ホーム スポーツ 大リーグニュース2026総決算|日本人選手の成績・WS結果と移籍動向を徹底解説

大リーグニュース2026総決算|日本人選手の成績・WS結果と移籍動向を徹底解説

黒羽 理沙 黒羽 理沙 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
目次

2026年11月4日現在、メジャーリーグ(MLB)はレギュラーシーズンとポストシーズンを終え、各種個人タイトルの発表と2026~27年オフシーズンの契約交渉が本格化している。今季の頂点に立ったのは、タンパベイ・レイズをワールドシリーズで4勝1敗と下したミルウォーキー・ブルワーズ。球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成し、2026年のMLBに新たな歴史を刻んだ。

日本人メジャーリーガーでは、大谷翔平が投打両面で存在感を示し、ナ・リーグMVPの最終候補に選出された。鈴木誠也は26本塁打、村上宗隆はメジャー1年目で35本塁打、岡本和真も33本塁打を記録。山本由伸は14勝、防御率2.53という先発投手としての好成績を残し、松井裕樹はパドレスのブルペンを支えた。各選手の2026年成績から順位表、ポストシーズン、タイトル争い、契約・移籍情報まで、今季の大リーグニュースを総合的に振り返る。

【2026年MLB総括】レギュラーシーズンの結果と最終順位表

大リーグニュース

2026年のMLBレギュラーシーズンでは、ナ・リーグ中地区のミルウォーキー・ブルワーズが103勝59敗で両リーグ最高勝率を記録した。100勝に到達したロサンゼルス・ドジャースもナ・リーグ西地区を制し、強豪球団としての地位を維持した。

ア・リーグではタンパベイ・レイズが98勝64敗で東地区を制覇。ナ・リーグ東地区ではアトランタ・ブレーブスが94勝68敗、西地区ではドジャースが100勝62敗を記録した。

アメリカン・リーグの地区別最終順位
  • 東地区:レイズ(98勝64敗)、ヤンキース(93勝68敗)、レッドソックス(87勝75敗)。
  • 中地区:ガーディアンズ(85勝77敗)、ホワイトソックス(84勝78敗)、ツインズ(77勝85敗)。
  • 西地区:アストロズ(81勝81敗)、レンジャーズ(80勝82敗)、マリナーズ(76勝86敗)。
ナショナル・リーグの地区別最終順位
  • 東地区:ブレーブス(94勝68敗)、フィリーズ(88勝74敗)、マーリンズ(80勝82敗)。
  • 中地区:ブルワーズ(103勝59敗)、カブス(89勝73敗)、パイレーツ(82勝80敗)。
  • 西地区:ドジャース(100勝62敗)、パドレス(91勝71敗)、ダイヤモンドバックス(86勝76敗)。

特に注目されたのは、ブルワーズの圧倒的な勝率だ。103勝はリーグ全体でもトップであり、レギュラーシーズンの安定感をポストシーズンでも維持した。

一方、ドジャースは100勝を記録したものの、ナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗。レギュラーシーズンの勝利数と短期決戦の結果が必ずしも一致しないという、MLBのポストシーズン特有の難しさを示す結果になった。

2026年の順位表から見える勢力図

今季の特徴は、ナ・リーグ中地区のブルワーズ、東地区のブレーブス、西地区のドジャースという異なるタイプの強豪が存在感を示したことだ。

ア・リーグではレイズが東地区を制し、ガーディアンズとホワイトソックスが中地区で接戦を展開した。ホワイトソックスは84勝78敗で勝ち越し、ポストシーズンでも存在感を示している。

順位表を読む際には、地区優勝とワイルドカードの違いにも注意したい。地区優勝チームがすべて同じ勝率になるわけではなく、地区ごとの競争環境によってポストシーズンの組み合わせも変わる。勝敗数だけでなく、対戦相手や短期決戦での戦力配分も評価する必要がある。

【日本人メジャーリーガー2026】大谷翔平・鈴木誠也・村上宗隆・岡本和真らの成績

2026年の日本人選手を振り返るうえで、最大の特徴は打者の長打力と投手の安定感が同時に目立ったことだ。特に村上宗隆と岡本和真は、メジャーでの本塁打数という明確な結果を残した。

