2026年11月4日現在、レアル・ソシエダに所属する久保建英の怪我はどうなっているのか。2026年1月の左ハムストリング損傷に続き、6月のFIFAワールドカップ北中米大会でも左膝を負傷した久保は、2度の長期的なコンディション調整を経験した。しかし、10月には本人が膝の状態について「今はもう大丈夫です」と説明。10月18日のマラガ戦では1ゴール1アシストを記録し、11月1日のアスレティック・ビルバオ戦にも途中出場している。
注目したいのは、単に怪我から復帰したかどうかだけではない。1月のハムストリング損傷から4月の公式戦復帰までの83日間、夏の左膝負傷から8月のプレシーズン復帰までの経過、そして2026-27シーズンにおける出場機会の変化だ。最新の試合記録と本人の発言、レアル・ソシエダの公式発表を照らし合わせながら、現在の状態と今後の注目点を整理する。
【最新情報】久保建英の怪我は現在どうなった?11月の出場状況を確認
2026年11月4日時点で、久保建英は公式戦に復帰している。直近の出場は11月1日のラ・リーガ第11節、アスレティック・ビルバオとのバスクダービーだ。
この試合で久保は1点を追う後半30分から途中出場。主戦場である右サイドに入り、途中から中央にも位置を変えながら攻撃の打開を試みた。チームは1-2で敗れたものの、久保が実際にピッチに立っていることは、現在の状態を判断するうえで重要な材料になる。
10月19日、本人が左膝の回復を明言現在のコンディションを考えるうえで特に注目したいのが、10月18日のマラガ戦後に行われた本人へのインタビューだ。
久保はこの試合に先発出場し、前半3分に今季初ゴールを記録。さらに後半14分にはミケル・オヤルサバルの得点をアシストした。1ゴール1アシストという結果を残し、チームの5-2の勝利に貢献している。
試合後、日刊スポーツの一問一答で、W杯で負傷した左膝の影響について尋ねられた久保は、次のように答えた。
「今はもう大丈夫です」
この発言は、夏の負傷について本人が回復を実感していることを示す重要な情報だ。少なくとも10月19日の時点で、本人は左膝の状態に問題がないと説明していた。
直近3試合の出場状況- 10月18日・マラガ戦:先発出場。1ゴール1アシストを記録。
- 10月25日・レバンテ戦:ベンチ入りしたものの、出場機会なし。
- 11月1日・アスレティック・ビルバオ戦:後半30分から途中出場。
10月25日のレバンテ戦では最後まで出場せず、11月1日のビルバオ戦でも先発ではなかった。この起用状況だけを見て、怪我が再発したと判断するのは早い。現時点で、これらの試合に関して新たな負傷が発表された事実は確認できない。
つまり、現在の久保については、負傷による長期離脱が続いている状態ではなく、公式戦に出場しながら起用機会を争っている段階と捉えるのが適切だ。
【2026年1月】バルセロナ戦で左ハムストリングを損傷した経緯
2026年の久保建英にとって、最初の大きな試練となったのが1月18日のバルセロナ戦だった。
レアル・ソシエダはホームで首位バルセロナと対戦。久保は先発メンバーに名を連ね、攻撃の中心としてプレーしていた。
後半66分、スプリント中に左太もも裏を負傷アクシデントが発生したのは後半66分ごろ。カウンターの局面で全速力で前方へ走り出した際、久保は左太もも裏を押さえてピッチに倒れ込んだ。
その後、自力でプレーを続けることができず、担架に乗せられて交代。試合中の様子からも、軽い打撲などとは異なる深刻な負傷が疑われていた。
この試合では、久保が攻撃の起点となった流れからミケル・オヤルサバルが先制点を挙げ、レアル・ソシエダが2-1で勝利した。しかし、勝ち点3を獲得した一方で、チームにとって大きな痛手となった。
レアル・ソシエダが左ハムストリング損傷を公式発表1月19日、レアル・ソシエダはメディカルスタッフによる検査結果を公式サイトで公表した。
クラブが発表した内容は、左脚のハムストリングの筋肉に損傷が確認されたというものだった。加えて、今後の回復状況によって試合への出場可否を判断すると説明している。
「左脚のハムストリングの筋肉に損傷が確認された。回復状況によって出場可能かどうかが決まる」
この発表では、具体的な全治期間は明らかにされなかった。また、医療情報の公開については、久保本人の同意を得ているとの注釈も付けられていた。
試合後にはペッレグリーノ・マタラッツォ監督も、久保について重度の筋肉損傷を負ったと説明。欠場期間については分からないとの見解を示した。
当初の復帰予測より長引いた理由当時、スペインの地元メディアなどでは最低3週間程度、あるいは1カ月前後の離脱を見込む報道もあった。しかし、実際の復帰までには約3カ月を要している。
