九州場所の幕内番付で最上位に位置するのは、東横綱の大の里と西横綱の豊昇龍です。大関には安青錦、琴櫻、霧島の3人が並び、関脇には藤ノ川と熱海富士が入りました。
秋場所の成績を見ると、大の里は12勝3敗、安青錦は11勝4敗と好成績を残しています。一方、豊昇龍は0勝0敗15休。横綱2人の九州場所での土俵復帰と優勝争いが、大きな見どころになります。
大関陣は安青錦が11勝4敗、琴櫻が9勝6敗、霧島が8勝7敗。秋場所を大関として迎えた3人はいずれも勝ち越しており、今場所は角番の大関がいません。
三役以上の東西配置
- 東横綱: 大の里
- 西横綱: 豊昇龍
- 東大関: 安青錦
- 西大関: 琴櫻
- 東大関: 霧島
- 東関脇: 藤ノ川
- 西関脇: 熱海富士
- 東小結: 美ノ海(新小結)
- 西小結: 義ノ富士(再小結)
注目は、東大関に安青錦、さらに2人目の東大関として霧島が配置されている点です。大関が3人いるため、東西の大関欄は通常の2人だけではありません。
また、関脇の藤ノ川は2場所連続、熱海富士は4場所連続で同じ地位を維持。三役の顔ぶれが安定する一方、小結には新しい力士が加わりました。
日本相撲協会の番付トピックスでも、今回の新小結や再小結、関脇の連続在位が紹介されています。
【幕内番付42名】2026年11月場所の東西一覧

2026年11月場所の幕内は、東西合わせて42人です。横綱から前頭17枚目まで、最新の番付を階級ごとに整理しました。
東が右側、西が左側という一般的な画面表示とは異なり、以下では東を先、西を後に記載しています。実際の番付表を確認するときも、東西の表記を基準にしてください。
幕内・東西番付一覧
| 地位 | 東 | 西 |
|---|---|---|
| 横綱 | 大の里 | 豊昇龍 |
| 大関 | 安青錦 | 琴櫻 |
| 大関 | 霧島 | ― |
| 関脇 | 藤ノ川 | 熱海富士 |
| 小結 | 美ノ海 | 義ノ富士 |
| 前頭筆頭 | 朝乃山 | 藤凌駕 |
| 前頭2枚目 | 宇良 | 藤青雲 |
| 前頭3枚目 | 高安 | 伯乃富士 |
| 前頭4枚目 | 尊富士 | 大栄翔 |
| 前頭5枚目 | 平戸海 | 豪ノ山 |
| 前頭6枚目 | 琴勝峰 | 琴栄峰 |
| 前頭7枚目 | 若元春 | 金峰山 |
| 前頭8枚目 | 狼雅 | 錦富士 |
| 前頭9枚目 | 欧勝馬 | 朝紅龍 |
| 前頭10枚目 | 獅司 | 王鵬 |
| 前頭11枚目 | 隆の勝 | 朝白龍 |
| 前頭12枚目 | 一山本 | 阿炎 |
| 前頭13枚目 | 寿之富士 | 朝翠龍 |
| 前頭14枚目 | 時疾風 | 出羽ノ龍 |
| 前頭15枚目 | 玉鷲 | 北の若 |
| 前頭16枚目 | 嵐富士 | 旭海雄 |
| 前頭17枚目 | 大青山 | ― |
出典:日本相撲協会の令和8年十一月場所番付を基に整理。スポーツナビ掲載の東西一覧とも照合。
前頭上位で注目したい力士前頭筆頭には朝乃山と藤凌駕が入りました。朝乃山は秋場所で10勝5敗を挙げ、東前頭6枚目から5枚上昇。上位陣との対戦が増える位置で、三役復帰を視野に入れた戦いになります。
前頭2枚目の宇良も10勝5敗で、東前頭9枚目から大きく番付を上げました。独特の取り口で知られる宇良が、上位力士を相手にどこまで白星を伸ばせるかも注目です。
一方、前頭3枚目には元小結の伯乃富士、前頭4枚目には大栄翔が配置されています。両者は秋場所で5勝10敗と負け越し、小結から平幕へ下がりました。
前頭15枚目以降は、新入幕と再入幕の力士が多く並ぶゾーンです。番付の下位に位置するからといって見逃せない力士がそろい、幕内残留を懸けた戦いにも注目が集まります。
【十両番付最新】28名の東西一覧と幕内からの降格・昇進
幕内の次に位置する十両も、九州場所では大きく顔ぶれが変わりました。十両は東西合わせて28人。幕内から下がった実力者と、幕下から昇進した新十両力士が同じ番付に並びます。
十両・東西番付一覧
| 地位 | 東 | 西 |
|---|---|---|
| 十両筆頭 | 千代翔馬 | 阿武剋 |
| 十両2枚目 | 風賢央 | 翔猿 |
