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【名前の由来】北海道銀行Lilers(リラーズ)の読み方とロゴに込められた意味

一条 隼人 一条 隼人 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

「Lilers」は、リラーズと読みます。

英語のように見えるチーム名ですが、実際にはフランス語の花の名前をもとに作られています。北海道銀行が2022年5月に愛称とロゴマークを制定した際、正式に発表しました。

Lilersはライラックに由来する造語

北海道銀行の公式説明によると、Lilersはフランス語でライラックを意味する「Lilas(リラ)」をもとにした造語です。

ライラックが選ばれた背景には、北海道銀行と札幌市とのつながりがあります。

- ライラックは北海道銀行の行花。
- ライラックは札幌市の市木としても親しまれている。
- チーム名に北海道や札幌をイメージできる要素を取り入れている。
- 地域の人々に親しまれ、応援されるチームを目指す思いが込められている。

ロゴマークにもライラックカラーが採用され、カーリングストーンをモチーフにしたマスコットキャラクターもデザインされています。

つまり、Lilersという名称は単なる英語風のニックネームではありません。北海道銀行のシンボルと札幌の地域性を組み合わせた、地域密着型のチームブランドです。

愛称が制定されたのは設立から約半年後

ここで押さえておきたいのが、チームの設立と愛称の制定は同じ日ではないという点です。

項目 日付・内容
チーム設立 2021年12月1日
チーム発足式 2021年12月13日
愛称制定 2022年5月
正式な愛称 北海道銀行Lilers
読み方 リラーズ
名前の由来 フランス語のLilas(リラ)
シンボルカラー ライラックカラー

この違いを理解しておけば、設立日と愛称の発表時期を混同することはありません。北海道銀行の公式「カーリング活動について」にも、両者は別々の出来事として掲載されています。

【設立経緯】北海道銀行カーリング部はなぜ誕生した?フォルティウスとの関係

北海道銀行カーリング

北海道銀行女子カーリング部の設立を理解するには、前身と誤解されやすい「北海道銀行フォルティウス」の歴史を知る必要があります。

両者には深いつながりがありますが、同じチームが名前を変えただけではありません。

北海道銀行とカーリングの関係は1980年に始まった

北海道銀行とカーリングの関係は、女子カーリング部が設立されるよりもずっと前から続いています。

北海道銀行の公式沿革によると、1980年に同行内に事務所を置く北海道カナダ協会にカーリング委員会が設置され、競技の普及活動が始まりました。

その後の主な歩みは次のとおりです。

- 2010年11月: 北海道銀行の創立60周年記念事業として、新しい女子カーリングチームへの支援を発表。
- 2012年9月: 札幌市内のカーリング場のネーミングライツを取得。
- 2015年7月: どうぎんカーリングクラシックの開催を開始。
- 2021年12月: 北海道銀行女子カーリング部を設立。
- 2022年5月: 北海道銀行Lilersの愛称とロゴマークを制定。

銀行による競技支援だけでなく、カーリングの普及や大会運営にも関わってきた歴史があります。

2021年にフォルティウスとのスポンサー契約が終了

大きな転換点となったのが、2021年10月11日の発表です。

北海道銀行と女子カーリングチーム「フォルティウス」は、同年11月30日をもってスポンサー契約を終了することで合意しました。

フォルティウスは2010年11月、小笠原歩選手、船山弓枝選手、吉田知那美選手の3人によって結成されたチームです。

北海道銀行の支援を受けた後、日本選手権で10年連続出場、優勝2回という実績を残しました。2014年にはソチ冬季オリンピックにも出場しています。

しかし、2021年の契約終了に伴い、両者はそれぞれ新しい体制で競技活動を続けることになりました。

フォルティウスと新チームの選手はどう分かれた?

