椎名誠さんの近況を知るうえで、継続的にチェックしたいのが公式サイト「椎名誠 旅する文学館」です。
同サイトでは「最近のシーナ」というコーナーが設けられ、椎名さんとフリーライターの竹田聡一郎さんによる対話形式の近況が定期的に掲載されています。
テーマは非常に幅広く、旅、酒、食べ物、映画、本、仲間との交流など、作家の日常が自然体で語られています。
2026年の近況に登場する講演や仲間との交流2026年の近況を伝える第235回では、椎名さん自身が最近の過ごし方について語っています。
話題になっているのは、次のような日常です。
- 日帰りでの講演活動
- 近所で過ごす時間
- 雑魚釣り隊の仲間との誕生日会
- 酒場での編集者との交流
- 仲間との野外での食事や旅の話
特に興味深いのは、82歳になっても、仕事仲間や昔からの友人との関係が続いていることです。
かつてのように世界中を飛び回る旅だけが、椎名さんの生活ではありません。身近な場所での交流や、日々の食事、好きな酒を楽しむ時間も、現在の暮らしを構成しています。
同サイトの「最近のシーナ」は、毎週月曜日の更新を基本とする企画として紹介されています。
2026年10月には盛岡で写真展とトークショー
個展「心おどる旅」
2026年10月2日~4日
会場:クロステラス盛岡2階アートギャラリー
旅の写真を中心とした展示が開催されました。
加えて、10月3日には「続・思えばたくさん書いてきた~あやしい探検隊・雑魚釣り隊 編~」と題したトークショーも開催されました。
会場はクロステラス盛岡のシルヴァンプラザです。
このイベントでは、椎名さんが長年書いてきた旅や探検、雑魚釣り隊に関する話をテーマにしたトークが企画されていました。
写真展示とトークショーという組み合わせは、椎名さんが文章だけでなく、写真や語りでも旅の経験を伝えていることを示しています。
「旅する文学館」という名前のとおり、椎名さんの活動は本の出版だけに限定されていません。
作品を読むことに加えて、写真、講演、対談を通じても、その世界観に触れられる状態が続いています。
【椎名誠の引退説】現在の実態は作家活動の継続
80歳を超えた著名作家については、引退や活動縮小を心配する声が出ることがあります。
椎名誠さんについても、過去の入院や高齢という事情から、現在は執筆をやめているのではないかと気になる読者がいるようです。
しかし、2026年の実績を整理すると、引退したという見方は実際の活動状況とは合致しません。
引退説と実際の活動を比較| 気になる点 | 2026年の実態 |
|---|---|
| 小説を書いているのか | 2月にSF小説集を刊行 |
| エッセイを書いているのか | 雑誌などで連載・文章発表が継続 |
| インタビューに応じているのか | 10月に複数のインタビュー記事が公開 |
| 講演活動はあるのか | 10月に盛岡でトークショーを開催 |
| 旅や写真の活動はあるのか | 10月に写真展を開催 |
| 健康面はどうなのか | 過去の入院歴を公表しつつ、本人の発信も継続 |
椎名さんの作家活動を考えるとき、重要なのは、作品のジャンルが一つに固定されていないことです。
代表的な作品を振り返ると、次のような幅があります。
- エッセイ:『さらば国分寺書店のオババ』
- 私小説:『岳物語』『犬の系譜』
- SF:『アド・バード』『武装島田倉庫』
- 冒険・紀行:『わしらは怪しい探検隊』
- 日録・エッセイ:『失踪願望。』シリーズ
- 新作SF:『超巨大歩行機ゴリアテ』
旅に出ることが難しい時期には、過去の日記や記憶を作品にすることもできます。
また、現地で撮影した写真、昔の仲間との交流、過去の冒険の記録など、長い作家生活で蓄積した経験が創作の材料になります。
これは、執筆活動を一つの生活様式に限定していない椎名さんならではの強みです。
2026年10月のインタビューでは、本の売れ行きについても、自分で決められることではないと語っています。
読者や出版市場の動向に振り回されず、自分が書きたいことを書く。その姿勢が、長いキャリアを支える一つの要素になっているのでしょう。
現在の椎名誠を知るための情報の見分け方健康や引退について情報を探す際には、次の3点を区別すると理解しやすくなります。
1. 病気の情報: 2021年の新型コロナ感染と、後年の緊急入院は別々の出来事として扱う。
2. 活動休止と引退: 入院や療養の経験があることと、作家活動を終えたことは同じではない。
3. 新刊と文庫化: 2026年の新作SFと、過去の作品の文庫版を混同しない。
椎名さんの場合、2025年の闘病記と2026年の新作・対談・講演を並べて読むことで、現在の姿がより立体的に見えてきます。
【椎名誠の現在に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:椎名誠さんは2026年現在、何歳ですか?
1944年6月14日生まれなので、2026年11月現在は82歳です。
Q2:椎名誠さんは病気で入院したのですか?
はい。『続々 失踪願望。病み上がり乾杯編』で、本人が緊急入院や病状について書き下ろしの闘病記を発表しています。また、過去には新型コロナ感染と後遺症についても著書で明かしています。
Q3:椎名誠さんは現在も作家活動を続けていますか?
はい。2026年2月に『超巨大歩行機ゴリアテ』を刊行し、3月には高田晃太郎さんとの対談、10月には本人インタビューや盛岡でのトークショーなどがありました。執筆・発信活動は継続しています。
2026年11月現在の椎名誠さんは、82歳。過去に新型コロナ感染や緊急入院を経験し、身体的な変化と向き合いながらも、作家としての活動を続けています。
今回取り上げた要点は次のとおりです。
- 年齢: 1944年6月14日生まれの82歳。
- 健康面: 新型コロナ感染後の後遺症や緊急入院を著作で公表。
- 最新の新作: 2026年2月発売の『超巨大歩行機ゴリアテ』。
- 2026年の出版: 8月には『サヨナラどーだ!の雑魚釣り隊』の文庫版が発売。
- 対談・インタビュー: 3月の高田晃太郎さんとの対談、10月の本人インタビューなど。
- 近況: 写真展、講演、公式サイトでの情報発信も継続。
椎名誠さんの現在を理解するうえで大切なのは、若いころと同じように冒険できるかどうかだけで判断しないことです。
かつての旅の記憶を小説に変え、年齢や病気による変化をエッセイにし、仲間との交流を文章に残す。そうした活動そのものが、現在の椎名誠さんの作家生活を形づくっています。
82歳になっても、書くこと、語ること、旅を振り返ることをやめていない。
2026年の新作や本人の発信から見えてくるのは、冒険家としての過去だけではなく、経験を作品に変え続ける現役作家・椎名誠の姿です。