ホーム スポーツ 【試合結果と得点経過】ヨルダン1-3アルゼンチン、4ゴールの全記録

【試合結果と得点経過】ヨルダン1-3アルゼンチン、4ゴールの全記録

古谷 瑞穂 古谷 瑞穂 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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最終スコアはヨルダン1-3アルゼンチン。前半に2点を先行したアルゼンチンが、後半にヨルダンの反撃を受けながらも、最後はメッシの追加点で勝利を確実にした。

試合は2026年6月27日21時(現地時間)にキックオフ。会場となったダラス・スタジアムには70,649人が集まった。前半終了時点ではアルゼンチンが2-0でリードしていたが、55分にアルタマリが得点したことで、一時は1点差まで詰まっている。

公式記録に基づく得点経過


アルゼンチン


3 - 1

ヨルダン対アルゼンチン

試合終了
2026年6月27日

ヨルダン



19分:ジオバニ・ロ・チェルソ

アルゼンチンが直接フリーキックから先制。鮮やかな左足のシュートで試合の主導権を握った。
0-1


31分:ラウタロ・マルティネス

PKを成功させて追加点。アルゼンチンが2点リードに広げた。
0-2


55分:ムサ・アルタマリ

後半開始から投入されたアルタマリが、エーサン・ハッダードのクロスをゴールに結びつけた。
1-2


80分:リオネル・メッシ

60分から途中出場していたメッシが直接フリーキックを決め、再び2点差に。
1-3



前半:ロ・チェルソとラウタロが試合を動かす

先制点が生まれたのは19分。アルゼンチンはセットプレーのチャンスを生かし、ロ・チェルソが直接フリーキックを決めた。ゴール前での精度が求められる場面で、相手GKの届きにくいコースへシュートを送り込んだ。

続く31分にはPKを獲得。マルコス・セネシへのファウルによって得たチャンスをラウタロ・マルティネスが確実に決めた。前半だけで2点を奪ったことで、アルゼンチンは試合を優位に進められる状況をつくった。

特筆すべきは、2得点とも異なる選手の技術が表れたことだ。ロ・チェルソはセットプレーのキック精度、ラウタロはペナルティーエリア内での決定力を発揮。攻撃の選択肢が一つではないことを示した。

後半:アルタマリの反撃とメッシの決定的な一撃

後半開始時、ヨルダンはムサ・アルタマリとマフムード・アルマルディを投入した。特にアルタマリの投入は試合の流れを変えるきっかけになった。

55分、エーサン・ハッダードのクロスを受けたアルタマリがゴール。2点差を1点差に縮め、ヨルダンに反撃の可能性をもたらした。グループステージ敗退が決まっていたチームとは思えないほど、最後まで得点を狙う姿勢を見せた場面だった。

しかし、アルゼンチンにはメッシが控えていた。60分にラウタロとの交代でピッチに入ると、80分に直接フリーキックを決めて3点目。ヨルダンの追い上げを食い止め、勝敗を決定づけた。

試合の公式記録では、ロ・チェルソが19分、ラウタロが31分、アルタマリが55分、メッシが80分。得点者と時間を整理すると、前半のセットプレーとPK、後半の途中出場選手による得点が勝負を分けた構図が明確になる。

【ヨルダン対アルゼンチンのハイライト】メッシのFKが歴史的記録に

この試合最大の見どころは、メッシが途中出場から直接フリーキックを決めた80分の場面だ。単なる追加点ではなく、ワールドカップの連続試合得点記録を更新するゴールでもあった。

メッシは60分から出場、20分後にゴール

リオネル・スカローニ監督は、すでにグループJ首位通過を決めていたこともあり、メッシを先発から外していた。メッシが投入されたのは60分。ラウタロ・マルティネスに代わってピッチに立った。

そして80分、直接フリーキックからゴールを記録。FIFAの公式試合レポートによると、これは2026年大会でのメッシの6得点目であり、ワールドカップ7試合連続得点という新記録につながった。

