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光永翔音とは何者?2026年アジア大会の日本新記録と二刀流の経歴、資格停止の経緯を徹底解説

一条 隼人 一条 隼人 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
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光永翔音(みつなが・しょうおん)は、中央大学に所属する男子競泳の注目選手です。日大豊山高校時代には野球と競泳を両立する「二刀流」として活躍し、大学進学後は水泳一本に専念。2026年には日本選手権でバタフライ2冠を達成し、愛知・名古屋アジア大会では男子100mバタフライの日本新記録を樹立して金メダルを獲得しました。

一方、2025年の競技会で禁止物質が検出され、2026年に4カ月間の資格停止処分が公表されたことも大きな注目を集めています。21歳の新星はどのような経歴を持ち、処分に至った背景には何があったのでしょうか。現在の競技成績や2028年ロサンゼルス五輪への目標も含めて整理します。

【プロフィール】光永翔音の読み方・年齢・身長・現在の所属大学は?

光永翔音

光永翔音の基本プロフィール

光永翔音は、競泳男子バタフライを主戦場とする日本の水泳選手です。名前の読み方は「みつなが・しょうおん」。JOC(日本オリンピック委員会)の選手プロフィールでは、英語表記は「MITSUNAGA Shoon」とされています。

2005年6月28日生まれで、2026年11月現在は21歳。中央大学商学部に在籍する大学3年生です。

項目 プロフィール
名前 光永翔音
読み方 みつなが・しょうおん
英語表記 MITSUNAGA Shoon
生年月日 2005年6月28日
年齢 21歳(2026年11月現在)
出身地 千葉県
身長 191cm
所属 中央大学
学部・学年 商学部3年
競技 競泳
得意種目 50m・100mバタフライ

出典:JOC公式選手プロフィール、中央大学公式情報、2026年のスポーツ報道。

身長191cmの恵まれた体格が武器

光永の大きな特徴は、191cmという競泳選手としても目を引く体格です。

バタフライでは、腕を大きく動かすストロークと水中での推進力が重要になります。長いリーチを生かした泳ぎは、光永の競技上の強みの一つです。

2026年9月のアジア大会では、男子100mバタフライの決勝で前半を2位で折り返し、後半に加速する泳ぎを見せました。

単純に体格が大きいだけではなく、後半まで泳ぎの大きさを維持できることが、自己記録の更新につながっています。

現在は中央大学水泳部で競技を続ける

JOCの2026年9月19日時点のプロフィールでは、中央大学3年として登録されています。

中央大学商学部も2026年10月6日、光永がアジア大会男子100mバタフライで日本新記録を樹立して優勝したことを公式ニュースで紹介しました。

大学進学後の競技成績が、国際大会でのメダル獲得につながったことが分かります。

【経歴】日大豊山高校では野球と競泳の二刀流!中央大学で水泳一本に

光永翔音の経歴を語るうえで欠かせないのが、日大豊山高校時代の野球との両立です。

現在は日本代表の競泳選手ですが、高校時代には野球でも実績を残していました。

幼少期から水泳、小学生から野球を経験

光永は幼少期から水泳を始め、小学生の頃から野球にも取り組んできました。

野球では小学6年時にマリーンズジュニアに選ばれ、中学時代には京葉ボーイズでプレーした経歴が報じられています。

日大豊山高校に進学してからも、競泳と野球の両方を続けました。

その練習スケジュールは決して簡単なものではありません。

スポニチの2026年3月の報道によると、登校前に水泳の練習を行い、授業が終わると野球部の練習に参加する生活を送っていました。

日大豊山高校時代の主な実績

高校時代の競技実績は、野球と水泳の双方に及びます。

競泳での実績

- 2022年の全国高校総体(インターハイ)男子100mバタフライで優勝。
- 同大会ではリレー種目を含む3冠を達成。
- 高校時代からバタフライで全国レベルの実力を示した。

