2026年の読売ジャイアンツは、セ・リーグ公式戦を76勝64敗3分、勝率.543の2位で終えた。優勝した阪神タイガースには2.5ゲーム差。シーズンを通じて優勝争いに加わった一方、10月のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは横浜DeNAベイスターズに2連敗し、悔しい形で今季の戦いを終えている。
NPB(日本野球機構)の2026年度公式記録をもとに、巨人の最新試合結果、公式戦の勝敗、セ・リーグ順位、月別成績、主要先発投手の数字を整理する。東京ドームでのCSのスコアも含め、76勝を積み上げたシーズンの成果と、最後に残った課題を振り返る。
【巨人の最新試合結果】2026年CSはDeNAに2連敗して敗退

2026年10月11日、読売ジャイアンツの公式戦後のポストシーズンは幕を閉じた。
CSファーストステージの対戦相手は、セ・リーグ3位の横浜DeNAベイスターズ。2位の巨人は本拠地・東京ドームでホーム開催のアドバンテージを持って臨んだが、DeNAの投手陣を攻略できなかった。
CSファーストステージの試合結果は次のとおり。
- 10月10日:巨人 1-2 DeNA(敗戦)
- 10月11日:巨人 1-4 DeNA(敗戦)
2試合とも巨人の得点は1点にとどまった。初戦は1点差の接戦だったものの、2戦目も打線が振るわず、連敗によってファーストステージ敗退が決定した。
10月10日・第1戦:1対2で惜敗CSファーストステージ初戦は10月10日、東京ドームで開催された。
巨人の先発は井上温大。試合は2時間37分で終了し、スコアは1対2。巨人はあと一歩及ばず、初戦を落とした。
NPBの公式記録では、敗戦投手はマルティネス。先発投手の井上ではなく、救援投手に勝敗が記録されている点にも注意したい。
10月11日・第2戦:1対4で連敗が決定翌11日の第2戦も東京ドームで行われた。
巨人の先発は竹丸和幸。試合時間は3時間1分で、最終スコアは1対4だった。
竹丸が敗戦投手となり、巨人は2試合連続で1点しか奪えなかった。これにより、DeNAとのファーストステージは2連敗で終了した。
この結果は、レギュラーシーズンの76勝という実績とは別に、短期決戦での得点力と試合運びが問われたことを示している。
【2026年シーズン成績】76勝64敗3分でセ・リーグ2位
巨人の2026年シーズンは、143試合を戦って76勝64敗3分。勝率は.543だった。
優勝した阪神との差は2.5ゲーム。3位DeNAには5ゲーム差をつけてシーズンを終えた。
2026年セ・リーグ最終順位
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 阪神 | 143 | 79 | 62 | 2 | .560 |
| 2位 | 巨人 | 143 | 76 | 64 | 3 | .543 |
| 3位 | DeNA | 143 | 71 | 69 | 3 | .507 |
| 4位 | 広島 | 143 | 61 | 78 | 4 | .439 |
| 5位 | ヤクルト | 143 | 61 | 80 | 2 | .433 |
| 6位 | 中日 | 143 | 60 | 81 | 2 | .426 |
巨人は勝率5割を大きく上回ったものの、阪神には届かなかった。
特に注目したいのが、阪神との直接対決だ。2026年の巨人は阪神に対して8勝16敗1分。リーグ優勝を争う相手との対戦で大きく負け越したことは、最終順位にも影響した。
一方、DeNAとの公式戦では13勝12敗と勝ち越している。レギュラーシーズンではDeNAを上回っていたにもかかわらず、CSでは連敗した。この違いは、年間を通した勝敗と短期決戦の結果を分けて考える必要性を示している。
チーム打撃と投手成績から見える2026年の特徴NPBの年度別公式記録による巨人の主なチーム成績は以下のとおり。
- チーム打率:.234
- 本塁打:103本
- 得点:486
- 防御率:2.80
- 失点:444
- セーブ:47
投手陣は防御率2.80と安定した数字を残した。阪神の防御率2.79に次ぐ水準で、失点を444点に抑えている。
一方、打率.234、本塁打103本という数字は、リーグトップクラスの打撃成績とはいえない。阪神とDeNAはいずれも125本塁打を記録しており、長打力には差があった。