大谷翔平:30本塁打と防御率1.79でMVP最終候補

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、2026年も投打二刀流としてプレーした。打撃成績は打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS.889。投手としては14試合に先発し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3を投げて95奪三振を記録した。

左膝と右上腕部の故障の影響もあり、投手としての登板数は限られた。それでも登板時の防御率は優秀で、打者としても30本塁打を達成。投打双方で高い水準を維持したことが評価され、ナ・リーグMVPの最終候補3人に名を連ねた。

ただし、今季のMVP争いは簡単ではない。カブスのピート・クロウ=アームストロングが45本塁打、41盗塁の40本塁打・40盗塁を達成しており、総合的な貢献度でも強い支持を集めている。

大谷の2026年は、過去のような圧倒的な投打両立のシーズンとは異なるものの、限られた登板機会でも投手として高い能力を示した点が重要だ。

鈴木誠也:カブスで26本塁打、86打点

シカゴ・カブスの鈴木誠也は、打率.270、26本塁打、86打点、3盗塁、OPS.841を記録した。

長打力と出塁能力を両立し、打線の中核としてシーズンを戦った。特にOPS.841は、単純な打率だけでは把握できない攻撃面での貢献を示している。

一方、カブスはナ・リーグのワイルドカードシリーズでパドレスに0勝2敗と敗退。鈴木はレギュラーシーズンで好成績を残したものの、ポストシーズンでのさらなる活躍には届かなかった。

オフシーズンでは、カブスが鈴木に対して年俸2315万ドルのクオリファイング・オファーを提示したことも大きなニュースとなっている。今後の選択次第で、2027年の所属球団が変わる可能性がある。

村上宗隆:メジャー1年目で35本塁打を記録

シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆は、2026年にメジャーリーグへ挑戦し、打率.207、35本塁打、77打点、OPS.825を記録した。

打率だけを見ると苦戦した印象を受けるが、本塁打数は35本に達している。ア・リーグの本塁打ランキングでも上位に入り、長打力という明確な武器を証明した。

一方、196三振を喫したことも課題として残った。メジャー特有の速球や変化球への対応、ストライクゾーンの見極めは、2年目以降の成長を占う要点になる。

5月にはア・リーグの月間最優秀新人に選出され、オールスターにも選ばれた。初年度から本塁打を量産したことは、今後の評価にもつながる実績だ。

岡本和真:ブルージェイズで33本塁打、92打点

トロント・ブルージェイズに加入した岡本和真は、打率.232、33本塁打、92打点、1盗塁、OPS.762という成績でメジャー1年目を終えた。

打率は.232と課題を残した一方、33本塁打と92打点は長距離打者としての能力を示す数字だ。三塁を中心に出場し、ブルージェイズの打線に長打力を加えた。

岡本の2026年を評価する際には、打率と本塁打数を切り離して見る必要がある。打率の改善が進めば、すでに備えている長打力をさらに効果的に発揮できる可能性がある。

山本由伸:14勝、防御率2.53の安定したシーズン

ドジャースの山本由伸は、28試合に先発して14勝9敗、防御率2.53、185イニング、182奪三振、WHIP0.87を記録した。

先発投手としてシーズンを通して高い安定感を維持し、ローテーションの中心を担った。特に185イニングを投げながら防御率2.53という成績は、長いイニングを消化する能力と失点を抑える技術の両方を示している。

ドジャースはポストシーズンのナ・リーグ地区シリーズでブレーブスを3勝1敗で下したが、リーグ優勝決定シリーズではブルワーズに0勝4敗で敗退。山本自身も2026年のサイ・ヤング賞最終候補には入らなかったが、年間を通した投球内容は高く評価できる。

松井裕樹:防御率1.83でパドレスの救援陣を支える

サンディエゴ・パドレスの松井裕樹は、2026年に54試合へ登板し、5勝1敗、防御率1.83、64イニング、68奪三振、WHIP1.14を記録した。

左腕リリーフとして安定した投球を続け、救援陣の重要な一角を担った。パドレスはワイルドカードシリーズでカブスを2勝0敗で破ったものの、地区シリーズではブルワーズに1勝3敗で敗れている。

松井にとって注目すべきなのは、成績だけでなく契約面でも動きがあったことだ。2027年の契約を見据えたオプトアウト権を行使せず、パドレスに残留する選択をしたと報じられている。

