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デニーズと江口寿史の関係を総整理|2025年騒動の真相と2026年最新情報

黒羽 理沙 黒羽 理沙 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

デニーズと漫画家・イラストレーターの江口寿史氏には、1992年から1997年までメニューブックやCM告知用イラストを担当した長い協業の歴史があります。2023年にはデニーズ50周年記念企画で約27年ぶりに再登場し、2024年にはメニューブックの表紙や店舗限定デザインのポスター、オリジナルグッズにも起用されました。

しかし、2025年10月に江口氏のイラスト制作過程をめぐる問題が表面化。デニーズジャパンは10月6日に自社ブランドでのイラスト使用を控えると発表し、同年11月7日には調査結果を公表しました。調査では、2023年9月納品分の人物部分に商業雑誌の写真を無許諾で引用したとの本人説明があった一方、2024年9月納品分については特定の写真からの引用はないとの回答が示されています。

2026年11月4日現在、注目すべきなのは、長年のコラボレーションの歴史と、2025年の調査で明らかになった制作上の問題を混同しないことです。過去の起用実績から騒動の経緯、公式発表、現在の状況まで整理します。

【まず結論】デニーズと江口寿史の関係とは?約30年にわたるコラボレーションの歴史

デニーズ江口寿史

デニーズと江口寿史氏の関係は、単発の広告タイアップではありません。1990年代から続くブランドイメージづくりの一環として、メニューブックや販促物にイラストを採用してきた歴史があります。

江口氏は1956年熊本県生まれ。1977年に「週刊少年ジャンプ」で漫画家デビューし、『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん!』『エイジ』などの作品で知られています。

1992年には短編集『江口寿史の爆発ディナーショー』で第38回文藝春秋漫画賞を受賞。1980年代半ば以降はイラストレーターとしての活動も広げ、漫画作品とは異なる表現領域でも評価を得てきました。

デニーズが同氏を起用したのは1992年から1997年まで。メニューブックの表紙だけでなく、CMの告知などでもメインビジュアルを担当していました。

その後、長い期間を経て2023年のデニーズ50周年記念企画で再び起用されます。過去のファンにとっては懐かしい再会であり、若い世代にとっては江口氏のイラストを飲食店のブランドビジュアルとして知る機会にもなりました。

なぜデニーズは江口寿史のイラストを採用したのか

デニーズの公式発表では、2023年の再起用について、1990年代の起用実績を踏まえた50周年企画として説明されています。約27年ぶりにメニュー表紙へイラストを採用したところ、ファンを中心に当時を懐かしむ声が寄せられたことも、企画の背景にありました。

江口氏のイラストは、人物の表情やファッション、構図を通して独自の世界観を表現するものです。メニューという日常的な接点に作品を配置することで、料理そのものだけでなく、ブランドの記憶や雰囲気も伝える狙いがあったと考えられます。

このように、デニーズにとって江口氏は、単に絵を発注する外部クリエイターではなく、過去のブランドイメージを象徴する存在でもありました。

【1992~2024年】デニーズと江口寿史の歴代イラスト・コラボ年表

両者の関係を理解するには、1990年代の初期起用、2023年の50周年企画、2024年のグッズ展開とメニュー刷新を分けて見る必要があります。

株式会社セブン&アイ・フードシステムズが公表したプレスリリースを中心に、主要な出来事を整理しました。

時期 主な出来事 内容・位置づけ
1992年 初期起用 メニューブックやCM告知のメインビジュアルを担当。
1992~1997年 継続的なコラボ メニューブック表紙などにイラストを採用。
2023年8月 50周年企画開始 デニーズ50周年記念企画がスタート。
2023年9月12日 約27年ぶりの復活 江口氏の描き下ろしイラストがグランドメニュー表紙に登場。
2024年7月23日 限定グッズ企画 Tシャツ、タペストリー、トートバッグなどのキャンペーン開始。
2024年9月26日 メニュー刷新 新しい表紙デザインと3種類の店内ポスターを展開。
2025年10月4日 制作過程の確認 デニーズジャパンが制作過程の確認を進めていると発表。
2025年10月6日 使用見合わせ 江口氏デザインの広告等媒体物について使用を控えると発表。
2025年11月7日 調査結果公表 2023年納品分と2024年納品分について異なる調査結果を公表。
2026年3月19日 本人の説明をめぐる続報 2025年12月30日の江口氏のX投稿が確認できなくなったと報道。