つまり、2026年の巨人は投手力を軸に勝ち星を重ねたチームだったと整理できる。
【巨人の月別試合結果】2026年の勝ち越し・負け越しを総整理
シーズン全体の76勝64敗3分という数字だけでは、巨人の好不調の波は見えにくい。
月ごとの成績を整理すると、春先のスタートから5月の停滞、6月の巻き返し、夏場の苦戦、9月の再浮上という流れが浮かび上がる。
2026年の月別勝敗一覧
| 月 | 試合 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3月 | 4 | 2 | 2 | 0 | .500 |
| 4月 | 23 | 13 | 10 | 0 | .565 |
| 5月 | 25 | 12 | 13 | 0 | .480 |
| 6月 | 18 | 10 | 6 | 2 | .625 |
| 7月 | 23 | 14 | 9 | 0 | .609 |
| 8月 | 26 | 12 | 14 | 0 | .462 |
| 9月 | 21 | 13 | 8 | 0 | .619 |
| 10月 | 3 | 0 | 2 | 1 | .000 |
| 合計 | 143 | 76 | 64 | 3 | .543 |
※10月はCSを除くレギュラーシーズンの3試合。CSの2敗は別集計。
3月・4月:開幕から勝ち越して好スタート3月は4試合で2勝2敗。3月27日の開幕戦では阪神に3対1で勝利した。
翌28日は0対2、29日は6対12と連敗したものの、31日の中日戦では5対2で勝利。4月に入ってからは23試合で13勝10敗と勝ち越した。
序盤は順位が上下する展開だったが、4月を勝ち越しで終えたことは、その後の優勝争いに向けた土台になった。
5月:12勝13敗と負け越し5月は25試合で12勝13敗。月間勝率.480と、シーズン前半の停滞が表れた時期だ。
5月15日から17日のDeNA戦では、2対0、4対3、1対0と3連勝。接戦をものにする力は見せた。
ただし、月全体では94失点を記録。得点74に対して失点が20点多く、投手陣に負担がかかる試合も目立った。
6月:勝率.625で巻き返し6月は18試合で10勝6敗2分。月間勝率.625と、好調な月になった。
特に6月2日から4日のオリックス戦では、3対2、5対4、2対1で3連勝。すべて1点差を含む接戦を制した。
6月9日の楽天戦では8対2、翌10日は7対0で連勝。打線と投手陣がかみ合った試合も見られた。
7月:14勝9敗で優勝争いを展開7月は23試合で14勝9敗。月間勝率は.609だった。
7月20日の広島戦では3対1、21日には11対5と連勝。さらに24日と25日の阪神戦でも4対2、5対1と勝利した。
阪神との直接対決で連勝した時期もあり、首位争いを意識させる戦いを展開した。
8月:12勝14敗と夏場に苦戦8月は26試合で12勝14敗。月間勝率.462と、再び負け越した。
特に8月11日から13日の阪神3連戦では、1対9、1対5、2対3と3連敗。得点力の不足が厳しい結果につながった。
一方、広島戦では8月5日に4対0、6日に11対7で連勝。ヤクルト戦でも8日、9日に8対2、7対3と連勝している。
月間の総得点は102点と一定の攻撃力を示したものの、勝敗では負け越した。
9月:13勝8敗で再び上向く9月は21試合で13勝8敗。月間勝率.619と、終盤戦で調子を取り戻した。
9月4日から6日の広島戦では3対1、10対5、4対0と3連勝。9月18日には中日に2対0、19日には14対1で勝利した。
終盤に勝ち星を重ね、最終的に76勝を確保。2位の座を維持してレギュラーシーズンを終えた。
10月:公式戦終了後、CSでDeNAに連敗10月のレギュラーシーズンは0勝2敗1分。10月1日の阪神戦は2対2の引き分け、2日のヤクルト戦は1対5、3日のDeNA戦は2対5だった。
その後のCSでも打線は本来の力を発揮できず、DeNAに1対2、1対4で敗戦。レギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけて、得点力の回復が大きな課題として残った。
【巨人の先発投手成績】井上温大・竹丸和幸らの2026年を比較
2026年の巨人を振り返るうえで欠かせないのが先発投手陣の働きだ。