| 十両3枚目 | 輝 | 正代 |
| 十両4枚目 | 一意 | 嘉陽 |
| 十両5枚目 | 竜電 | 若隆景 |
| 十両6枚目 | 湘南乃海 | 生田目 |
| 十両7枚目 | 丹治 | 日翔志 |
| 十両8枚目 | 翠富士 | 東白龍 |
| 十両9枚目 | 御嶽海 | 白熊 |
| 十両10枚目 | 炎鵬 | 若ノ勝 |
| 十両11枚目 | 友風 | 佐田の海 |
| 十両12枚目 | 旭富士 | 玉正鳳 |
| 十両13枚目 | 明生 | 時不動 |
| 十両14枚目 | 羽出山 | 竜鳳 |
出典:2026年11月場所の番付資料。旭富士と竜鳳は新十両。
幕内から十両へ下がった6人今回、幕内から十両へ移った力士は6人です。前場所の成績と新しい番付を照らすと、成績不振や休場が番付に反映されたことが分かります。
- 正代:西前頭11枚目・3勝12敗から西十両3枚目へ
- 若隆景:東前頭12枚目・0勝0敗15休から西十両5枚目へ
- 翔猿:東前頭14枚目・4勝11敗から西十両2枚目へ
- 千代翔馬:西前頭14枚目・5勝10敗から東十両筆頭へ
- 若ノ勝:東前頭16枚目・0勝0敗15休から西十両10枚目へ
- 湘南乃海:東前頭17枚目・3勝12敗から東十両6枚目へ
特に正代と若隆景の十両転落は、今場所の注目材料です。実績のある力士でも、休場や負け越しが続けば番付を下げることになります。
十両から幕内へ上がった6人反対に、十両から幕内へ昇進した力士は6人です。新入幕と再入幕を合わせた顔ぶれは次のとおりです。
- 出羽ノ龍:新入幕・西前頭14枚目
- 玉鷲:再入幕・東前頭15枚目
- 北の若:再入幕・西前頭15枚目
- 嵐富士:新入幕・東前頭16枚目
- 旭海雄:新入幕・西前頭16枚目
- 大青山:再入幕・東前頭17枚目
新入幕が3人、再入幕が3人という構成です。新しい幕内力士がどこまで上位陣に食い込めるかだけでなく、再び幕内に戻った玉鷲や北の若の巻き返しも見逃せません。
十両と幕内の入れ替えは、番付の流動性を示す重要な部分です。日本相撲協会の公式番付と秋場所の成績を比較すると、今回の昇降がより明確になります。
【注目力士の関係性】新小結・美ノ海と新入幕3人の昇進を比較
2026年11月場所の番付で、特に注目したいのが美ノ海、義ノ富士、出羽ノ龍、嵐富士、旭海雄です。それぞれ昇進の経緯が異なり、今回の番付が持つ特徴を象徴しています。
出典:日本相撲協会「令和八年十一月場所 番付トピックス」、スポーツ報知の番付発表報道。
美ノ海は33歳5か月で新小結今回の番付で大きな話題となるのが、木瀬部屋の美ノ海です。秋場所では西前頭3枚目で10勝5敗を記録し、九州場所では東小結に昇進しました。
日本相撲協会によると、美ノ海は沖縄県出身者として初めて小結に昇進。初土俵から63場所を要した新三役昇進は、学生相撲出身者として最も遅い記録に位置付けられています。
加えて、昇進時の年齢は33歳5か月。戦後の新三役昇進として4番目の高齢記録です。
年齢を重ねてからの三役昇進は、単純な勝ち星だけでは語れないキャリアの積み重ねを感じさせます。新小結として迎える九州場所は、これまでの努力が上位陣との対戦でどのように実を結ぶかが焦点になります。
義ノ富士は再小結、三役への復帰を果たす美ノ海とともに小結に入った義ノ富士は、再小結です。秋場所は西前頭2枚目で9勝6敗。2026年7月場所以来の小結復帰となりました。
新小結と再小結が東西に並ぶ構図は、今場所の三役を象徴するポイントです。美ノ海が初めての三役でどこまで通用するか、義ノ富士が過去の経験を生かして勝ち越せるか、対照的な2人の戦いにも注目です。
出羽ノ龍・嵐富士・旭海雄が新入幕新入幕は出羽ノ龍、嵐富士、旭海雄の3人です。当初、出羽ノ龍と嵐富士の名前が特に目立ちますが、旭海雄も同時に幕内昇進を果たした力士です。
出羽ノ龍はモンゴル出身の25歳。秋場所では東十両筆頭で10勝5敗を挙げました。出羽海部屋からの新入幕は、2015年11月場所の御嶽海以来となります。