※1990年代の起用期間、2023年の再登場、2024年のキャンペーン内容は、デニーズジャパンおよびセブン&アイ・フードシステムズの公式発表に基づいています。2025年以降の出来事は同社の発表と報道を参照しています。

2023年:デニーズ50周年で約27年ぶりに復活

2023年はデニーズの50周年にあたる節目の年でした。8月から記念企画が始まり、その一環として9月12日からグランドメニューの表紙に江口氏の描き下ろしイラストが採用されました。

1997年までの起用を知る利用者にとって、今回の復活は過去のデニーズを思い出すきっかけになりました。

企業側も、1990年代のブランドイメージを単純に再現するのではなく、過去の記憶と新しい食体験を結び付ける企画として位置付けていました。

2024年7月:50周年記念の限定コラボグッズ

2024年7月9日、セブン&アイ・フードシステムズは、50周年記念企画のファイナルとして江口氏との限定コラボグッズ企画を発表しました。

キャンペーンは「当たる・もらえる・買える」という3つの形式で構成されていました。

当たるキャンペーンでは、デニーズアプリ会員を対象に、限定Tシャツ50名、タペストリー50名、トートバッグ30名、5,000円分のデニーズ専用QUOカードPay100名、サイン入り作品集5名が用意されました。

応募期間は2024年7月23日から8月31日まで。期間中にデニーズで500円以上の食事をしたアプリ会員が応募できる仕組みでした。

もらえるキャンペーンでは、2024年8月10日から18日まで、対象商品を注文した利用者にオリジナルポストカードを配布。デザインは新旧2種類で、全店合計64,000セットの数量限定でした。

買えるキャンペーンでは、ブック型付箋メモ480円、マグカップ1,500円を店頭販売。店舗ごとに販売数量が限られ、なくなり次第終了する方式でした。

これらは2024年に実施された期間限定企画であり、2026年も同じ条件で販売されている商品ではありません。

2024年9月:メニューブックと3種類のポスターを刷新

2024年9月25日、セブン&アイ・フードシステムズは新しいメニューブックとポスターについて発表しました。

9月26日からグランドメニューの表紙を江口氏の新デザインに刷新。加えて、3種類の異なる店内ポスターを制作しました。

特徴的だったのは、全店舗で同じポスターを掲示するのではなく、店舗ごとに3種類のうち1種類を掲示する仕組みです。店舗によって異なるデザインを楽しめる企画でした。

2023年の復活から2024年の本格的な展開へと、両者のコラボレーションは一段と広がっていたことが分かります。

【2025年10月】江口寿史の写真無断使用問題とデニーズの対応経緯

2025年10月、江口氏が手掛けた広告用イラストの制作過程をめぐって問題が表面化しました。

発端となったのは、ルミネ荻窪が開催するイベント「中央線文化祭2025」の告知ビジュアルです。江口氏が描いた女性の横顔と、SNSに投稿されていた女性の写真との関係が問題になりました。

