元山飛優選手の読み方は、「もとやま・ひゆう」です。大阪府出身で、右投左打の内野手。身長181cm、体重82kgという体格を生かし、内野の守備と左打ちの打撃を武器にプロの舞台でプレーしてきました。
基本プロフィールは次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 元山飛優 |
| 読み方 | もとやま・ひゆう |
| 生年月日 | 1998年12月4日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 身長・体重 | 181cm・82kg |
| 投打 | 右投左打 |
| ポジション | 内野手 |
| 出身高校 | 佐久長聖高校 |
| 出身大学 | 東北福祉大学 |
| ドラフト | 2020年ドラフト4位 |
| 2026年所属 | 阪神タイガース |
| 背番号 | 00 |
出典は阪神タイガース公式選手プロフィールと日本野球機構(NPB)の選手情報です。
佐久長聖高校から東北福祉大学へ元山選手は大阪府出身ですが、高校時代は長野県の佐久長聖高校に進学しました。
佐久長聖高校は野球部が全国高校野球選手権大会にも出場している学校です。元山選手も高校時代に野球経験を積み、1年夏と3年夏に甲子園出場を経験しています。
その後、宮城県の東北福祉大学へ進学。大学野球を通じて技術を磨き、プロ入りを目指しました。
東北福祉大学は、プロ野球選手を数多く輩出してきた大学野球の名門です。阪神の中野拓夢選手も同大学の出身で、元山選手は中野選手の2学年後輩にあたります。
2020年のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから4位指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。
【経歴・移籍年表】ヤクルトから西武、阪神までの転換点
元山飛優選手のプロ入り後の経歴は、3球団を渡り歩いてきたことが特徴です。
特に重要なのは、2023年オフの交換トレードと、2025年オフの戦力外通告を経て阪神に入団した2つの転換点です。
年度別の所属球団と成績NPB公式の年度別成績をもとに、2021年から2026年までの一軍打撃成績を整理しました。
| 年度 | 所属球団・出来事 | 試合 | 安打 | 打点 | 打率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年 | ヤクルトからドラフト4位指名 | ― | ― | ― | ― |
| 2021年 | 東京ヤクルト | 97 | 53 | 17 | .255 |
| 2022年 | 東京ヤクルト | 13 | 4 | 2 | .148 |
| 2023年 | 東京ヤクルト | 22 | 7 | 3 | .179 |
| 2024年 | 埼玉西武 | 33 | 11 | 7 | .143 |
| 2025年 | 埼玉西武 | 49 | 13 | 5 | .153 |
| 2026年 | 阪神タイガース | 57 | 37 | 7 | .240 |
出典:NPB公式個人年度別成績。2026年はシーズン終了時の数字。
2021年:ヤクルトでプロ初出場プロ1年目の2021年は、97試合に出場して打率.255、53安打、3本塁打、17打点を記録しました。
初出場は2021年3月27日の阪神戦です。
この試合では遊撃手として途中出場し、初安打と初本塁打、初打点も記録しました。
新人ながら一軍で97試合に出場したことは、当時の起用機会の多さを示しています。
一方、翌2022年は13試合、2023年は22試合と出場機会が減少。打率も.148、.179と伸び悩みました。
2023年12月:宮川哲との交換トレードで西武へ2023年12月21日、東京ヤクルトスワローズと埼玉西武ライオンズは交換トレードの成立を発表しました。
対象となったのは、ヤクルトの元山飛優選手と西武の宮川哲投手です。
このトレードによって元山選手は2024年から西武でプレーすることになりました。
ヤクルト公式の発表では、元山選手は球団で過ごした3年間への感謝を述べ、新天地での活躍を目指す意向を示しています。
2025年:西武で戦力外通告、阪神への入団が決定西武では2024年に33試合、2025年に49試合へ出場しました。
しかし、2025年の打率は.153。シーズン終盤には左肩の腱板炎を発症し、9月27日に出場選手登録を抹消されました。
10月27日には西武から戦力外通告を受けています。
その後、現役続行を決断し、11月15日に阪神タイガースへの入団が発表されました。
阪神の公式入団会見では、元山選手が新しい環境でプレーできる喜びを語っています。
この経緯からも、阪神への移籍は交換トレードではなく、西武から戦力外通告を受けた後の新規入団だったことが分かります。
【移籍理由を検証】元山飛優はなぜヤクルト・西武から阪神へ移った?
