2026年現在、アンドレス・イニエスタの日本での引退試合を振り返るうえで欠かせないのが、2024年12月15日に味の素スタジアムで開催された「EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」です。FCバルセロナとレアル・マドリードの歴代OBが集結し、シャビ・エルナンデス、リバウド、イケル・カシージャス、ロベルト・カルロスら世界的な名選手が出場しました。
試合はFCバルセロナ・レジェンズが2-1で勝利。イニエスタは盟友シャビとの共演を果たしただけでなく、終了間際には決勝点につながるクロスを供給しています。この記事では、発表された両チームの出場予定メンバー、実際のスタメン、注目選手の関係、試合結果、開催の背景までを整理します。
【完全一覧】イニエスタ引退試合の出場メンバーは誰?両チームの顔ぶれ

2024年12月14日の前日記者会見で、両チームの出場予定全メンバーが発表されました。
FCバルセロナ・レジェンズにはイニエスタやシャビ、リバウドらが名を連ね、レアル・マドリード・レジェンズにはカシージャス、ロベルト・カルロス、カンナヴァーロらが集結しました。
発表された選手は、バルセロナ側が17人、レアル側が19人です。
FCバルセロナ・レジェンズのメンバー| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| GK | ジーザス・アンゴイ |
| GK | フランシスコ・グズマン |
| DF | フレデリック・デウ |
| DF | ラファエル・マルケス |
| DF | フェルナンド・ナバーロ |
| DF | ジョルディ・フェロン |
| DF | マルク・バリエンテ |
| MF | シャビ・エルナンデス |
| MF | ロベルト・ガヨソ |
| MF | アンドレス・イニエスタ |
| MF | リュドヴィク・ジュリ |
| MF | リバウド |
| MF | ロジェール・ガルシア |
| MF | セルジ・バルフアン |
| MF | ガイスカ・メンディエタ |
| MF | マヌエル・アグド |
| FW | ハビエル・サビオラ |
特に注目されたのは、イニエスタとシャビの再共演です。
バルセロナの黄金時代を支えた2人が同じユニフォームを着て再びピッチに立つことは、この試合の大きな見どころでした。
加えて、元ブラジル代表のリバウド、メキシコ代表の主力として活躍したラファエル・マルケス、アルゼンチン代表のハビエル・サビオラなど、異なる時代のバルセロナを彩った選手たちも集まりました。
レアル・マドリード・レジェンズのメンバー| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| GK | イケル・カシージャス |
| GK | フランシスコ・ブヨ |
| GK | ペドロ・コントレラス |
| DF | ロベルト・カルロス |
| DF | ファビオ・カンナヴァーロ |
| DF | イバン・カンポ |
| DF | アガス |
| DF | ラウール・ブラボ |
| DF | フェルナンド・サンス |
| MF | ルイス・ミジャ |
| MF | マルコス・テバー |
| MF | スティーヴ・マクマナマン |
| MF | ジュリオ・バチスタ |
| MF | ホセ・アマビスカ |
| MF | クリスティアン・カランブー |
| FW | エドウィン・コンゴ |
| FW | サヴィオ |
| FW | ペドロ・ムニティス |
| FW | ハビエル・バルボア |
レアル側で最も注目を集めた選手の一人が、GKイケル・カシージャスです。
スペイン代表とレアル・マドリードの両方で輝かしい実績を残した守護神であり、イニエスタとはスペイン代表のチームメートとしても長年共闘しました。
また、ブラジル代表のロベルト・カルロス、イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ、イングランドの名門リバプールでもプレーしたスティーヴ・マクマナマンなど、国際的な実績を持つ選手がそろいました。
【スタメン確定】イニエスタ引退試合の先発メンバーを紹介
発表された出場予定メンバーと、実際に試合開始時にピッチに立った11人は区別して見る必要があります。
2024年12月15日の試合で先発した選手は次のとおりです。
FCバルセロナ・レジェンズのスタメン| ポジション | 先発選手 |
|---|---|
| GK | ヘスス・アンゴイ |
| DF | フェルナンド・ナバーロ |
| DF | フレデリック・デウ |
| DF | ラファエル・マルケス |
| DF | セルジ・バルフアン |
