2026年11月現在、大の里は東横綱。日本相撲協会の公式プロフィールによると、生涯戦歴は201勝72敗26休(22場所)、幕内戦歴は167勝62敗26休となっている。
特に注目したいのは、2026年の成績が休場による低迷から、秋場所の優勝へと大きく変化した点だ。
2026年の場所別成績一覧| 場所 | 番付 | 成績 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 西横綱 | 10勝5敗 | 勝ち越し |
| 3月 | 西横綱 | 0勝4敗11休 | 途中休場 |
| 5月 | 西横綱 | 0勝0敗15休 | 全休 |
| 7月 | 西横綱 | 9勝6敗 | 勝ち越し |
| 9月 | 東横綱 | 12勝3敗 | 幕内優勝 |
| 11月 | 東横綱 | 0勝0敗 | 開催前 |
出典:日本相撲協会公式力士プロフィール・星取表。11月場所は11月8日初日、22日千秋楽の予定。
2026年9月場所で6回目の優勝2026年9月場所の大の里は、12勝3敗で幕内優勝を達成した。
千秋楽の結びの一番では大関・安青錦との相星決戦を制し、6場所ぶり6回目の賜杯を獲得。2025年秋場所以来となる優勝だった。
注目すべきなのは、単に優勝回数を増やしたことだけではない。
春場所の途中休場、夏場所の全休を経て、7月場所で9勝6敗まで戻し、さらに9月場所で優勝争いを制した。故障からの復帰という意味でも、大きな節目になった場所だ。
11月場所の最新状況11月場所では東横綱に番付されている。
日本相撲協会の年間日程によると、初日は11月8日。したがって、11月4日時点ではまだ本場所の取組結果はなく、0勝0敗という表示は休場や不調を意味しない。
今場所の注目点は、9月場所の優勝を一時的な復調で終わらせず、連続して安定した成績を残せるかどうかだ。
【休場理由】大の里はなぜ2026年に2場所連続で休場したのか

2026年の大の里を語るうえで避けて通れないのが、左肩の負傷だ。
休場は単なる成績不振によるものではない。2025年11月場所から続く左肩の故障が、翌年の春場所、夏場所にも影響した。
2025年11月場所から始まった左肩の負傷故障の発端は2025年11月場所だった。
13日目の安青錦戦で左肩を負傷。日本相撲協会に提出された診断書では、傷病名は「左肩鎖関節脱臼」で、約1カ月の安静加療が必要とされた。
当時、大の里は11勝3敗で優勝争いの先頭に並んでいたが、千秋楽を休場。優勝を懸けた最後の取組に出場できなかった。
2026年3月場所は初日から3連敗後に休場2026年3月場所では、初日から3連敗という苦しいスタートになった。
4日目の3月11日、日本相撲協会に提出された診断書には「左肩関節脱臼」と記載され、3週間の安静加療が必要とされた。
師匠の二所ノ関親方は左肩の痛みを理由に、相撲を取れる状態ではないと説明。大の里は4日目から休場した。
ここで重要なのは、2025年11月の左肩鎖関節脱臼と、2026年3月に公表された左肩関節脱臼という診断名を混同しないことだ。いずれも左肩の負傷だが、報道された傷病名は異なる。
2026年5月場所は左肩腱板損傷で全休さらに深刻だったのが5月場所だ。
5月8日、日本相撲協会は大の里の診断書を公表。傷病名は左肩腱板損傷で、約1カ月間の加療が必要とされた。
春場所に続く2場所連続の休場であり、初日からの全休は大の里にとって初めてだった。
師匠の二所ノ関親方は、痛みが残っていることや身体のバランスが崩れていることを説明している。出稽古も十分にできず、調整が遅れていたという。
横綱として出場する責任は重い。しかし、十分に回復していない状態で土俵に上がれば、さらなる故障につながる可能性もある。休場は復帰に向けた判断でもあった。
休場から復帰までの流れ| 時期 | 出来事 | 診断・成績 |
|---|---|---|
| 2025年11月 | 九州場所千秋楽を休場 | 左肩鎖関節脱臼 |
| 2026年1月 | 初場所に出場 | 10勝5敗 |