元山選手の移籍経緯を理解するには、2023年と2025年の2つの移籍を分けて考える必要があります。
ヤクルトから西武への移籍理由2023年の移籍は、宮川哲投手との交換トレードです。
この時点で元山選手は、プロ入り1年目の2021年に97試合へ出場した実績を持っていました。
しかし、2022年以降は出場機会が減少していました。
西武側には内野手の戦力を整える狙いがあり、当時の球団本部ゼネラルマネジャー渡辺久信氏は、元山選手について「守れる内野手」と評価しています。
また、元山選手自身も西武入団時に、守備面では肩の強さ、打撃面ではレフト方向への長打を自分の長所として挙げました。
つまり、西武への移籍は新しいチームで持ち味を発揮する機会になりました。
ただし、両球団の公式発表で具体的な編成上の理由が詳細に説明されたわけではありません。個人の成績だけをトレードの直接的な原因と断定することはできません。
西武から阪神への移籍理由2025年オフの移籍は、さらに厳しい状況から始まりました。
西武での2025年の一軍成績は以下のとおりです。
- 出場試合:49試合
- 打率:.153
- 安打:13本
- 本塁打:0本
- 打点:5
加えて、シーズン終盤には左肩の腱板炎という故障も経験しました。
その後、西武から戦力外通告を受けた元山選手は、現役続行を希望。阪神が獲得を発表し、再び一軍を目指す機会を得ました。
日刊スポーツなどの報道では、阪神は内野のユーティリティー選手として元山選手を評価していたと伝えられています。
また、元山選手は大阪府出身です。
地元に近い球団である阪神への入団は、本人にとっても新たな挑戦となりました。
2度の移籍は同じ理由ではない| 移籍 | 仕組み | 主な経緯 |
|---|---|---|
| ヤクルト→西武 | 交換トレード | 宮川哲投手との交換 |
| 西武→阪神 | 戦力外後の入団 | 現役続行を希望し、阪神が獲得 |
ここで押さえておきたいのは、元山選手が2度とも同じ理由で移籍したわけではないことです。
最初は球団間の交換トレード、2度目は戦力外通告後の再出発でした。
プロ野球では、選手の能力だけでなく、各球団のポジション事情、選手層、補強方針によって所属先が変わります。
元山選手のキャリアは、そうした球団編成の影響を受けながら、プレーする機会を求めてきた歩みでもあります。
【2026年最新成績】阪神で57試合・打率.240を記録
2026年の元山選手は、阪神タイガースで57試合に出場しました。
NPB公式の個人年度別成績によると、打撃成績は次のとおりです。
2026年・阪神タイガース
打率.240
出場試合57
安打37
打点7
出塁率.324
OPS.577
打席186・打数154・本塁打0・盗塁3・四球19・三振38
特に注目したいのは、2025年から2026年にかけての打率の変化です。
2025年の打率.153から、2026年は.240へ上昇しました。
数字にすると8分7厘の改善です。
もちろん、打率だけで選手の実力を判断することはできません。しかし、西武時代の2年間と比較して、阪神で打撃成績が持ち直したことは明確です。
出塁率.324が示す打撃面の変化2026年は打率.240に対し、出塁率は.324でした。
19四球を選んでおり、単純に安打を打つだけでなく、四球によって出塁機会を増やしたことも数字に表れています。
一方、長打率は.253、OPSは.577。本塁打はなく、二塁打もありませんでした。
このため、2026年の打撃を長距離打者として評価するのは適切ではありません。
むしろ、安打や四球で出塁し、状況に応じた打撃をするタイプとして捉えるほうが実態に近いでしょう。
また、犠打は10個、盗塁は3個を記録しています。
こうした数字からは、長打で試合を決める役割だけでなく、走者を進めたり、出塁して次の打者につないだりするプレーも担っていたことが読み取れます。
【守備位置と評判】元山飛優の持ち味は遊撃守備と強肩
元山選手の本職は内野手です。
ヤクルト時代から遊撃を守り、西武でも内野の複数ポジションを経験してきました。
2026年の阪神での守備起用を見ると、特に遊撃手としての出場が目立ちます。
2026年は遊撃手としての出場が中心2026年の守備位置別データでは、次のような起用状況が確認できます。
| 守備位置 | 出場試合 |
|---|---|
| 遊撃手 | 48試合 |
| 二塁手 | 1試合 |
| 三塁手 | 2試合 |
| 一塁手 | 1試合 |
出典:2026年守備起用・守備成績データ。守備位置別の試合数。
全体の出場57試合に対して、遊撃手としての起用が48試合を占めています。
この数字から、阪神では単なる複数ポジションの控えというだけでなく、遊撃を中心に守備機会を得ていたことが分かります。
強肩は本人も挙げる長所西武への入団時、元山選手は自身の守備面の長所として肩の強さを挙げていました。
遊撃手は、内野の中でも広い守備範囲と正確な送球が求められるポジションです。
特に三遊間の深い位置から一塁へ送球する場面では、肩の強さが武器になります。
元山選手の評価を考えるうえでは、この強肩という特徴が重要です。
