設情報によると、入寮者は約66名。部員145名という規模を考えると、合宿所を中心に生活する選手と、それ以外の生活環境を持つ選手がいる構成だ。

また、競走部の公式紹介では練習日は月曜日以外とされている。

環境面で注目したいポイント

練習施設の充実だけで駅伝の優勝が決まるわけではない。

重要なのは、個人種目を中心に取り組む選手と、駅伝を目標にする選手が同じ競走部の中で競い合えることだ。

短距離ブロックの主将が組織全体をまとめ、駅伝主将が長距離部門を率いる仕組みも、幅広い種目を抱える早稲田らしい特徴である。

花田監督が掲げる「強い個の集合体」という考え方も、この環境と結び付けて理解できる。

【箱根駅伝2027】早稲田は大学駅伝三冠を達成できるのか?

2026年11月4日現在、早稲田大学競走部は出雲駅伝と全日本大学駅伝を制している。

残る大一番は、2027年1月開催の第103回箱根駅伝だ。

大学駅伝三冠とは、同一年度に次の3大会をすべて制することを指す。

1. 出雲全日本大学選抜駅伝
2. 全日本大学駅伝
3. 東京箱根間往復大学駅伝競走

早稲田大学は2010年度にこの三冠を達成している。今回の優勝は、2度目の三冠に向けた大きな前進だ。

2026年箱根駅伝の結果から見える課題

ただし、出雲・全日本で優勝したからといって、箱根駅伝でも優勝できるとは限らない。

2026年1月の第102回箱根駅伝で、早稲田は総合4位だった。


第102回箱根駅伝・早稲田大学




総合順位

4位




総合タイム

10:44:29




往路
2位・5:18:26


復路
8位・5:26:03

第102回大会公式記録
優勝は青山学院大学、3位は順天堂大学。早稲田と3位の差は34秒だった。

この結果から見えるのは、往路の競争力に対して復路で順位を落としたという課題だ。

2026年の箱根では、4区の鈴木琉胤が区間賞、5区の工藤慎作が区間3位と健闘した。一方、8区では堀野正太が区間16位だった。

箱根駅伝は、出雲の6区間45.1km、全日本の8区間106.8kmとは異なり、往路・復路の10区間を2日間にわたって走る大会である。

したがって、短い距離でのスピードだけでなく、長距離への対応力、山上り・山下りへの適性、復路まで安定した走りを維持する選手層が必要になる。

箱根駅伝2027のエントリーと注目ポイント

第103回箱根駅伝は2027年1月2日・3日に開催される。

2026年11月4日時点では、早稲田の本戦登録メンバーや区間エントリーはまだ正式発表されていない。

そのため、現段階で具体的な10区間の配置を確定情報として扱うことはできない。

今後、特に注目したいのは次の選手たちだ。

工藤慎作

2026年の出雲・全日本でアンカーを任された経験は大きい。箱根駅伝の山上りも経験しており、長距離区間での実績がある。

鈴木琉胤

2026年箱根4区区間賞、出雲・全日本でも好成績を残した。スピードとロード適性を兼ね備えた選手として期待される。

山口竣平

出雲5区区間賞、全日本7区を担当。主要駅伝での経験値が高く、長い区間を担う候補として注目される。

新妻遼己・増子陽太・本田桜二郎

2026年の大学駅伝で急成長した1年生トリオ。箱根駅伝の長い区間に対応できれば、チームの選手起用に幅が生まれる。

小平敦之

駅伝主将としてチームを支える。2026年箱根9区区間2位の実績があり、長距離区間での安定感が魅力だ。

三冠達成の可能性を判断する3つの基準



10区間を任せられる選手層

上位6~7人の強さだけでなく、当日のコンディションや区間変更にも対応できる選手層があるか。


山上り・山下りへの適性

出雲や全日本での区間賞とは別に、箱根特有の山の区間で力を発揮できる選手がいるか。


復路の安定性

2026年箱根で総合4位に終わった要因を改善し、復路で順位を落とさない走りができるか。

