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【寺嶋和史の読み方と2026年現在のプロフィール】現在の名前は六代目尾上菊之助

神崎 伊都 神崎 伊都 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

寺嶋和史の読み方は、「てらじま かずふみ」です。歌舞伎俳優としての現在の芸名は、六代目尾上菊之助(おのえ きくのすけ)。寺嶋和史という名前は、幼少期の初お目見得で使用した本名です。

日本俳優協会の「歌舞伎俳優名鑑・現在の俳優篇」でも、六代目尾上菊之助として掲載されています。したがって、2026年現在、寺嶋和史を調べる際には六代目尾上菊之助の名前で公演情報を確認するのが確実です。

2026年11月4日時点のプロフィール

項目 内容
本名 寺嶋和史
本名の読み方 てらじま かずふみ
現在の芸名 六代目尾上菊之助
芸名の読み方 おのえ きくのすけ
生年月日 2013年11月28日
年齢 12歳
出身 東京都生まれ
屋号 音羽屋
父 八代目尾上菊五郎
父方の祖父 七代目尾上菊五郎
母方の祖父 二代目中村吉右衛門
初お目見得 2016年5月
初舞台 2019年5月
六代目尾上菊之助襲名 2025年5月

出典:歌舞伎俳優名鑑、銀座三越の襲名展公式紹介、歌舞伎美人の公演資料。

注目したいのは、寺嶋和史という本名から、尾上丑之助、尾上菊之助へと名前が変わってきた点です。歌舞伎では、芸名は単なる呼び名ではありません。歴代の俳優が積み重ねてきた芸や役柄、家の伝統を引き継ぐ意味を持っています。

【経歴・年表】2016年の初お目見得から2025年の襲名まで

寺嶋和史

寺嶋和史の歌舞伎人生は、2016年5月の歌舞伎座から始まりました。当時はまだ2歳5カ月。父の尾上菊之助とともに舞台に登場し、観客の前に初めて姿を見せています。

ただし、2016年の初お目見得と2019年の初舞台は、歌舞伎の経歴を整理するうえで区別が必要です。初お目見得は舞台で観客に披露される最初の機会であり、2019年には七代目尾上丑之助という名跡を名乗って正式に初舞台を踏みました。

寺嶋和史から六代目尾上菊之助までの歩み
時期 出来事・演目 経歴上の意味 2013年11月28日 東京都で誕生 八代目尾上菊五郎の長男として生まれる。 2016年5月 『勢獅子音羽花籠』 寺嶋和史の名で歌舞伎座に初お目見得。 2018年3月 『梅雨小袖昔八丈』 紙屋丁稚長松を演じ、舞台経験を積む。 2019年5月 『絵本牛若丸』 源牛若丸を演じ、七代目尾上丑之助を襲名して初舞台。 2023年 『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』など 我斗風鬼写・ガネーシャなどの役を経験。 2024年 『菅原伝授手習鑑』『伽羅先代萩』 小太郎、千松などの役を務める。 2025年5・6月 歌舞伎座で襲名披露 六代目尾上菊之助を襲名。 2026年6月 六月博多座大歌舞伎 父とともに襲名披露興行の大劇場公演を締めくくる。

出典となる日本俳優協会のプロフィールには、2018年3月の『梅雨小袖昔八丈』で紙屋丁稚長松、2019年1月の『姫路城音菊礎石』で平吉実は桃井国松、2020年10月の『新皿屋舗月雨暈』で酒屋丁稚与吉を演じた記録も掲載されています。これらの舞台経験を通じ、幼少期から演技の幅を広げてきました。

また、2018年、2019年、2020年の各公演に関連して国立劇場特別賞を受賞しています。幼い時期から複数の役柄を経験し、舞台で実績を積んできたことが分かります。

2019年の初舞台については、2019年2月27日に行われた記者発表も重要な記録です。当時5歳だった和史は、七代目尾上丑之助を襲名することを発表しました。父や祖父と並んで会見に出席し、初舞台への意気込みを語ったことが報道されています。

父の尾上菊之助も1984年2月、歌舞伎座の『絵本牛若丸』で尾上丑之助を名乗って初舞台を踏んでいます。親子二代が同じ演目で牛若丸を演じたことは、音羽屋の歴史を考えるうえでも象徴的な出来事です。

【家系図を解説】七代目尾上菊五郎と二代目中村吉右衛門の孫

寺嶋和史の家系図が注目される理由は、父方と母方の両方に歌舞伎界を代表する名優がいることです。

父方には音羽屋の尾上菊五郎家、母方には二代目中村吉右衛門につながる家系があります。つまり、音羽屋と播磨屋という歌舞伎の歴史に深く関わる二つの系譜を背景に持っています。