日本人選手の2026年成績・所属・契約関係一覧
選手 所属球団 2026年の主な成績 契約・今後の動向
大谷翔平 ドジャース 打率.275、30本塁打、81打点、投手8勝、防御率1.79 長期契約下。NL MVP最終候補
鈴木誠也 カブス 打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841 FA市場へ。2315万ドルのQO提示
村上宗隆 ホワイトソックス 打率.207、35本塁打、77打点、OPS.825 2年3400万ドル契約。2027年終了後にFA資格
岡本和真 ブルージェイズ 打率.232、33本塁打、92打点、OPS.762 4年6000万ドル契約
山本由伸 ドジャース 14勝9敗、防御率2.53、182奪三振 12年3億2500万ドル契約
松井裕樹 パドレス 5勝1敗、防御率1.83、68奪三振 オプトアウトを見送り、2027年も残留予定

この一覧から分かるのは、日本人選手の活躍が単純な打率や勝利数だけでは評価できない段階に入っていることだ。大谷は二刀流の総合力、村上と岡本は長打力、鈴木は出塁と打撃のバランス、山本と松井は投手としての役割と安定性が、それぞれ評価の中心となる。

【MLBポストシーズン2026】ワールドシリーズまでの経緯と優勝チーム

2026年のポストシーズンは9月29日に始まり、10月28日のワールドシリーズ第5戦で幕を閉じた。最後に世界一をつかんだのはブルワーズ。レギュラーシーズン103勝の実力を短期決戦でも発揮した。

ワイルドカードシリーズ:強豪チームが次々と激突

ア・リーグではホワイトソックスがアストロズを2勝0敗で破り、ヤンキースもレッドソックスを2勝0敗で下した。

ナ・リーグではブレーブスがフィリーズを2勝1敗で撃破。パドレスはカブスを2勝0敗で退け、地区シリーズ進出を決めた。

村上宗隆のホワイトソックスがアストロズをスイープしたことは、日本人選手の動向という観点からも注目された。一方、鈴木誠也のカブスはパドレスに敗れ、シーズンを終えている。

地区シリーズ:レイズとブルワーズが勢いを加速

ア・リーグではレイズがヤンキースを3勝0敗で破り、ガーディアンズはホワイトソックスとの5試合に及ぶ接戦を3勝2敗で制した。

ナ・リーグではブルワーズがパドレスを3勝1敗で下し、ドジャースもブレーブスを3勝1敗で撃破した。

この段階でブルワーズとドジャースの対戦が決まり、前年までの実績も含めてドジャース優位と見る向きもあった。しかし、実際のリーグ優勝決定シリーズでは異なる展開が待っていた。

リーグ優勝決定シリーズ:ブルワーズがドジャースを4連勝で撃破

ナ・リーグ優勝決定シリーズでは、ブルワーズがドジャースを4勝0敗でスイープした。

第1戦は2対1、第2戦は7対4、第3戦は6対2、第4戦は6対4。ドジャースの強力な戦力を相手に、ブルワーズは4試合連続で勝利した。

一方、ア・リーグではレイズがガーディアンズを4勝2敗で下して優勝。レイズは地区シリーズでヤンキースを破った勢いを維持し、ワールドシリーズ進出を決めた。

ワールドシリーズ:ブルワーズが球団史上初の世界一

10月23日に始まった2026年ワールドシリーズは、ブルワーズとレイズの対戦となった。ブルワーズは第1戦から第3戦まで3連勝し、シリーズの主導権を握った。

  • 第1戦・10月23日:ブルワーズ3-2レイズ
  • 第2戦・10月24日:ブルワーズ5-4レイズ
  • 第3戦・10月26日:ブルワーズ10-1レイズ
  • 第4戦・10月27日:レイズ4-3ブルワーズ
  • 第5戦・10月28日:ブルワーズ4-1レイズ

レイズは第4戦で1勝を返したものの、ブルワーズは第5戦で再び勝利。シリーズを4勝1敗で制し、球団史上初のワールドシリーズ優勝を成し遂げた。

ワールドシリーズMVPには捕手のウィリアム・コントレラスが選ばれた。打撃では21打数8安打、打率.381、4打点を記録。加えて、盗塁阻止や投手陣のリードでも大きな役割を果たした。

