日本相撲協会の公式サイトには、場所ごとに「休場力士情報」の専用ページが設けられています。
2026年11月場所のページでは、次の3区分が確認できます。
- 幕内・十両
- 幕下・三段目
- 序二段・序ノ口
2026年11月4日時点では、いずれの区分にも力士名の掲載はありません。 休場者がいないと確定したわけではなく、公式ページ上で発表済みの休場者を確認できないという意味です。
番付別の休場確認状況この表は日本相撲協会の令和八年十一月場所の休場者ページをもとに整理したものです。
幕内・十両は特に初日の顔ぶれに注目幕内には横綱、大関、関脇、小結、前頭が所属します。優勝争いや三賞争いに直接関わる力士が多いため、上位力士の休場は場所全体の見どころにも影響します。
十両も幕内と同じく関取と呼ばれる地位です。十両から幕下への陥落や、幕下から十両への昇進を争う力士にとって、休場は翌場所の番付にも関わる問題になります。
一方、幕下以下は取組数や開催時間が異なり、幕内・十両とは別の視点で確認する必要があります。
休場者を調べる際は、幕内・十両だけでなく、下位の全段も確認することが大切です。
【休場の仕組み】初日から休む力士と途中休場する力士の違い
大相撲の休場には、大きく分けて初日から出場しないケースと、取組を続けた後に休場するケースがあります。
初日から休場するケース場所が始まる前から負傷や病気などによって出場が難しい場合、初日から休場することがあります。
主な背景は次のとおりです。
- 前場所で負ったけがが完治していない
- 場所前の稽古で新たな負傷をした
- 手術後のリハビリが必要
- 病気や体調不良によって出場できない
力士は本場所で15日間の連続した取組に対応する必要があります。痛みを抱えた状態で無理に出場すれば、症状が悪化する可能性もあります。
そのため、場所前の調整状況や医師の診断を踏まえて休場を選択することがあります。
途中休場するケース途中休場は、初日から何日か出場した後に、負傷や体調不良などを理由として土俵を離れるケースです。
取組中に負傷する場合だけでなく、場所前から抱えていた症状が悪化する場合もあります。
途中休場の場合は、それまでの勝敗が残るため、初日から休場した場合とは星取表の状況も異なります。
星取表の記号にも注目日本相撲協会の公式星取表では、次のように勝敗や休みを表します。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| ○ | 勝ち |
| ● | 負け |
| □ | 不戦勝 |
| ■ | 不戦敗 |
| や | 休み・取組なし |
特に注意したいのが「や」と「■」の違いです。
「や」は休み・取組なしを示し、「■」は不戦敗を表します。休場のタイミングや取組の成立状況によって表示が変わります。
この違いを理解しておけば、休場力士の成績を確認するときにも混乱しにくくなります。
【休場理由を検証】診断書には何が記載される?
力士の休場理由として多いのは、相撲の取組や稽古で発生した負傷です。
ただし、けがだけが休場の理由ではありません。内科的な病気や感染症など、さまざまな事情があります。
診断書で確認できる主な情報休場に際して医師の診断書が提出され、協会から内容が公表される場合には、次のような情報が報道されます。
- 傷病名
- 負傷した部位
- 治療や安静が必要な期間
- 手術やリハビリの必要性
- 本場所への出場が難しいとする判断
ただし、すべての休場について詳細な診断内容が一般公開されるわけではありません。公式の休場者一覧と診断書の公表情報は、分けて確認する必要があります。
2026年に報じられた休場理由の実例2026年の過去の本場所では、診断書や師匠の説明を通じて、休場に至った経緯が報じられています。
例えば、2026年3月の春場所では、横綱大の里が左肩関節脱臼を理由に休場しました。報道によると、診断書には約3週間の安静加療を要する見込みと記載されていました。
また、2026年9月の秋場所では、横綱豊昇龍が右膝内側側副靱帯損傷を理由に初日から休場しました。約3週間のリハビリテーション加療が必要との診断が公表されています。
こうした事例からも、休場は単なる勝敗上の問題ではなく、力士の競技生活や長期的なコンディションに関わる判断であることが分かります。
【2026年の過去の経緯】初日休場・途中休場の実例を比較
九州場所の休場情報を理解するうえでは、直前の秋場所などで発生した休場の経緯も参考になります。
特に注目したいのは、場所が始まる前から休場が決まっていたケースと、出場中の取組をきっかけに休場したケースの違いです。
2026年秋場所で起きた休場2026年9月場所では、横綱豊昇龍の初日からの休場が報じられました。
豊昇龍は7月の名古屋場所で右膝を負傷し、その後、手術を受けていました。9月場所の段階でもリハビリが必要な状態で、出場を見送っています。
一方、幕内の琴勝峰は秋場所11日目の取組で頭部に衝撃を受け、12日目から休場しました。9月25日には「脳しんとう疑い、頭部外傷」とする診断書の内容が報じられています。
この2つは、初日から休場する場合と、場所中に休場する場合の違いを理解するうえで参考になる事例です。
過去の休場事例から分かること- 初日休場:前場所からの負傷や手術後の回復状況が関係することがある。
- 途中休場:取組中の負傷や症状の悪化がきっかけになることがある。
- 再出場:休場後の回復状況によって判断が変わるため、休場した時点で再出場の有無まで決まるわけではない。
九州場所でも、初日前の発表だけでなく、開催期間中の動きを追う必要があります。
【最新情報の確認方法】11月8日の初日以降はどこを見る?