| 2026年3月 | 春場所4日目から休場 | 左肩関節脱臼 |
| 2026年5月 | 夏場所を全休 | 左肩腱板損傷 |
| 2026年7月 | 名古屋場所に復帰 | 9勝6敗 |
| 2026年9月 | 秋場所で優勝 | 12勝3敗 |
この経緯から分かるのは、2026年の休場が一時的な体調不良ではなく、左肩の故障と調整の遅れが重なったものだったということだ。
一方、9月場所で優勝したことは、復帰後に再び賜杯を争える力を示した重要な結果である。
大の里 泰輝(おおのさと だいき)
第75代横綱・二所ノ関部屋
- 本名:中村泰輝
- 生年月日:2000年6月7日
- 年齢:26歳(2026年11月時点)
- 出身:石川県河北郡津幡町
- 身長:190cm
- 体重:188kg
大の里の本名は中村泰輝。2000年6月7日生まれで、2026年11月時点では26歳だ。
出身地は石川県河北郡津幡町。地元で相撲を始め、その後、新潟県に相撲留学したことが競技人生の大きな転換点となった。
日本相撲協会の現在の公式プロフィールでは、身長190cm、体重188kgと公表されている。
なお、2025年5月の横綱昇進特設ページでは192cm、191kgと掲載されていた時期もある。プロフィールの参照時点によって数値に違いがあるため、2026年の現行プロフィールを基準にするのが適切だ。
学歴は新潟県立海洋高校から日本体育大学大の里の学歴は、相撲の実力を理解するうえでも興味深い。
中学時代に石川県を離れて新潟県へ相撲留学し、新潟県立海洋高校に進学。その後、日本体育大学に進んだ。
日本体育大学の公式メディアによると、大学1年次に学生横綱、3・4年次にはアマチュア横綱に輝いている。
大学卒業後すぐに二所ノ関部屋へ入門したのは、学生相撲で実績を残したうえで、プロの世界でも力を試すためだった。
二所ノ関部屋への入門が出世の出発点大の里の師匠は、元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方だ。
大学卒業後、二所ノ関部屋に入門し、2023年5月場所で幕下10枚目格付け出しとして初土俵を踏んだ。
その後の出世は驚異的だった。
- 2023年5月:初土俵
- 2023年9月:新十両
- 2024年1月:新入幕
- 2024年5月:新三役
- 2024年11月:新大関
- 2025年7月:新横綱
初土俵から横綱昇進まで、わずか13場所。日本体育大学は、年6場所制となった1958年以降の初土俵力士として最速の記録と紹介している。
【幕内優勝6回】大の里の横綱昇進までの経緯と実績
大の里が第75代横綱になった背景には、短期間に集中して結果を残したキャリアがある。
幕内優勝6回の内訳2026年9月場所の優勝によって、幕内優勝は通算6回になった。
| 優勝時期 | 番付 | 成績 |
|---|---|---|
| 2024年5月 | 小結 | 12勝3敗 |
| 2024年9月 | 関脇 | 13勝2敗 |
| 2025年3月 | 大関 | 12勝3敗 |
| 2025年5月 | 大関 | 14勝1敗 |
| 2025年9月 | 横綱 | 13勝2敗 |
| 2026年9月 | 横綱 | 12勝3敗 |
特筆すべきは、三役時代から大関時代、横綱時代へと、番付が上がっても優勝できている点だ。
単に下位の力士を相手に勝ち星を積み上げたわけではない。上位力士との対戦が増える中でも、優勝争いを制してきた。
2025年5月28日に第75代横綱へ横綱昇進の決定打となったのは、2025年3月場所と5月場所の連続優勝だった。
3月場所で12勝3敗、5月場所で14勝1敗。大関として連続優勝を果たしたことで、横綱昇進への道が開かれた。
2025年5月28日、日本相撲協会は番付編成会議と理事会を開き、大の里の横綱昇進を正式に決定した。
これにより、大の里は第75代横綱となった。
日本出身の新横綱は、師匠の二所ノ関親方(元稀勢の里)以来8年ぶりだった。
昇進伝達式では、次の言葉を述べている。
「唯一無二の横綱を目指します」