この受賞は、ポストシーズンでの捕手の価値を改めて示すものだった。打撃成績だけでなく、投手の能力を引き出し、相手の走塁を抑え、試合全体をコントロールする力が評価されたのである。

【2026年MLB各賞】MVP・サイ・ヤング賞の最終候補と受賞日程

2026年11月2日、全米野球記者協会(BBWAA)による主要個人賞の最終候補が発表された。各賞とも両リーグから3人ずつ選出され、受賞者は11月9日から12日にかけて順次発表される。

ナ・リーグMVP:大谷翔平と40本塁打・40盗塁のクロウ=アームストロング

ナ・リーグMVPの最終候補は、次の3選手だ。

  • ピート・クロウ=アームストロング(カブス):打率.280、45本塁打、107打点、41盗塁。
  • 大谷翔平(ドジャース):打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁。投手として8勝、防御率1.79。
  • ブライス・トゥラング(ブルワーズ):打率.268、21本塁打、100打点、19盗塁。

最大の注目は大谷とクロウ=アームストロングの比較だ。クロウ=アームストロングは45本塁打と41盗塁を記録し、守備面でも高い評価を受けた。攻守にわたる総合力が強く、MVP争いでは有力候補と見られている。

大谷は投打二刀流という他の候補にはない特徴を持つ。打撃成績だけでなく、投手としての防御率や奪三振も評価対象になる点が特徴だ。

ア・リーグMVP最終候補
  • ヨルダン・アルバレス(アストロズ):打率.316、42本塁打、106打点。
  • ジュニア・カミネロ(レイズ):打率.276、42本塁打、101打点。
  • ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ):打率.281、18本塁打、54打点、45盗塁。

アルバレスとカミネロは40本塁打を超える長打力で競い、ウィットJr.は走塁や守備も含めた総合力が評価されている。

サイ・ヤング賞:両リーグの投手トップ3

サイ・ヤング賞の最終候補は以下の通りだ。

ア・リーグ

  • ディラン・シース(ブルージェイズ):防御率2.40、239奪三振。
  • パーカー・メシック(ガーディアンズ):防御率2.56、193奪三振。
  • カム・シュリットラー(ヤンキース):防御率1.95、239奪三振。

ナ・リーグ

  • ジェイコブ・ミシオロウスキー(ブルワーズ):防御率1.80、252奪三振。
  • クリス・セール(ブレーブス):防御率2.16、200奪三振。
  • クリストファー・サンチェス(フィリーズ):防御率2.91、231奪三振。

注目はナ・リーグのミシオロウスキーだ。252奪三振と防御率1.80という数字は際立っている。一方、ア・リーグでは防御率1.95のシュリットラーが候補に入った。

山本由伸は防御率2.53、14勝という好成績を残したものの、今回は最終候補に選ばれていない。日本人投手のタイトル争いという観点では、惜しい結果となった。

新人王・最優秀救援投手賞にも注目

新人王の最終候補には、ア・リーグでケビン・マクゴニグル、パーカー・メシック、ペイトン・トールが選ばれた。ナ・リーグではカーソン・ベンジ、サル・スチュワート、JJ・ウェザーホルトが候補となっている。

また、2026年から新設された最優秀救援投手賞も注目ポイントだ。ア・リーグはブライアン・ベイカー、ケイド・スミス、ルイス・バーランド、ナ・リーグはホアン・デュラン、トレバー・メギル、メイソン・ミラーが最終候補に選出された。

2026年主要タイトルの発表スケジュール
  • 11月9日:新人王。
  • 11月10日:最優秀監督賞。
  • 11月11日:サイ・ヤング賞、最優秀救援投手賞。
  • 11月12日:MVP。

11月4日時点では、これらの賞はまだ最終候補の発表段階であり、受賞者は決まっていない。大谷翔平のMVP受賞が実現するかどうかは、11月12日の発表が大きな焦点になる。

【2026~27年MLBオフシーズン】日本人選手の契約・移籍最新情報

レギュラーシーズンが終了したことで、MLB各球団は来季の戦力編成に取り組んでいる。2026年のオフシーズンでは、日本人選手に関係する契約情報も相次いで明らかになった。