| MF | ガイスカ・メンディエタ |
| MF | シャビ・エルナンデス |
| MF | アンドレス・イニエスタ |
| FW | リュドヴィク・ジュリ |
| FW | ハビエル・サビオラ |
| FW | リバウド |
バルセロナ側は、イニエスタとシャビを中心に、ジュリ、サビオラ、リバウドという攻撃陣が並ぶ豪華な布陣でした。
中盤ではイニエスタとシャビの連係が注目され、実際に試合序盤から2人のコンビネーションが観客を沸かせています。
また、サビオラは前半31分に先制ゴールを記録。ジュリのクロスをゴール前で合わせ、チームにリードをもたらしました。
レアル・マドリード・レジェンズのスタメン| ポジション | 先発選手 |
|---|---|
| GK | イケル・カシージャス |
| DF | クリスティアン・カランブー |
| DF | フェルナンド・サンス |
| DF | ファビオ・カンナヴァーロ |
| DF | ラウール・ブラボ |
| MF | ルイス・ミジャ |
| MF | イバン・カンポ |
| MF | ロベルト・カルロス |
| MF | スティーヴ・マクマナマン |
| MF | サヴィオ |
| FW | ジュリオ・バチスタ |
レアル側はカシージャスがゴールを守り、ロベルト・カルロスやカンナヴァーロらが先発しました。
特にカシージャスは、前半15分にサビオラとの1対1を阻止するなど、往年の実力を感じさせるプレーを披露しました。
一方、ロベルト・カルロスは前半14分に交代しています。出場メンバーに名前があることと、試合を通じて長時間プレーしたことは同じではありません。
【人物相関】シャビ、リバウド、カシージャスら注目選手の関係
今回の試合をより深く理解するには、単に有名選手の名前を並べるだけでなく、それぞれがイニエスタや両クラブとどのような関係を持っていたかを見ることが重要です。
| 選手 | 主な所属・実績 | 今回の試合での位置づけ |
|---|---|---|
| アンドレス・イニエスタ | バルセロナ、ヴィッセル神戸、スペイン代表 | 引退試合の主役。バルセロナ側の先発 |
| シャビ・エルナンデス | バルセロナ、スペイン代表 | イニエスタの盟友。中盤で再共演 |
| リバウド | バルセロナ、ブラジル代表 | バルセロナの黄金期を象徴する攻撃的選手 |
| ラファエル・マルケス | バルセロナ、メキシコ代表 | バルセロナ側の先発DF |
| ハビエル・サビオラ | バルセロナ、アルゼンチン代表 | バルセロナ側の先制ゴールを記録 |
| イケル・カシージャス | レアル・マドリード、スペイン代表 | レアル側の先発GK |
| ロベルト・カルロス | レアル・マドリード、ブラジル代表 | レアル側の先発DF |
| ファビオ・カンナヴァーロ | レアル・マドリード、イタリア代表 | レアル側の先発DF |
シャビとイニエスタは、バルセロナとスペイン代表で長年にわたって中盤を支えた盟友です。
両者の持ち味は、ボールを失わない技術、状況判断、パスによる試合のコントロールでした。
バルセロナのポゼッションサッカーを象徴する存在であり、スペイン代表がEURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012と主要大会で結果を残した時代にも重要な役割を果たしています。
引退試合での再共演は、単なる懐かしい顔合わせではありません。世界のサッカーに大きな影響を与えた中盤の連係を、もう一度日本の観客の前で見せる機会になりました。
リバウド:バルセロナの歴史を彩ったブラジルの名手リバウドはブラジル代表の中心選手として活躍し、バルセロナでも卓越した技術と得点力を発揮した選手です。
今回の試合ではイニエスタと同じバルセロナ側の先発メンバーに入りました。
異なる時代にクラブを支えた名手が同じチームに集結したことは、レジェンズマッチならではの魅力でした。
カシージャスとカンナヴァーロ:レアルを代表する守備の名手カシージャスはレアル・マドリードの守護神として知られ、スペイン代表でも数々のタイトルを経験しました。
カンナヴァーロはイタリア代表のキャプテンとして2006年ワールドカップ優勝に貢献し、同年にはバロンドールを受賞しています。
試合後、カンナヴァーロはイニエスタについて、そのキャリアとサッカー界への貢献を高く評価しました。
クラブのライバル関係を超えた選手同士の敬意も、このイベントを象徴する要素でした。
【開催経緯】なぜイニエスタの引退試合は日本で行われたのか
イニエスタは2024年10月8日、現役引退を発表しました。
バルセロナの育成組織ラ・マシアで成長し、トップチームでは長年にわたって中心選手として活躍。スペイン代表としても2010年ワールドカップ優勝を経験した世界的なミッドフィールダーです。