嵐富士は22歳。2024年春場所に幕下最下位格付け出しでデビューし、2026年の名古屋場所で新十両に昇進しました。その後、名古屋場所で11勝4敗、秋場所で10勝5敗を記録。十両をわずか2場所で通過して幕内入りを決めています。
福岡県出身の嵐富士にとって、九州場所は地元で迎える特別な舞台です。福岡県出身者の新入幕は、2013年夏場所の大喜鵬以来、戦後24人目となります。
旭海雄は26歳のモンゴル出身力士です。秋場所は西十両筆頭で8勝7敗と勝ち越し、大島部屋からは現師匠が部屋を創設して以来、初めての新入幕力士となりました。
3人とも新入幕という共通点はありますが、昇進までの道のりは異なります。九州場所では幕内のスピードや対戦相手の強さにどう適応するかが試されます。
41歳11か月で再入幕した玉鷲にも注目新入幕力士と並んで見逃せないのが玉鷲です。東前頭15枚目で再入幕を果たし、昇進時の年齢は41歳11か月。日本相撲協会の番付トピックスによると、昭和以降で最も高齢の再入幕記録です。
秋場所では東十両3枚目で10勝5敗を記録。長い現役生活のなかで再び幕内の土俵に戻ってきたことは、今回の番付の大きな見どころです。
【番付表の見方と仕組み】昇進・降格はどう決まる?
大相撲の番付表は、単に力士の名前を並べた一覧ではありません。力士の現在の地位を示す公式資料であり、前場所の成績を受けた昇進・降格の結果が反映されています。
東と西ではどちらが上?同じ地位であれば、基本的に東の力士が西の力士より上位として扱われます。
例えば、東前頭筆頭と西前頭筆頭なら、東前頭筆頭のほうが上位です。番付表では、同じ枚数の東西が横並びになるため、左右の位置だけでなく「東」「西」の表記を確認する必要があります。
また、前頭は数字が小さいほど上位です。前頭筆頭は前頭2枚目より上位で、前頭17枚目は幕内のなかでは下位に位置します。
勝ち越し・負け越しが昇降の基本本場所は原則15日間で、幕内・十両の力士は1場所15番の取組を行います。8勝以上で勝ち越し、7勝以下で負け越しです。
- 8勝7敗:1つ勝ち越し
- 9勝6敗:3つ勝ち越し
- 10勝5敗:5つ勝ち越し
- 7勝8敗:1つ負け越し
- 5勝10敗:5つ負け越し
- 0勝0敗15休:全休
勝ち越せば必ず同じ枚数だけ上がる、負け越せば必ず同じ枚数だけ下がるという単純な仕組みではありません。
例えば、前頭の上位と下位では、同じ勝ち越し数でも昇進できる余地が異なります。また、ほかの力士の成績や昇降との兼ね合いもあります。
そのため、番付は前場所の勝敗だけでなく、各地位の力士全体の成績を踏まえて編成されます。日本相撲協会は、本場所終了後3日以内に番付編成会議を開催し、次の場所の番付を決めると説明しています。
大関の角番と陥落の仕組み大関には、通常の力士とは異なる角番制度があります。大関が負け越すと、翌場所は角番となり、その場所でも負け越すと関脇へ陥落します。
ただし、陥落した直後の場所で関脇として10勝以上を挙げれば、大関に復帰できる特例があります。
今回の九州場所では、安青錦・琴櫻・霧島の3人全員が秋場所で勝ち越しているため、角番の大関はいません。
新入幕と新十両は何が違う?新入幕は、十両から幕内に初めて昇進した力士を指します。一方、新十両は幕下以下から十両に初めて昇進した力士です。
九州場所では、出羽ノ龍・嵐富士・旭海雄が新入幕。旭富士と竜鳳は新十両となりました。
幕内と十両の間には、番付上の地位だけでなく、関取としての待遇や相撲界での立場にも大きな違いがあります。新十両昇進は力士にとって大きな節目であり、新入幕はさらに上の舞台への到達を意味します。
【番付表の公式確認・PDF保存】最新更新日と歴代番付の比較方法
2026年11月場所の番付表を確認する際は、日本相撲協会の公式サイトを最優先にするのが確実です。
最新更新日は2026年10月26日- 番付発表日:2026年10月26日(月)
- 対象:令和8年十一月場所
- 場所名:九州場所
- 初日:2026年11月8日(日)
- 千秋楽:2026年11月22日(日)
- 会場:福岡国際センター
日本相撲協会は10月26日に十一月場所の番付を発表し、同日に番付トピックスも公開しました。
