ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【2026年最新結果】箱根予選会6位、全日本大学駅伝14位の明暗

【2026年最新結果】箱根予選会6位、全日本大学駅伝14位の明暗

桜井 達也 桜井 達也 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

2026年度の山梨学院大学は、箱根駅伝への出場権を獲得した一方、全日本大学駅伝では上位校との力の差も突き付けられた。2大会の結果を比較すると、チームの強みと改善すべきポイントが見えてくる。

第103回箱根駅伝予選会は総合6位で通過

2026年10月17日、東京都立川市で第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会が開催された。

45大学が参加し、各校12名まで出場可能なレースで、上位10名の合計タイムによって順位が決まる。山梨学院大学は10時間35分18秒で総合6位となり、2027年1月2日・3日に行われる本戦への出場を決めた。

特に注目されたのが、ブライアン・キピエゴの走りだ。

キピエゴは21.0975kmを1時間00分48秒で走破。2年連続の個人1位という素晴らしい結果を残した。

レース序盤の5km地点ではチーム順位が13位と、出場枠の10位以内に届いていなかった。しかし、10km地点では10位、15km地点では6位まで浮上。後半に集団全体のペースを上げる展開で、最終的に6位で予選を通過した。

予選会での順位変動は、山梨学院大学のチーム戦術を理解するうえでも興味深い。序盤に無理な追い上げをせず、後半に順位を押し上げた点は、チームとしての収穫だった。

大学広報によると、初出場の4選手がチーム内の上位10名に入ったことも成果の一つ。エースだけに頼らない戦い方が、今回の本戦出場につながった。

第58回全日本大学駅伝は総合14位・5時間16分40秒

箱根予選会から約2週間後の11月1日、山梨学院大学は第58回全日本大学駅伝に出場した。

愛知県の熱田神宮から三重県の伊勢神宮までを結ぶ全8区間、106.8kmのレースだ。

山梨学院大学の成績は次のとおり。

- 総合順位:14位
- 総合タイム:5時間16分40秒
- 最終8区のブライアン・キピエゴ:区間2位
- キピエゴの8区記録:56分29秒

箱根予選会での好成績を受け、チームの走りに期待が集まったものの、全日本では序盤から苦戦した。

1区から7区までの区間順位は、16位、16位、15位、17位、15位、11位、14位。8区でキピエゴが区間2位の力走を見せたが、総合順位を大きく引き上げるには至らなかった。

この結果から分かるのは、山梨学院大学には個人で上位を争える選手がいる一方、複数区間で安定して上位を狙う必要があるということだ。

【区間順位を徹底分析】ブライアン・キピエゴの強さとチームの課題

山梨学院大学駅伝


ブライアン・キピエゴ

2026年箱根予選会 個人1位

1:00:48


箱根予選会・21.0975km

56:29


全日本大学駅伝8区・区間2位

全日本大学駅伝の区間別成績

山梨学院大学の8選手が担当した各区間の結果を整理すると、どこで順位を落としたのかが明確になる。

区間 選手 タイム 区間順位
1区 和田瑛登 28分01秒 16位
2区 占部大和 32分54秒 16位
3区 松岡一星 34分58秒 15位
4区 傳法谷元 35分12秒 17位
5区 高橋楓河 36分49秒 15位
6区 綱本幸栄 38分14秒 11位
7区 平井翼 54分03秒 14位
8区 ブライアン・キピエゴ 56分29秒 2位