守備率.975はどう評価すべきか2026年の遊撃守備では、48試合で5失策、守備率.975というデータがあります。
守備率は、守備機会に対する失策の少なさを示す指標です。
ただし、守備率だけで守備力のすべてを判断することはできません。
- 守備範囲の広さ
- 打球への反応速度
- 捕球から送球までの動作
- 送球の正確性
- 併殺プレーへの対応
こうした要素も含めて評価する必要があります。
元山選手の場合、強肩という持ち味を持ちながら、守備の安定感をさらに高められるかが今後の評価を左右するポイントです。
阪神で求められる役割阪神の内野陣には、レギュラーとして起用される選手だけでなく、複数のポジションをカバーする選手も必要です。
元山選手は遊撃を中心に守れることに加え、二塁や三塁などの経験もあります。
そのため、チーム事情に合わせて守備位置を調整できることは強みになります。
2026年に57試合へ出場した実績は、阪神で一定の出場機会を確保したことを示しています。
ただし、57試合という数字だけでレギュラー定着と判断することはできません。今後は守備の安定性と打撃成績を継続できるかが重要です。
【プロの結論】元山飛優の2026年は再浮上の足場を築いたシーズン
元山飛優選手のキャリアを振り返ると、2021年のヤクルト時代が一つの出発点になっています。
新人時代に97試合へ出場し、打率.255を記録した一方、翌年以降は出場機会が減少。西武へのトレード、戦力外通告という厳しい経験もしました。
しかし、阪神に移籍した2026年は57試合に出場し、打率.240まで回復しています。
この成績から評価できる要点は3つあります。
1つ目は、打撃成績の回復です。
2025年の打率.153から.240へ改善したことは、再び一軍で結果を残すための前進です。
2つ目は、遊撃を中心に守備機会を得たことです。
遊撃48試合という起用実績は、阪神が元山選手に内野守備を任せていたことを示しています。
3つ目は、出塁面での貢献です。
打率.240に対して出塁率.324という数字は、四球を含めた出塁能力にも一定の成果があったことを示しています。
一方、OPS.577、本塁打0という数字からは、打撃面でさらなる上積みが必要なことも分かります。
元山選手を評価する際は、ホームラン数や打率だけでなく、守備機会、出塁率、犠打、走塁などを総合的に見ることが大切です。
【元山飛優の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:元山飛優は現在どこの球団に所属していますか?
A1:2026年シーズンは阪神タイガースに所属しています。2025年オフに西武から戦力外通告を受けた後、阪神への入団が決まりました。
Q2:元山飛優の背番号は何番ですか?
A2:2026年の阪神での背番号は00です。西武時代は30番を着用していました。
Q3:元山飛優の2026年の成績は?
A3:2026年は57試合に出場し、打率.240、37安打、7打点、3盗塁を記録しました。出塁率は.324です。
Q4:元山飛優はなぜヤクルトから西武に移籍したのですか?
A4:2023年12月21日に、ヤクルトの元山飛優選手と西武の宮川哲投手との交換トレードが成立したためです。2024年から西武でプレーしました。
Q5:元山飛優はなぜ西武を退団したのですか?
A5:2025年10月27日に西武から戦力外通告を受けたためです。その後も現役続行を希望し、阪神への入団が決まりました。
Q6:元山飛優の出身高校と大学はどこですか?
A6:長野県の佐久長聖高校と、宮城県の東北福祉大学です。2020年ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに入団しました。
Q7:元山飛優の守備位置はどこですか?
A7:内野手で、2026年の阪神では遊撃手としての出場が中心でした。二塁手や三塁手などの経験もあります。
元山飛優選手は、ヤクルト、西武を経て2026年に阪神タイガースへ加入した内野手です。
2020年ドラフト4位でプロ入りし、2021年には97試合出場、打率.255を記録。その後は出場機会の減少や戦力外通告を経験しましたが、阪神では57試合出場、打率.240と成績を持ち直しました。
背番号00を背負う2026年の成績からは、打撃面の回復と遊撃手としての起用という2つの成果が見えてきます。
今後の注目点は、打率.240を維持・向上させられるか、遊撃守備の安定感を高められるか、そして一軍での出場機会をさらに増やせるかという点です。
かつて新人時代に97試合へ出場した実績を持つ選手だけに、阪神でどこまで存在感を高められるか。元山選手の次のシーズンにも注目が集まります。
主な事実確認資料:日本野球機構(NPB)個人年度別成績、阪神タイガース公式選手プロフィール・入団会見、東京ヤクルトスワローズ公式トレード発表、埼玉西武ライオンズ公式発表。
主な根拠資料
- NPB公式・2026年シーズン終了時の年度別成績:
- 阪神タイガース公式・入団会見とプロフィール:
- ヤクルト公式・2023年12月21日の交換トレード発表:
- 西武公式・元山選手の入団時の評価とコメント:
- 2026年の守備起用・守備成績: