ホーム 芸能人プロフィール・現在 【身長は何cm?】178cmと5フィート10インチが広く紹介される理由

【身長は何cm?】178cmと5フィート10インチが広く紹介される理由

古谷 瑞穂 古谷 瑞穂 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

ダイアナ妃の身長として最も広く使われているのは、5フィート10インチです。メートル法に換算すると177.8cmとなり、日本では端数を四捨五入して178cmと表記されます。

この数字は、海外の人物プロフィールや王室関連の特集記事で繰り返し紹介されています。オーストラリア公共放送ABC Newsも、2020年8月の『ザ・クラウン』のキャスティング報道で、ダイアナ妃の身長を1.78mと記載しました。

ただし、ここで押さえておきたいのは、178cmが王室によって公式発表された測定値というわけではないことです。英国王室の公式プロフィールには、ダイアナ妃の生年月日、結婚、王室での活動、1997年の死去などが記録されていますが、身長は掲載されていません。

したがって、178cmは複数の報道や人物紹介で定着している代表的な数値として理解するのが適切です。1インチの違いを含む古い報道が残っているため、すべての資料が完全に一致しているわけではありません。

なお、単位を正確に整理すると次のようになります。

- 5フィート9インチ:約175.3cm
- 5フィート10インチ:約177.8cm
- 5フィート11インチ:約180.3cm

この約2.5cmの違いが、1981年当時の報道を比較する際のポイントになります。

【1981年の報道を検証】婚約当時は175cm?178cm?数値が違う理由

ダイアナ妃身長

ダイアナ妃の身長について興味深いのは、王室入りした1981年の新聞報道に、現在広く知られている178cmとは異なる数字が登場していることです。

1981年2月:ワシントン・ポストは175cmと報道

1981年2月24日、チャールズ皇太子とダイアナ・スペンサーの婚約が発表されました。その翌日の2月25日、ワシントン・ポストは2人の婚約を詳しく報道しています。

同紙は当時19歳だったダイアナについて、身長を5フィート9インチ(約175cm)と紹介しました。加えて、チャールズ皇太子より2インチ低いとも記述しています。

つまり、この記事の記載に従えば、当時のチャールズ皇太子は約5フィート11インチだったことになります。

これは現在広く紹介される「ダイアナ妃とチャールズ国王はほぼ同じ身長」という説明とは異なる内容です。

1981年7月:UPI通信は178cmと報道

一方、結婚式を8日後に控えた1981年7月21日、UPI通信が配信した記事では、ダイアナの身長を5フィート10インチ(約178cm)と紹介しています。

記事は、2月の婚約発表時の体重にも触れながら、結婚式に向けた準備やウェディングドレスの採寸について報じたものでした。ドレスを担当したデザイナーのデビッド・エマニュエルとエリザベス・エマニュエルにも言及しています。

同じ1981年でも、2月のワシントン・ポストと7月のUPI通信では、身長の記載が1インチ異なっていたのです。

1985年:ワシントン・ポストはチャールズと同じ178cmと紹介

さらに1985年11月2日付のワシントン・ポストの特集記事「THE DIANA FACT BOOK」では、ダイアナ妃の身長を5フィート10インチとし、チャールズ皇太子と同じ身長だと紹介しました。

婚約当時の175cmという報道から、1985年の178cmという記載までを並べると、数字の変化が分かります。ただし、これを本人の身長が数年間で伸びた証拠と解釈することはできません。異なる報道資料に記載された数値の違いであり、当時の統一された公式測定記録が示されているわけではないからです。

年代別・人物別の身長情報を比較
時期・資料 身長・比較情報 確認できる内容 1981年2月25日 ダイアナ妃:約175cm ワシントン・ポストが5フィート9インチと報道。チャールズ皇太子より2インチ低いと記載。 1981年7月21日 ダイアナ妃:約178cm UPI通信が5フィート10インチと報道。 1985年11月2日 ダイアナ妃:約178cm ワシントン・ポストがチャールズ皇太子と同じ身長と紹介。 2020年8月 ダイアナ妃178cm ABC Newsが『ザ・クラウン』の配役紹介で採用。 2026年1月 ダイアナ妃178cm・キャサリン妃175cm Countryfileが王室メンバーの身長比較を掲載。

この比較から分かるのは、178cmという数字が1981年の結婚直前から報道され、1985年にも採用され、2020年代の人物紹介でも引き継がれていることです。

特に、1985年のワシントン・ポストと2020年のABC Newsという異なる時代の報道が、178cmを採用している点は注目できます。

【チャールズ国王との身長差】実際は同じ178cmだった?