発端はSNS上の女性の写真を参考にした広告イラスト

2025年10月3日、江口氏は自身のXで、イベント用イラストについてInstagramで見かけた女性の横顔写真を元に描いたことを説明しました。

写真の人物は、モデル・文筆家として活動する金井球氏でした。金井氏から指摘を受けた後、江口氏は本人に連絡し、その後のやり取りで承諾を得たと説明していました。

ただし、問題となったのは、イラスト制作時点で本人の了承を得ていなかったことです。

ルミネ荻窪は告知ビジュアルの制作過程に問題があったと判断し、ポスターを撤去。後に当該ビジュアルを今後使用しない方針を示しました。

この問題をきっかけに、過去に江口氏を起用していた企業にも確認作業が広がりました。

10月4日:デニーズジャパンが制作過程の確認を発表

デニーズジャパンは10月4日、自社の広告等媒体物に使用している江口氏デザインのイラストについて、制作過程の確認を進めていると発表しました。

この段階では、過去のデニーズのイラストについて問題が確定したわけではありません。まずは事実関係を確認するという対応でした。

10月6日:江口寿史デザインのイラスト使用を見合わせ

その後、10月6日にデニーズジャパンは対応を一段進めます。

公式発表では、問題がブランドに与える影響を考慮し、江口氏デザインのイラストを使用した広告等媒体物について、使用を控えると説明しました。

「当社ブランドでの江口寿史氏デザインのイラストの広告等媒体物につきまして、使用を控える対応」

この発表の重要な点は、個別の作品だけでなく、デニーズブランドで使用していた江口氏のイラスト全般を対象とする使用見合わせだったことです。

つまり、1990年代から続いたブランドイメージの一部が、いったん広告媒体から退くことになりました。

【2025年11月7日】デニーズ公式発表で判明した調査結果と本当の問題点

騒動の中で最も重要な資料が、2025年11月7日にデニーズジャパンが発表した「当社の広告等媒体物(江口寿史氏デザインのイラスト)に関するご報告」です。

この発表によって、2023年9月納品分と2024年9月納品分について、異なる回答があったことが明らかになりました。

2023年のイラスト:商業雑誌からの無許諾引用を確認

デニーズジャパンの発表によると、2023年9月に納品されたメニューブックやポスターのイラストについて、江口氏から、人物部分に関して商業雑誌の写真を引用して制作したとの説明がありました。

加えて、権利関係について許諾が必要であるという認識がなかったとの説明も示されています。

ここで重要なのは、問題になったのが単に写真を参考にしたという事実だけではないことです。商業利用されるイラストの人物部分に、商業雑誌の写真が許諾を得ずに引用されていたという制作上の問題が確認された点です。

デニーズ側は、広告制作物に対する確認体制が不十分だったことを認め、再発防止に向けた管理体制の強化を表明しました。

2024年のイラスト:特定の写真からの引用はないとの回答

一方、2024年9月に納品されたメニューブック表紙とポスターのイラストについては、江口氏から雑誌など特定の写真からの引用はないとの回答があったと公表されています。

この違いは非常に重要です。

2023年と2024年の作品をまとめて、すべて同じ問題があったと扱うことはできません。デニーズジャパンの公表内容では、2023年の納品分について商業雑誌からの引用が説明された一方、2024年の作品については特定写真からの引用がないという回答が示されています。

デニーズジャパンが公表した謝罪と今後の対応

デニーズジャパンは、今回の件について、制作物の確認体制に不備があったと認めました。

「制作物に対する確認体制の不備が招いた事案」

加えて、広告デザインの制作過程を再点検し、管理体制を強化すると説明しています。

一方、同社は江口氏との長年の関係や作品への評価についても言及しました。

「江口氏の創作活動ならびに生み出された作品の数々に対する我々の敬意は、変わるものではございません。」

このコメントから読み取れるのは、制作過程の問題と、長年の創作活動に対する評価を分けて考える姿勢です。

ただし、作品への敬意を表明したことと、今後の広告起用を再開することは別問題です。2025年11月7日の調査結果発表は、再起用の発表ではありません。

【制作過程を検証】江口寿史のイラストは何が問題だったのか?事実と未公表事項

今回の騒動を理解するうえでは、「トレース」という制作手法そのものと、写真を商業利用する際の権利・許諾の問題を区別する必要があります。

絵を描く際に写真を参考資料として使用することと、第三者の写真を許諾なく商業作品に取り込むことは、同じ意味ではありません。

デニーズの調査で明らかになったこと

公式資料から確認できる事実は、次のように整理できます。

  • 2023年9月納品分について、人物部分に商業雑誌の写真を引用したとの江口氏の説明があった。
  • その際、権利関係の許諾が必要であるという認識がなかったとの説明があった。
  • 2024年9月納品分については、特定の写真からの引用はないとの回答があった。
  • デニーズジャパンは制作物の確認体制に不備があったと認めた。
  • 同社は広告デザインの制作過程の再点検と管理体制の強化を表明した。

この5点が、デニーズと江口氏の問題について確認できる中心的な事実です。

まだ公表されていない情報は何か

一方、2025年11月7日の公式発表には、引用元となった商業雑誌の具体的な名称、撮影者の氏名、該当写真の詳細な比較資料などは記載されていません。

また、調査に参加した関係者の詳細や、写真とイラストを照合する際に使用した具体的な検証方法も公表されていません。

そのため、公式発表に記載されていない写真や作品まで、問題の対象だったと断定することはできません。

トレースと著作権・肖像に関する問題は別々に考える

トレースは、写真や既存の画像を下敷きにして線や構図を確認する制作工程の一つです。トレースという言葉だけで、すべての作品を盗用と判断することはできません。

しかし、写真を参考にした場合には、写真の著作権、被写体の肖像に関する利益、商業利用の許諾など、複数の観点から確認が必要になります。

江口氏は2025年12月30日のX投稿で、自身の制作手法について説明しました。写真を使ったトレースは下描きの初期段階であり、構図や輪郭を調整して独自のイラストに仕上げると説明しています。

また、雑誌の写真を作品ではなく資料として捉えていた認識が問題だったと振り返り、被写体への配慮が足りなかったと述べました。

ただし、これは江口氏自身による制作手法の説明です。デニーズの2023年作品に関する公式調査結果とは区別して理解する必要があります。

【2026年最新】デニーズと江口寿史の現在は?再起用・グッズ販売の状況

2026年11月4日時点で確認できるデニーズ側の重要な公表内容は、2025年10月の使用見合わせと、同年11月7日の調査結果です。

デニーズで江口寿史のイラストは現在も使われている?