出典:山梨学院大学陸上競技部〔長距離〕の第58回全日本大学駅伝公式結果。

特筆すべきは、最終8区のキピエゴが区間2位に入ったことだ。19.7kmという長距離区間で56分29秒を記録し、チームの総合順位を14位まで押し上げた。

しかし、1区から5区まではすべて区間15位以下。6区で11位まで改善したものの、7区では再び14位となった。

つまり、アンカーに優秀な選手を配置するだけでは、駅伝全体の順位を上げられないという現実がある。

箱根駅伝でも、エース区間で好走する選手と、各区間で大きな失速を避ける選手の両方が必要だ。

キピエゴは箱根予選会でも全日本でも結果を残した

キピエゴの2026年度の成績は、山梨学院大学にとって大きな希望材料となっている。

箱根予選会では2年連続の個人1位。全日本大学駅伝では8区で区間2位を獲得した。

異なる大会、異なる距離で結果を残している点は評価できる。

ただし、箱根駅伝は10区間の総合力が問われる競技だ。キピエゴの走力をチーム全体の順位向上につなげるためには、他の選手がどこまで上位校と競り合えるかが重要になる。

箱根予選会で見えたチーム戦術

2026年10月17日の予選会では、大﨑悟史監督が選手ごとの役割を明確にしていた。

大学広報の報告によると、キピエゴには留学生トップ争いを、日本人の占部大和、和田瑛登、松岡一星には日本人上位選手との勝負を求めた。

加えて、5番手以降は平井翼を中心とした集団走で安定したタイムを狙う戦略だった。

この戦術が予選会の総合6位につながったことは見逃せない。

全日本大学駅伝では序盤に順位を落としたが、箱根本戦に向けては、この集団走の強みを10区間の配置にどう生かすかがポイントとなる。

【選手一覧・学年】田原匠真主将と大﨑悟史監督が率いるチーム

山梨学院大学の駅伝チームを理解するには、選手だけでなく指導体制にも目を向けたい。

2026年のチームは、4年生を中心に3年生以下の選手も加わる構成となっている。

2026年箱根予選会エントリーメンバー16名

大学が2026年10月17日の箱根予選会に向けて公表したエントリーメンバーは以下のとおり。

4年生

- 占部大和(スポーツ科学部)
- 田原匠真(経営学部・主将)
- 傳法谷元(法学部)
- 南葉聖琥(経営学部)
- 土生慶人(経営学部)
- 平井翼(スポーツ科学部)
- ブライアン・キピエゴ(経営学部)
- 宮地大哉(スポーツ科学部)
- 和田瑛登(法学部)

3年生

- 阿部紘也(スポーツ科学部)
- 高橋楓河(スポーツ科学部)
- 綱本幸栄(スポーツ科学部)
- 松岡一星(法学部)

2年生

- 築山伯(スポーツ科学部)
- 森田清(経営学部)

1年生

- サイモン・レセイオ(経営学部)

この16名は箱根予選会のエントリー選手であり、2027年箱根本戦の最終エントリーや区間配置が確定したという意味ではない。

チームを支える主要人物と役割



田原匠真(たはら・たくま)

主将・4年生
経営学部所属。チームをまとめる主将として、箱根駅伝シード権獲得を最大の目標に掲げる。予選会後には、周囲の期待によるプレッシャーが大きかったと振り返り、本戦に向けた決意を示した。


大﨑悟史(おおさき・さとし)

長距離駅伝監督
2024年4月に監督就任。現役時代は箱根駅伝10区で1998年に区間賞を獲得。2008年北京オリンピックのマラソン日本代表でもある。


ブライアン・キピエゴ

チームのエース
箱根予選会個人2連覇を達成。全日本大学駅伝でも8区区間2位と、チームの得点源となる走力を示した。


占部大和

副主将・4年生
スポーツ科学部所属。全日本大学駅伝では2区を担当。公式選手紹介では、試合で練習の成果を安定して発揮することを強みとして挙げている。



田原匠真主将が掲げるシード権への思い

2026年の箱根予選会後、田原主将は大学広報の取材で、チームが抱えていた課題と今後の目標について語っている。

目標であるシード権を見据えると厳しい結果だったのでチーム一丸となってシード権を取れるチームにしていきたいです。

出典:山梨学院大学カレッジスポーツセンター掲載の主将コメント。

予選会を通過したことだけで満足せず、本戦での順位向上を目指す姿勢が表れている。

大﨑監督も、予選会の6位は通過点であり、チームの目標はシード権獲得だと説明している。

監督自身が箱根駅伝の区間賞経験者であり、マラソン日本代表として国際舞台を経験している点も、指導面での強みだ。

選手の競技力向上だけでなく、卒業後も社会で力を発揮できる人材の育成を掲げていることも特徴的である。

【歴代順位・過去の成績】山梨学院大学は箱根駅伝3度の総合優勝を誇る

山梨学院大学の駅伝を語るうえで欠かせないのが、1990年代の輝かしい実績だ。

同大学は箱根駅伝で過去3回の総合優勝を達成している。

- 1992年・第68回大会:初優勝
- 1994年・第70回大会:2度目の優勝
- 1995年・第71回大会:3度目の優勝

特に1994年と1995年は連続優勝。山梨学院大学は箱根駅伝の強豪校として全国にその名を知られる存在だった。

近年の箱根駅伝成績

一方、近年はシード権獲得に苦戦している。

大会 開催年 総合順位
第97回 2021年 19位
第98回 2022年 18位
第99回 2023年 14位
第100回 2024年 23位
第101回 2025年 18位
第102回 2026年 17位
第103回 2027年 本戦出場決定

出典:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの大学別過去記録。2027年は予選会通過時点。

注目したいのは、2023年に14位まで順位を上げたものの、2024年には23位に後退し、その後も17~18位にとどまっている点だ。

2026年の第102回大会も17位、総合タイムは10時間58分20秒だった。

つまり、予選会を通過する力は維持していても、本戦で10位以内に入るための総合力には課題が残っている。

シード権獲得には何が必要なのか

箱根駅伝のシード権は、総合10位以内に入った大学に与えられる。

山梨学院大学にとっては、2026年の17位から少なくとも7つ順位を上げることが一つの目安となる。

必要なのは、エースの区間賞だけではない。

- 往路で大きく順位を落とさないこと
- 2区などの主要区間で上位校との差を広げないこと
- 復路で安定して順位を維持できる選手をそろえること
- 当日の体調不良や故障による戦力低下を防ぐこと

