最初に、2026年11月時点で公表されている情報を整理しておこう。
| 項目 | 発表内容 |
|---|---|
| 作品名 | 『ジョン万』 |
| 放送年 | 2028年 |
| 放送開始 | 2028年1月予定 |
| 作品番号 | 大河ドラマ第67作 |
| 主演 | 山﨑賢人 |
| 主人公 | 中濱万次郎(ジョン万次郎) |
| 脚本 | 藤本有紀 |
| 制作統括 | 家冨未央 |
| プロデューサー | 二見大輔 |
| クランクイン | 2027年初夏予定 |
| 主な舞台 | 19世紀の日本・アメリカ・太平洋 |
制作発表は2026年4月9日、NHK放送センターで開催された記者会見で行われた。山﨑賢人にとって大河ドラマ初出演にして初主演となる。
また、脚本の藤本有紀は2012年の『平清盛』以来、2度目の大河ドラマ担当となる。
なぜタイトルが「ジョン万」なのか主人公の中濱万次郎は、アメリカで暮らしていた時期に「John Mung(ジョン・マン)」と呼ばれていた。
日本ではジョン万次郎の愛称として知られており、今回の作品名『ジョン万』も、この呼び名に由来する。
注目したいのは、主人公が歴史上の有名な政治家や武士ではなく、もともとは土佐の一漁師だったことだ。
身分や出自に恵まれていたわけではない少年が、海難事故をきっかけに世界へ飛び出し、異国で学び、帰国後は日本の近代化に関わっていく。
この人生そのものが、作品の大きなドラマになる。
藤本有紀の脚本に期待されること藤本有紀は、人物の人生を長い時間軸で描き、時代背景と個人の感情を組み合わせる脚本で知られる。
代表的な担当作品は次のとおり。
- 『ちりとてちん』(2007年):NHK連続テレビ小説
- 『平清盛』(2012年):NHK大河ドラマ
- 『ちかえもん』(2016年):NHK時代劇
- 『みをつくし料理帖』(2017年):NHK時代ドラマ
- 『カムカムエヴリバディ』(2021年):NHK連続テレビ小説
NHK出版の番組ガイドでも、これらの作品を手がけた脚本家として紹介されている。
今回の題材では、漂流という極限状態、アメリカでの青春、帰国への葛藤、そして日本での新たな人生と、主人公の人生が大きく変化する。
特に注目したいのは、異文化に触れた少年が、故郷に帰ってからどのような立場で生きるのかという部分だ。
単なる海外冒険譚ではなく、異国で得た知識と経験を日本にどう伝えるかという、社会的なテーマも描きやすい題材である。
【ジョン万次郎の生涯】漂流からアメリカ渡航、帰国までの史実
『ジョン万』を理解するうえで欠かせないのが、主人公のモデルとなった中濱万次郎の実際の人生だ。
国立国会図書館の「近代日本人の肖像」や国立公文書館の漂流関係資料、高知県立坂本龍馬記念館の展示資料から、その足跡をたどることができる。
1. 1827年:土佐の漁師の家に生まれる中濱万次郎は1827年、現在の高知県土佐清水市中浜に生まれた。
幼い頃に父親を亡くし、家計を支えるために働く生活を送ったとされる。
当時の日本は江戸幕府による対外制限が続いており、一般の庶民が海外へ渡る機会はほとんどなかった。
万次郎の人生が大きく変わるのは、14歳になった1841年のことだった。
2. 1841年:漁に出て遭難、鳥島に漂着14歳の万次郎は、仲間の漁師たちと漁に出た際、暴風雨に遭遇する。