寺嶋和史の家系図



父方の祖父

七代目尾上菊五郎


歌舞伎俳優・音羽屋





父
八代目尾上菊五郎
旧・五代目尾上菊之助





六代目尾上菊之助


本名:寺嶋和史
本人


母方の祖父

二代目中村吉右衛門


歌舞伎俳優・播磨屋

父は、2025年5月に八代目尾上菊五郎を襲名した俳優です。それ以前は五代目尾上菊之助として活動していました。父方の祖父は七代目尾上菊五郎で、音羽屋を代表する俳優として長く歌舞伎界を牽引してきました。

一方、母方の祖父は二代目中村吉右衛門です。母は吉右衛門の四女・瓔子さんと報じられており、和史にとって吉右衛門は母方の祖父にあたります。

この関係から、検索されることの多い「七代目尾上菊五郎の孫」「二代目中村吉右衛門の孫」という表現は、どちらも正しいものです。ただし、前者は父方、後者は母方という違いがあります。

二人の祖父から受け継ぐ芸の特徴

2025年の襲名発表時、菊之助自身は二人の祖父への尊敬を語っています。七代目尾上菊五郎については世話物のせりふ回し、二代目中村吉右衛門については時代物における心情表現を評価していました。

これは単に有名な家系に生まれたという話ではありません。異なる芸の持ち味を学ぶ機会があることが、今後の役柄の幅を広げる可能性につながっています。

特に、音羽屋の古典芸能を継承しながら、吉右衛門が得意とした時代物の表現にも関心を持っている点は、今後の成長を考えるうえで見逃せません。

【尾上菊之助の襲名経緯】なぜ2025年に丑之助から菊之助へ変わった?

2025年の襲名は、父と息子が同時に大きな名跡を受け継ぐという、音羽屋にとって重要な節目でした。

発表が行われたのは2024年6月7日。翌2025年5月と6月の歌舞伎座公演で、父の尾上菊之助が八代目尾上菊五郎を、息子の尾上丑之助が六代目尾上菊之助を襲名することが明らかになりました。

父・尾上菊之助が八代目尾上菊五郎を襲名した理由

襲名の背景には、七代目尾上菊五郎自身の考えがありました。

七代目は、52年間名乗ってきた菊五郎の名を、歌舞伎人生の最後まで大切にしたいという意向を示していました。一方、2年前に脊椎を痛めたことが、後継者への襲名を考えるきっかけになったと説明しています。

そこで父にあたる五代目尾上菊之助が八代目尾上菊五郎を襲名し、七代目はそのまま七代目として舞台を続ける形になりました。

つまり、七代目が名前を手放して引退するという単純な世代交代ではありません。七代目と八代目が並び立ち、それぞれの立場から菊五郎の名をつないでいく体制です。

和史が六代目尾上菊之助を選んだ理由

和史にとっても、2019年に襲名した尾上丑之助の名は大切なものでした。2025年の発表時には、もう少し丑之助として演じていたい気持ちもあったことが紹介されています。

それでも、祖父の思いを受け継ぎ、六代目尾上菊之助を襲名する決意を固めました。

本人は、父と祖父が名乗ってきた尾上菊之助の名跡を継ぐことになったと説明し、その名前に負けない役者を目指すという決意を示しています。

この襲名は、単に父の名前を継いだという話ではありません。父が菊之助から菊五郎へ進み、息子が新たに菊之助を名乗ることで、音羽屋の次の世代へ芸名がつながったのです。

襲名披露で演じた主な演目



『弁天娘女男白浪』

2025年5月の襲名披露で、稲瀬川勢揃いの場の弁天小僧菊之助を担当。父も同じ演目の別の場面で弁天小僧を演じました。


『菅原伝授手習鑑』車引

2025年6月、梅王丸を演じました。荒事の様式美が求められる役柄です。


『連獅子』

父と親獅子・仔獅子の精を演じ、親子二代の芸の継承を象徴する舞台となりました。


とりわけ『連獅子』は、親獅子が仔獅子を谷底へ落とし、這い上がってきた子を育てるという物語です。芸の継承や厳しい修業を象徴する演目であり、父子同時襲名の披露にふさわしい舞台でした。

【2026年最新】六代目尾上菊之助の現在と今後の舞台活動

2026年の六代目尾上菊之助は、襲名後の新しい名前で舞台経験を積み重ねています。特に注目されたのが、2026年6月2日から22日まで開催された博多座「六月博多座大歌舞伎」です。

この公演は、2025年5月の歌舞伎座から始まり、大阪松竹座、御園座、南座など各地で続いてきた襲名披露興行の大劇場公演を締めくくるものでした。

2026年6月の博多座で演じた役


『菅原伝授手習鑑』車引・梅王丸

2025年の歌舞伎座襲名披露で初役として挑んだ梅王丸を、翌2026年の博多座でも演じました。



『連獅子』仔獅子の精

八代目尾上菊五郎とともに出演。父子で襲名披露を締めくくる舞台となりました。

歌舞伎美人の公演情報では、2026年6月の博多座公演で菊之助が梅王丸と仔獅子の精を演じたことが確認できます。『連獅子』については、親子の姿を芸の継承に重ねた見どころも紹介されていました。

