2026年の千葉ロッテマリーンズは、NPBのファーム・リーグ東地区に所属。2026年は東地区・中地区・西地区の3地区制で公式戦を実施した。
東地区の参加チームは、北海道日本ハム、東北楽天、千葉ロッテ、東京ヤクルト、オイシックス新潟の5球団だ。
2026年ファーム・リーグ東地区の最終順位日本野球機構(NPB)の公式成績によると、ロッテは9月27日時点で114試合を消化し、3位でシーズンを終えた。
出典:日本野球機構・2026年度ファーム・リーグ東地区勝敗表および千葉ロッテ公式順位表。2026年9月27日時点。対ロッテ戦はロッテ側から見た勝敗。
ロッテの2026年シーズンを数字から分析ロッテのチーム成績は次のとおり。
- 試合数:114試合
- 勝利:51勝
- 敗北:56敗
- 引分:7試合
- 勝率:.477
- 得点:503
- 失点:472
- 本塁打:83本
- チーム打率:.265
- チーム防御率:3.74
注目したいのは、得点503に対して失点472という点だ。得失点差はプラス31で、チームとして一定の得点力を示している。
一方、対楽天戦は5勝11敗と負け越した。日本ハム戦も5勝7敗1分、ヤクルト戦も5勝8敗3分だった。
反対に、オイシックス新潟には12勝7敗1分と勝ち越している。対戦相手によって成績に差が出たことが、2026年の特徴の一つだ。
2026年の試合日程・結果を確認する方法2026年の公式戦は終了しているため、これから観戦する試合を探すというより、過去の試合結果や対戦履歴を振り返る段階に入っている。
球団公式のファーム試合日程・結果カレンダーでは、月別にホーム・ビジター、対戦相手、試合開始時刻、開催球場などを確認できる。
公式カレンダーには10月のフェニックス・リーグの日程も掲載されており、10月28日には試合予定が記録されている。
なお、フェニックス・リーグは東地区の公式戦順位を決めるレギュラーシーズンとは別の実戦機会だ。順位表と混同しないようにしたい。
【2026年の注目選手】ロッテ2軍の選手成績とメンバー
ロッテのファームを追いかける際に、順位と同じくらい重要なのが個人の成績だ。
二軍は単純に若手だけが所属する場所ではない。若手選手の実戦経験に加え、1軍登録選手の調整や故障からの復帰を目的とした出場もある。
そのため、シーズンの個人成績には経験豊富な選手と育成段階の選手が並ぶ。
2026年の主な打撃成績NPBの2026年度個人打撃成績から、注目したい選手を紹介する。
- 石川慎吾:65試合出場、打率.371、8本塁打、31打点。出場機会の中で高い打率と長打力を示した。
- 愛斗:35試合出場、打率.355、5本塁打、19打点。限られた出場試合数の中で結果を残した。
- 櫻井ユウヤ:102試合出場、96安打、6本塁打、43打点。出場試合数と安打数の両面で目立つ存在だった。
- 山本大斗:26試合出場、打率.320、6本塁打、26打点。長打率は.598だった。
特に櫻井ユウヤは102試合に出場しており、年間を通じて実戦経験を積んだ点が注目される。
また、石川慎吾の打率.371は印象的な数字だ。ただし、打率だけで選手の評価を決めるのではなく、打席数や出場機会も考慮する必要がある。
投手陣で確認したい選手成績投手陣では、先発・中継ぎそれぞれの役割に注目したい。
- 唐川侑己:17試合登板、7勝7敗、防御率3.56、78回1/3。
- 河村説人:16試合登板、6勝4敗、防御率3.08、79イニング。
- 東妻勇輔:32試合登板、2勝3敗、6セーブ、防御率1.63。
- 菊地吏玖:27試合登板、3勝1敗、防御率2.43。
- 吉川悠斗:13試合登板、3勝0敗、防御率2.66。
唐川は7勝を記録し、河村も79イニングを投げて防御率3.08を残した。
一方、東妻は32試合で6セーブ、防御率1.63。リリーフとしての安定感が数字に表れている。
投手成績を比較するときは、防御率だけでなく登板数、投球回、奪三振、四球も見ることが大切だ。登板機会が少ない投手と年間を通して投げた投手では、同じ防御率でも評価の意味が異なる。
ロッテ2軍のメンバー・登録選手はどう確認する?ファームの出場選手は固定された二軍専属メンバーではない。
1軍と2軍の選手入れ替え、コンディション調整、故障からの復帰、若手の育成などによって出場選手は変わる。
2026年のファーム成績には、次のような選手の名前も掲載されている。
- 野手:櫻井ユウヤ、松石信八、立松由宇、宮崎竜成、石垣勝海
- 捕手:田村龍弘、松川虎生、寺地隆成
- 投手:東妻勇輔、河村説人、菊地吏玖、坂井遼、髙橋快秀
ここに挙げたのは2026年のファーム出場記録に登場した選手であり、2026年11月時点の最新登録状況を意味するものではない。
現在の在籍状況を確認するなら、球団公式の選手名鑑、出場選手一覧、登録・抹消情報を照合するのが確実だ。
【現地観戦ガイド】ロッテ浦和球場のアクセスと2026年の観戦ルール
千葉ロッテのファームを現地で応援するなら、まず知っておきたいのがロッテ浦和球場だ。