2026年九州場所の休場情報を追うなら、日本相撲協会の公式サイトを中心に確認するのが確実です。
確認する情報は主に3種類あります。
1.日本相撲協会の休場力士情報最初に確認したいのが、公式の「休場力士情報」です。
このページでは、幕内・十両、幕下・三段目、序二段・序ノ口の区分で休場者が整理されています。
場所前から休場が決まった力士だけでなく、場所中に新たに休場が発表された場合も、ここを確認することで情報を追えます。
2.当日の取組表休場者の確認とあわせて、当日の取組表もチェックしましょう。
日本相撲協会の2026年11月場所の観戦案内では、取組表は当日の朝8時までに掲載予定と案内されています。これは取組表の掲載予定時刻であり、休場情報そのものの更新時刻を保証するものではありません。
初日以降は、次の流れで確認すると分かりやすくなります。
1. 休場力士情報で新たな発表を確認する。
2. 当日の取組表で対戦カードを確認する。
3. 星取表で不戦勝・不戦敗や休みの表示を確認する。
4. 診断書や師匠の説明が報道された場合は、休場理由を確認する。
2026年11月場所の主要日程
| 日程 | 日付 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 番付発表 | 10月26日 | 力士の所属番付 |
| 初日 | 11月8日 | 初日からの休場 |
| 2日目 | 11月9日 | 新たな休場・取組変更 |
| 中日 | 11月15日 | 前半戦の休場状況 |
| 13日目 | 11月20日 | 終盤の出場状況 |
| 千秋楽 | 11月22日 | 最終的な成績 |
日程は日本相撲協会の令和8年年間日程表に基づいています。
場所中は、毎日同じページを確認する習慣をつけると、途中休場の発表も見落としにくくなります。
【プロの結論】今場所の休場情報で見落としてはいけない3つのポイント
2026年11月場所の休場情報を見るうえで、重要なのは次の3点です。
第一に、公式一覧に名前がないことと、全力士が出場できることは同じではありません。
現時点では公式一覧に休場者名が掲載されていませんが、初日前の発表や場所中の新たな休場によって状況が変わる可能性があります。
第二に、幕内・十両だけでなく幕下以下も確認することです。
ニュースでは横綱や大関などの休場が大きく取り上げられがちです。しかし、幕下・三段目・序二段・序ノ口にも休場する力士はいます。全段を対象にした公式一覧を確認することが、情報の取りこぼしを防ぐポイントです。
第三に、休場理由と再出場の判断は別々に確認することです。
診断書に治療期間が記載されていても、その期間だけで再出場の可否を断定することはできません。実際の回復状況や師匠の説明、協会の発表をあわせて見る必要があります。
休場情報を単なる欠場者リストとして見るのではなく、力士の健康状態や今後の番付争いにも関わる情報として捉えることが大切です。
【今場所休場力士に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年11月場所で休場する力士は誰ですか?
現時点では、日本相撲協会の公式休場力士情報に名前の掲載はありません。初日前や開催中に新たな発表が行われる可能性があります。
Q2:九州場所の初日はいつですか?
2026年11月8日(日)です。千秋楽は11月22日(日)で、会場は福岡国際センターです。
Q3:幕内以外の休場力士も確認できますか?
確認できます。日本相撲協会の公式ページでは、幕下・三段目、序二段・序ノ口も掲載対象になっています。
Q4:途中休場した力士は再出場できますか?
体調やけがの回復状況によっては、同じ場所に再出場するケースもあります。ただし、必ず復帰できるわけではありません。
Q5:休場理由や診断書は公開されますか?
診断書の内容が協会から公表されたり、師匠の説明を通じて報道されたりする場合があります。ただし、すべての力士について詳細な診断情報が公開されるわけではありません。
Q6:休場情報はいつ更新されますか?
公式の休場力士情報を随時確認するのが基本です。取組表は当日の朝8時までに掲載予定とされていますが、休場情報の更新時刻が一律に定められているわけではありません。
2026年11月の九州場所は、11月8日から22日まで福岡国際センターで開催されます。11月4日時点では、日本相撲協会の休場力士情報に幕内・十両から序ノ口まで、休場者の名前は掲載されていません。
ただし、初日前の休場発表や、取組中の負傷などによる途中休場は今後発生する可能性があります。特に注目力士の出場状況を追う場合は、公式の休場者一覧、当日の取組表、星取表の3つを照らし合わせることが大切です。
力士にとって休場は、身体を守り、今後の競技生活を考えるための重要な判断でもあります。九州場所の15日間は、勝敗だけでなく、それぞれの力士のコンディションや復帰への動きにも注目したいところです。