船は漂流し、乗組員たちは太平洋上の無人島・鳥島にたどり着いた。
水や食料が十分にない環境で、万次郎たちは約143日間を生き延びた。
その後、島の近くを通りかかったアメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助される。
船長のウィリアム・ホイットフィールドとの出会いが、万次郎の運命を変えた。
この出来事は国立公文書館の漂流記録にも紹介されている。
3. 1843年:アメリカで学び、船乗りとして成長救助後、万次郎はアメリカへ渡る。
ほかの漂流仲間と離れ、ホイットフィールド船長の支援を受けながら、マサチューセッツ州フェアヘイブンで生活することになった。
ここで学んだのは、英語だけではない。
- 数学
- 測量学
- 航海術
- 造船に関する知識
- アメリカの社会制度や文化
日本では学ぶ機会の少なかった西洋の実学を身につけ、捕鯨船の航海にも携わるようになる。
当時のアメリカは産業革命の進展期にあり、万次郎は日本とは異なる社会や技術に直接触れていた。
4. 1850~1852年:帰国を決意し、日本へ向かうアメリカで経験を積んだ万次郎は、故郷へ戻ることを決意する。
ただし、当時の日本は鎖国体制下にあった。海外から帰国すること自体が容易ではなく、外国船に乗っていた経験も問題視される可能性があった。
万次郎は帰国資金を得るためにカリフォルニアで働き、帰国への準備を進める。
1851年には琉球に上陸。その後、薩摩や長崎などで取り調べを受け、1852年に土佐へ帰郷した。
漂流から帰国まで、実に約11年の歳月が流れていた。
5. 1853年以降:幕府に召され、知識を伝える立場へ帰国後の万次郎は、アメリカで身につけた英語や航海術などの知識を生かして活動する。
ペリー来航後、幕府に召され、通訳や教育に関わるようになった。
1860年には、日米修好通商条約の批准書交換に関わる遣米使節団に随行する咸臨丸に乗船し、通訳を務めた。
また、後年は教育者としても活動し、開成所などで教鞭を執った。
漂流した少年が、今度は日本と海外をつなぐ役割を担うようになったのである。
中濱万次郎の生涯・年代別年表| 年代 | 出来事 | 歴史的な意味 |
|---|---|---|
| 1827年 | 土佐に誕生 | 漁師の家庭で育つ |
| 1841年 | 漂流・鳥島に漂着 | 人生を変える海難事故 |
| 1841年 | 米国捕鯨船に救助 | アメリカとの接点が生まれる |
| 1843年 | フェアヘイブンで生活 | 英語・数学・航海術などを学ぶ |
| 1850年 | 帰国に向けて出発 | 日本への帰還を目指す |
| 1851年 | 琉球に上陸 | 日本への帰国が実現に近づく |
| 1852年 | 土佐に帰郷 | 約11年ぶりに故郷へ戻る |
| 1853年以降 | 幕府に召される | 通訳・教育などに従事 |
| 1860年 | 咸臨丸で渡米 | 日米交流に関わる |
| 1898年 | 逝去 | 近代日本の国際交流史に名を残す |
なお、人物名には「中浜」と「中濱」の表記がある。国立国会図書館の人物紹介では「中浜万次郎」、今回の大河ドラマの制作発表では「中濱万次郎」と表記されている。同一人物を指す表記の違いだ。
【ジョン万のあらすじ】ドラマで描かれる見どころは?