ダイアナ妃とチャールズ国王の身長差は、長年にわたって写真を比較する人たちの関心を集めてきたテーマです。

現在広く紹介される数値では、2人とも約178cm(5フィート10インチ)。つまり、基本的にはほぼ同じ身長だったと考えられています。

しかし、2人が並んだ婚約写真や公式行事の写真を見ると、チャールズ国王のほうが高く見えるものも少なくありません。

婚約写真ではチャールズ皇太子が高い位置に立っていた

この疑問に関連する興味深い証言が、2022年11月の米誌Vanity Fairに掲載されています。

『ザ・クラウン』でダイアナ妃を演じたエリザベス・デビッキは、同誌のインタビューで、ダイアナ妃とチャールズ国王は基本的に同じ身長だったと説明しました。

加えて、婚約写真について、チャールズ皇太子がダイアナ妃より高い位置にある階段に立っていたことにも触れています。

この説明は、写真に写る2人の頭の位置だけで身長差を判断できないことを示しています。立つ場所の高さが違えば、実際の身長が同じでも、写真上では一方が高く見えるからです。

ハイヒールを履いたダイアナ妃は夫より高く見えた

もう一つの要点は靴です。

ダイアナ妃は公務や公式行事でハイヒールを履くことがありました。178cmという長身にヒールの高さが加われば、同じ身長とされるチャールズ国王よりも高く見える場面が生まれます。

実際、1985年11月10日のワシントン・ポストによるホワイトハウス訪問の報道では、赤いパンプスを履いたダイアナ妃が夫よりかなり高く見えたと描写されています。

ナンシー・レーガン大統領夫人との挨拶の際には、ダイアナ妃が少しかがむ様子まで記されています。公的な場での写真や目撃記録でも、靴による見た目の変化は確認できるのです。

写真の身長差は演出だったのか

ここで重要なのは、写真の見え方をすべて画像加工の結果と考えないことです。

Vanity Fairのインタビューでデビッキが指摘したのは、婚約写真での段差や、バルモラルで撮影された写真におけるダイアナ妃の姿勢など、撮影時の構図や立ち位置に関することでした。

2026年1月のCountryfileも、王室の公式写真ではチャールズ国王が高い段に立ったり、ダイアナ妃がフラットシューズを履いたりして、見た目の身長差が調整されていたと説明しています。

ただし、すべての写真で同じ演出が行われたと断定することはできません。写真ごとに撮影環境や姿勢、靴が異なるためです。

チャールズ国王とダイアナ妃はほぼ同じ身長だったが、写真では立ち位置や靴によって印象が変わっていた。これが身長差をめぐる疑問を理解するうえでの要点です。

【ダイアナ妃が写真で小柄に見える理由】姿勢・靴・撮影角度を検証

178cmという身長を知ってからダイアナ妃の写真を見ると、思ったより小柄に感じることがある可能性があります。

しかし、これは身長の数字が間違っているというより、写真の構図やダイアナ妃の立ち居振る舞いによって印象が変わるためです。

1. 座っている写真では身長が伝わりにくい

婚約後のバルモラル滞在や新婚旅行の写真には、ダイアナ妃が座っているものがあります。

座った状態では、脚の長さや全身のバランスが分かりにくくなります。特に隣に立っている人物がいる場合、比較する基準そのものが異なるため、実際より小さく見えることがあります。

2. 子どもや一般市民と目線を合わせる姿勢

ダイアナ妃の特徴として知られるのが、子どもや支援を必要とする人々と接するときに、相手の目線まで姿勢を低くすることです。

病院や慈善活動の訪問写真では、しゃがんだり、膝をついたりして相手と向き合う姿が残されています。

ロサンゼルス・タイムズが2023年に掲載した『ザ・クラウン』の演技指導に関する記事でも、ダイアナ妃が視覚障害のある男性と交流する際、膝をついて目線を合わせた映像が取り上げられています。

こうした姿勢は、単なる身長の問題を超えて、相手との距離を縮めようとする彼女のコミュニケーションの特徴を伝えています。

3. フラットシューズとハイヒールの違い

同じ178cmの人でも、靴によって写真での見え方は変わります。

ダイアナ妃がフラットシューズを履いている場合、チャールズ国王と並んでも極端な身長差は生まれません。一方、ヒールを履けば、頭の位置が高くなり、隣の人物を見下ろすような印象になることもあります。

公式行事では衣装全体のバランスも考慮されるため、靴だけを切り離して写真の身長差を判断するのは難しいのです。

4. カメラの位置と撮影角度

写真は立体的な身体を平面に変換したものです。撮影者の位置やレンズの画角、人物同士の前後関係によって、実際の身長とは異なる印象が生まれます。

例えば、手前にいる人物は大きく、奥にいる人物は小さく写りやすくなります。階段や傾斜のある場所では、さらに比較が難しくなります。

ダイアナ妃の婚約写真や王室行事の写真を検証する場合も、頭の位置だけでなく、足元、床の高さ、姿勢、靴を確認することが大切です。

つまり、写真で小柄に見えることは、178cmという身長と矛盾しません。むしろ、ダイアナ妃が場面に応じて姿勢や装いを変えていたことが、さまざまな写真に表れているのです。

【キャサリン妃と身長比較】エリザベス・デビッキは何cm?