この言葉には、単に強い力士になるだけでなく、自分自身の相撲を確立した横綱を目指す決意が込められていた。
横綱昇進後も優勝を重ねる実力横綱昇進後の実績も見逃せない。
2025年9月場所では13勝2敗で優勝。2026年は肩の故障に苦しんだものの、9月場所で再び優勝した。
つまり、幕内優勝6回のうち2回は横綱として達成したものだ。
横綱に昇進したこと自体がゴールではなく、その地位で結果を残し続けている点が大の里の評価につながっている。
【得意技と強さの秘密】大の里はなぜ強いのか
大の里の強さを理解するには、体格だけでなく、攻め方にも注目する必要がある。
日本相撲協会が公式プロフィールで公表している得意技は、次の4つだ。
- 突き
- 押し
- 右四つ
- 寄り
大の里の大きな武器は、恵まれた体格と前進力だ。
立ち合いから相手に圧力をかけ、押し込む。相手が押し返してきた場合には、右四つから寄りへと攻めを切り替える。
押しだけに頼らず、組んだ状態でも攻撃できることが強みになっている。
公式プロフィールの直近6場所の決まり手傾向でも、寄り切りが38%、押し出しが19%、叩き込みが14%となっている。
寄り切りと押し出しを合わせると57%。相手を前方へ運び、土俵の外へ出す攻めが勝ちパターンの中心だ。
大の里の強さを支える3つのポイント1.立ち合いの圧力
大型の体格を生かして相手の体勢を崩し、先手を取る。相手に十分な攻めをさせない展開を作りやすい。
2.押しと四つの使い分け
押し相撲だけでなく、右四つから寄る攻めも持っている。相手が押しを警戒しても、組み止めて攻める選択肢がある。
3.攻撃の継続力
一度相手を押し込んで終わりではなく、前へ出続ける。攻めの主導権を握りやすいことが、勝ち星につながっている。
弱点と今後の課題は左肩のコンディション一方、2026年の休場は、強さを支える身体の状態がいかに重要かを示した。
大の里の相撲は、左からの攻めも大切な要素となる。師匠も左からの攻めを復活させることに言及していた。
そのため、今後の評価では優勝回数や勝率だけでなく、左肩の状態、連続出場、15日間を通した相撲の安定性にも注目したい。
横綱として求められるのは、優勝できる爆発力と、年間を通して安定した成績を残す持続力の両方である。
【結婚・彼女の真相】大の里は結婚している?交際報道を検証
大の里については、相撲の成績だけでなく、結婚や彼女の存在を気にする人も多い。
この話題では、結婚発表と週刊誌による交際報道を区別する必要がある。
大の里は結婚しているのか日本相撲協会の公式プロフィールには、結婚や配偶者についての記載はない。
2026年11月現在、結婚を正式に発表したという確かな公表情報は確認できない。
したがって、既婚者と断定する根拠はない。
2026年3月に一般女性との交際報道2026年3月10日発売の『女性自身』は、大の里と一般女性の交際を報じた。
記事では、知人の証言などをもとに交際していると伝えている。
ただし、これは週刊誌による報道であり、本人が交際を公式発表したものではない。
報道に登場する女性の氏名や詳細な個人情報についても、本人が公表しているわけではないため、確定した交際相手や結婚相手として扱うことはできない。
結婚・彼女に関する情報の整理| 確認項目 | 2026年11月時点の状況 |
|---|---|
| 結婚発表 | 公式発表は確認できない |
| 妻の存在 | 公式プロフィールに記載なし |
| 彼女 | 2026年3月に週刊誌の交際報道あり |
| 交際の公式確認 | 本人による公表は確認できない |
| 結婚予定 | 公式発表は確認できない |
大の里は横綱という立場にあり、私生活にも関心が集まりやすい。しかし、交際報道があったことと、結婚が決まったことは別の話だ。
競技者としての実績と、本人が公表していないプライベートな情報は分けて受け止めたい。
【大の里に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:大の里の現在の番付は何ですか?