2025年10月6日にデニーズジャパンが発表したのは、同社ブランドで使用している江口氏デザインのイラストについて、広告等媒体物での使用を控えるという対応です。

その後の11月7日の発表でも、調査結果と再発防止策は説明されましたが、広告への再起用を開始するという告知はありませんでした。

2026年11月4日までに確認できる公開資料では、デニーズによる江口氏の新たな広告起用や、2023年・2024年のコラボレーションを再開する公式発表は確認できません。

したがって、過去のメニューブックやポスターが再び全店舗で掲示されていると考える根拠はありません。

2024年のコラボグッズは現在も購入できる?

2024年に販売されたブック型付箋メモやマグカップは、当時の数量限定商品です。キャンペーンの応募期間や販売期間も終了しています。

2026年に同じ商品がデニーズの公式企画として再販売されているという発表は確認できません。

中古市場などで過去のグッズが出品される可能性はありますが、公式販売と個人間取引は区別する必要があります。購入する際は、商品の状態や正規品であること、販売者の説明などを確認することが大切です。

2025年12月30日:江口寿史氏本人が騒動について説明

2025年12月30日、江口氏は自身のXで一連の騒動について長文の説明を公表しました。

ルミネ荻窪のポスターについては、金井球氏のInstagramに投稿された写真を本人への配慮なく無断で参考にしたことを認め、謝罪。その後、弁護士を通じて双方合意のうえで和解したと説明しています。

また、トレースについては、絵を描くための下描きの一段階として行っていたと説明。雑誌の写真を資料として扱っていた従来の認識を見直す必要があると述べました。

江口氏は今後も創作活動を続ける意向を示しましたが、本人の説明と、企業側が過去の広告作品についてどのような判断を下すかは別の問題です。

2026年3月:謝罪投稿が確認できなくなったと報道

2026年3月19日、J-CASTニュースは、2025年12月30日に江口氏が公開した説明・謝罪のX投稿が、同日までに確認できなくなっていると報じました。

同記事では、江口氏のX上で当該投稿が確認できず、取材を申し込んだものの回答が得られなかったことも伝えられています。

ただし、投稿が確認できなくなったことだけで、12月の説明や謝罪を撤回したと判断することはできません。

また、この続報は江口氏本人のSNS発信に関するものであり、デニーズジャパンが新たな調査結果を公表したという内容ではありません。

【プロの結論】デニーズ江口寿史騒動から見える広告イラスト制作の課題

今回の問題は、一人の著名クリエイターの制作手法だけに限定して考えるべきではありません。企業広告における制作工程と権利確認の仕組みを考えるうえでも重要な事例です。

1. 著名なクリエイターへの信頼だけでは権利確認は完結しない

デニーズと江口氏は1992年から長い関係を築いてきました。2023年の50周年企画で再起用されたことからも、双方にとって歴史的な意味のある協業だったことが分かります。

しかし、長年の取引実績や作家としての評価が、そのまま個々の作品の権利確認を保証するわけではありません。

今回、デニーズジャパン自身も制作物に対する確認体制の不備を認めました。広告を発注する企業には、完成したイラストの品質だけでなく、制作に使用された写真や資料の権利関係を確認する仕組みが大切です。