2021年10月の共同発表では、当時のフォルティウスの選手6人のうち、4人がフォルティウスとして活動を継続し、2人が新設される北海道銀行女子カーリング部に移ることが発表されました。


2021年のチーム再編


旧・北海道銀行フォルティウス

スポンサー契約終了:2021年11月30日
6選手から2つの活動体制へ




フォルティウス

- 船山弓枝
- 近江谷杏菜
- 小野寺佳歩
- 吉村紗也香

4人が活動を継続




北海道銀行女子カーリング部

- 伊藤彩未
- 田畑百葉

2人が新チームに所属



2021年10月11日の北海道銀行・フォルティウス共同発表に基づく整理です。

北海道銀行は新チームを設立時点では選手2人でスタートさせ、速やかにメンバーを補充して強化する方針を示していました。

その後、2021年12月13日の公式発表で、仁平美来選手と中島未琴選手が加わり、4人体制になったことが明らかになっています。

つまり、フォルティウスの4人がそのまま新チームに移籍したわけではありません。両チームはそれぞれ独立した競技活動を始めたのです。

【チームプロフィール】北海道銀行女子カーリング部の現在の選手・コーチ一覧

2026年11月現在、北海道銀行の公式選手紹介に掲載されている選手は4人です。

チームは選手4人と岩井真幸コーチを中心に活動しています。

現在の選手プロフィール



田畑百葉(たばた・ももは)

選手
- 生年月:2002年8月
- 出身地:北海道滝川市


仁平美来(にひら・みく)

選手
- 生年月:2002年8月
- 出身地:北海道札幌市


中島未琴(なかじま・みこと)

選手
- 生年月:2003年7月
- 出身地:北海道北広島市


山本冴(やまもと・さえ)

選手
- 生年月:2001年5月
- 出身地:長野県佐久市


岩井真幸(いわい・まさき)

コーチ
- 生年月:1985年7月
- 出身地:兵庫県宝塚市


選手とコーチの関係を一覧で整理

チームの構成を確認するときは、選手と指導者を分けて見ると理解しやすくなります。

区分 氏名 生年月 出身地 選手 田畑百葉 2002年8月 北海道滝川市 選手 仁平美来 2002年8月 北海道札幌市 選手 中島未琴 2003年7月 北海道北広島市 選手 山本冴 2001年5月 長野県佐久市 コーチ 岩井真幸 1985年7月 兵庫県宝塚市

※生年月と出身地は北海道銀行の公式プロフィールに基づきます。選手のポジションや担当ショットについては、公式プロフィールの掲載内容と区別して確認する必要があります。

岩井真幸コーチの加入も大きな転換点

2025年6月から、北海道銀行Lilersは岩井真幸コーチを迎えた4選手体制で再出発しました。

北海道銀行が2025年12月に公表したシーズン総括では、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックへの出場がかなわなかったことを踏まえ、2030年フランスアルプス冬季オリンピックを見据えた強化に取り組んでいると説明しています。

チームの現在を理解するうえでは、単純な選手の入れ替わりだけでなく、指導体制を整え、次のオリンピックを目指す長期的な強化方針にも注目したいところです。

【チームの特徴】北海道銀行Lilersが目指すパワフルなカーリングとは?

北海道銀行Lilersの特徴として、公式に掲げているのが「パワフルなカーリング」です。

単に勝利を目指すだけでなく、力強いプレーを通じて札幌から世界へ元気を届けるというチームビジョンを持っています。

公式チームビジョンは「札幌から世界へ」

北海道銀行が掲げるチームビジョンは次のとおりです。

常に全力で挑戦し、パワフルなカーリングで札幌から世界に元気を届ける

また、2026~2027年シーズンのスローガンは「ともに挑む。ともに勝つ。」です。

この言葉には、個々の選手の能力だけでなく、仲間同士が支え合い、それぞれの強みを生かして勝利を目指す姿勢が表れています。

基礎練習を重視する競技スタイル

2026年4月に公開されたシーズンに向けた練習報告では、チームがショットの精度向上に取り組んでいる様子が紹介されています。

具体的には、次のような練習です。

- ストーンにレーザーポイントを当てて直進性を確認する。
- ストーンの初動を近い位置から確認する。
- 実際の投球距離でラインを確認する。
- 長いシーズンや連戦で崩れたフォームを修正する。
- 基礎練習を繰り返し、実戦での精度につなげる。

特に興味深いのは、レーザーポイントを使った練習です。

カーリングはストーンを目標地点に近づける競技ですが、投球時のわずかな方向のずれや力加減が結果を左右します。高度な戦術を実行するためにも、基本動作の再現性が欠かせません。