したがって、2026年11月3日時点で確認できる最新の公式番付は、10月26日発表の九州場所番付です。場所前のため、まだ九州場所の取組結果は反映されていません。
番付表と星取表は別の資料です。番付表は場所の開始前に決まる地位を示し、星取表は場所中の勝敗を記録します。場所が始まってから日々更新されるのは主に取組結果や星取表です。
日本相撲協会の公式番付表を確認する方法公式サイトでは、次の順番で番付を確認できます。
1. 日本相撲協会の公式サイトを開く。
2. 「十一月場所番付」の項目を選択する。
3. 「番付表」を開く。
4. 令和8年十一月場所の東西一覧を確認する。
5. 必要に応じて番付トピックスや星取表も確認する。
番付表を紙で保存したい場合は、表示画面の印刷機能を利用できます。PDFとして保存する機能がある端末なら、印刷先からPDFを選択すると手元に残せます。
歴代番付表を比較するときのポイント過去の番付と比較する場合は、同じ場所の前後を比較するのがおすすめです。今回なら、2026年9月場所と11月場所を比較すると、秋場所の成績がどのように新番付へ反映されたのかが分かります。
日本相撲協会の「過去の成績・番付検索」では、平成25年1月場所から令和8年11月場所までの各場所の情報を検索できます。
比較するときは、次の3点を確認すると便利です。
- 最高位の更新: 過去の番付と比べて三役や大関に昇進したか。
- 番付の推移: 前頭何枚目から何枚目へ移動したか。
- 休場と成績: 勝ち越し・負け越しや全休がどのように反映されたか。
特に美ノ海のような新三役力士や、玉鷲のような再入幕力士は、歴代の番付を比較することで今回の昇進の価値がより明確になります。
【番付表最新】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月場所の最新番付はいつ発表されましたか?
A1:2026年10月26日(月)に日本相撲協会から発表されました。11月3日時点での最新番付は九州場所のものです。
Q2:2026年11月場所の横綱と大関は誰ですか?
A2:横綱は東の大の里と西の豊昇龍です。大関は安青錦、琴櫻、霧島の3人です。
Q3:2026年11月場所の新小結は誰ですか?
A3:美ノ海です。秋場所で10勝5敗を挙げ、東小結に昇進しました。義ノ富士も西小結に再昇進しています。
Q4:九州場所の新入幕力士は誰ですか?
A4:出羽ノ龍、嵐富士、旭海雄の3人です。玉鷲、北の若、大青山も再入幕しています。
Q5:十両から幕内へ昇進した力士は何人ですか?
A5:6人です。新入幕3人と再入幕3人が幕内に加わりました。
Q6:番付表はPDFでダウンロードできますか?
A6:日本相撲協会の公式番付表ページで閲覧できます。PDFで保存したい場合は、ブラウザや端末の印刷機能からPDF保存を利用する方法があります。
Q7:番付表の最新情報はどこで確認できますか?
A7:日本相撲協会の公式サイトが基本です。幕内・十両の一覧や場所中の星取表については、スポーツナビなどの相撲情報ページでも確認できます。
2026年11月場所の番付は、横綱・大の里と豊昇龍を頂点に、大関3人、関脇2人、小結2人という構成です。新小結の美ノ海と再小結の義ノ富士が三役に入り、出羽ノ龍・嵐富士・旭海雄の3人が新入幕を果たしました。
今回の番付で特に押さえておきたい要点は次の5つです。
- 大の里と豊昇龍による横綱同士の戦い。
- 安青錦・琴櫻・霧島の大関陣の活躍。
- 美ノ海の新小結昇進と義ノ富士の再小結。
- 出羽ノ龍・嵐富士・旭海雄の新入幕。
- 玉鷲の41歳11か月での昭和以降最年長再入幕。
番付表を見るときは、現在の地位だけでなく、前場所の成績や昇降の経緯まで確認すると、力士一人ひとりの成長や苦労が見えてきます。
九州場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎えます。新入幕力士の挑戦、ベテランの再浮上、そして上位陣の優勝争い。最新番付を手元に置きながら15日間の取組を追えば、大相撲の楽しみ方はさらに広がります。
番付表の最新更新日:2026年10月26日(日本相撲協会発表)/記事情報確認日:2026年11月3日