メッシは先発出場しなくても、限られた時間で試合を決定づけられることを改めて証明した。グループ最終戦で無理に出場時間を増やす必要がない状況でも、投入後に結果を残した点は大きい。

ロ・チェルソの先制FKも見逃せない

もう一つ注目したいのが、19分のロ・チェルソのゴールだ。メッシのフリーキックばかりが話題になりやすいが、先制点も同じく直接FKから生まれている。

アルゼンチンはセットプレーで2得点を記録した。異なるキッカーが、それぞれの局面で得点に結びつけたことは、攻撃の厚みを示す材料となる。

ロ・チェルソにとっても、この大会で存在感を示す得点だった。FIFAのスペイン語版試合レポートでは、カタール大会を負傷で欠場した同選手が今回のゴールを喜んだことにも触れている。

ヨルダンのアルタマリも大会の記憶に残る得点

アルゼンチンの3得点に目が向きがちだが、ヨルダンのアルタマリのゴールも評価したい。後半開始から投入された選手が10分足らずで結果を出し、試合を再び競争的な展開に戻した。

ヨルダンはこの大会がワールドカップ初出場。グループJでは最終的に敗退したものの、アルタマリの個人技や攻撃参加は、強豪相手にも得点機会をつくれることを示した。

【スタメン・フォーメーション】両監督が選んだ11人と交代策

この試合の先発メンバーには、両チームの置かれた状況が反映されていた。

アルゼンチンのスカローニ監督は、オーストリア戦から先発を9人変更。すでに首位通過を決めていたため、主力の負担を調整しながら控え選手にも出場機会を与える編成だった。一方、ヨルダンもアルジェリア戦から2人を変更して臨んだ。

ヨルダン代表のスタメン

監督:ジャマル・セルミ/フォーメーション:3-4-2-1

ヨルダン代表


1. GK:ヤジード・アブライラ
2. DF:アブダラー・ナシブ
3. DF:ヤザン・アルアラブ
4. DF:フサム・アブダハブ
5. DF:エーサン・ハッダード
6. MF:ヌール・アルラワブデ
7. MF:ニザール・アルラシュダン
8. MF:ムハンナド・アブタハ
9. MF:アリ・アザイゼ
10. FW:オデー・ファフーリ
11. FW:アリ・オルワン

キャプテンはエーサン・ハッダード。アルタマリはベンチスタートで、後半開始時に投入された。結果的に、この交代が55分の得点につながっている。

アルゼンチン代表のスタメン

監督:リオネル・スカローニ/フォーメーション:4-4-2

アルゼンチン代表


1. GK:エミリアーノ・マルティネス
2. DF:マルコス・セネシ
3. DF:ニコラス・タグリアフィコ
4. DF:ニコラス・オタメンディ(主将)
5. MF:レアンドロ・パレデス
6. MF:エクセキエル・パラシオス
7. MF:ジオバニ・ロ・チェルソ
8. MF:ニコ・パス
9. FW:ジュリアーノ・シメオネ
10. FW:フリアン・アルバレス
11. FW:ラウタロ・マルティネス

メッシはベンチスタート。エミリアーノ・マルティネスとラウタロ・マルティネスは、直前のオーストリア戦から引き続き先発した2人だった。控え選手を中心とした編成でも、経験豊富なGKと前線の得点源を残した点が特徴的だ。

なお、両チームの先発メンバーとフォーメーションはドイツサッカー連盟(DFB)の公式データセンターにも記録されている。

【得点者と試合の関係性】4人のゴールが示した試合の構図

今回の試合を理解するには、得点者だけでなく、それぞれがどのタイミングで投入され、どのプレーで得点に関わったのかを整理すると分かりやすい。

特に注目したいのは、先発したロ・チェルソとラウタロ、後半から投入されたアルタマリとメッシという対照的な関係だ。

時刻 選手・チーム 得点につながったプレー 試合への影響
19分 ロ・チェルソ
アルゼンチン
直接フリーキック 先制点を獲得
31分 ラウタロ
アルゼンチン
PK成功 2点差に拡大
55分 アルタマリ
ヨルダン
ハッダードのクロスから得点 1点差に追い上げる
60分 メッシ
アルゼンチン
ラウタロとの交代で出場 終盤の攻撃を強化
80分 メッシ
アルゼンチン
直接フリーキック 3-1で勝利を決定づける