北海道銀行Lilersの強化方針は、華やかな大会成績だけでなく、こうした基礎技術の積み重ねにも表れています。

北海道とのつながりを大切にしたチーム運営

もう一つの特徴は、地域との結びつきです。

選手の出身地を見ると、田畑選手、仁平選手、中島選手は北海道出身です。山本選手は長野県出身ですが、チーム全体として北海道を拠点に活動しています。

北海道銀行はカーリングを通じた地域活性化にも取り組んでおり、チーム活動と地域スポーツの普及を結びつけています。

また、ライラックをモチーフにした愛称やユニフォームは、チームと地域の関係を視覚的にも表現しています。

競技力の向上と地域への発信を両立させようとしている点が、北海道銀行Lilersの個性です。

【2026年最新】北海道銀行カーリング部の成績・評判を検証

2026年11月現在の北海道銀行Lilersは、国内大会で安定して上位に入りながら、海外の強豪チームとの対戦を続けています。

一方、海外大会では予選敗退もあり、世界トップクラスの優勝争いに定着するための課題も残っています。

日本カーリング選手権では3年連続準優勝

北海道銀行女子カーリング部の公式戦績を振り返ると、着実に成績を伸ばしてきたことが分かります。

年・大会 成績
2022年・第39回日本選手権 3位
2023年・第40回日本選手権 5位
2024年・第41回日本選手権 準優勝
2025年・第42回日本選手権 準優勝
2025年・Canadian Open ベスト4
2026年・第43回日本選手権 準優勝

特に注目したいのが、2024年、2025年、2026年の日本選手権で3年連続準優勝を記録している点です。

決勝まで進出する力を持ちながら、最後の優勝には届いていないという現状があります。

2025年12月にはグランドスラムのCanadian Openでチーム最高成績となるベスト4を記録しました。国内だけでなく海外でも競争力を示していることは、チームの成長を測る材料になります。

2026年北海道カーリングツアーでは2大会優勝

2026年の国内ツアーでは、北海道銀行Lilersが結果を残しました。


北海道カーリングツアー2026



どうぎんカーリングクラシック2026
2026年8月

優勝



稚内みどりCHALLENGECUP2026
2026年8月

準優勝



アドヴィックスカップ2026
2026年9月

優勝

北海道銀行の2026年9月7日付公式発表に基づく。

どうぎんカーリングクラシックでは決勝でS-Leapを5対4で下し、初優勝を達成しました。

また、アドヴィックスカップではロコ・ソラーレを5対4で破っています。

日刊スポーツなどの報道でも、国内大会で決勝を勝ち切る力を示したチームとして取り上げられました。

特に2026年の北海道ツアーで2大会を制したことは、これまで課題とされてきた決勝での勝ち切りという部分で前進した結果です。

カナダ遠征では世界トップクラスとの対戦を継続

2026年9月からはカナダ遠征を開始しました。

北海道銀行の10月28日付発表によると、9月から10月にかけて参加した5大会の成績は次のとおりです。

- Saville Shootout:ベスト8
- Saville Grand Prix:ベスト8
- Prestige Hotels & Resorts Curling Classic:ベスト8
- Autumn Gold Curling Classic:予選敗退
- GSOC Invitational:予選敗退

5大会中3大会でベスト8に進出した一方、2大会では予選を突破できませんでした。

国内大会での優勝が、そのまま海外のトップチームとの対戦での優勝に直結するわけではありません。海外遠征は、国際的な競争力を高めるための重要な経験になっています。

2026年11月以降の大会予定

北海道銀行の10月28日付発表では、11月の海外大会への出場予定も公表されています。

大会 開催期間 開催地
GSOC Masters 11月3~8日 カナダ・メディシンハット
Stu Sells 1824 Halifax Classic 11月11~15日 カナダ・ハリファックス
GSOC National 11月17~22日 カナダ・シドニー