4月4日のレバンテ戦では、久保は約2カ月半ぶりにベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。
マタラッツォ監督は、試合の強度を考慮すると、その日に最初の出場時間を与えることが適切か確信できなかったと説明。医療スタッフとも相談し、さらに数日間の練習を続ける判断をした。
この対応は、単にベンチ入りできる状態になったことと、実際の公式戦で必要な強度を維持できることが別問題であることを示している。
【完全時系列】2026年の久保建英の怪我・治療・復帰記録
2026年の久保の負傷歴を整理すると、1月の左ハムストリング損傷と6月の左膝負傷という、異なる部位の怪我がシーズンを通じた出場状況に影響していたことが分かる。
それぞれの負傷と復帰の流れを、主要な出来事に分けて確認したい。
| 時期 | 出来事 | 状態・経過 |
|---|---|---|
| 2026年1月18日 | バルセロナ戦で負傷 | 左太もも裏を痛め、担架で退場。 |
| 1月19日 | クラブ公式発表 | 左ハムストリングの筋損傷を確認。全治は非公表。 |
| 4月4日 | レバンテ戦 | 約2カ月半ぶりにベンチ入り。出場は見送り。 |
| 4月11日 | アラベス戦 | 83日ぶりに公式戦復帰。途中出場でアシスト。 |
| 6月14日 | W杯オランダ戦 | 相手選手との接触で左膝を負傷。 |
| 6月15日 | MRI検査 | 左膝の負傷を確認。全治は非公表。 |
| 6月20日・25日 | W杯の第2・第3戦 | 治療とリハビリを優先し、いずれも欠場。 |
| 7月23日 | ソシエダの練習に合流 | ジムと個別のピッチトレーニングを開始。 |
| 8月8日 | プレシーズンマッチ | ケルン戦で今夏初出場。 |
| 8月15日 | チェルシー戦 | プレシーズンで先発復帰。 |
| 8月21日 | ベティス戦 | 2026-27シーズンのリーグ戦初出場。先発。 |
| 10月18日 | マラガ戦 | 1ゴール1アシスト。本人が膝の回復を明言。 |
| 11月1日 | ビルバオ戦 | 後半30分から途中出場。 |
この時系列で特に重要なのは、1月の負傷から4月の復帰までと、6月の負傷から8月のプレシーズン復帰までの期間を区別することだ。
前者は左ハムストリングの筋損傷による長期離脱であり、後者はW杯での接触による左膝の負傷だった。同じ2026年の怪我として一括りにすると、復帰時期や治療経過を誤って理解することになる。
【2026年夏】W杯オランダ戦で左膝を負傷、日本代表への影響は?
1月のハムストリング損傷から復帰した久保に、再びアクシデントが起きたのが6月のFIFAワールドカップ北中米大会だった。
6月14日(日本時間15日)、日本代表はグループリーグ初戦でオランダ代表と対戦。久保は先発出場したが、後半に相手DFデンゼル・ダンフリースと接触し、左膝を強打した。
当初は軽傷の可能性を示唆していた負傷直後の久保は、ピッチ上で状態を確かめた後、自ら交代を要求した。試合後には車椅子で移動する姿も確認され、負傷の程度が心配された。
一方、試合後に本人は取材に対し「問題ないと思う」と話していた。森保一監督も、本人が自力で歩いていたことに触れ、軽傷であることを願っていると説明していた。
しかし、翌15日に実施されたMRI検査では左膝の負傷が確認された。
チュニジア戦とスウェーデン戦を欠場6月18日、日本代表関係者はMRI検査で左膝の負傷が認められたことを説明。全治期間や詳しい診断名は公表されなかった。
久保は日本代表から離脱せず、宿舎で治療とリハビリを続けることになったが、6月20日のチュニジア戦への出場は見送られた。
加えて、6月25日のスウェーデン戦についても欠場が決定。チームに帯同せず、ベースキャンプ地に残って治療とリハビリに専念することになった。
W杯という大舞台で、攻撃の中心を担う選手を欠くことは日本代表にとっても大きな痛手だった。久保自身にとっても、1月の長期離脱から復帰した後に再び負傷するという厳しい展開になった。
7月からクラブで本格的なコンディション調整W杯終了後、久保は休暇を経て7月23日にレアル・ソシエダのプレシーズンへ合流した。
スペイン紙ムンド・デポルティーボの報道によると、左膝の負傷を考慮した個別の回復プランが組まれていた。合流初日はジムでのトレーニングを行い、その後、ピッチで個別メニューに取り組んだという。
その後も段階的な調整が続いた。8月7日のケルン戦ではベンチ入りしたものの出場せず、翌8日のケルンとの再戦で今夏初出場を果たした。
8月15日のチェルシー戦では先発に復帰。8月21日のベティス戦では新シーズンのリーグ戦初出場を果たし、58分までプレーした。