2018年夏にバルセロナを離れ、ヴィッセル神戸に加入。日本では約5年間プレーし、クラブ史上初の天皇杯優勝にも貢献しました。
その後、UAEのエミレーツ・クラブを経て、現役引退を発表しています。
日本が最後の舞台に選ばれた理由2024年11月12日、主催者の株式会社SPORTS&LIFEは、日本で初めてとなるエル・クラシコのレジェンズマッチ開催を発表しました。
大会の正式名称は「アミューズ EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」です。
主催者の発表によると、イニエスタは日本での生活を通じて日本を第二の故郷と考え、サッカー人生の最後をこの地で締めくくることを選びました。
また、約7年ぶりにバルセロナのユニフォームを着用する機会にもなりました。
開催までの流れを整理すると、次のようになります。
| 日付 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 2024年10月8日 | 現役引退発表 | イニエスタが現役引退を公表 |
| 2024年11月12日 | 大会開催発表 | 日本初のエル・クラシコOB戦開催を発表 |
| 2024年12月12日 | 前日会見の案内 | 最終的な来日メンバー発表の予定を公表 |
| 2024年12月14日 | 出場予定選手発表 | 両チームの全メンバーを発表 |
| 2024年12月15日 | 引退試合開催 | 味の素スタジアムで14時キックオフ |
なお、初期の開催発表では、バルセロナ側のマスチェラーノやボージャン・クルキッチ、レアル側のルイス・フィーゴなども出場予定の主な選手として紹介されていました。
しかし、12月14日に公表された最終的な出場予定メンバーには、これらの選手の名前は掲載されていません。
このため、開催発表時の参加予定選手と、直前に公表された最終メンバーを混同しないことが大切です。
【試合結果】バルセロナが2-1で勝利!イニエスタのラストプレー
2024年12月15日に行われた試合は、FCバルセロナ・レジェンズが2-1でレアル・マドリード・レジェンズを下しました。
来場者は4万5,725人。味の素スタジアムには多くのサッカーファンが集まりました。
得点経過| 時間 | 得点選手・内容 | スコア |
|---|---|---|
| 前半31分 | ハビエル・サビオラ(バルセロナ) | 1-0 |
| 後半33分・78分 | エドウィン・コンゴの獲得したPKをハビエル・バルボアが成功(レアル) | 1-1 |
| 後半追加時間90分+4分 | オウンゴール(バルセロナ) | 2-1 |
最初に試合を動かしたのは、バルセロナのサビオラでした。
前半31分、リュドヴィク・ジュリのクロスに反応し、ゴール前からシュートを決めて先制します。
後半はレアル側も反撃。エドウィン・コンゴが攻撃の起点となり、PKを獲得しました。これをハビエル・バルボアが決めて同点に追いつきます。
そして迎えた後半アディショナルタイム。
バルセロナは最後まで攻撃を続け、イニエスタが左サイドからゴール前へクロスを供給します。このボールが相手守備陣のクリアを難しくし、最終的にオウンゴールを誘発しました。
これが決勝点となり、試合は2-1で終了しました。
イニエスタ自身が決勝ゴールを決めたのか?ここは誤解されやすいポイントです。
イニエスタが記録したのは決勝ゴールそのものではなく、決勝点につながったクロスです。
公式の試合結果上、最後の得点はオウンゴールとして記録されています。
ただし、決定的な場面を生み出したのがイニエスタのプレーだったことは、試合の大きな見どころでした。
現役最後の試合で、最後まで試合の流れを変える技術を見せたことは、彼らしい締めくくりになりました。
【プロの結論】引退試合メンバーから見えるイニエスタのキャリアと功績
今回の試合を単なるOB戦として捉えると、その意味を十分に理解できません。
イニエスタのキャリアを振り返ると、バルセロナ、スペイン代表、ヴィッセル神戸という3つの舞台で、異なるサッカー文化をつなぐ役割を果たしてきたことが分かります。
バルセロナで築いた圧倒的な実績サッカーキングの引退発表時の経歴紹介によると、イニエスタはバルセロナのトップチームで公式戦674試合に出場し、57ゴール135アシストを記録しました。
在籍中に獲得したタイトルは35個に及びます。
シャビとの中盤の連係は、クラブの黄金期を象徴するプレースタイルの一つでした。
ヴィッセル神戸で日本サッカーに残した功績イニエスタは2018年からヴィッセル神戸でプレーし、2019年にはキャプテンとして天皇杯優勝に貢献しました。
