モーリー・ロバートソンさんの死去は事実です。
2026年2月1日、パートナーの池田有希子さんとオフィスモーリーのスタッフ一同が連名で訃報を発表しました。亡くなったのは発表日の3日前にあたる2026年1月29日。享年63歳でした。
所属事務所側が公表した内容では、以前から食道がんの療養を続けていたこと、葬儀は本人の生前の意思に従って近親者のみで執り行われたことが伝えられています。
公式発表の主な内容は次のとおりです。
- 逝去日:2026年1月29日
- 享年:63歳
- 死因:食道がん
- 訃報発表日:2026年2月1日
- 発表名義:池田有希子さん、オフィスモーリースタッフ一同
- 葬儀:近親者のみで執行
この発表は、モーリーさんの公式Xやオフィスモーリーの公式情報を通じて伝えられ、FNNプライムオンライン、日刊スポーツ、オリコンなど複数の報道機関も報じました。
特に押さえておきたいのは、亡くなった日は1月29日であり、2月1日は訃報が公表された日という点です。
事後報告となった背景には、近親者のみで葬儀を執り行うという本人の意思がありました。発表文では、これまで支えてきた関係者やファンへの感謝も伝えられています。
【死因と闘病の経緯】2025年8月の食道がん診断と肝臓への転移
モーリーさんの死因は食道がんです。
病気について詳しい経緯を明らかにしたのは、パートナーの池田有希子さんでした。2026年2月1日、自身のSNSで公表した追悼文には、診断から療養生活、再入院、最期に至るまでの状況が記されています。
2025年8月に食道がんと診断池田さんの説明によると、モーリーさんは2025年8月に食道がんと診断され、治療を開始しました。
加えて、診断時には肝臓にも転移していたことが明かされています。
病気を抱えながらも、体調が比較的良い時期には外でお茶を飲んだり、散歩したりする日常を大切にしていたそうです。
闘病中も、2025年のクリスマスディナーや2026年のおせち料理を味わっていたといいます。
食欲の低下と再入院療養生活の後半には、体調に変化が生じました。
池田さんの投稿によると、それまで食事を楽しんでいたモーリーさんは、ある時期から急に食欲を失いました。
吐き気によって水分補給も難しくなり、再入院することになったといいます。
加えて、2人は積極的な治療を続けるのではなく、緩和ケアへ移行することについて話し合っていました。
ところが、その話し合いの矢先に容体が急変。池田さんは病室に泊まり込んだ初日の夜、最期の瞬間を見届けたと振り返っています。
ここで重要なのは、肝臓への転移が明らかになっている一方、詳細な病期や個々の治療内容については、報道された本人・関係者の説明を超える情報が公表されていないことです。
食道がんの診断から亡くなるまで約5か月。短い療養期間のなかでも、日常の食事や散歩を楽しむ時間があったことは、池田さんの追悼文から伝わってきます。
【池田有希子さんの追悼コメント】20年間を共にしたパートナーへの思い
モーリーさんの訃報とともに、多くの人の関心を集めたのが池田有希子さんの追悼コメントです。
池田さんは俳優として活動しており、モーリーさんとは長年にわたってパートナー関係にありました。
2人が共に過ごした時間は20年間。池田さんはSNSで、闘病中の日常や最期の様子だけでなく、亡くなった後に感じる喪失感についても率直につづっています。
特に印象的なのは、次の言葉です。
「私の最愛の人でした。 モーリーといた20年間、幸せでした。 心からありがとう。」 — 池田有希子さんの追悼投稿より
この言葉には、長年連れ添った相手への深い愛情と感謝が表れています。
日常の思い出に残されたモーリーさんの姿池田さんの投稿で印象的なのは、病気や死という大きな出来事だけでなく、何気ない生活の記憶が丁寧に語られている点です。
例えば、次のようなエピソードが紹介されました。
- 体調が良い日は外でお茶を飲み、散歩をしていた。
- クリスマスディナーやおせち料理を一緒に楽しんだ。
- 生まれて初めて朝食を作り、池田さんを稽古に送り出した。
- 目玉焼きを上手に皿へ移せるようになった。
- 食欲が落ちた時期にも口にできた食べ物があった。
また、池田さんは亡くなった後、冷蔵庫に残されたモーリーさんの飲みかけのジュースや、スマートフォンに表示される過去の写真を見るたびに寂しさを感じると明かしています。
最後には、治療に携わった広尾・日赤医療センターの医師や医療従事者にも感謝を伝えました。
池田有希子さんとの結婚や家族について2人の関係については、報道でパートナー、事実婚の関係として紹介されています。
池田さん自身も追悼文で、20年間を共に過ごしたパートナーとしてモーリーさんを語っています。
一方、結婚届の提出や子供の有無などについては、追悼コメントから新たな事実が示されたわけではありません。