2. 参考資料の管理と制作履歴の記録が重要になる

広告制作では、写真、雑誌、SNS、ストックフォトなど、多様な資料が使われます。

そのため、今後の企業案件では、使用した資料の出所、利用条件、被写体の許諾、制作担当者による確認などを記録しておくことが重要です。

特に商業広告では、完成した作品が多くの人の目に触れ、長期間にわたってブランドのイメージと結び付く可能性があります。

制作会社、イラストレーター、広告主がそれぞれの責任範囲を明確にし、制作開始から納品まで確認を行う必要があります。

3. 過去の作品の評価と制作過程の検証は分けて考える

江口氏の作品には、漫画家としての長いキャリアと、イラストレーターとして築いてきた独自の表現があります。

今回の問題が明らかになったからといって、1990年代のデニーズのイラストを含め、すべての過去作品に同じ問題があったと判断するのは適切ではありません。

一方で、作品の評価が高いことを理由に、制作過程に関する疑問を無視することもできません。

作品そのものの評価、写真の権利関係、企業の確認責任、被写体への配慮。それぞれを切り分けて考えることが、今回の騒動から得られる大きな教訓です。

情報を見極めるための3つの判断基準
  • 公式発表があるか:デニーズジャパンの2025年11月7日付調査報告など、企業が公表した資料を優先する。
  • 対象となる作品が特定されているか:2023年納品分と2024年納品分では公式回答が異なるため、年代を混同しない。
  • 確定した事実と推測を区別しているか:無許諾引用の説明があったことと、すべての作品が盗用だったという主張は同じではない。

こうした基準で情報を整理すると、SNSで広がる断片的な情報に左右されず、デニーズと江口氏の関係を正確に理解できます。

デニーズと江口寿史に関するよくある質問(FAQ)

Q1:江口寿史はいつからデニーズのイラストを担当していた?
A1:1992年から1997年までです。メニューブックの表紙やCM告知などのメインビジュアルを担当しました。

Q2:2023年に江口寿史のイラストが復活した理由は?
A2:デニーズの50周年記念企画の一環です。2023年9月に約27年ぶりにメニューブックの表紙に採用され、過去のファンから懐かしむ声が寄せられたことも、2024年の再企画につながりました。

Q3:2024年のデニーズのポスターは何種類あった?
A3:3種類です。2024年9月26日のメニューブック刷新に合わせて制作され、店舗ごとにそのうち1種類が掲示される仕組みでした。

Q4:2025年の騒動でデニーズのイラストに何があった?
A4:2025年11月7日の公式発表で、2023年9月納品分の人物部分について、商業雑誌の写真を許諾なく引用して制作したとの江口氏の説明があったと公表されました。

Q5:2024年のイラストも無断引用だった?
A5:デニーズの公式発表では、2024年9月納品分について、江口氏から雑誌など特定の写真からの引用はないとの回答があったと説明されています。2023年分と同じ結果ではありません。

Q6:デニーズは2026年に江口寿史の起用を再開した?
A6:2026年11月4日までに確認できる公開資料では、再起用を発表した公式情報は確認できません。2025年10月に発表された使用見合わせについて、その後の再開を示す新たな発表も確認できていません。

Q7:江口寿史のデニーズ限定グッズは現在も買える?
A7:2024年に実施されたTシャツ、タペストリー、トートバッグ、付箋メモ、マグカップなどの企画は期間限定・数量限定でした。2026年の公式再販売は確認できません。

Q8:江口寿史本人は騒動について説明した?
A8:はい。2025年12月30日にXで長文の説明と謝罪を公表しました。2026年3月19日には、その投稿が確認できなくなったとJ-CASTニュースが報じています。

デニーズと江口寿史氏の関係は、1992年から1997年までの初期起用、2023年の50周年記念による約27年ぶりの復活、2024年の限定グッズやメニューブック・ポスター刷新という歴史を持っています。

しかし、2025年10月に制作過程をめぐる問題が表面化し、デニーズジャパンは同月6日に広告等媒体物での使用見合わせを発表しました。11月7日の調査結果では、2023年9月納品分の人物部分に商業雑誌からの無許諾引用があったとの説明が公表されています。

一方、2024年9月納品分については特定の写真からの引用はないとの回答があり、両年度の作品を一括りにすることはできません。

2026年11月現在、デニーズによる江口氏の再起用や限定グッズの再販売について、新たな公式発表は確認できていません。

今回の騒動は、長年愛されてきた作品であっても、制作過程の透明性や権利確認が欠かせないことを示しました。今後の注目点は、デニーズの広告制作管理体制がどのように改善されるか、そして両者の協業に新たな動きがあるかどうかです。

1990年代から続いた歴史を正しく理解するには、懐かしさや作品への評価だけでなく、公式発表で確認された事実と、その後の対応を併せて見ていくことが大切です。

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黒羽 理沙
デジタルマーケター 黒羽 理沙
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化粧品の全成分表示と製造販売元の公式資料、公的機関の効能評価を確認して記事化。体験談は取材了承を得た範囲でのみ引用し、効果を断定しません。

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