2026年の2冠は、三冠を現実的な目標として考えられるだけの結果だ。ただし、箱根の山と復路という課題を克服できるかが最後の判断材料になる。

【プロの結論】2026年の早稲田大学競走部は何が変わったのか

2026年の早稲田大学競走部の躍進を、単に有力選手がそろった結果として見るのは十分ではない。

注目すべきは、選手の世代交代とチーム戦略がうまくかみ合っていることだ。

新妻遼己、増子陽太、本田桜二郎という1年生が主要駅伝の序盤で結果を残し、鈴木琉胤や山口竣平ら中堅学年が中盤を支える。そして工藤慎作のような上級生が最後を締める。

この構造が、出雲と全日本の連続優勝を可能にした。

加えて、花田勝彦監督が掲げる個人の自主性を重視した育成方針と、関口裕太・小平敦之を中心とする学生幹部の体制も、チームを理解するうえで重要だ。

一方で、箱根駅伝は別の競技と言ってもよいほど求められる能力が異なる。復路での安定性と山岳区間への対応力が、三冠達成を左右する。

早稲田大学競走部を継続的に追いかけるなら、単なる優勝回数だけでなく、次の情報を確認することをおすすめしたい。

- 公式発表による選手の学年・所属ブロック
- 主要駅伝の区間順位と区間記録
- 箱根駅伝の登録メンバーと区間配置
- 上級生から下級生への戦力継承
- 往路と復路それぞれの選手層

特に、箱根駅伝2027の16人登録と区間エントリーは、三冠の可能性を具体的に評価するうえで重要な情報になる。

【早稲田大学競走部】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:早稲田大学競走部は2026年に出雲駅伝で優勝しましたか?

A1:はい。2026年10月12日の第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走で、2時間5分56秒の大会新記録を樹立し、16年ぶり3度目の優勝を果たしました。

Q2:2026年の早稲田大学競走部の主将は誰ですか?

A2:競走部全体の主将は関口裕太です。駅伝部門の主将は小平敦之です。両者は異なる役職を担っています。

Q3:花田勝彦監督は早稲田大学出身ですか?

A3:はい。早稲田大学人間科学部を卒業し、在学中は競走部に所属していました。現在は駅伝部門の監督を務めています。

Q4:2026年の早稲田大学競走部の新入生で注目される選手は誰ですか?

A4:新妻遼己、増子陽太、本田桜二郎が特に注目されています。3人とも2026年の全日本大学駅伝で1~3区を担当し、序盤の首位争いに貢献しました。

Q5:早稲田大学競走部は大学駅伝三冠を達成できますか?

A5:2026年の出雲駅伝と全日本大学駅伝を制しているため、2027年箱根駅伝で優勝すれば三冠達成です。2010年度以来、2度目の三冠に挑戦することになります。

Q6:早稲田大学競走部の練習場所はどこですか?

A6:主な練習・活動場所は所沢キャンパスの織田幹雄記念陸上競技場です。競走部専用の合宿所も設置されています。

2026年11月4日現在、早稲田大学競走部は出雲駅伝と全日本大学駅伝を制し、大学駅伝2冠を達成している。

花田勝彦駅伝監督の指導のもと、関口裕太主将、小平敦之駅伝主将がチームをまとめ、新妻遼己、増子陽太、本田桜二郎ら若手選手が台頭したことは、今シーズンの大きな収穫だ。

2027年1月の箱根駅伝で優勝すれば、2010年度以来となる大学駅伝三冠が実現する。

2026年の早稲田は、すでに大学駅伝界の主役に返り咲いた。次に問われるのは、3つ目のタイトルを獲得し、その強さを歴史に刻めるかどうかだ。

箱根駅伝2027の正式エントリー、区間配置、そして各選手のコンディション。これらが、早稲田大学競走部の次の大きな焦点となる。

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