NHKの制作発表で紹介された物語は、万次郎が土佐の漁師だった少年時代から始まる。
大きな特徴は、日本国内だけで物語が完結しないことだ。
太平洋を越えたアメリカでの経験が、主人公の人生と、その後の日本の歴史に結びついていく。
見どころ1:14歳の少年が経験する漂流とサバイバル物語の出発点は、1841年の遭難事故。
無人島での過酷な生活や、アメリカ捕鯨船との出会いは、映像作品としても大きな見せ場になりそうだ。
特に、海という自然の脅威を前にした少年の恐怖や、生き延びようとする仲間たちの姿は、主人公の成長を描くうえで重要な場面になる。
見どころ2:アメリカでの青春と異文化体験今回の物語紹介では、アメリカで学校に通い、友情や恋を経験する万次郎の姿も示されている。
当時のアメリカは、日本とは異なる社会制度や文化を持つ国だった。
万次郎は英語を習得し、航海術や数学などを学ぶ一方、人種差別にも直面する。
単に異国で成功した日本人という描写ではなく、異なる価値観の中で自分の立場を見つけていく過程が、ドラマの重要な軸になりそうだ。
見どころ3:帰国を決意するまでの葛藤万次郎にとってアメリカは、新しい知識や可能性を与えてくれた場所だった。
それでも、故郷にいる母や仲間たちへの思いは消えなかった。
日本へ帰れば、外国との関係を理由に厳しい扱いを受ける可能性もある。
それでも帰国を選んだ背景には、故郷への思いだけでなく、自分が学んだ知識を日本に伝えたいという気持ちもあった。
見どころ4:幕末の日本で果たす役割帰国後の万次郎は、海外事情に詳しい貴重な人材として幕府に召される。
英語を話し、アメリカの社会を知り、航海術を身につけた経験は、外交や教育の場面で大きな意味を持った。
ドラマでは、ペリー来航後の日本がどのように海外と向き合っていくのか、その中で万次郎がどんな役割を果たすのかが注目点になる。
ただし、番組紹介で示された恋愛や人間関係の具体的な描写は、歴史上の記録そのものではなく、ドラマとして構成される物語の部分も含む。
史実と脚色を見比べながら楽しみたい作品だ。
【ジョン万のキャスト・制作陣】山﨑賢人と藤本有紀のタッグに注目
主演・山﨑賢人が演じる中濱万次郎今回、主人公を演じるのは山﨑賢人。
1994年生まれの俳優で、映画やテレビドラマを中心に幅広く活動してきた。
代表作として知られるのは次の作品だ。
- NHK連続テレビ小説『まれ』
- 『デスノート』
- 映画『orange』
- 映画『四月は君の嘘』
- 映画『キングダム』シリーズ
- 映画『ゴールデンカムイ』シリーズ
- 映画『陰陽師0』
特に『キングダム』シリーズなどでは、身体表現を伴う役柄にも取り組んできた。
今回演じる万次郎は、少年時代から壮年期まで、人生の大きな変化を経験する人物だ。
14歳の漁師から、アメリカで学び、国際交流の現場で活躍する大人へ。年齢や立場によって異なる表情をどう演じ分けるかが見どころになる。
山﨑は発表会見で、万次郎について「知れば知るほど魅力的な人」と語っている。大河ドラマ初出演という点でも、本人にとって大きな挑戦になる。
脚本・藤本有紀が描く人間ドラマ藤本有紀は、今回の企画について、以前からジョン万次郎の物語を書きたいという思いがあったことを明かしている。
制作発表時には、万次郎の人生を「ロマン」と表現し、冒険だけでなく挫折や苦しみも大きかったはずだと語った。
このコメントからも、成功物語だけではない、人間としての万次郎を描く意図がうかがえる。
『平清盛』では歴史上の人物と時代の動きを描き、『カムカムエヴリバディ』では世代を超えた人生のつながりを描いた。
『ジョン万』では、個人の人生と日本の国際化という大きな歴史の流れを、どのように結びつけるのかが期待される。
現在発表されているキャストと関係者| 人物・役割 | 担当 | 発表状況 |
|---|---|---|
| 中濱万次郎 | 山﨑賢人 | 主演として発表済み |
| 脚本 | 藤本有紀 | 発表済み |
| 制作統括 | 家冨未央 | 発表済み |
| プロデューサー | 二見大輔 | 発表済み |
| 演出 | 保坂慶太・泉並敬眞・石川慶 | 発表時に公表 |
| その他の出演者 | 未公表 | 追加発表待ち |
現時点で、山﨑賢人以外の主要キャストについては、確定した出演者一覧が公表されていない。
ホイットフィールド船長、万次郎の母、漂流仲間、幕末の幕臣や歴史上の人物など、重要な登場人物が誰によって演じられるかは今後の注目ポイントだ。
SNSやまとめサイトで出演者の予想が掲載されていても、正式な出演発表とは区別しておきたい。
【ジョン万の史実と歴代大河ドラマを比較】幕末・明治の日米交流が新しい視点に
『ジョン万』の魅力は、主人公の人生だけではない。
幕末という時代を、これまでの大河ドラマとは異なる角度から描ける点にある。
武士や政治家ではなく、庶民の人生から幕末を描く幕末を扱った大河ドラマでは、坂本龍馬、西郷隆盛、徳川慶喜など、政治や軍事の中心にいた人物が主人公になるケースが多かった。