野球での実績

- 日大豊山高校野球部に所属。
- 東東京大会では4番・一塁手としてプレー。
- 2023年の東東京大会でベスト8入りに貢献。

特に注目したいのは、どちらか一方を早い段階で諦めるのではなく、高校生活の大部分を二つの競技に打ち込んだ点です。

高校3年生の夏が人生の転換点に

転機になったのは高校3年生の夏です。

野球で甲子園を目指していた光永でしたが、東東京大会での戦いを通して、自身の将来について考えるようになりました。

報道によると、本人は野球で自分のスイングができない経験などを振り返り、水泳のほうが世界を目指せる可能性が高いと判断。大学進学後は競泳に専念する決断をしました。

この選択は、結果的に大きな転換点となります。

2024年に中央大学へ進学、競泳に専念

2024年から中央大学に進学した光永は、競泳一本の生活に移行しました。

本人は高校時代までの競技経験を振り返り、大学では練習の質や泳ぎ方、基礎づくりを見直したと報じられています。

野球との掛け持ちがなくなったことで、水泳の練習量を大幅に増やし、技術面でも成長。

競泳に本格的に取り組んでからわずか数年で日本代表入りを果たしました。

【2026年の快挙】日本選手権2冠からアジア大会の日本新記録・メダル獲得へ

2026年は光永翔音にとって、競技人生を大きく前進させた一年です。

3月の日本選手権で結果を残し、8月のパンパシフィック選手権を経て、9月のアジア大会では日本を代表するバタフライ選手として存在感を示しました。

3月の日本選手権でバタフライ2冠

2026年3月19日から22日に開催された第101回日本選手権水泳競技大会で、光永は男子50mと100mバタフライの両種目を制しました。

まず男子50mバタフライでは、予選で23秒06を記録。

これは当時の日本記録に並ぶタイムでした。

決勝では23秒16で優勝し、初めて日本選手権のタイトルを獲得しています。

続く男子100mバタフライでも、予選で51秒08の日本学生新記録をマーク。決勝では51秒32で優勝しました。

大学2年生で日本選手権の2冠を達成したことは、その後の国際大会での活躍につながる重要な実績です。

8月のパンパシフィック選手権では男子100mバタフライ4位

アジア大会に先立ち、光永は2026年8月に米国アーバインで開催されたパンパシフィック水泳選手権にも出場しました。

男子100mバタフライでは51秒16で4位。

メダルには届きませんでしたが、世界の強豪選手と競い合う経験を積みました。

この結果は、アジア大会で日本新記録を出すまでの成長を考えるうえでも重要です。

2026年アジア大会で男子100mバタフライ日本新記録

最大の成果は、2026年9月23日の愛知・名古屋アジア大会です。

男子100mバタフライ決勝で、光永は50秒56を記録して優勝しました。

この記録は、それまで水沼尚輝が保持していた50秒81を0秒25更新する日本新記録です。

加えて、日本学生新記録と大会新記録も樹立しました。

レースでは前半を23秒79の2位で折り返し、後半に加速。191cmの体格を生かした大きな泳ぎでライバルを振り切りました。

日本水泳連盟の公式競技レポートでも、自己ベストを大幅に更新した勝利として紹介されています。

50mバタフライでは23秒06で銀メダル

翌24日の男子50mバタフライでも、光永は実力を発揮しました。

決勝の記録は23秒06。順位は2位で銀メダルを獲得しました。

ここで注意したいのは、23秒06は日本新記録の更新ではなく、日本記録と同タイムだったという点です。

2026年3月の日本選手権予選ですでに23秒06をマークしており、アジア大会でも同じ記録を再現しました。

100mでは日本記録を更新して金メダル、50mでは日本記録に並んで銀メダルという、異なる形での快挙です。

アジア大会で獲得したメダル一覧

JOCの公式プロフィールに掲載された光永のアジア大会実績を整理すると、個人種目だけでなくリレーでもメダルを獲得しています。

種目 結果 記録・実績
男子50mバタフライ 銀メダル 23秒06・日本記録タイ
男子100mバタフライ 金メダル 50秒56・日本新
男子4×100mメドレーリレー 銀メダル 日本チームで獲得
男子4×100mフリーリレー 銅メダル 日本チームで獲得

アジア大会での獲得メダルは合計4個。 そのうち個人種目で金と銀を一つずつ獲得したことが、今回の大きな成果です。

【ドーピング違反】光永翔音の資格停止はなぜ?JADAの決定と経緯を検証

光永翔音について検索する人が特に気になるのが、2026年6月に公表されたドーピング違反と4カ月間の資格停止処分です。

この問題は、競技成績とは切り分けて理解する必要があります。

日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の規律パネルが公表した決定書には、検出された物質、薬を使用した経緯、本人の過失の程度、処分期間の判断理由が記されています。

禁止物質のツロブテロールが検出された

発端は2025年9月4日に実施された競技会検査です。

光永の尿検体から、禁止物質に指定されているツロブテロールが検出されました。

JADAの決定書によると、光永は検査前の9月2日、せきの症状を抑える目的で医師からツロブテロールを含む貼付薬を処方され、使用していました。

本人側は、治療目的で使用したものであり、競技力を高める目的ではなかったと説明しています。

JADAも、検出された物質が処方薬に由来することを認めています。

資格停止処分に至るまでの時系列
時期 出来事 確認された内容
2025年9月2日 医師の診察 せきの症状に対して貼付薬を処方
2025年9月4日 競技会検査 尿検体からツロブテロールを検出
2025年9月26日 JADAから連絡 禁止物質の検出について本人に通知
2025年11月5日 資格停止開始 最終決定で4カ月間の停止期間の開始日と認定
2026年3月4日 資格停止終了 4カ月間の停止期間が終了
2026年3月10日 規律パネル決定 4カ月間の資格停止などを決定
2026年6月2日 処分公表 JADAの決定が公表される