この流れを見ると、夏の左膝負傷については、7月の個別トレーニングから8月の実戦復帰へと段階を踏んで調整が進められたことが分かる。
【2026-27シーズン】久保建英の出場記録と復帰後の起用状況
怪我からの復帰後、久保がどのような立場で起用されているのかも要点だ。
2026-27シーズンは、開幕直後から毎試合先発する状況ではなかった。プレシーズンで復帰を果たした後も、途中出場やベンチ入りのみの試合があり、出場時間にはばらつきが見られる。
8月から9月は先発と途中出場が混在8月21日のベティス戦では先発出場したものの、58分に交代。その後のレアル・マドリード戦でも先発したが、74分に交代している。
8月29日のエスパニョール戦では途中出場。9月のセルタ戦では先発した一方、エルチェ戦ではベンチ入りのみとなり、アトレティコ・マドリード戦では途中出場だった。
9月以降も出場機会は安定せず、先発から外れる試合が続いた。これは膝の回復だけでなく、チーム内競争や監督の戦術的な判断も関係する問題だ。
10月18日のマラガ戦で1ゴール1アシスト流れが変わったのが10月18日のマラガ戦だった。
久保は公式戦7試合ぶりの先発出場を果たし、前半3分に右サイドから中央へ切り込んで左足で先制ゴールを決めた。さらに後半14分にはオヤルサバルの得点をアシスト。後半26分までプレーし、1ゴール1アシストという結果を残した。
この活躍は、怪我から復帰した後も攻撃面で決定的な仕事ができることを示した。久保自身も、出場した試合で結果を残すことにこだわりたいという姿勢を語っている。
11月1日時点の出場状況その後のレバンテ戦では出場機会がなく、ビルバオ戦では後半30分からの途中出場となった。
ゲキサカのシーズン日程集計では、2026-27シーズンのリーグ戦出場は7試合、1得点。ヨーロッパリーグでも3試合の出場が記録されている。
ただし、出場試合数と先発回数、実際のプレー時間は別の指標だ。現在の久保を評価する際には、単純な出場試合数だけでなく、どの試合で先発し、どの程度プレーし、得点やアシストに関与したのかを確認する必要がある。
久保の2026年の負傷歴から見えてくるのは、怪我の診断日と実際の公式戦復帰日には大きな隔たりが生じる場合があるということだ。
① 全治期間の予測と実際の復帰日は異なる1月の左ハムストリング損傷では、レアル・ソシエダが発表した時点で全治期間は明らかにされていなかった。
一部報道では数週間から1カ月程度という見通しもあったが、実際には4月11日まで公式戦復帰を待つことになった。
また、4月4日にはすでにベンチ入りできる状態だったにもかかわらず、監督と医療スタッフは試合の強度を考慮して出場を見送った。
ここから分かるのは、トレーニングへの参加、ベンチ入り、公式戦復帰、先発復帰という段階を分けて考える必要があることだ。
② ハムストリングと膝の負傷は別々に考える2026年の久保には、左太もも裏のハムストリング損傷と左膝の負傷という2つの異なる問題があった。
ハムストリングは太ももの裏側にある筋肉群で、走る、加速する、急停止するといった動作に深く関係する。特にウイングとしてスプリントや方向転換を繰り返す久保にとって、競技復帰には慎重なコンディション調整が求められる部位だ。
一方、6月の左膝負傷については、MRIで負傷が認められたことは報じられているものの、詳細な診断名や全治期間は公表されていない。
したがって、1月の筋損傷と6月の膝の負傷を同じ怪我の再発として扱うことはできない。
③ 出場機会の減少だけで怪我の再発と判断しない10月25日のレバンテ戦ではベンチ入りしながら出場せず、11月1日のビルバオ戦でも途中出場だった。
しかし、10月18日のマラガ戦で1ゴール1アシストを記録し、翌日のインタビューでは左膝について「今はもう大丈夫です」と話している。
そのため、先発落ちや途中出場という起用だけを根拠に、怪我が再発したと解釈するのは適切ではない。選手のコンディション、試合日程、戦術、チーム内の競争など複数の要素を分けて考えるべきだ。
今後チェックしたい3つの情報- クラブのメディカル情報:新たな負傷発表や回復状況についての公式情報。
- 出場時間の変化:途中出場から先発、さらにフル出場へと起用が変化するか。
- 本人と監督のコメント:膝や筋肉の状態、試合強度への対応、起用方針に関する説明。
特に重要なのは、公式発表と試合記録を組み合わせることだ。負傷の診断はクラブや代表の発表、実際の復帰は公式戦の出場記録、コンディションの自己評価は本人の発言から確認できる。
【FAQ】久保建英の怪我に関するよくある質問
Q1:久保建英は現在も怪我で離脱している?