一方、万次郎はもともと政治家でも武士でもない。
貧しい漁師の少年として生まれ、漂流を経験したことで海外へ渡り、そこで身につけた知識を日本へ持ち帰った。
この構図は、歴史の大きな転換期を、名もなき庶民の視点から見直す機会になる。
2027年『逆賊の幕臣』との歴史的な接点特に興味深いのが、2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』との関係だ。
2027年作品は松坂桃李主演で、幕臣・小栗忠順を主人公に描く。
小栗忠順は1860年の遣米使節団に参加し、万次郎も同じ年、咸臨丸に乗船してアメリカへ渡っている。
両者は同じ幕末の日米交流史に関わる人物だが、立場は異なる。
- 小栗忠順:幕府の中枢から日本の近代化を考えた幕臣。
- 中濱万次郎:海外で学んだ経験を日本へ伝えた漂流者・通訳・教育者。
2027年と2028年の大河を続けて見ることで、幕府の外交政策と、海外経験を持つ民間出身者の活動を異なる視点から理解できる。
歴代作品との違い| 作品 | 主人公・主演 | 歴史の視点 |
|---|---|---|
| 『龍馬伝』(2010年) | 坂本龍馬・福山雅治 | 幕末の志士と日本の変革 |
| 『八重の桜』(2013年) | 新島八重・綾瀬はるか | 会津と明治維新 |
| 『青天を衝け』(2021年) | 渋沢栄一・吉沢亮 | 幕末から近代経済の形成 |
| 『逆賊の幕臣』(2027年) | 小栗忠順・松坂桃李 | 幕府側から見た近代化 |
| 『ジョン万』(2028年) | 中濱万次郎・山﨑賢人 | 漂流者の海外経験と日米交流 |
この比較から見えてくるのは、『ジョン万』が政治権力の争いだけでなく、海外との接触によって人生が変わった一人の人間を中心に据えていることだ。
幕末・明治の日米交流を理解する重要人物万次郎の功績を、単に「アメリカから知識を持ち帰った人」と理解するだけでは不十分だ。
彼が果たした役割には、複数の側面がある。
第一に、言語と外交の橋渡し。
英語を習得していた万次郎は、海外との交渉や情報収集に関わる貴重な存在だった。
第二に、航海・技術知識の伝達。
アメリカで学んだ航海術や測量などの知識は、当時の日本にとって価値の高いものだった。
第三に、海外社会を実際に知る経験者としての役割。
外国についての情報が限られていた時代に、現地で暮らした経験を持つ人物の証言は重要だった。
高知県立坂本龍馬記念館も、万次郎が通訳や教育などの場面で活躍し、日本の近代化や国際化に貢献した人物として紹介している。
【2026年最新】ジョン万の放送開始日・追加キャスト・今後の発表予定
2026年11月3日時点で、制作・主演・脚本などの基本情報は公表されている。
一方、具体的な放送スケジュールや共演者など、今後の発表を待つ情報もある。
放送開始日は2028年1月予定NHKの番組情報では、放送開始は2028年1月と案内されている。
ただし、2028年1月の何日に初回放送となるのか、放送時間や初回の放送尺などの詳細は、現段階では確定情報として公表されていない。
したがって、「2028年1月放送開始予定」と理解しておくのが正確だ。
追加キャストの発表はいつ?現在の公式情報で確認できる主演は山﨑賢人。
今後、次のような人物のキャスト発表が注目される。
- ウィリアム・ホイットフィールド船長
- 万次郎の母や家族
- 漂流を共にした仲間たち
- アメリカで出会う友人や関係者
- 幕末の幕府関係者や教育者
ただし、これらは史実や物語から考えられる登場人物であり、出演者が決まったという意味ではない。
制作スケジュールにも注目制作発表時に公表されたクランクイン予定は2027年初夏。
アメリカと日本をまたぐ物語だけに、海外の風景や港町、捕鯨船、幕末の町並みなど、舞台設定をどう再現するかも重要になる。
今後は出演者の発表だけでなく、ロケ地、衣装、時代考証、音楽、メインビジュアルなどにも関心が集まりそうだ。
2026年11月時点の確定情報と未発表情報| 確認項目 | 状況 |
|---|---|
| 作品タイトル | 『ジョン万』で確定 |
| 主演 | 山﨑賢人で確定 |
| 脚本 | 藤本有紀で確定 |
| 放送開始時期 | 2028年1月予定 |
| クランクイン | 2027年初夏予定 |
| 初回の具体的な放送日 | 未発表 |
| その他の主要キャスト | 未公表 |
| 主題歌・音楽 | 未公表 |
| 全話数 | 未公表 |
| 詳細なロケ地 | 未公表 |
このように、作品の骨格は決まっているものの、出演者や演出面の詳細は今後の発表を待つ段階だ。
【再来年大河ドラマ『ジョン万』に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:再来年の大河ドラマは何ですか?