なぜ2年間ではなく4カ月間の資格停止だったのか

この問題で重要なのは、禁止物質が検出されたという事実と、意図的にドーピングを行ったかどうかは別の論点だということです。

JADAの規律パネル決定書によると、本人は初診時に医師へ、自身がドーピング検査の対象となり得る競技者であること、禁止物質を含む薬は避けたいことを伝えていました。

医師もその意向を了承したうえで処方していましたが、実際には禁止物質を含む薬が処方されました。

一方で、規律パネルは本人にまったく過失がなかったとは判断していません。

決定書には、次のような事情が記載されています。

- 本人は医師に禁止物質を避けたいと伝えていた。
- コーチから紹介された、大学の有力選手を診療した経験のある医師を信頼していた。
- 医師から禁止物質を含むという説明はなかった。
- しかし、本人自身も処方薬について禁止物質の有無を調べていなかった。
- アンチ・ドーピングに関する積極的な知識習得も十分ではなかった。

規律パネルは、本人に一定の過失がある一方、その程度は重大とまではいえないと判断しました。

その結果、規則上の原則的な期間を踏まえつつ、過失の程度や事情を総合的に考慮して、4カ月間の資格停止としました。

つまり、ドーピング違反そのものが否定されたわけではなく、意図的な使用とは認定されなかったうえで、過失の程度に応じて処分が短縮されたということです。

日本選手権への出場はなぜ認められた?

もう一つ注目されたのが、2026年3月の日本選手権への出場です。

資格停止期間は3月4日に終了していましたが、同大会のエントリー期間には資格停止中でした。

日本水泳連盟は2026年3月、競技前日までに資格停止期間が終了する場合、エントリーを仮申請できる内規を定めました。

光永はこの仕組みの適用を受け、日本選手権に出場。実際に50mと100mバタフライで優勝しました。

日本水泳連盟の金子日出澄副会長兼専務理事は、6月4日の取材で、今後の公平性を保つため、さまざまなケースを想定した内規を整備したと説明しています。

この仕組みは違反の取り消しや特別な免除ではありません。資格停止期間が終了した選手の大会参加資格をどう扱うかという、競技運営上のルールです。

この問題から見えるアンチ・ドーピングの課題

今回のケースは、競技者本人だけでなく、医師、指導者、大学、競技団体がどのように薬の安全性を管理するかという問題も浮き彫りにしました。

治療目的の薬であっても、禁止物質が含まれていれば競技規則上の問題が生じます。

JADAの決定書は、最終的な確認責任は選手本人にあるという考え方を明確にしています。

同時に、処方する医療関係者や競技団体にも、禁止物質に関する知識と情報共有が大切です。

中央大学も処分公表後、アンチ・ドーピングに関する管理体制を一層強化し、徹底する方針を示しました。

【2028年ロサンゼルス五輪】光永翔音は日本代表のメダル候補になれる?

2026年の実績を踏まえると、光永翔音が次に目指す大きな舞台は2028年ロサンゼルス五輪です。

ただし、アジア大会の金メダリストになったからといって、五輪出場が確定したわけではありません。

本人が掲げる目標は100mバタフライ49秒台

2026年9月のスポーツ報知の報道では、光永は2027年の世界水泳で49秒台を狙い、次の五輪ではさらに高いレベルを目指したいという意欲を示しています。

五輪で金メダルを目指すという目標も語っています。

この発言からは、アジア大会の優勝をゴールとせず、世界トップレベルで戦うための成長を重視していることが分かります。

世界との差を縮めるための課題

光永の男子100mバタフライの主な記録を比較すると、今後の課題が見えてきます。

大会・時期 100mバタフライ 結果
2026年3月・日本選手権 51秒32 優勝
2026年8月・パンパシフィック 51秒16 4位
2026年9月・アジア大会 50秒56 優勝・日本新
2027年の目標 49秒台 本人が掲げる目標