注目すべきなのは、形式的な肩書よりも、長年にわたって生活を共にし、療養生活を支え、最期まで寄り添った関係そのものです。
【経歴・プロフィール】東京大学とハーバード大学に同時合格した異色の人生
モーリー・ロバートソン
国際ジャーナリスト・ミュージシャン・タレント・ラジオDJ
- 生年月日:1963年1月12日
- 出身地:アメリカ・ニューヨーク
- 逝去:2026年1月29日
- 享年:63歳
- 最終学歴:ハーバード大学卒業
モーリーさんを語るうえで欠かせないのが、日米両国の教育を受けて育った経験です。
1963年にニューヨークで生まれ、アメリカ人の医師の父と日本人の新聞記者の母のもとで育ちました。幼少期から日本とアメリカの文化に触れ、広島や富山などでも学生時代を過ごしています。
その後、富山県立高岡高校を卒業し、1981年に東京大学とハーバード大学をはじめとする複数の名門大学に合格しました。
モーリー・ロバートソンさんの主な経歴年表| 年代 | 出来事・活動 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1963年 | ニューヨークで誕生 | 日米双方の教育を受けて育つ |
| 1981年 | 大学に同時合格 | 東京大学、ハーバード大学など |
| 1981年 | ハーバード大学へ進学 | 東大を1学期で中退 |
| 1984年 | 自叙伝を刊行 | 『よくひとりぼっちだった』 |
| 1988年 | 大学卒業 | ハーバード大学を卒業 |
| 1991〜1998年 | ラジオ出演 | J-WAVE『Across The View』 |
| 2005年以降 | ネットラジオ | 『i-morley』を配信 |
| 2016年 | テレビ出演 | フジテレビ『ユアタイム』 |
| 2017年 | 情報番組に出演 | 日本テレビ『スッキリ』 |
| 2021年 | 大河ドラマ出演 | 『青天を衝け』マシュー・ペリー役 |
| 2026年1月29日 | 逝去 | 食道がんのため63歳 |
1981年の大学合格は、モーリーさんの経歴のなかでも特に有名なエピソードです。
東京大学とハーバード大学のほか、以下の大学にも合格したと報じられています。
- マサチューセッツ工科大学(MIT)
- スタンフォード大学
- カリフォルニア大学バークレー校
- プリンストン大学
- イェール大学
東京大学に進学した後、1学期で中退し、ハーバード大学へ進みました。
同大学では電子音楽とアニメーションを専攻。1988年に卒業しています。
単に難関大学に合格したというだけでなく、大学で音楽や映像を学び、後年のクリエイティブな活動につなげた点も見逃せません。
【代表作・活動実績】『青天を衝け』マシュー・ペリー役から報道番組まで
モーリーさんは、学歴や国際ジャーナリストとしての肩書だけで評価できる人物ではありません。
音楽、ラジオ、テレビ、出版、俳優業と活動領域を広げ、メディアごとに異なる表現を見せてきました。
ラジオとポッドキャストで築いた独自のポジション1991年から1998年まで担当したJ-WAVEの深夜番組『Across The View』は、ラジオパーソナリティーとしての知名度を高めた代表的な仕事です。
その後、2005年以降にはインターネットラジオ『i-morley』を配信。ポッドキャストが一般的になる以前から、ネットを通じた音声コンテンツの発信に取り組んでいました。
この活動は、従来の放送局を中心としたメディア環境にとらわれない発信スタイルとして注目されました。
テレビのコメンテーターとして活躍2010年代にはテレビへの出演も増加しました。
代表的な出演番組には、次のようなものがあります。
- TOKYO MX『ゴールデン・アワー』
- TOKYO MX『ニッポン・ダンディ』
- NHK『ただイマ!』
- フジテレビ『ユアタイム』
- 日本テレビ『スッキリ』
- 関西テレビ『報道ランナー』
特に2017年10月から出演した日本テレビ『スッキリ』では、木曜レギュラーとして幅広いニュースや社会問題についてコメントしました。
NHK大河ドラマ『青天を衝け』でマシュー・ペリー役俳優としての代表的な仕事が、2021年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』です。
モーリーさんは、アメリカ海軍の軍人であるマシュー・ペリー役を演じました。
同作は渋沢栄一の生涯を描いた作品で、日本の近代化と幕末から明治への転換期が重要なテーマになっています。
そのなかで、外国人であるペリー役を演じたことは、日米双方の文化や歴史に精通していたモーリーさんの背景とも重なります。
ほかにも、次のようなドラマや映像作品に出演しました。
| 作品名 | 出演役 |
|---|---|
| NHK大河ドラマ『青天を衝け』 | マシュー・ペリー |
| TBS『日本沈没-希望のひと-』 | ピーター・ジェンキンス |
