大の里泰輝は、2000年6月7日生まれの石川県出身の力士です。四股名は「大の里」、本名は「中村泰輝(なかむら・だいき)」。二所ノ関部屋に所属し、2025年7月場所から第75代横綱として土俵に上がっています。
2026年11月時点の日本相撲協会公式プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおりです。
大の里 泰輝
おおのさと・だいき
所属:二所ノ関部屋
生年月日:2000年6月7日
本名
中村泰輝
出身地
石川県津幡町
身長
190cm
体重
188kg
得意技
突き・押し・右四つ・寄り
最高位
横綱
出典:日本相撲協会公式力士プロフィール。2026年11月場所時点の掲載情報。
大の里という名前は、角界で使用する四股名です。本名は中村泰輝で、読み方はいずれも「だいき」です。
検索では「大の里 本名」「大の里 泰輝」「中村泰輝」と複数の表記が使われますが、いずれも同じ力士を指しています。
出身地は石川県河北郡津幡町大の里の出身地は石川県河北郡津幡町です。
幼少期から相撲に親しみ、日本相撲協会のプロフィールによると、相撲を始めたのは7歳。地元で競技を始めた後、より高いレベルを目指して新潟県へ進みました。
津幡町にとっても、大の里は地域を代表するスポーツ選手です。横綱昇進時には地元自治体も祝賀資料を公開し、その歩みを紹介しています。
身長・体重は190cm・188kg2026年11月時点の日本相撲協会公式プロフィールでは、身長190cm、体重188kgと記載されています。
なお、2025年5月の横綱昇進時に公開された特設ページでは192cm・191kgでした。掲載時期によって数値に違いがあるため、最新のプロフィールを確認するときは現行の力士データを基準にするのが適切です。
【初土俵から横綱まで】大の里の経歴と最速昇進の軌跡
大の里の出世を語るうえで欠かせないのが、アマチュア相撲で積み上げた実績です。プロ入り前から全国レベルのタイトルを獲得しており、大学卒業後に角界入りすると、その実力を短期間で幕内でも発揮しました。
日本体育大学で学生横綱・アマチュア横綱に大の里は中学時代に石川県を離れ、新潟県で相撲を学びました。新潟県立海洋高校を卒業後、日本体育大学へ進学しています。
日本体育大学の公式インタビューによると、大学1年次には学生横綱を獲得。さらに3年次と4年次にはアマチュア横綱に輝きました。
高校卒業後すぐにプロ入りする選択肢もありましたが、本人は自分の実力をさらに高めるため大学進学を選択。大学時代には身体づくりにも力を入れ、ウェイトトレーニングなどを通じて競技力を高めていきました。
この進路選択が、後の大相撲での急成長を支える重要な土台になっています。
大の里の経歴・昇進年表大の里の主なキャリアと関係する人物・組織を整理すると、次のようになります。
出典:日本相撲協会、日本体育大学公式メディアのプロフィール・経歴資料。
大の里の初土俵は2023年5月場所です。
幕下10枚目格付け出しという資格でスタートし、初土俵から2場所後の2023年9月場所には十両へ昇進しました。
その後も昇進の勢いは衰えません。
- 2024年1月:新入幕
- 2024年5月:新三役
- 2024年11月:新大関
- 2025年7月:新横綱
新入幕からわずか1年半ほどで横綱に到達したことになります。
【横綱昇進はいつ?】第75代横綱になった2025年5月28日
大の里の横綱昇進が正式に決まったのは、2025年5月28日です。日本相撲協会が番付編成会議と理事会を開き、大関だった大の里の横綱昇進を決定しました。
これにより、第75代横綱が誕生。実際に横綱として番付に載ったのは2025年7月場所からです。昇進決定日と横綱在位の開始場所は区別して覚えておくと、経歴を正確に理解できます。
初土俵から13場所で横綱昇進大の里の昇進で特に注目されたのが、そのスピードです。
2023年5月の初土俵から2025年7月の新横綱まで、所要13場所。横綱の地位が制度として明文化された1909年以降、最速の昇進記録として報じられました。
従来の記録として知られていた輪島の21場所を上回るもので、角界に大きなインパクトを与えました。
横綱昇進時の口上と土俵入り昇進伝達式では、横綱としての責任を意識した口上を述べました。
また、土俵入りの型には「雲竜型」を選択。2025年5月29日に二所ノ関部屋で綱打ちが行われ、翌30日には明治神宮で奉納土俵入りを披露しました。