アジア大会で50秒56まで記録を伸ばしたことは大きな前進です。

しかし、本人も世界で勝つためには49秒台が必要という認識を示しています。

今後は、前半のスピードを維持しながら、後半の失速をどれだけ抑えられるかが重要になるでしょう。

また、50mバタフライの日本記録保持者として短距離の強みを伸ばす一方、100mでは国際大会で安定して決勝上位に進める持久力とレース展開も求められます。

五輪出場には国内選考での結果も必要

JOCの選手プロフィールでは、2026年9月時点で光永のオリンピック出場歴はありません。

2028年ロサンゼルス五輪に向けては、今後の国際大会での実績に加え、日本代表選考で求められる基準を突破する必要があります。

アジア大会の金メダルは大きな実績ですが、五輪代表の座を保証するものではありません。

2027年の世界水泳、2028年の国内選考大会でどこまで記録を伸ばせるかが、今後の最大の注目点です。

【プロの結論】光永翔音の本当の強みは二刀流で培った勝負強さと成長力

光永翔音の競技人生を振り返ると、単なる大型新人という評価だけでは捉えきれない特徴があります。

第一に、競泳だけに早くから集中していた選手ではないことです。

日大豊山高校時代には野球と水泳を両立し、野球では4番打者として東東京大会ベスト8、競泳ではインターハイ優勝を経験しました。

第二に、中央大学進学後の競技への取り組み方です。

競泳一本に絞り、基礎から泳ぎを見直したことが、日本選手権2冠やアジア大会の日本新記録につながりました。

第三に、国際大会での成長です。

2026年8月のパンパシフィック選手権では100mバタフライ4位でしたが、9月のアジア大会では50秒56を記録して優勝しています。

一方で、資格停止処分は選手として今後も向き合わなければならない経歴の一部です。意図的な使用ではないと判断されたことと、競技者自身に薬の確認責任があることは、分けて理解する必要があります。

今後の光永を評価する際には、次の3点が判断基準になります。

- 競技力: 100mバタフライで49秒台に到達できるか。
- 国際競争力: アジア大会だけでなく、世界選手権やパンパシフィック選手権でも上位に入れるか。
- 競技者としての信頼性: アンチ・ドーピング管理を徹底し、継続的に公平な競技環境を守れるか。

アジア大会の金メダルは、光永翔音にとって大きな到達点であると同時に、世界へ挑戦するための出発点でもあります。

【光永翔音】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:光永翔音の読み方は何ですか?

「みつなが・しょうおん」と読みます。JOCの公式プロフィールでは英語表記をMITSUNAGA Shoonとしています。

Q2:光永翔音の年齢と身長は?

2005年6月28日生まれで、2026年11月現在21歳です。身長は191cmと報じられています。

Q3:光永翔音は中央大学の何年生ですか?

2026年現在、中央大学商学部の3年生です。大学では水泳部に所属し、競泳に専念しています。

Q4:光永翔音は高校時代に野球もしていたのですか?

はい。日大豊山高校では野球部と水泳部を掛け持ちしていました。野球では4番・一塁手として東東京大会ベスト8に貢献し、競泳ではインターハイ優勝を経験しています。

Q5:光永翔音の50mバタフライの記録は?

2026年3月の日本選手権予選と9月のアジア大会決勝で、23秒06を記録しました。日本記録に並ぶタイムです。

Q6:光永翔音のドーピング違反はなぜ起きたのですか?

2025年9月の検査で、せきの治療のため医師から処方されたツロブテロールを含む貼付薬に由来する禁止物質が検出されました。JADAの規律パネルは規則違反を認定した一方、意図的な使用とは認めず、過失の程度を考慮して4カ月間の資格停止としました。

Q7:光永翔音は2028年ロサンゼルス五輪に出場できますか?

現時点で出場は確定していません。本人は五輪出場と金メダルを目標に掲げており、2027年の世界水泳で49秒台を目指す意欲も報じられています。今後の国内選考と国際大会での成績が鍵になります。

光永翔音は、日大豊山高校時代の野球と競泳の二刀流を経て、中央大学で競泳に専念し、わずか数年で日本トップクラスへ成長した選手です。

2026年は日本選手権のバタフライ2冠、アジア大会の男子100mバタフライ日本新記録、そして個人種目とリレーを合わせた4個のメダル獲得という大きな成果を残しました。

その一方で、ツロブテロール検出による資格停止処分も経験しています。競技規則違反が認定された事実と、意図的な使用ではなかったという判断の両方を理解が必要です。

21歳という年齢を考えれば、競技人生はまだこれからです。

次の焦点は、100mバタフライ49秒台への到達と2028年ロサンゼルス五輪への出場権獲得。

高校時代に野球と水泳の両方に打ち込んだ異色の経歴を持つスイマーが、世界の舞台でどこまで成長するのか。今後も記録だけでなく、競技者としての姿勢を含めて注目したい選手です。

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一条 隼人

メーカーの公式スペックシートと実機検証を突き合わせて評価。ベンチマークは測定条件を明記し、自前計測値と公表値を区別して記載します。

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