NPBの個人投手成績では、井上温大と竹丸和幸が2桁勝利を記録。戸郷翔征、小笠原慎之介、田中将大らも先発ローテーションを支えた。
主な投手のシーズン成績は次のとおり。
| 投手 | 登板 | 勝利 | 敗北 | 投球回 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 竹丸和幸 | 22 | 11 | 9 | 126.2 | 3.27 |
| 井上温大 | 23 | 10 | 8 | 147.0 | 2.02 |
| 戸郷翔征 | 14 | 5 | 3 | 80.0 | 2.48 |
| 小笠原慎之介 | 11 | 5 | 4 | 66.1 | 2.31 |
| 田中将大 | 13 | 4 | 4 | 68.1 | 3.42 |
| ウィットリー | 14 | 3 | 4 | 81.2 | 2.31 |
| 則本昂大 | 18 | 3 | 4 | 61.0 | 4.72 |
※登板数は救援登板を含む場合がある。各数値はNPBの2026年度個人投手成績による。
井上温大:防御率2.02で先発陣を牽引井上温大は23登板、10勝8敗、防御率2.02を記録した。
147イニングを投げ、146奪三振をマーク。規定投球回以上の投手を対象としたセ・リーグ防御率ランキングでも3位に入っている。
シーズンを通して安定した投球を見せ、巨人の先発陣を代表する存在となった。
ただし、CSファーストステージ初戦では1対2で敗戦。レギュラーシーズンの好成績を短期決戦で生かし切ることはできなかった。
竹丸和幸:11勝を挙げた勝ち頭竹丸和幸は22登板で11勝9敗、防御率3.27。チーム内では最多の11勝を挙げた。
126回2/3を投げ、142奪三振を記録。勝利数という点では、2026年の巨人の先発陣を代表する投手だった。
CS第2戦でも先発を務めたが、1対4で敗戦投手となった。レギュラーシーズンでの実績とポストシーズンの結果が対照的な形になった。
戸郷翔征・小笠原慎之介も重要な役割戸郷翔征は14登板で5勝3敗、防御率2.48。80イニングを投げ、82奪三振を記録した。
小笠原慎之介も11登板で5勝4敗、防御率2.31。66回1/3を投げ、安定した数字を残している。
加えて、守護神マルティネスは42セーブ、防御率1.38を記録。セーブ数はリーグ最多だった。
先発投手だけでなく、終盤を締める救援陣もシーズン2位を支えた重要な要素だった。
【巨人・阪神・DeNAの関係】2026年の順位とCS結果を読み解く
2026年の巨人の成績を理解するには、阪神とDeNAとの関係を整理する必要がある。
シーズン順位、直接対決、ポストシーズンの結果を並べると、各球団との関係性が明確になる。
| 球団・選手 | 2026年の記録 | 巨人との関係・意味 |
|---|---|---|
| 読売ジャイアンツ | 76勝64敗3分 | セ・リーグ2位 |
| 阪神タイガース | 79勝62敗2分 | リーグ優勝。巨人との対戦は8勝16敗1分 |
| 横浜DeNAベイスターズ | 71勝69敗3分 | レギュラーシーズンでは巨人が13勝12敗と勝ち越し |
| 井上温大 | 10勝8敗、防御率2.02 | チームの先発投手陣を牽引 |
| 竹丸和幸 | 11勝9敗、防御率3.27 | チーム最多勝 |
| マルティネス | 42セーブ | リーグ最多セーブを記録 |
| 東京ドーム | CS第1戦1対2、第2戦1対4 | 巨人がDeNAに連敗した舞台 |
巨人と阪神の最終的なゲーム差は2.5。数字だけを見れば接戦だったが、直接対決では巨人が8勝16敗1分と大きく負け越している。
対戦成績の差は、シーズン全体の勝率にも影響する重要な要素だ。
リーグ優勝を狙うチームにとって、上位球団との直接対決でどれだけ勝ち星を積み上げられるかは、翌シーズンにもつながる評価ポイントになる。
DeNAにはシーズンで勝ち越してもCSで敗退一方、DeNAとのレギュラーシーズンの対戦成績は13勝12敗。巨人がわずかに上回っていた。
しかし、CSでは状況が一変した。
短期決戦では、レギュラーシーズンの通算勝率だけで優位性が保証されるわけではない。少ない試合数のなかで先発投手の出来、救援陣の継投、打線の得点機会をどう生かすかが結果を左右する。
