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【仕組みを解明】相撲の取り組みは誰がどう決める?番付と取組編成会議の関係

神崎 伊都 神崎 伊都 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

大相撲の取り組みは、日本相撲協会の審判部が中心となって決定します。実際に組み合わせを検討する場が「取組編成会議」です。

取り組みは「割(わり)」とも呼ばれ、決定した対戦カードをまとめたものが取組表です。コンピューターが機械的に全カードを決めるわけではなく、番付や勝敗、休場者の有無などを考慮しながら編成されます。

取組編成会議のメンバーと役割

取組編成会議は、審判部長、副部長、審判委員などの親方衆を中心に構成されます。行司は書記役として同席し、決まった取り組みを記録します。

編成の基本的な根拠となるのが、1971年7月に施行された「取組編成要領」です。番付順を基本としながら、場所中の成績や休場などに応じて組み合わせを調整する仕組みが定められています。

取り組みが決まるタイミング

初日と2日目の対戦は、初日の2日前に決定します。3日目以降は原則として前日に翌日の取り組みを編成します。

注目したいのは、終盤の編成です。2026年現在、13日目の結果を踏まえて14日目の取り組みを決め、14日目の全取組終了後に千秋楽の取り組みを決める運用が行われています。

これによって、優勝争いに残っている力士同士を対戦させやすくなります。序盤と終盤で対戦相手の顔ぶれが変わるのは、この編成方法が関係しています。

番付と対戦相手の関係

番付とは、力士の地位と順位を示す一覧です。横綱、大関、関脇、小結、前頭という幕内の地位に加え、十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口という階級があります。

基本的には番付が近い力士同士を対戦させます。ただし、場所が進むにつれて勝敗の成績が重視され、番付上は離れている力士同士が対戦することもあります。

例えば、前頭下位の力士が序盤から白星を重ねて優勝争いに加われば、終盤には横綱や大関との対戦が組まれる可能性があります。

一方、上位力士でも負けが続けば、優勝争いに関係する力士とは別の相手が組まれることがあります。つまり、番付は対戦相手を決める基本的な基準であり、場所中の成績はその組み合わせを調整する材料です。

本割で対戦しない相手もいる

通常の取り組みである本割には、対戦相手に関する制約もあります。

  • 同じ相撲部屋に所属する力士同士は対戦しない。
  • 4親等以内の親族同士は本割で対戦しない。
  • 同じ場所で同じ相手と何度も本割を行うことは原則としてない。

日本相撲協会の公式解説でも、同じ部屋の力士だけでなく、兄弟やいとこなど4親等以内の親族も本割では対戦しないことが説明されています。

ただし、優勝決定戦は別です。本割で対戦できない同部屋の力士が優勝決定戦で顔を合わせることもあります。

【関係性を整理】大相撲の取組表・番付・行司・審判委員はどうつながる?

相撲の取り組み

取り組みは、力士だけで成立するものではありません。番付を管理する仕組み、対戦カードを編成する審判部、勝負を裁く行司、判定を確認する審判委員が連携して本場所を運営しています。

それぞれの役割を整理すると、大相撲の仕組みが理解しやすくなります。

関係する存在 主な役割 取り組みとの関係 日本相撲協会 本場所の開催・運営 番付や競技規則などを管理する 審判部 取組編成と勝負審判 取組編成会議を通じて対戦カードを決める 取組編成会議 対戦カードの決定 番付、成績、休場状況などを考慮する 力士 土俵上で競技を行う 立ち合いから勝敗を競う 行司 進行と勝負判定 軍配を上げ、勝ち名乗りを行う 審判委員 勝負の監視と協議 物言いがついた場合に判定を協議する 呼出 力士の呼び上げや土俵の整備 取組の進行を支える 星取表 勝敗記録 白星・黒星などを記録する

ここで覚えておきたいのが、番付編成会議と取組編成会議の違いです。

番付編成会議は翌場所の力士の地位を決める会議、取組編成会議は本場所での対戦相手を決める会議です。名称は似ていますが、決定する内容が異なります。

日本相撲協会の組織案内によると、番付編成会議は本場所終了後3日以内に開催されます。力士の成績を翌場所の番付に反映し、横綱・大関・十両への昇進なども審議します。

このように、場所中の取り組みを決める仕組みと、場所後の番付を決める仕組みが連動することで、大相撲の順位制度が維持されています。

【勝敗の基本】立ち合い・土俵・物言いで何が決まる?