この4点が、過去の成績と2026年の大会結果から見える改善の方向性だ。

【2027年箱根駅伝の展望】山梨学院大学はシード権を獲得できるのか

2027年1月2日・3日に開催される第103回箱根駅伝は、山梨学院大学にとって大きな転換点になる可能性がある。

7年連続40回目の出場という実績を積み重ねたチームが、次に狙うべきなのは本戦での上位進出だ。

展望1:キピエゴを軸にした区間配置

最大の強みは、やはりキピエゴの存在だ。

箱根予選会で個人1位、全日本大学駅伝で8区区間2位という結果は、長距離で勝負できる能力を裏付けている。

箱根本戦では、どの区間に配置するかが重要な判断材料になる。

ただし、キピエゴの出走区間や最終的な起用は、正式な区間エントリーを待つ必要がある。

エースをどこに配置するかだけでなく、その前後を走る選手との相性も重要になる。

展望2:日本人選手の底上げ

全日本大学駅伝の結果から見える最大の課題は、日本人選手を中心とする複数区間での順位向上だ。

特に1~5区がすべて区間15位以下だったことは重く受け止める必要がある。

一方、箱根予選会では占部大和、和田瑛登、松岡一星らがチームの戦力として期待される走りを見せている。

集団走で力を発揮した選手が、箱根の各区間でも安定した結果を残せるかが鍵だ。

展望3:4年生と若手の融合

2026年の予選会エントリーを見ると、4年生が9名、3年生が4名、2年生が2名、1年生が1名という構成だった。

4年生には田原匠真主将やキピエゴら、チームを引っ張ってきた選手がそろう。

一方、阿部紘也、高橋楓河、松岡一星ら3年生以下の選手にも成長の余地がある。

4年生にとっては大学生活最後の箱根駅伝となる。経験豊富な上級生が力を発揮し、若手がその走りを支える形を作れるかがポイントになる。

シード権獲得の可能性をどう評価するか

現状を整理すると、山梨学院大学には明確な強みと課題がある。

評価項目 現状 本戦への意味
エースの走力 非常に高い 上位進出の原動力
予選会の総合力 総合6位 本戦出場に必要な力を証明
全日本の序盤 区間15~17位が中心 改善が必要
集団走 予選会後半で成果 チームの武器
選手層 4年生中心 世代交代への対応も課題

上記は2026年の大会成績に基づく編集上の評価。

シード権獲得を確実視できる状況ではない。しかし、予選会で見せた後半の巻き返しと、全日本でのキピエゴの好走は前向きな材料だ。

特に、全日本で露呈した序盤の課題を箱根までに修正できれば、17位からの順位向上を狙う土台は整う。

【よくある質問】山梨学院大学駅伝に関するFAQ

Q1:山梨学院大学は2027年の箱根駅伝に出場しますか?

A1:出場します。2026年10月17日の第103回箱根駅伝予選会で総合6位となり、7年連続40回目の本戦出場を決めました。本戦は2027年1月2日・3日に開催予定です。

Q2:ブライアン・キピエゴの2026年最新成績は?

A2:箱根駅伝予選会で1時間00分48秒を記録し、個人1位を獲得しました。これで2年連続の個人優勝です。さらに11月1日の全日本大学駅伝では8区を担当し、56分29秒で区間2位となりました。

Q3:山梨学院大学は箱根駅伝で過去に優勝していますか?

A3:はい。1992年、1994年、1995年の3回、箱根駅伝で総合優勝しています。特に1994年と1995年は連続優勝を達成しました。

Q4:2027年の箱根駅伝エントリーメンバーは発表されていますか?

A4:2026年10月時点で公表されているのは、箱根予選会のエントリー16名です。予選会の登録メンバーと本戦の正式エントリー、実際に走る10名の区間配置は別の情報として確認する必要があります。

2026年の山梨学院大学駅伝は、箱根駅伝予選会の総合6位と全日本大学駅伝の総合14位という、異なる側面が表れたシーズンとなった。

特に押さえておきたい数字は次の3つだ。

- 7年連続40回目: 2027年箱根駅伝への出場実績
- 1時間00分48秒: キピエゴの箱根予選会個人1位の記録
- 5時間16分40秒: 全日本大学駅伝の総合タイム

山梨学院大学は、1990年代に箱根駅伝を3度制した伝統校だ。しかし、近年はシード権から遠ざかっており、2027年大会では本戦での順位向上が問われる。

プロの視点から注目したいのは、キピエゴの個人記録以上に、チーム全体の底上げが実現するかどうかだ。

予選会で成果を上げた集団走を箱根でも再現できるか。全日本で課題となった序盤の区間順位を改善できるか。そして田原匠真主将を中心とするチームが、最後まで一体感を保てるか。

この3点が、シード権獲得への判断基準になる。

2027年の箱根駅伝は、山梨学院大学がかつての強豪校としての存在感を取り戻すための重要な大会となる。 予選会通過をゴールにせず、その先のシード権獲得へ挑むチームの走りに注目したい。

同じカテゴリの記事

桜井 達也
デジタルマーケター 桜井 達也
プロフィールを見る →

リーグ公式の記録ページと球団発表を出典とし、成績は集計期間を明記して掲載。現地取材と配信情報を区別して記述します。

おすすめの関連記事