この表から分かるのは、アルゼンチンの得点が先発選手だけに依存していなかったことだ。セットプレーで先制し、PKで追加点を奪い、途中出場のメッシが最後を締めた。選手交代を含めた総合力が結果に表れた試合だった。

一方、ヨルダンは後半開始時の交代が機能し、アルタマリの得点で一時的に試合の緊張感を高めた。ハッダードのクロスとアルタマリのフィニッシュという連係も、この試合の重要な攻撃シーンである。

【試合展開を分析】アルゼンチンが勝ち切れた理由とヨルダンの課題

スコアだけを見るとアルゼンチンの余裕ある勝利に映る。しかし、試合内容を詳しく見ると、ヨルダンにも反撃の時間帯があり、単純な一方的展開ではなかった。

1. ボール保持と攻撃回数でアルゼンチンが優位

試合データでは、アルゼンチンのボール支配率は73%、ヨルダンは27%。シュート数もアルゼンチンが12本、ヨルダンが5本だった。枠内シュートはアルゼンチン4本、ヨルダン1本で、攻撃機会の量と質に差が出ていた。

期待得点(xG)もアルゼンチンが約2.13、ヨルダンが約0.74。実際の得点数と合わせて見ると、アルゼンチンは攻撃機会を比較的効率よく得点に変えていた。

ただし、支配率が高かったことと、90分間にわたって危なげなかったことは同じではない。55分に失点した後は、ヨルダンが1点差まで迫っている。最終的にメッシの得点が生まれるまで、試合には一定の緊張感が残っていた。

2. スカローニ監督の大胆な選手起用

9人の先発変更は、この試合を読み解くうえで要点だ。

アルゼンチンはすでにグループJ首位を確定させており、ヨルダン戦はグループステージを締めくくる一戦だった。主力を休ませながら、複数の選手に実戦経験を与える判断には合理性がある。

加えて、60分にはメッシ、ロ・チェルソに代わってティアゴ・アルマダ、ニコ・パスに代わってアレクシス・マック・アリスターを投入。71分にはバレンティン・バルコ、82分にはホセ・マヌエル・ロペスも起用した。

重要なのは、交代選手が単に試合を消化するための存在ではなかったことだ。メッシが決勝的な追加点を決めたように、ベンチからでも試合の結果を変えられる選手が控えていた。

3. ヨルダンは後半の修正で一矢報いた

ヨルダンは前半に2失点したものの、後半はアルタマリを投入して攻撃の活性化を図った。その交代策が55分の得点につながった点は、チームにとって大きな収穫だ。

ただ、アルゼンチンのボール保持を長時間止めることは難しく、攻撃に出た後の守備対応にも負担がかかった。最終的にメッシの直接FKで再び2点差になり、追い上げるための時間も限られた。

ヨルダンは大会を通して3試合すべてで得点を記録した一方、3連敗でグループステージを終えた。初出場の舞台で得た経験を、次の国際大会にどうつなげるかが今後の課題になる。

【2026年W杯グループJ最終順位】アルゼンチンは勝ち点9で首位通過

ヨルダン戦は単独の試合としてだけでなく、グループJの最終順位を決定づける一戦でもあった。

グループJにはアルゼンチン、オーストリア、アルジェリア、ヨルダンの4か国が参加。全3試合を終えた最終順位は以下の通りとなった。


グループJ最終順位



1位 アルゼンチン
9ポイント

3勝0分0敗/得点8・失点1/得失点差+7




2位 オーストリア
4ポイント

1勝1分1敗/得点6・失点6/得失点差0




3位 アルジェリア
4ポイント

1勝1分1敗/得点5・失点7/得失点差-2




4位 ヨルダン
0ポイント

0勝0分3敗/得点3・失点8/得失点差-5



※バーは勝ち点9を100%とした相対表示。

アルゼンチンは3戦全勝の勝ち点9で首位を確定。得点8、失点1という数字からも、攻守両面で安定したグループステージだったことが分かる。

2位は勝ち点4のオーストリア。3位のアルジェリアも勝ち点4だったが、得失点差の違いで順位が分かれた。ヨルダンは3連敗で勝ち点0となり、グループ最下位で大会を終えた。