鈴木誠也:カブスが2315万ドルのQOを提示

鈴木誠也に関する最大のニュースは、カブスがクオリファイング・オファー(QO)を提示したことだ。提示額は1年2315万ドル。

QOは、球団が対象となるFA選手に提示する一定額の1年契約だ。選手は提示を受け入れて残留するか、拒否してFA市場で他球団との契約を目指すかを選択できる。

鈴木は2026年に26本塁打、86打点を記録しており、打線の中軸を任せられる右打者として市場での評価が注目される。カブス側も戦力維持とチーム再編の両面から判断を迫られる。

ただし、QOの提示は契約成立を意味しない。鈴木が2027年にどのユニホームを着るかは、今後の正式発表が判断材料となる。

松井裕樹:オプトアウトを行使せずパドレス残留へ

松井裕樹は契約に付帯するオプトアウト条項を行使せず、パドレスに残留する選択をしたと報じられている。

2026年は防御率1.83、64イニングという好成績を残した。来季も救援投手としてチームを支える見込みであり、パドレスにとってはブルペンの重要な戦力を確保できたことになる。

オプトアウトは契約途中でFA市場に出る選択肢を持つ制度だが、行使しなければ既存契約の枠内で所属を継続する。松井の場合、今季の成績を踏まえたうえで残留を選択した点が特徴的だ。

村上宗隆:2年3400万ドル契約と2027年終了後のFA資格

村上宗隆は2025年12月、ホワイトソックスと2年総額3400万ドルの契約に合意した。2026年はその契約に基づくメジャー1年目だった。

この契約の特徴は、2027年シーズン終了後にFA資格を得る点にある。2026年に35本塁打を放ったことで、今後の契約交渉に向けた実績を積み上げた。

2027年は打率と三振数の改善が焦点になる。長打力を維持しながら出塁能力を高められれば、次の契約でさらに高い評価を受ける可能性がある。

岡本和真:ブルージェイズとの4年6000万ドル契約

岡本和真は2026年1月、トロント・ブルージェイズと4年総額6000万ドルの契約を結んだ。契約には500万ドルの契約金が含まれ、オプトアウト条項は設定されていない。

2026年は33本塁打、92打点という結果を残した。打率は.232だったが、初年度から長打力を発揮したことは今後の評価につながる。

複数年契約のため、2027年もブルージェイズの中軸候補としてプレーすることが基本線となる。今後は三塁守備や打率の改善も含め、総合的な貢献度を高められるかが注目される。

大谷翔平・山本由伸:ドジャースの長期契約戦略

大谷翔平と山本由伸は、いずれもドジャースとの長期契約を結んでいる。大谷は10年契約、山本は12年3億2500万ドルの契約を結んでおり、短期的なFA市場での移籍が焦点となる状況ではない。

ドジャースにとって両選手は、2027年以降のチーム編成を考えるうえでも中心的な存在だ。大谷の二刀流復調と山本の先発ローテーションでの安定性は、来季の優勝争いを左右する要素になる。

オフシーズンの移籍情報で確認したいポイント

2026~27年のオフシーズンは、正式契約と交渉段階の情報を区別して見ることが大切だ。

  • 正式契約:球団や選手による契約合意・発表が確認された情報。
  • QO:球団が提示した段階であり、選手が受諾したかどうかは別問題。
  • オプトアウト:選手が条項を行使したか、残留を選んだかを確認する。
  • トレード報道:交渉の噂と、球団間で成立した正式な移籍を区別する。
  • FA市場:選手の実績だけでなく、年齢、守備位置、球団の補強需要、契約年数も評価材料になる。

日本人選手では、特に鈴木誠也のFA市場での動向、村上宗隆の2年目、岡本和真の長期契約初年度の評価、松井裕樹の残留後の役割が2027年の注目材料になる。

1. 本塁打数だけでなく出塁率とOPSを評価する

2026年の日本人打者を見ると、村上宗隆の35本塁打、岡本和真の33本塁打、鈴木誠也の26本塁打と、長打力が際立っている。

しかし、打率や本塁打だけでは選手の価値を正確に判断できない。OPSは出塁率と長打率を合算した指標で、打者の攻撃面を総合的に把握する際に役立つ。

例えば、村上は打率.207ながらOPS.825を記録した。三振数の多さは課題だが、長打力と四球による出塁が攻撃面の貢献を支えている。打率だけを見て評価を決めると、実際の打撃能力を見誤る可能性がある。