巨人は2試合で合計2得点。DeNAはその間に6得点を挙げた。年間を通じた対戦成績とは異なる結果になったことが、2026年CSの大きな特徴だ。
【プロの結論】2026年巨人の本当の評価は投手力と得点力のバランス
2026年の読売ジャイアンツは、76勝64敗3分という十分に競争力のある成績を残した。
防御率2.80、井上温大の2.02、竹丸和幸の11勝、マルティネスの42セーブ。投手陣には評価できる実績が並ぶ。
一方、チーム打率.234、本塁打103本という打撃成績は、優勝した阪神や3位DeNAと比較して改善の余地を残した。
シーズン全体では投手力がチームを支えたものの、得点が必要な試合で攻撃力を発揮できなかったことが、優勝とCS突破を逃した要因を考えるうえで重要になる。
特に注目すべき評価基準は次の3点だ。
1. 上位球団との直接対決を改善できるか
阪神に8勝16敗1分と負け越した数字は、優勝を目指すうえで見逃せない。上位チームとの対戦で勝ち星を増やすことが、2027年に向けた重要な課題になる。
2. 先発投手の安定感を維持できるか
井上温大の防御率2.02や竹丸和幸の11勝は大きな収穫だった。戸郷翔征らを含め、先発陣が年間を通じて安定して登板できる体制を整えられるかがポイントになる。
3. 短期決戦で得点を生み出せるか
CSでの2試合連続1得点は、シーズンの好成績とは別に検証すべき結果だ。接戦での得点機会をどう生かすか、打線全体の攻撃力をどう高めるかが、次のポストシーズンに向けた課題となる。
2026年の巨人は、投手力を武器にリーグ2位を確保したチームだった。しかし、優勝と日本シリーズ進出を目指すなら、投手陣の強みを維持するだけでは十分ではない。打線とのバランスを整えることが、次のシーズンに向けた最大のテーマとなる。
【巨人野球の結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年シーズンの最終成績は?
A1:143試合で76勝64敗3分、勝率.543。セ・リーグ2位で、優勝した阪神とは2.5ゲーム差だった。
Q2:巨人は2026年のクライマックスシリーズでどうなった?
A2:10月10日と11日に東京ドームでDeNAと対戦し、1対2、1対4で連敗。ファーストステージで敗退した。
Q3:2026年の巨人で最も勝利数が多かった投手は?
A3:竹丸和幸が11勝9敗でチーム最多勝を記録した。井上温大も10勝8敗、防御率2.02という好成績を残した。
Q4:巨人が2026年に最も好調だった月は?
A4:月間勝率では7月の.609、6月の.625、9月の.619が高い水準だった。勝率では6月が最も高く、10勝6敗2分だった。
Q5:巨人の2026年の最新試合結果は?
A5:2026年の最終戦は10月11日のCSファーストステージ第2戦。東京ドームでDeNAに1対4で敗れた。これが2026年の巨人の最後の試合結果となった。
Q6:巨人の2026年の試合結果や公式記録はどこで確認できる?
A6:日本野球機構(NPB)の公式サイトで、月別試合結果、年度別成績、個人投手成績、セ・リーグ順位表を確認できる。球団公式の読売ジャイアンツ公式サイトでも試合情報やチームニュースが掲載されている。
2026年の読売ジャイアンツは76勝64敗3分、勝率.543でセ・リーグ2位。阪神に2.5ゲーム差で優勝を逃した。
井上温大の防御率2.02、竹丸和幸の11勝、マルティネスの42セーブなど、投手陣には確かな実績が残った。一方、阪神との直接対決での負け越しや、CSでDeNAに2連敗した結果は、次のシーズンに向けた課題として残っている。
特に、東京ドームで行われたCSファーストステージで2試合合計2得点に終わったことは、得点力の改善が必要であることを印象づけた。
2026年は優勝には届かなかったものの、76勝を挙げて2位を確保したシーズンでもある。投手陣の強みを維持しながら、打線の得点力と上位球団への対抗力を高められるか。2027年の巨人が再びリーグ優勝を狙ううえで、今季の結果は重要な検証材料になる。
※本記事の成績は2026年度のNPB公式記録を基準とし、CSの結果はレギュラーシーズンの勝敗とは分けて整理している。
公式記録の参照: 日本野球機構(NPB)2026年度セ・リーグ順位表、読売ジャイアンツ月別試合結果、CS公式記録、個人投手成績、年度別チーム成績。