横綱は単に番付の最上位というだけではありません。成績だけでなく、相撲界を代表する存在としての品格や責任も求められます。大の里にとって、横綱昇進は新しい競技人生の始まりでもありました。
【2026年最新成績】9月場所12勝3敗で6回目の幕内優勝
2026年の大の里を語るうえで、最も大きなニュースが9月場所での優勝です。東横綱として出場し、千秋楽まで優勝争いを続けた末、12勝3敗で自身6回目の幕内優勝を達成しました。
2025年9月場所以来、約1年ぶりの優勝です。左肩の負傷や休場を経験した後の復活優勝という意味でも、本人にとって大きな節目になりました。
2026年9月場所の優勝争いを振り返る9月場所は、序盤から大の里が優勝争いの中心にいました。
12日目終了時点では単独トップに立っていましたが、13日目と14日目に連敗。大関の安青錦に追いつかれ、千秋楽は3敗同士の相星決戦となりました。
この大一番で大の里が選んだのは、立ち合いから相手を押し込む攻撃的な相撲です。
安青錦に対して両手で突き、相手に十分な体勢をつくらせないまま突き出しで勝利。12勝3敗で優勝を決めました。
連敗後の直接対決で勝ち切ったことは、勝負どころでの集中力を示す結果となりました。
左肩の負傷と休場を乗り越えた復活今回の優勝を評価するうえで見逃せないのが、直前までの苦しい時期です。
日本相撲協会の星取表によると、2026年の成績は次のように推移しました。
- 1月場所:10勝5敗
- 3月場所:0勝4敗11休
- 5月場所:全休
- 7月場所:9勝6敗
- 9月場所:12勝3敗、幕内優勝
2025年11月の九州場所で左肩を負傷した後、思うような相撲が取れない時期が続きました。2026年3月場所は途中休場、5月場所は全休となっています。
それだけに、9月場所での復活優勝は単なる優勝回数の更新以上の意味を持ちます。休場を経験した横綱が、再び優勝争いの中心に戻ってきたことを示したからです。
2026年11月時点の最新番付と通算成績2026年11月3日現在、大の里は東横綱です。11月場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎える予定であり、9月場所が直近の終了した本場所となります。
大の里・2026年11月時点の戦績
最新番付東横綱
幕内優勝6回
生涯戦歴201勝72敗26休
22場所
幕内戦歴167勝62敗26休
18場所
殊勲賞
2回
敢闘賞
3回
技能賞
3回
出典:日本相撲協会公式プロフィール、令和8年11月場所時点。
生涯戦歴201勝72敗26休という数字は、プロ入りから22場所で積み上げたものです。幕内だけでも167勝を記録しており、短いキャリアながら優勝6回という実績を残しています。
なお、休場26日は勝敗とは別に記録される数字です。休場を含む通算成績と、実際に土俵で勝負した場所の勝率は分けて考える必要があります。
【得意技と相撲スタイル】大の里が強い理由は圧倒的な前進力
大の里の得意技は、日本相撲協会の公式プロフィールで「突き・押し・右四つ・寄り」とされています。
大型の体格を生かした力強い立ち合いと、相手を後退させる前進力が持ち味です。一方で、単純に押すだけの力士ではありません。右四つから組み止めて寄り切る形も持っており、組んでも押しても勝負できることが強みです。
得意技を分かりやすく解説
突き・押し
手のひらや腕で相手の上体を攻め、後退させる攻撃。大の里の体格と前進力が生きる得意な形です。
右四つ
自分の右手を相手の左脇に差し、左手で相手の右腕を制する組み方。相手をコントロールしやすくなります。
寄り
相手に体を密着させ、前進して土俵外へ運ぶ技術。大の里の力強い体格と安定した足運びが生きます。
日本相撲協会が掲載する過去6場所の決まり手傾向では、大の里の勝利パターンは次のようになっています。
最も多いのは寄り切りの38%で、押し出しが19%、叩き込みが14%です。
この数字から分かるのは、大の里の強さが単純な腕力だけでは説明できないということです。押して相手の体勢を崩し、組めば寄り切る。相手の対応によって攻め方を変えられる点が、横綱としての競争力につながっています。
大の里の相撲を見るときの注目ポイント観戦する際は、次の3点に注目すると相撲の特徴が分かりやすくなります。
1. 立ち合いの圧力: 最初のぶつかり合いで相手をどれだけ後退させられるか。
2. 右四つへの移行: 押し切れない相手に対して、どのタイミングで組み止めるか。