2. 投手は防御率だけでなく投球回数も重要

山本由伸の2026年成績は14勝、防御率2.53、185イニング。松井裕樹は防御率1.83、64イニングだった。

両者は役割が異なるため、単純に防御率だけで比較することはできない。山本は先発投手として長いイニングを投げ、試合を組み立てる役割を担う。一方、松井は救援投手として限られた局面で失点を防ぐことが求められる。

先発投手は投球回数、WHIP、奪三振、登板間隔などを含めて評価し、救援投手は登板頻度、失点率、走者を背負った場面での対応力も見る必要がある。

3. レギュラーシーズンの強さと短期決戦の強さは別物

ドジャースは100勝62敗でナ・リーグ西地区を制したが、リーグ優勝決定シリーズではブルワーズに4連敗した。

この結果は、長期シーズンの勝率だけではワールドシリーズ優勝を保証できないことを示している。短期決戦では先発投手の登板順、救援陣の疲労、守備のミス、得点圏での打撃など、わずかな差がシリーズ全体を左右する。

ブルワーズは103勝を記録したレギュラーシーズンの強さに加え、ポストシーズンでも安定した試合運びを実現した。ワールドシリーズでの優勝は、チーム全体の戦力バランスが結果につながった好例といえる。

今後のMLBを追う読者は、順位表、個人成績、契約情報を別々に見るだけでなく、それぞれがどのようにつながっているかを意識すると、ニュースの背景を理解しやすくなる。

【大リーグニュース2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のMLBワールドシリーズで優勝したチームはどこですか?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズです。2026年10月28日の第5戦でタンパベイ・レイズを4対1で破り、シリーズ4勝1敗で球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しました。ワールドシリーズMVPにはウィリアム・コントレラスが選ばれました。

Q2:大谷翔平の2026年シーズンの成績はどうでしたか?
A2:打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁を記録しました。投手としては8勝2敗、防御率1.79、85回2/3、95奪三振です。ナ・リーグMVPの最終候補にも選ばれています。

Q3:村上宗隆と岡本和真の2026年メジャー成績は?
A3:村上宗隆はホワイトソックスで打率.207、35本塁打、77打点、OPS.825。岡本和真はブルージェイズで打率.232、33本塁打、92打点、OPS.762でした。両選手ともメジャー1年目から30本塁打を超えています。

2026年の大リーグは、ブルワーズの球団史上初のワールドシリーズ優勝、大谷翔平のMVP最終候補入り、村上宗隆と岡本和真の30本塁打超え、山本由伸の14勝など、見どころの多いシーズンとなった。

日本人選手の活躍は打者と投手の両面に広がっており、個人の成績だけでなく所属球団の順位やポストシーズンでの結果にも注目が集まっている。

11月9日から始まる各賞の受賞発表では、大谷翔平のMVP争いをはじめ、サイ・ヤング賞や新人王の結果が注目される。加えて、鈴木誠也のクオリファイング・オファーへの対応、松井裕樹のパドレス残留、村上宗隆と岡本和真の来季の展望も見逃せない。

2027年シーズンを見据えるなら、選手の評価は本塁打や勝利数だけでなく、OPS、WHIP、投球回数、契約年数、チーム事情まで含めて考えることが重要だ。2026年の結果を正しく理解することが、次のシーズンのMLBをより深く楽しむための出発点になる。

主な情報根拠・確認資料

- MLB公式:2026年最終順位、ポストシーズン結果、ワールドシリーズMVP。
- MLB公式選手成績:大谷翔平、村上宗隆、岡本和真、山本由伸。
- 鈴木誠也・松井裕樹のシーズン成績と契約動向。
- MLB公式:BBWAA各賞の2026年最終候補と発表日程。
- MLB公式:村上宗隆・岡本和真の契約発表。

同じカテゴリの記事

黒羽 理沙
デジタルマーケター 黒羽 理沙
プロフィールを見る →

化粧品の全成分表示と製造販売元の公式資料、公的機関の効能評価を確認して記事化。体験談は取材了承を得た範囲でのみ引用し、効果を断定しません。

おすすめの関連記事