埼玉県さいたま市南区にある球場で、長年にわたりマリーンズのファーム活動を支えている。
ロッテ浦和球場の基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 球場名 | ロッテ浦和球場 |
| 所在地 | 埼玉県さいたま市南区沼影3-8-3 |
| 最寄り駅 | JR武蔵浦和駅 |
| 駅からの距離 | 徒歩約10分 |
| 両翼 | 96m |
| 中堅 | 122m |
| ファーム公式戦 | 原則としてホーム球場として使用 |
| 入場料 | 公式戦は無料 |
| 駐車場 | 一般来場者用なし |
球団公式情報によると、球場は武蔵浦和駅から徒歩約10分。一般来場者用の駐車場は設置されていないため、公共交通機関でのアクセスが便利だ。
また、観覧席は一、三塁側に少数の椅子が用意されている程度。大規模なプロ野球スタジアムとは異なり、観戦スペースに限りがある。
2026年から適用された観戦ルール2026年2月24日、千葉ロッテはロッテ浦和球場の観戦ルール改訂を発表した。新ルールは2026年シーズンから適用されている。
特に押さえておきたい要点は以下のとおり。
1. 座席は全席自由席
座席はほかの来場者と譲り合って使用する。荷物などを置いて過度に場所を確保する行為は禁止されている。
2. 持ち込み禁止物がある
ビン、缶、クーラーボックス、酒類、危険物などは持ち込み禁止だ。
3. 飲食物の持ち込みは可能
禁止物に該当しない飲食物は持ち込み可能。ただし、ゴミは各自で持ち帰る必要がある。
4. 鳴り物による応援は禁止
トランペット、太鼓、笛などの鳴り物を使った応援は禁止されている。ほかの観客の視界を遮る応援グッズの使用にも注意したい。
5. 球場内は全面禁煙
喫煙できる場所は球場内に設けられていない。
また、フラッシュなど試合進行を妨げる撮影行為や、立入禁止場所への侵入、グラウンドへの物品の投げ入れなども禁止事項に含まれる。
ロッテ浦和球場での観戦に向いている人ロッテ浦和球場は、若手選手のプレーを身近に感じたい人や、プロ野球のファームの雰囲気を体験したい人に向いている。
一方、充実した飲食施設、大規模な観客席、車でのアクセスのしやすさを重視する人には、事前の確認が欠かせない。
特に座席数が限られるため、観戦できる試合や当日の入場条件を確認してから出かけたい。
【放映スケジュール】ロッテ2軍の試合をテレビ・ネットで見る方法
球場に足を運べないファンにとって気になるのが、ロッテ2軍の放映スケジュールだ。
千葉ロッテの公式サイトには、ファーム専用の放映スケジュールが設けられている。
2026年の公式放映情報では、試合によって次のテレビ・配信サービスが掲載されていた。
ファーム公式戦のネット配信
対象試合のネット配信
対象試合のネット配信
対象試合のテレビ放送
例えば、球団公式の2026年9月放映スケジュールでは、9月15日から17日の楽天戦、21日から23日の西武戦について、CATV296、イージースポーツ、DAZN、Rakuten パ・リーグ Specialが掲載されていた。
ただし、すべてのファーム公式戦が同じサービスで配信されるわけではない。試合ごとに放映の有無や媒体が異なるため、視聴前に公式スケジュールを確認したい。
試合結果をリアルタイムで追うには?おすすめは球団公式のファーム情報とNPB公式成績を併用する方法だ。
- 球団公式カレンダー:日付別の試合予定・結果
- 球団公式の選手成績:打撃・投手の個人成績
- NPB公式サイト:地区別順位表・対戦成績・個人記録
特に順位だけでなく、個人の打席数、投球回、奪三振数まで確認すると、選手の成長や調整状況を追いやすくなる。
【2030年開業目標】ロッテのファーム移転とCO-FIELD KIMITSUの全貌
2026年のロッテ2軍を語るうえで、見逃せない大きな動きがファーム本拠地の君津市への移転計画だ。
新しい施設のプロジェクト名は、CO-FIELD KIMITSU(コーフィールド・キミツ)。
単なる練習場や野球場の新設ではなく、選手育成と地域活性化を両立させるボールパーク構想として進められている。
2025年から2026年にかけて進んだ移転計画移転プロジェクトの経緯を整理すると、次のようになる。
- 2025年4月10日:千葉ロッテマリーンズと君津市がファーム本拠地移転に関する基本協定を締結。
- 2026年7月1日:君津市が新ファーム施設整備に関する基本計画を発表。
- 2026年:「CO-FIELD KIMITSU」の名称で施設整備の具体化が進む。
- 2030年1月末:施設完成・開業目標。
2026年7月の球団発表では、君津市が策定した「(仮称)貞元総合公園整備基本計画」に基づき、新しいファーム施設の整備を進めることが説明された。
球団の高坂俊介社長も、選手の成長を支えるだけでなく、地域の人々が集い交流する場所を目指す考えを示している。
CO-FIELD KIMITSUの施設概要君津市が公表した2026年7月時点の基本計画では、以下のような内容が示されている。