相撲の勝敗は、相手を土俵の外に出すか、相手の体の一部を土俵につけることで決まるのが基本です。

ただし、実際の勝負では立ち合いの成立、反則、行司の判定、審判委員による協議などが関係します。観戦するなら、次の4つを理解しておくと試合の展開を追いやすくなります。

1.立ち合いは両力士の呼吸を合わせて始まる

立ち合いとは、両力士が仕切りを経て土俵上で向かい合い、勝負を開始する瞬間のことです。

一般的な球技のように審判が笛を吹いて開始するのではありません。両力士が互いに呼吸を合わせ、腰を落として構え、両拳を土俵につけて立ち上がることで勝負が始まります。

この立ち合いまでの時間には制限があります。日本相撲協会の公式解説で示されている制限時間は次のとおりです。

  • 幕内:4分
  • 十両:3分
  • 幕下以下:2分

制限時間いっぱいになると「待ったなし」です。時間いっぱいの後、両力士が両拳をついてからの待ったは認められません。

なお、制限時間が残っていても、両力士の呼吸が合えば立ち合いを始められます。

立ち合いが重要なのは、最初の一瞬で勝負の主導権が大きく変わるためです。相手より先に踏み込む、低い姿勢で当たる、相手の動きを受け止めるなど、力士ごとに戦略があります。

2.相撲の勝敗ルールは土俵の内外で異なる

基本となる勝敗の条件は次のとおりです。

  • 相手の体が土俵の外に出た場合、自分の勝ち。
  • 相手の足の裏以外の体の一部が土俵についた場合、自分の勝ち。
  • 反則が成立した場合、反則をした力士が負ける。

土俵の内側では、足の裏が地面についていても問題ありません。しかし、手や膝、肘、胴体などが先に土俵につけば負けになります。

このため、押されている力士が手をつかずに体勢を立て直すことや、土俵際で相手の力を利用して逆転することが重要になります。

また、相手を吊り上げた状態で自分が土俵の外に出ても、状況によっては「送り足」として負けにならない場合があります。足が外に出たという事実だけで、すべての勝敗が決まるわけではありません。

3.行司の役割は軍配による勝負判定

行司は土俵上で取り組みを進行し、勝負を判定する役割を担います。

勝負が決まると、勝った力士側に軍配を上げます。その後、勝ち名乗りを与えて取り組みを終了させます。

行司は単に勝敗を宣告するだけではありません。仕切りの進行や力士への声掛けなども担当し、土俵上の競技を円滑に進めています。

ただし、行司の判定が常に最終結果になるわけではありません。判定に疑問が生じた場合は、審判委員が物言いをつけることがあります。

4.物言いがつくと何が起きる?

物言いとは、行司が下した軍配の判定に対し、審判委員などが異議を申し立て、勝負の結果を協議することです。

物言いがつくと、土俵下の審判委員が集まり、どちらの力士が先に土俵についたかなどを確認します。必要に応じてビデオ映像も参考にします。

協議の結果は、主に次の3つに分かれます。

  • 軍配通り:行司が示した判定をそのまま認める。
  • 軍配差し違い:行司の判定を覆し、反対側の力士を勝ちとする。
  • 取り直し:両者の体がほぼ同時についたなど、勝敗を決められない場合に改めて相撲を取る。

取り直しは単純な引き分けとは異なります。勝負の決着をつけるため、もう一度取り組みを行う大相撲独特の仕組みです。

なお、審判委員だけでなく、土俵下で控えている力士から物言いがつく場合もあります。日本相撲協会の公式クイズでも、控え力士が物言いをつけられることが紹介されています。