アルゼンチンにとって、このヨルダン戦は首位通過を争う試合ではなく、すでに確保した首位の座を維持してグループステージを終えるための試合だった。そのため、メッシを含む主力の起用を調整できたことも、次のラウンドを見据えた大きな意味を持っていた。

【ヨルダン対アルゼンチンに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:ヨルダン対アルゼンチンの試合結果は何対何?
A1:2026年6月27日のFIFAワールドカップ・グループJ最終節は、ヨルダン1-3アルゼンチンで終了しました。アルゼンチンが2点差で勝利しています。

Q2:ヨルダン対アルゼンチンの得点者は誰?
A2:アルゼンチンはジオバニ・ロ・チェルソ(19分)、ラウタロ・マルティネス(31分・PK)、リオネル・メッシ(80分)。ヨルダンはムサ・アルタマリ(55分)です。

Q3:メッシはスタメンだった?
A3:いいえ。メッシはベンチスタートで、60分にラウタロ・マルティネスとの交代で出場しました。その後、80分に直接フリーキックを決めています。

Q4:メッシのゴールは何分で、どのような得点だった?
A4:80分です。直接フリーキックを決め、アルゼンチンの3点目を記録しました。2026年大会での6得点目であり、ワールドカップ7試合連続得点の新記録にもなりました。

Q5:ヨルダン対アルゼンチンの試合会場はどこ?
A5:米国テキサス州アーリントンにあるダラス・スタジアムです。実際の施設はAT&Tスタジアムとして知られています。観客数は70,649人でした。

Q6:アルゼンチンはグループJを何位で終えた?
A6:3勝0分0敗、勝ち点9で1位です。オーストリアが2位、アルジェリアが3位、ヨルダンが4位となりました。

Q7:ヨルダンはグループステージを突破できた?
A7:突破できませんでした。アルゼンチン戦を含む3試合で3連敗し、勝ち点0でグループJ最下位となりました。

ヨルダン対アルゼンチンは、2026年6月27日に行われたワールドカップ・グループJ最終節で、アルゼンチンが3-1で勝利した試合だった。

ロ・チェルソの19分の直接FK、ラウタロの31分のPKによって前半を2-0で終えたアルゼンチン。後半にはアルタマリの55分のゴールでヨルダンが追い上げたものの、途中出場のメッシが80分に直接FKを決めて勝負を決定づけた。

この試合の評価要点は大きく3つある。

  • アルゼンチンの選手層:先発を9人変更しても、試合を優位に進めて勝利できた。
  • メッシの歴史的な記録:途中出場から大会6得点目を決め、ワールドカップ7試合連続得点を達成した。
  • ヨルダンの挑戦:アルタマリのゴールで反撃し、初出場大会で最後まで得点を狙う姿勢を見せた。

最終的にアルゼンチンはグループJを勝ち点9の首位で通過。ヨルダンは勝ち点0で大会を終えた。スコアだけなら3-1という明確な結果だが、その背景にはアルゼンチンの計画的な選手起用、セットプレーの精度、そしてメッシという存在があった。

ヨルダンにとっては世界王者との対戦で得た経験が今後の代表強化につながる。一方、アルゼンチンにとっては、主力の負担を調整しながら勝利を収め、決勝トーナメントへ向けてチームの層の厚さを確認できた重要な最終戦だった。

主な情報源:FIFA公式大会レポート・ハイライト、ドイツサッカー連盟(DFB)公式データセンター、ロイター通信、FOX SportsのグループJ最終順位、各試合データ提供機関。

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トレンドリサーチャー 古谷 瑞穂
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