約14.4ha
整備予定地の面積
2030年1月末
完成目標
約600台
駐車場の収容予定台数
約208億円
概算事業費
約10分
JR君津駅南口から徒歩
※面積は選手寮を含めると約14.8ha。事業費は2026年6月時点の試算。施設計画は変更される可能性がある。
整備予定地は君津市貞元と中富の一部。JR君津駅南口から南へ徒歩約10分、君津インターチェンジから車で約8分という立地だ。
施設は大きく次のゾーンで構成される。
スタジアムゾーン
ファーム公式戦の開催を想定した野球場を整備。観客席やチケット売場、飲食・物販店なども計画されている。
クラブハウスゾーン
球団のロッカーやトレーニングルーム、事務機能などを備える。カフェなど一般利用を想定した施設も含まれる。
トレーニングゾーン
選手が使用する練習グラウンドや屋内練習場を整備する。一般来場者による練習見学も想定されている。
緑の広場・交流ゾーン
芝生広場や子ども向け遊具などを整備し、試合のない日も地域住民が訪れられる空間を目指す。
このほか、防災拠点としての機能も計画されている。
君津への移転はロッテの育成環境をどう変える?今回の計画で注目すべきなのは、野球場だけでなく、選手の育成環境全体を見直す構想になっていることだ。
ロッテ浦和球場は武蔵浦和駅から徒歩圏内という利便性がある一方、観客席や駐車場などに制約がある。
CO-FIELD KIMITSUでは、試合を観戦する場所と選手が練習する場所を一体的に整備し、地域の人々がスポーツに触れる機会を増やすことを目指している。
君津市側にとっても、プロ野球球団の施設を地域振興や子どものスポーツ教育、交流人口の拡大につなげられる利点がある。
実際に君津市と球団は、基本協定締結後、地域連携事業にも取り組んでいる。2026年7月31日には、市内小学校教員を対象としたベースボール型授業の指導者講習会も開催された。
つまり、CO-FIELD KIMITSUは球団の移転だけでなく、地域とスポーツの関係を長期的に構築する事業でもある。
【プロの結論】ロッテ2軍は順位だけでなく育成環境の変化を見るべき2026年のロッテは東地区3位。優勝には届かなかったものの、個人記録を見ると石川慎吾の打率.371、櫻井ユウヤの102試合出場、唐川侑己の7勝など、選手ごとに異なる成果が確認できる。
ファームの価値は、順位だけでは測れない。
特に重要なのは、次の3つの視点だ。
1. 個人の成長:打率や本塁打だけでなく、出場機会や守備、投球回、奪三振などを継続して見る。
2. 1軍との連動:ファームでの経験が1軍での出場や戦力強化につながっているかを確認する。
3. 育成環境の改善:君津移転によって練習施設、地域との交流、観戦環境がどのように変わるかを追う。
今後のロッテ2軍を評価するうえでは、2026年の順位を出発点にして、2030年を目指す新拠点の整備状況まで追うことが重要だ。
【ロッテ2軍】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のロッテ2軍は何位でしたか?
2026年のファーム・リーグ東地区で3位でした。114試合で51勝56敗7分、勝率.477です。日本ハムが1位、楽天が2位でした。
Q2:ロッテ浦和球場での試合は無料で観戦できますか?
球団公式案内ではファーム公式戦の入場は無料です。ただし、観覧席は少数で、2026年から適用されている観戦ルールもあります。座席は自由席で、鳴り物による応援は禁止されています。
Q3:ロッテのファームはいつ君津に移転しますか?
君津市と千葉ロッテが進めるCO-FIELD KIMITSUは、2030年1月末の完成を目標としています。新球場や練習施設、クラブハウス、地域住民向けの交流施設などが計画されています。
Q4:ロッテ2軍の試合はどこで見られますか?
対象試合によって、イージースポーツ、DAZN、Rakuten パ・リーグ Special、CATV296などで放映・配信されます。試合ごとに異なるため、球団公式の放映スケジュールで確認してください。
2026年の千葉ロッテマリーンズのファームは、東地区3位で公式戦を終了した。51勝56敗7分という結果の一方、個人成績では打撃・投手の両面で注目すべき数字が残っている。
現地観戦なら武蔵浦和駅から徒歩約10分のロッテ浦和球場、試合を映像で楽しむなら球団公式の放映スケジュールが基本となる。
そして、今後の最大の注目材料は君津市のCO-FIELD KIMITSUだ。
2026年は浦和を拠点とするファームの現状を把握する年であり、2030年は新しい育成・交流拠点への転換を目指す節目となる。
ロッテ2軍を継続的に応援するなら、順位表や選手成績だけでなく、選手の1軍昇格、育成環境の変化、君津移転の進捗を合わせて追いかけたい。
※本記事の成績は2026年シーズンの公式記録、施設情報は2026年に公表された基本計画に基づく。施設の完成時期や整備内容は今後変更される可能性がある。