A1:2026年11月場所では東横綱です。11月場所は11月8日初日で、11月4日時点ではまだ取組前です。
Q2:大の里の幕内優勝回数は何回ですか?
A2:2026年9月場所の優勝を含めて通算6回です。2024年に2回、2025年に3回、2026年に1回優勝しています。
Q3:大の里の2026年の休場理由は何ですか?
A3:左肩の負傷です。3月場所では左肩関節脱臼、5月場所では左肩腱板損傷と診断されました。3月は途中休場、5月は全休でした。
Q4:大の里の本名と年齢は?
A4:本名は中村泰輝です。2000年6月7日生まれで、2026年11月時点では26歳です。
Q5:大の里の身長と体重は?
A5:日本相撲協会の現行公式プロフィールでは、身長190cm、体重188kgです。
Q6:大の里はどこの出身で、どこの部屋に所属していますか?
A6:石川県河北郡津幡町出身で、二所ノ関部屋に所属しています。師匠は元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方です。
Q7:大の里の学歴は?
A7:新潟県立海洋高校を卒業後、日本体育大学に進学しました。大学では学生横綱、アマチュア横綱の実績を残しています。
Q8:大の里は結婚していますか?
A8:結婚の公式発表は確認できません。2026年3月には一般女性との交際報道がありましたが、本人による公式な交際発表とは区別する必要があります。
Q9:大の里は何代目の横綱ですか?
A9:第75代横綱です。2025年5月28日に昇進が正式決定し、同年7月場所から横綱として土俵に上がりました。
2026年11月現在の大の里は、幕内優勝6回を誇る第75代横綱だ。
2025年5月に横綱へ昇進し、わずか13場所で番付の頂点に到達した。日本体育大学時代から培った実力と、二所ノ関親方の指導のもとで積み上げた実績が、異例のスピード出世につながった。
2026年は左肩の負傷によって春場所と夏場所を休場したが、7月場所で復帰し、9月場所では12勝3敗で優勝。故障を乗り越えて再び賜杯を手にしたことは、キャリアの中でも大きな意味を持つ。
今後、大の里を評価する際に注目したいのは次の3点だ。
1. 健康状態: 左肩の状態が安定し、連続出場できるか。
2. 優勝争い: 6回目の優勝に続き、年間を通して賜杯を争えるか。
3. 横綱としての完成度: 得意の突き・押し・右四つ・寄りをさらに磨き、安定した勝ち星を残せるか。
11月場所は11月8日に始まる。9月場所の優勝を経て迎える新たな本場所で、大の里がどのような相撲を見せるのか。
26歳の横綱が、幕内優勝6回という実績をさらに伸ばせるか。今後の大相撲を占ううえでも、目が離せない存在だ。
主な参照資料
- 日本相撲協会「大の里 泰輝 力士プロフィール・歴代成績」
- 日本相撲協会「第75代横綱 大の里 誕生」
- 日本相撲協会「令和8年本場所年間日程」
- 日本体育大学「第75代横綱 大の里泰輝」
- 日刊スポーツ・スポニチアネックスの2026年休場関連報道
- 共同通信の2025年11月場所休場関連報道
- 『女性自身』2026年3月10日付交際報道