A1:2026年11月4日時点で、久保は公式戦に復帰している。直近では11月1日のアスレティック・ビルバオ戦に後半30分から出場した。新たな長期離脱を示す公式発表は確認されていない。
Q2:2026年1月の怪我はどこの部位?
A2:左脚のハムストリング、つまり左太もも裏の筋肉だ。1月18日のバルセロナ戦で負傷し、翌19日にレアル・ソシエダが筋損傷を公式発表した。
Q3:1月の怪我からいつ復帰した?
A3:2026年4月11日のアラベス戦だ。1月18日のバルセロナ戦以来83日ぶりの公式戦復帰となり、途中出場で勝ち越しゴールをアシストした。
Q4:2026年夏のW杯ではどこを負傷した?
A4:6月14日のオランダ戦で左膝を負傷した。翌15日のMRI検査で負傷が確認され、チュニジア戦とスウェーデン戦を欠場した。
Q5:左膝の怪我は現在治っている?
A5:10月19日のインタビューで久保本人は「今はもう大丈夫です」と説明している。その後も公式戦に出場している。ただし、詳細な医学的診断や検査結果がすべて公表されているわけではない。
Q6:久保建英の2026-27シーズンの成績は?
A6:11月初旬時点の集計では、ラ・リーガ7試合出場1得点。ヨーロッパリーグでも3試合に出場している。10月18日のマラガ戦では1得点1アシストを記録した。
Q7:久保建英の次の試合はいつ?
A7:11月1日のビルバオ戦後、レアル・ソシエダは11月5日にヨーロッパリーグのリヨン戦、11月8日にラージョ・バジェカーノ戦を予定している。久保の先発・出場時間については、直前の招集メンバーや監督の判断を確認する必要がある。
2026年の久保建英は、1月の左ハムストリング損傷と6月の左膝負傷という2つの大きなアクシデントに見舞われた。
1月の負傷では、バルセロナ戦で担架退場となり、公式戦復帰まで83日を要した。4月11日のアラベス戦で復帰すると、途中出場からアシストを記録。夏のW杯ではオランダ戦で左膝を負傷したが、7月から個別トレーニングを開始し、8月にはプレシーズンマッチに戻っている。
そして10月18日のマラガ戦では1ゴール1アシストを記録。本人も左膝について回復を明言し、11月1日のビルバオ戦にも出場した。
現時点で注目すべきなのは、怪我による離脱期間が続いているかどうかではなく、出場時間を安定して増やせるかという点だ。先発復帰やプレー時間の増加、攻撃面での結果が継続すれば、レアル・ソシエダでの存在感をさらに高める可能性がある。
日本代表にとっても久保は重要な攻撃の担い手だ。2026年に経験した2度の負傷を経て、今後どこまでコンディションを高め、クラブと代表の両方で本来のパフォーマンスを発揮できるか。次の試合での起用と本人の発言が、引き続き大きな注目ポイントとなる。
2026年11月4日時点の結論は、久保建英は公式戦に復帰しており、直近の出場も確認されているということだ。
主な確認資料:
- レアル・ソシエダ公式メディカル発表(2026年1月19日)
- 日刊スポーツ(2026年1月20日、4月11日、6月18日、7月23日、10月19日、11月2日)
- 日本サッカー協会関係者によるW杯期間中の負傷状況説明
- ゲキサカの2026-27シーズン出場記録
- 2026年10月・11月のラ・リーガ試合報道