A1:2028年のNHK大河ドラマは『ジョン万』です。第67作で、ジョン万次郎こと中濱万次郎の生涯を描きます。主演は山﨑賢人です。
Q2:『ジョン万』の放送開始日はいつですか?
A2:2028年1月の放送開始が予定されています。具体的な初回放送日は2026年11月3日時点では公表されていません。
Q3:『ジョン万』の脚本家は誰ですか?
A3:藤本有紀です。『ちりとてちん』『平清盛』『カムカムエヴリバディ』などを手がけた脚本家で、今回が2作目の大河ドラマ担当となります。
Q4:山﨑賢人は大河ドラマ初出演ですか?
A4:はい。『ジョン万』が大河ドラマ初出演で、初主演となります。
Q5:ジョン万次郎は実在した人物ですか?
A5:実在した歴史上の人物です。1827年に土佐で生まれ、1841年に14歳で漂流。アメリカの捕鯨船に救助されて渡米し、現地で教育を受けた後、1852年に土佐へ帰郷しました。その後は通訳や教育者として活躍しました。
Q6:ジョン万次郎は坂本龍馬と関係がありますか?
A6:両者は幕末という同じ時代を生きた人物です。万次郎は帰国後、海外事情や英語などの知識を伝える役割を果たしました。坂本龍馬ら幕末の志士たちと同じ時代背景を理解するうえで、万次郎の活動は重要です。
2028年の大河ドラマ第67作『ジョン万』は、山﨑賢人主演、藤本有紀脚本で、中濱万次郎の波乱に満ちた生涯を描く作品だ。
2026年11月時点で押さえておきたい情報は次のとおり。
- 作品名は『ジョン万』。
- 主演は大河初出演の山﨑賢人。
- 脚本は『平清盛』『カムカムエヴリバディ』の藤本有紀。
- 放送開始は2028年1月予定。
- 2027年初夏にクランクイン予定。
- 主人公は漂流からアメリカ渡航、帰国を経験したジョン万次郎。
この作品の本質的な面白さは、幕末の歴史を日本国内の政治や武士の視点だけでなく、海外で生活した一人の庶民の経験から描けることにある。
特に、異文化交流、海外留学、語学、航海技術、国際社会での経験といったテーマに興味がある人には、注目する価値の高い作品だ。
一方、合戦や政治闘争を中心とした従来型の戦国大河を期待する視聴者は、冒険と人間ドラマを軸にした作品である点を押さえておきたい。
今後の最大の注目点は、万次郎を取り巻く人物を誰が演じるのか、そして漂流・渡米・帰国という史実をどのような映像表現で再構成するのかという点だ。
『ジョン万』は、一人の少年が海を越えた経験を通じて、日本と世界の関係を変える一端を担った物語である。 2028年の放送に向けて、追加キャストや制作情報の発表にも注目したい。