神戸での公式戦出場は134試合、26ゴール25アシストです。
海外のスター選手として来日しただけでなく、日本のクラブに国内主要タイトルをもたらしたことも重要な実績です。
スペイン代表としての歴史的な活躍スペイン代表では国際Aマッチ126試合に出場。
特に2010年南アフリカワールドカップ決勝のオランダ戦で決めた延長戦のゴールは、スペイン代表史に残る名場面です。
EURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012という主要大会3連覇の時代を支えた選手でもあります。
引退試合で示されたもの今回のイベントでは、イニエスタだけでなく、シャビ、リバウド、カシージャス、ロベルト・カルロスなど、かつて世界最高峰の舞台で競い合った選手たちが一堂に会しました。
試合後のセレモニーでイニエスタは、日本のファンへの感謝を伝えました。
「私にとってサッカーは情熱です」
その言葉には、選手としてのキャリアを終えても、サッカーとの関係は続いていくという思いが込められていました。
実際、引退後の進路についても指導者ライセンスの取得を考えていると説明しています。
プロの視点から見ると、この引退試合の最大の価値は、勝敗以上に、イニエスタが築いてきた人間関係とサッカーの歴史を日本で再確認できたことにあります。
メンバーを調べる際には、次の3点を基準にすると情報を正確に整理できます。
1. 出場予定メンバーとスタメンを分ける: 最終発表された全選手が先発したわけではありません。
2. 初期発表と最終発表を区別する: フィーゴ、マスチェラーノ、ボージャンなどは初期の参加予定情報と最終名簿を照合する必要があります。
3. 得点者とアシストに関係した選手を混同しない: 決勝点はオウンゴールで、イニエスタはその得点につながるクロスを供給しました。
【よくある質問】イニエスタ引退試合メンバーに関するFAQ
Q1:イニエスタの引退試合はいつ、どこで開催されましたか?
A1:2024年12月15日、東京都調布市の味の素スタジアムで開催されました。大会名は「EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」で、バルセロナとレアル・マドリードのOB選手による対戦でした。
Q2:イニエスタ引退試合のスタメンには誰がいましたか?
A2:バルセロナ側はイニエスタ、シャビ、リバウド、ラファエル・マルケス、サビオラらが先発しました。レアル側はカシージャス、ロベルト・カルロス、カンナヴァーロ、カランブー、バチスタらが先発しています。
Q3:イニエスタ引退試合にルイス・フィーゴやマスチェラーノは出場しましたか?
A3:2024年11月の初期開催発表では、フィーゴやマスチェラーノも主な出場予定選手として紹介されていました。しかし、12月14日に公表された最終的な出場予定メンバーには名前が掲載されていません。
Q4:イニエスタ引退試合の結果は何対何でしたか?
A4:FCバルセロナ・レジェンズがレアル・マドリード・レジェンズに2-1で勝利しました。サビオラが先制し、レアル側はバルボアのPKで同点に。その後、イニエスタのクロスからオウンゴールが生まれ、バルセロナが勝ち越しました。
Q5:イニエスタとシャビは引退試合で共演しましたか?
A5:はい。2人ともバルセロナ・レジェンズの先発メンバーとして出場しました。バルセロナとスペイン代表で長年共闘した盟友同士の再共演は、この試合の大きな見どころでした。
2024年12月15日の「EL CLÁSICO in TOKYO」は、アンドレス・イニエスタの日本での引退試合として開催されました。
バルセロナ・レジェンズにはイニエスタ、シャビ、リバウド、ラファエル・マルケスらが参加。レアル・マドリード・レジェンズにはカシージャス、ロベルト・カルロス、カンナヴァーロらが名を連ねました。
試合はサビオラの先制点、バルボアのPK、そしてイニエスタのクロスから生まれたオウンゴールによって、バルセロナが2-1で勝利しています。
この試合を振り返る際に押さえておきたいのは、発表された出場予定メンバー、実際のスタメン、試合中の交代選手をそれぞれ区別することです。
イニエスタにとって日本は、選手生活の大切な時間を過ごした場所でした。世界的な名選手たちが集まったこの一戦は、日本のファンへの感謝と、長いサッカー人生の節目を刻む特別なイベントとして記憶されています。
主な事実確認資料
- 主催者・株式会社SPORTS&LIFEの開催発表および大会概要。
- 2024年12月14日付サッカーキングの最終出場予定メンバー一覧。
- 2024年12月15日付サッカーキングの試合結果・スタメン・得点経過。
- イニエスタの引退セレモニーと本人コメント。
- 引退発表時の選手経歴・通算成績。