3. 土俵際の対応: 相手の反撃を受けても前進する姿勢を保てるか。
特に、相手が変化やいなしを仕掛けたときの対応は、今後の安定感を見極める材料になります。
【2026年11月以降の注目点】大の里は何回優勝できるのか
2026年9月場所で6回目の幕内優勝を果たした大の里は、11月場所でも東横綱として土俵に上がります。初日は2026年11月8日、千秋楽は11月22日の予定です。
横綱としての評価は、優勝回数だけで決まるものではありません。15日間を通じた安定感、上位力士との直接対決、けがを抱えずに場所を完走できるかも重要な評価材料です。
今後の評価を左右する3つのポイント1. けがを再発させずに出場を続けられるか
2026年には左肩の負傷による休場を経験しました。横綱として長く活躍するためには、攻撃力を維持しながら身体のコンディションを整えることが欠かせません。
2. 安青錦など上位陣との対戦
9月場所の優勝決定戦で対戦した安青錦をはじめ、大関陣や三役力士との対戦が注目されます。優勝争いを左右する直接対決で、どれだけ自分の相撲を貫けるかが焦点です。
3. 横綱としての年間安定感
横綱には、優勝争いへの参加だけでなく、場所を通じた安定した成績が大切です。優勝できない場所でも大きく崩れないことが、長期的な評価につながります。
大の里の実力を判断するときの基準大の里を評価するなら、単に優勝回数だけを見るのではなく、以下の数字や内容を合わせて確認するとよいでしょう。
- 15日間を通じた勝敗と休場の有無
- 大関・三役との対戦成績
- 寄り切りと押し出しの割合
- 千秋楽や優勝決定戦での勝負強さ
- けがからの回復と場所ごとの安定性
特に2026年9月場所は、終盤に連敗した後で千秋楽の直接対決を制しました。苦しい展開でも最後に勝ち切る能力は、横綱としての実力を測るうえで見逃せないポイントです。
【おおのさとのよくある質問(FAQ)】
Q1:おおのさとは誰のことですか?
A1:大相撲の第75代横綱・大の里泰輝のことです。石川県河北郡津幡町出身で、二所ノ関部屋に所属しています。
Q2:大の里の本名は何ですか?
A2:本名は中村泰輝(なかむら・だいき)です。「大の里」は四股名です。
Q3:大の里はいつ横綱に昇進しましたか?
A3:2025年5月28日に日本相撲協会が横綱昇進を正式決定しました。横綱としての在位は2025年7月場所からです。
Q4:大の里の出身地はどこですか?
A4:石川県河北郡津幡町です。中学時代から新潟県で相撲に取り組み、新潟県立海洋高校、日本体育大学を経て角界入りしました。
Q5:大の里の身長と体重は?
A5:2026年11月時点の日本相撲協会公式プロフィールでは、身長190cm、体重188kgです。
Q6:大の里の幕内優勝回数は何回ですか?
A6:2026年9月場所終了時点で6回です。2024年5月に初優勝し、2026年9月場所で6回目の優勝を達成しました。
Q7:大の里の2026年9月場所の成績は?
A7:12勝3敗です。千秋楽に大関・安青錦との相星決戦を制して幕内優勝を決めました。
Q8:大の里の得意技は何ですか?
A8:突き・押し・右四つ・寄りです。前進力を生かした攻撃的な相撲と、組んでからの寄り切りを得意としています。
Q9:大の里の2026年11月場所の番付は?
A9:東横綱です。11月場所は11月8日から22日まで開催予定で、11月3日時点ではまだ初日前です。
「おおのさと」と検索している人が知りたい人物は、第75代横綱・大の里泰輝です。本名は中村泰輝、石川県河北郡津幡町出身で、二所ノ関部屋に所属しています。
2023年5月の初土俵から13場所で横綱に昇進した経歴は、近代大相撲でも際立つスピード出世です。学生横綱・アマチュア横綱として培った実力を、プロの土俵でも発揮してきました。
2026年9月場所では12勝3敗で6回目の幕内優勝を達成。左肩の負傷や休場を乗り越えた復活優勝となりました。11月場所では東横綱として、再び優勝争いの中心に立つことが期待されます。
大の里の今後を追うなら、優勝回数だけでなく、けがからの回復、上位陣との対戦、得意の突き・押し・寄りがどこまで通用するかに注目してください。若くして頂点に立った横綱が、どれほど長く安定した成績を残せるかが、これからの大きな見どころです。
主な情報源:日本相撲協会公式サイト、日本体育大学公式メディア「NITTAI Sports Insight」、津幡町公式資料、2026年9月場所の報道各社の取材記事。