| NHK『倫敦ノ山本五十六』 | デビス代表 |
| テレビ東京『二つの祖国』 | 裁判官長ウェッブ |
さらに『ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』や『家政夫のミタゾノ』などにも出演しています。
【プロの結論】モーリーさんが日本のメディアに残した功績とは
モーリーさんの経歴を振り返ると、東京大学とハーバード大学への同時合格という華々しい学歴が目立ちます。
しかし、彼の本当の特徴は、学歴を一つの肩書として固定せず、異なる分野で知識や経験を活用してきた点にあります。
1. 日米の文化を比較できる視点アメリカで生まれ、日本でも教育を受けた経験は、モーリーさんの活動の基盤でした。
日本国内の常識だけで物事を判断せず、海外の視点を交えながら社会や政治、文化を語ることができました。
国際ニュースを扱うコメンテーターとしての強みも、こうした背景にありました。
2. メディアの変化を先取りした発信力J-WAVEでのラジオ活動から、ポッドキャスト、テレビの情報番組まで、モーリーさんは時代に応じて発信の場を変えてきました。
特に2005年以降の『i-morley』は、インターネットを活用した音声メディアの先駆的な取り組みとして位置づけられます。
テレビだけに活動を限定せず、ネットでも自分の言葉を届ける姿勢は、現在のマルチプラットフォーム型の情報発信にも通じるものがあります。
3. ジャーナリストと表現者を両立したことモーリーさんは、ニュースを解説するだけの人物ではありませんでした。
音楽家としての創作活動、書籍の執筆、ラジオでのトーク、俳優としての演技など、複数の表現手段を持っていました。
この幅広さが、一般的なニュースコメンテーターとは異なる存在感につながっていたと考えられます。
モーリーさんの功績を評価する際には、東大・ハーバード大合格という実績だけでなく、音楽・ネットメディア・報道・演劇を横断した活動全体を見ることが大切です。
【モーリー・ロバートソンさんの死去】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:モーリー・ロバートソンさんが亡くなったのはいつですか?
A1:2026年1月29日です。訃報は同年2月1日に池田有希子さんとオフィスモーリーのスタッフ一同によって公表されました。
Q2:モーリー・ロバートソンさんの死因は何ですか?
A2:食道がんです。池田さんによると、2025年8月に食道がんと診断され、肝臓にも転移していました。
Q3:モーリー・ロバートソンさんは何歳で亡くなりましたか?
A3:63歳です。1963年1月12日生まれで、2026年1月29日に亡くなりました。
Q4:池田有希子さんはどのような追悼コメントを発表しましたか?
A4:「私の最愛の人でした。モーリーといた20年間、幸せでした」と投稿しました。闘病中の生活や最期を見届けたときの心境も伝えています。
Q5:東京大学とハーバード大学の両方を卒業したのですか?
A5:いいえ。1981年に両大学に同時合格しましたが、東京大学は1学期で中退し、その後ハーバード大学に進学。1988年に卒業しました。
Q6:大河ドラマ『青天を衝け』では何役を演じましたか?
A6:マシュー・ペリー役です。2021年放送のNHK大河ドラマに出演し、俳優としても活動の幅を広げました。
Q7:訃報はどこから公式発表されましたか?
A7:池田有希子さんとオフィスモーリーのスタッフ一同による連名で、2026年2月1日に公式SNSなどを通じて発表されました。
モーリー・ロバートソンさんは、2026年1月29日、食道がんのため63歳で亡くなりました。
2025年8月の診断後、肝臓への転移が判明し、治療と療養を続けていました。池田有希子さんの追悼コメントからは、病気と向き合いながらも日常を大切に過ごした2人の姿が伝わってきます。
東京大学とハーバード大学への同時合格という異例の経歴を持ち、ラジオ、ポッドキャスト、テレビ、音楽、出版、俳優業まで幅広く活躍したモーリーさん。
NHK大河ドラマ『青天を衝け』のマシュー・ペリー役も、その多彩な活動を象徴する仕事の一つでした。
彼が残したものは、学歴や出演作品の一覧だけではありません。 異なる文化や価値観を行き来し、既存の枠にとらわれず、自分の言葉で社会を語り続けた姿勢こそが、大きな功績です。
63年の生涯で築いた多彩な活動と、池田さんが伝えた20年間の思い出。その両方が、モーリー・ロバートソンさんという人物を振り返るうえで欠かせない記録となっています。
主な報道・資料:TBS NEWS DIG(2026年2月3日)、FNNプライムオンライン(2026年2月1日)、オリコンニュース(2026年2月1日)、スポニチアネックス(2026年2月1日)、プレジデントFamily掲載インタビュー。