【決まり手一覧】相撲の82手とは?押し出し・寄り切り・上手投げを解説

相撲の取り組みで勝敗が決まったとき、勝利につながった技を「決まり手」と呼びます。

日本相撲協会が公表している決まり手は全部で82手です。技の性質によって基本技、投げ手、掛け手、反り手、捻り手、特殊技に分類されています。

加えて、決まり手とは別に「非技」と呼ばれる5つの勝負結果もあります。これらは技をかけて勝ったというより、勝負の過程で特定の状態が発生したことによる結果です。

観戦でよく見る代表的な決まり手



押し出し

基本技
相手の胸や体を押して土俵の外へ出す技。大相撲を代表する決まり手の一つ。


寄り切り

基本技
相手に密着して前進し、土俵の外へ出す技。まわしを取る攻防も見どころ。


上手投げ

投げ手
相手のまわしを上手からつかみ、体をひねって投げる技。


押し出しと寄り切りは、どちらも相手を土俵外に出す技ですが、力の伝え方が異なります。

押し出しは手や腕で押して相手を後退させるのに対し、寄り切りは体を密着させて前進し、相手を押し込むのが特徴です。

上手投げは、まわしの上側をつかむ「上手」を使って相手を投げる技です。反対に、相手のまわしを下側から取る「下手」を使うと下手投げになります。

決まり手82手の完全一覧

以下は日本相撲協会の公式分類に基づく82手です。珍しい技も含め、種類ごとに整理しました。

① 基本技(7手)

突き出し、突き倒し、押し出し、押し倒し、寄り切り、寄り倒し、浴びせ倒し。

② 投げ手(13手)

上手投げ、下手投げ、小手投げ、掬い投げ、上手出し投げ、下手出し投げ、腰投げ、首投げ、一本背負い、二丁投げ、櫓投げ、掛け投げ、つかみ投げ。

③ 掛け手(18手)

内掛け、外掛け、ちょん掛け、切り返し、河津掛け、蹴返し、蹴手繰り、三所攻め、渡し込み、二枚蹴り、小股掬い、外小股、大股、褄取り、小褄取り、足取り、裾取り、裾払い。

④ 反り手(6手)

居反り、撞木反り、掛け反り、たすき反り、外たすき反り、伝え反り。

⑤ 捻り手(19手)

突き落とし、巻き落とし、とったり、逆取ったり、肩すかし、外無双、内無双、頭捻り、上手捻り、下手捻り、網打ち、鯖折り、波離間投げ、大逆手、腕捻り、合掌捻り、徳利投げ、首捻り、小手捻り。

⑥ 特殊技(19手)

引き落とし、引っ掛け、叩き込み、素首落とし、吊り出し、送り吊り出し、吊り落とし、送り吊り落とし、送り出し、送り倒し、送り投げ、送り掛け、送り引き落とし、割り出し、打っ棄り、極め出し、極め倒し、後ろもたれ、呼び戻し。

以上で82手です。これとは別に、次の5つの非技があります。

  • 勇み足:相手を追い込んだ力士が勢い余って先に土俵外へ出てしまう。
  • 腰砕け:相手の技などによって自分の腰が崩れ、倒れてしまう。
  • つき手:相手の技などによって手を土俵につく。
  • つきひざ:相手の技などによって膝を土俵につく。
  • 踏み出し:相手の動きなどによって土俵外へ出てしまう。

この5つは決まり手82手に含まれない勝負結果です。特に勇み足は、相手を追い詰めている側が自分の足を先に出してしまうという、相撲ならではの逆転現象を表しています。

2026年最新の決まり手ランキング

82手の中でも、実際の本場所で頻繁に登場する技には偏りがあります。

日本相撲協会の公式決まり手ランキングでは、2013年1月場所から2026年9月場所の千秋楽まで、合計192,672番を集計しています。

対象期間:2013年1月場所〜2026年9月場所

1位は押し出しの48,502回、2位は寄り切りの48,007回です。両者だけで全体の約50.1%を占めています。

この数字から見えてくるのは、大相撲では華麗な投げ技だけでなく、基本的な押しと寄りの攻防が勝敗を大きく左右しているという事実です。

また、叩き込みや突き落としといった技も上位に入っています。相手の前進する力を利用する技が多く見られることから、体格や筋力だけでなく、重心の移動やタイミングを見極める技術も重要です。

観戦初心者は、まず押し出し・寄り切り・上手投げ・下手投げ・叩き込みの5種類を覚えておくと、勝負の展開を理解しやすくなります。

【白星・黒星の見方】勝ち越しと負け越しは何勝で決まる?

大相撲の結果を確認するときに欠かせないのが「星取表」です。

星取表とは、本場所での力士の勝敗を一覧にした記録です。白星と黒星を確認することで、現在の成績や優勝争いの状況が分かります。

白星・黒星・不戦勝の記号

基本的な記号は次のとおりです。



○



白星

通常の勝利


●



黒星

通常の敗北


□



不戦勝

相手の休場などによる勝利


■



不戦敗

相手の不戦勝となる敗北


や



休み

休場を表す記号


白星は勝利、黒星は敗北を表す呼び方です。昔から星取表では、勝ちを白丸、負けを黒丸で記録してきました。

日本相撲協会の公式解説によると、星取表には不戦勝・不戦敗や休場なども区別して記載されています。そのため、単純に白星と黒星だけを数えるのではなく、記号の意味を確認することが大切です。

勝ち越しと負け越しの条件

勝ち越しとは、その場所の勝利数が敗北数を上回ることです。反対に、負け越しとは敗北数が勝利数を上回ることを意味します。

ただし、必要な勝利数は力士の所属する階級によって異なります。

十両以上の場合

十両以上の力士は1場所15日間、原則として15番の相撲を取ります。

  • 8勝7敗:勝ち越し
  • 7勝8敗:負け越し
  • 10勝5敗:二桁勝利
  • 15戦全勝:全勝

つまり、15日間のうち8勝すれば勝ち越し、8敗すれば負け越しです。

幕下以下の場合

幕下、三段目、序二段、序ノ口の力士は、通常1場所7番の相撲を取ります。

  • 4勝3敗:勝ち越し
  • 3勝4敗:負け越し
  • 7戦全勝:全勝

幕下以下は15日間毎日相撲を取るわけではありません。したがって、十両以上と同じ8勝を基準に考えると誤解が生じます。

また、幕下以下では取組編成の都合で8番相撲を取る場合があります。この特殊なケースでは、8番目の勝利は翌場所の番付編成に反映されますが、敗北は反映されないという取り扱いがあります。

勝ち越すと番付は必ず上がる?

勝ち越しは番付を上げるための重要な条件ですが、勝ち越しただけで必ず大幅に昇進するわけではありません。

翌場所の番付は、勝敗だけでなく、現在の地位、何枚目に位置しているか、他の力士の成績なども踏まえて決定されます。

例えば、同じ8勝7敗でも、前頭上位で勝ち越した場合と、前頭下位で勝ち越した場合では、翌場所の位置に違いが出ることがあります。

反対に、負け越した場合も、何枚目下がるかは一律ではありません。番付全体のバランスによって変わります。

本割と優勝決定戦の違い

本割とは、通常の本場所で行われる取り組みのことです。十両以上の力士は原則15日間、毎日1番ずつ対戦します。

一方、優勝決定戦は、千秋楽までの本割を終えた段階で優勝者が決まらない場合に行われる特別な取り組みです。


本割と優勝決定戦の比較


本割

通常の取り組み

番付や成績などに基づいて組まれる、15日間の通常の対戦。


決定戦

優勝者を決める取り組み

千秋楽終了時点で最高成績が並んだ力士が、優勝を争う特別な対戦。


例えば、千秋楽を終えて2人の力士がともに12勝3敗で並んでいれば、優勝決定戦を行って優勝者を決めます。

3人以上が同点で並んだ場合には「巴戦(ともえせん)」という方式が採用されることがあります。最初の対戦相手をくじで決め、勝者が次の力士と対戦する方式です。一人が連勝するまで勝負を繰り返します。

本割と優勝決定戦の大きな違いは、通常の場所の成績を競う試合なのか、優勝者を決めるための追加の試合なのかという点です。

同じ部屋の力士同士でも、優勝決定戦では対戦することがあります。通常の取組編成のルールとは異なる特別な仕組みです。

【2026年最新】大相撲の本場所日程と取組表の確認方法

日本相撲協会は年間6回の本場所を開催しています。2026年も一月場所から十一月場所まで、各15日間の日程が組まれています。

2026年11月3日現在、次に開催されるのは十一月場所です。初日は11月8日、千秋楽は11月22日で、会場は福岡国際センターとなっています。

2026年の本場所日程一覧

出典:日本相撲協会「令和8年 本場所日程」

本場所 開催日程 会場
一月場所 1月11日〜25日 国技館
三月場所 3月8日〜22日 エディオンアリーナ大阪
五月場所 5月10日〜24日 国技館
七月場所 7月12日〜26日 IGアリーナ
九月場所 9月13日〜27日 国技館
十一月場所 11月8日〜22日 福岡国際センター

2026年十一月場所の注目ポイント

十一月場所は、九州で開催される本場所で、一般に「九州場所」と呼ばれています。

2026年は11月8日から22日までの15日間です。番付発表は10月26日に行われており、11月3日時点では開催直前の時期に当たります。

この時期に観戦する場合、注目したいのは初日の取組だけではありません。場所中の星取表を追い、後半にどの力士同士の対戦が組まれるかを見ることで、優勝争いの構図が分かってきます。

大相撲の取組表はどこで確認できる?

取組表を確認するなら、日本相撲協会の公式サイトが基本です。

主に次の情報を確認できます。

  • 番付表:力士の地位や東西の順位。
  • 取組表:当日または翌日の対戦カード。
  • 取組結果:各力士の勝敗と決まり手。
  • 星取表:本場所の勝ち星と負け星の一覧。
  • 休場情報:出場を取りやめた力士の情報。
  • 優勝力士情報:各段の優勝者や三賞受賞者。

会場で配布される全階級の取組表は「大割」と呼ばれます。関係者向けに幕内の取り組みだけを掲載したものは「小割」です。

観戦前には取組表、観戦後には星取表を確認する習慣をつけると、場所全体の流れを把握しやすくなります。

【相撲の取り組みに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:相撲の取り組みは誰が決めているのですか?
A1:日本相撲協会の審判部が中心となって開く取組編成会議で決定します。番付、場所中の成績、所属部屋、休場者の状況などを考慮して対戦相手を組みます。

Q2:取り組みは毎日決め直すのですか?
A2:初日と2日目は初日の2日前に決め、3日目以降は原則として前日に翌日の対戦を編成します。終盤の14日目と千秋楽についても、前日の結果を反映して組み合わせます。

Q3:大相撲の決まり手は全部で何種類ありますか?
A3:日本相撲協会が定める決まり手は82手です。基本技、投げ手、掛け手、反り手、捻り手、特殊技に分類されます。別に勇み足など5つの非技があります。

Q4:相撲の勝ち越しは何勝からですか?
A4:十両以上は15日間で8勝以上、幕下以下は通常7番のうち4勝以上で勝ち越しです。負け越しは、それぞれ8敗以上、4敗以上が基準になります。

Q5:物言いがついたら必ず取り直しになりますか?
A5:必ずしも取り直しになるわけではありません。協議の結果、行司の判定を認める「軍配通り」、判定を覆す「軍配差し違い」、勝負をやり直す「取り直し」のいずれかになります。

Q6:同じ相撲部屋の力士同士が対戦することはありますか?
A6:通常の本割では同じ部屋の力士同士は対戦しません。ただし、優勝決定戦では同じ部屋の力士同士が対戦する場合があります。

Q7:2026年の次の大相撲本場所はいつですか?
A7:2026年11月3日時点では十一月場所が次の本場所です。11月8日から22日まで福岡国際センターで開催されます。

大相撲の取り組みは、審判部による取組編成会議で決定されます。番付順を基本としながら、場所中の勝敗や休場者の状況、優勝争いなどを考慮して対戦カードが組まれる仕組みです。

勝負の基本は、相手を土俵の外に出すこと、または相手の足の裏以外を土俵につけることです。立ち合いの駆け引き、押し出しや寄り切りなどの決まり手、行司の軍配、物言いによる判定の見直しも、大相撲を理解するうえで欠かせません。

加えて、白星と黒星の違い、十両以上の8勝という勝ち越し条件、幕下以下の7番制、本割と優勝決定戦の違いを覚えると、星取表や取組表から場所全体の展開を読み取れるようになります。

2026年は11月8日から22日まで福岡国際センターで十一月場所が開催されます。まずは当日の取組表で対戦相手を確認し、取り組みが終わったら決まり手と星取表をチェックしてみてください。力士の順位だけでなく、誰と対戦し、どのように勝ったのかまで分かると、大相撲観戦の楽しみはさらに広がります。

主な参考資料

- 日本相撲協会「年間日程表・令和8年本場所日程」
- 日本相撲協会「決まり手八十二手」
- 日本相撲協会「協会の使命・組織」
- 日本相撲協会「大相撲クイズ・物言いと勝負判定」
- 日本相撲協会「大相撲クイズ・白星と黒星」
- 大相撲のはてなに効く!観戦ガイド「大相撲の取組はどう決まる?」

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所属事務所の公式発表と本人の公式SNSのみを出典とし、週刊誌報道は複数媒体が一致した場合に限り言及。数字は発表元の値をそのまま引用します。

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