※日程は現地時間です。大会結果ではなく、発表時点での出場予定です。

公式発表では、12月開催のGSOC Players' Cupへの招待獲得も目標に掲げられています。

北海道銀行カーリング部の評判は?実績から見える評価

北海道銀行Lilersの評判を客観的に見る場合、主に3つの観点が参考になります。

1.国内大会での安定した競争力

日本選手権で3年連続準優勝を達成しており、国内の有力チームとして存在感を示しています。

2.海外大会への積極的な挑戦

カナダ遠征やグランドスラムへの出場を通じて、海外の強豪チームとの対戦経験を積んでいます。

3.若手中心のチーム強化

創部時から若い選手を中心に構成され、2030年冬季オリンピックを見据えた長期的な強化を進めています。

一方で、3年連続準優勝という実績は、優勝まであと一歩という課題も示しています。海外大会でもベスト8や予選敗退があり、世界最高峰の大会で優勝するには、さらなる成長が大切です。

したがって、現時点での評価は、国内トップクラスの実力を持ち、国際舞台での優勝を目指して成長を続けているチームという見方が妥当です。

単に大会の優勝回数だけで評価するのではなく、日本選手権での安定感、海外大会での進出状況、決勝で勝ち切る力を合わせて見ると、チームの現在地が理解しやすくなります。

【よくある質問】北海道銀行カーリング部に関するFAQ

Q1:北海道銀行カーリング部の設立日はいつですか?

A1:2021年12月1日です。北海道銀行が新たに女子カーリング部を設立しました。発足式は同年12月13日に行われています。

Q2:北海道銀行Lilersは何と読みますか?

A2:北海道銀行Lilersは「ほっかいどうぎんこうリラーズ」と読みます。フランス語でライラックを意味する「Lilas(リラ)」に由来する造語です。

Q3:北海道銀行カーリング部とフォルティウスは同じチームですか?

A3:同じチームではありません。2021年11月末に北海道銀行とフォルティウスのスポンサー契約が終了し、12月1日に新しい女子カーリング部が設立されました。フォルティウスの選手の一部が新チームに移り、残る選手はフォルティウスとして活動を継続しました。

Q4:2026年現在の北海道銀行Lilersのメンバーは誰ですか?

A4:北海道銀行の公式プロフィールには、田畑百葉、仁平美来、中島未琴、山本冴の4選手が掲載されています。コーチは岩井真幸です。

Q5:北海道銀行Lilersの2026年の成績は?

A5:2026年6月の日本選手権で準優勝し、北海道カーリングツアーではどうぎんカーリングクラシックとアドヴィックスカップで優勝、稚内みどりCHALLENGECUPで準優勝しました。海外大会にも積極的に出場しています。

Q6:北海道銀行カーリング部はオリンピックを目指していますか?

A6:はい。2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックへの出場は実現しませんでしたが、北海道銀行は2030年フランスアルプス冬季オリンピックを見据えたチーム強化を公表しています。

Q7:北海道銀行Lilersの特徴は何ですか?

A7:公式ビジョンとして掲げる「パワフルなカーリング」が特徴です。基礎技術の反復やショットの精度向上に取り組み、国内外の大会で競争力を高めています。

北海道銀行カーリング部は、2021年12月1日に設立された女子カーリングチームです。

愛称の北海道銀行Lilers(リラーズ)は、北海道銀行の行花であり、札幌市の市木でもあるライラックに由来しています。

チームの歩みを振り返ると、フォルティウスとのスポンサー契約終了を経て、若手中心の新チームとしてスタートしたことが分かります。

2026年11月現在の注目要点は次のとおりです。

- 日本カーリング選手権で3年連続準優勝。
- 2026年の北海道カーリングツアーで2大会優勝。
- グランドスラムなど海外の主要大会にも挑戦。
- 2030年冬季オリンピックを見据えた強化を継続。
- 4選手と岩井真幸コーチによる新体制で活動。

特に注目したいのは、国内大会で上位に入る実力を備えながら、世界の強豪チームとの対戦を通じて、さらなる成長を目指している点です。

北海道銀行Lilersは、地域に根差したチームという個性を持ちながら、世界の頂点を目指す競技チームでもあります。

今後は日本選手権での初優勝、グランドスラムでの上位進出、そして2030年冬季オリンピックに向けた強化の進展が、大きな注目ポイントになります。

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メーカーの公式スペックシートと実機検証を突き合わせて評価。ベンチマークは測定条件を明記し、自前計測値と公表値を区別して記載します。

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