2026年12月には仙台で父子共演を予定

加えて、2026年9月16日にJR東日本が発表した情報によると、2026年12月18日には仙台電力ホールで、八代目尾上菊五郎と六代目尾上菊之助が出演する歌舞伎舞踊特別公演が予定されています。

演目には『連獅子』が含まれ、再び父子で舞台に立つ予定です。歌舞伎の初心者にも見どころを解説する「歌舞伎のみかた」も組み込まれています。

襲名披露の大劇場公演を終えた後も、父子での舞台活動が続いていることを示す新しい動きです。

【プロの結論】寺嶋和史を知るなら名前の変遷と舞台実績をセットで見る

寺嶋和史をめぐる情報を理解するうえで、最も大切なのは、本名・初お目見得時の名前・初舞台の名跡・現在の芸名を混同しないことです。

検索結果では、寺嶋和史、尾上丑之助、尾上菊之助という複数の名前が登場します。しかし、それぞれ別人を指しているわけではありません。同じ俳優が成長と襲名を経て名乗ってきた名前です。

もう一つ注目すべきなのは、家系の知名度だけでなく、実際にどのような役を経験しているかという点です。

2016年の初お目見得から、2019年の牛若丸、2023年以降の古典作品への出演、そして2025年の弁天小僧や梅王丸へと、舞台での役柄は変化してきました。2026年には博多座で襲名披露の締めくくりを務め、12月には父との『連獅子』も予定されています。

今後の成長を見極める際には、次の3点に注目するとよいでしょう。

- 古典歌舞伎の継承: 音羽屋に伝わる演目や役柄をどのように自分の芸にしていくか。
- 役柄の広がり: 牛若丸のような少年役から、梅王丸や弁天小僧のような異なる性格の役へ、どのように表現を深めるか。
- 父や祖父との違い: 名跡を受け継ぐだけでなく、六代目自身の個性をどのように確立するか。

歌舞伎の襲名は到達点ではなく、新しい芸の出発点です。六代目尾上菊之助にとって、2025年の襲名は音羽屋の伝統を受け継ぐ第一歩であり、2026年以降はその名にふさわしい実績を積み上げていく段階に入っています。

【寺嶋和史の現在・家系・経歴】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:寺嶋和史の読み方は?

A1:てらじま かずふみです。現在の芸名は六代目尾上菊之助(おのえ きくのすけ)です。

Q2:寺嶋和史は2026年現在、何という名前で活動していますか?

A2:六代目尾上菊之助として活動しています。2025年5月に歌舞伎座で襲名しました。

Q3:寺嶋和史の父親と祖父は誰ですか?

A3:父親は八代目尾上菊五郎です。父方の祖父は七代目尾上菊五郎、母方の祖父は二代目中村吉右衛門です。

Q4:寺嶋和史の初舞台はいつですか?

A4:2019年5月、歌舞伎座の『絵本牛若丸』です。源牛若丸を演じ、七代目尾上丑之助を襲名しました。2016年5月の『勢獅子音羽花籠』は初お目見得にあたります。

Q5:寺嶋和史は2026年現在何歳ですか?

A5:2013年11月28日生まれなので、2026年11月4日時点では12歳です。2026年11月28日に13歳になります。

Q6:六代目尾上菊之助の2026年の出演予定は?

A6:2026年6月には博多座「六月博多座大歌舞伎」に出演しました。また、12月18日には仙台電力ホールで、父の八代目尾上菊五郎と『連獅子』を演じる特別公演が予定されています。

寺嶋和史は「てらじま かずふみ」と読み、現在は六代目尾上菊之助として歌舞伎の舞台に立っています。

2016年の初お目見得、2019年の七代目尾上丑之助襲名と初舞台、2025年の六代目尾上菊之助襲名という歩みをたどると、幼少期から段階的に歌舞伎俳優として経験を積んできたことが分かります。

七代目尾上菊五郎と二代目中村吉右衛門という二人の祖父を持ち、父は八代目尾上菊五郎。音羽屋の伝統と二つの名優の芸を背景に、これからどのような俳優へ成長するのかが注目されます。

2026年は襲名披露興行の大劇場公演を博多座で締めくくり、12月には父との仙台公演も予定されています。今後は、受け継いだ六代目尾上菊之助という名跡に、自身ならではの芸をどう積み重ねていくかが最大の見どころです。

主な参考資料:日本俳優協会「歌舞伎俳優名鑑・現在の俳優篇」、松竹「歌舞伎美人」、オリコンニュース、日刊スポーツ、銀座三越襲名展公式資料、JR東日本2026年9月16日付プレスリリース。

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