ダイアナ妃の身長を理解するためには、現在の英国王室を代表するキャサリン妃や、ドラマでダイアナ妃を演じた俳優との比較も参考になります。

ダイアナ妃とキャサリン妃の身長差

キャサリン妃(ウェールズ公妃)の身長は、一般的に175cm(5フィート9インチ)と紹介されています。

2026年1月に掲載されたCountryfileの記事でも、キャサリン妃は1.75mと紹介されています。

この数値をダイアナ妃の178cmと比較すると、差は約3cmです。

つまり、ダイアナ妃のほうが少し高いものの、2人はほぼ同じような長身のシルエットを持っていたことになります。

ただし、キャサリン妃についても英国王室の公式プロフィールに身長の記載はありません。175cmは報道や人物紹介で広く使われる数値として扱う必要があります。

エリザベス・デビッキの身長は190cm

Netflixのドラマ『ザ・クラウン』シーズン5・6でダイアナ妃を演じたのが、オーストラリア出身の俳優エリザベス・デビッキです。

ABC Newsは2020年8月の配役発表記事で、デビッキの身長を190cm、ダイアナ妃を178cmと紹介しました。

つまり、デビッキのほうが約12cm高い計算になります。

なお、ロサンゼルス・タイムズの2023年の記事では、デビッキの身長を6フィート2インチ(約188cm)と紹介しています。媒体によって2cm程度の差があるものの、いずれの数字でもダイアナ妃よりかなり高身長です。

デビッキ自身もVanity Fairのインタビューで、ダイアナ妃が長身だったことや、チャールズ国王とほぼ同じ身長だったことに触れています。役作りの中で、身体的な特徴だけでなく、ダイアナ妃の姿勢や動きも研究していました。

『ザ・クラウン』で身長差が注目された理由

『ザ・クラウン』では、シーズン4でエマ・コリンが若い時代のダイアナ妃を演じ、シーズン5・6ではエリザベス・デビッキが引き継ぎました。

ABC Newsによると、エマ・コリンの身長は約175cm。実際のダイアナ妃の178cmに近い数値でした。一方、デビッキは190cmと、さらに長身です。

そのため、デビッキが演じるダイアナ妃は、実際の人物よりも背が高い印象を与える場合があります。

しかし、ドラマの評価は身長の再現だけでは決まりません。Vanity Fairは、デビッキがダイアナ妃の独特な首の傾け方、視線、話し方、身体の動きを研究したことを紹介しています。

また、ロサンゼルス・タイムズの2023年の記事では、演技指導者とともに過去の映像を見返し、ダイアナ妃が人々に接するときの動作や、相手との距離の取り方を分析したことが報じられました。

デビッキの高身長はキャスティング上の特徴である一方、役作りでは本人の動きや雰囲気を再現することが重視されていたのです。

3人の身長比較
人物 広く紹介される身長 比較
ダイアナ妃 178cm 基準
キャサリン妃 175cm 約3cm低い
エリザベス・デビッキ 190cm 約12cm高い
エマ・コリン 175cm 約3cm低い

この比較からも、ダイアナ妃はキャサリン妃に近い身長でありながら、デビッキほど極端な高身長ではなかったことが分かります。

【プロの結論】ダイアナ妃の身長をめぐる誤解と正しい見方

ここまでの資料を整理すると、ダイアナ妃の身長については、178cmを代表的な数値として理解するのが最も自然です。ただし、情報を扱う際には、いくつかの判断基準があります。

判断基準1:公式プロフィールと報道上の数字を区別する

英国王室の公式プロフィールに身長の記載がない以上、178cmを王室公認の測定値として紹介するのは正確ではありません。

一方、UPI通信やワシントン・ポストの1985年記事、ABC Newsなど、異なる年代の資料で178cmが確認できます。広く流通している数字としての信頼性を考えるうえでは、こうした複数資料の一致が参考になります。

判断基準2:1981年の175cm報道を誤情報と決めつけない

1981年2月のワシントン・ポストが175cm、同年7月のUPI通信が178cmと報じた事実は、資料上の相違として残っています。

どちらか一方を根拠なく誤報と決めつけるのではなく、報道された時期と媒体を分けて理解することが大切です。

判断基準3:写真だけで身長を判断しない

婚約写真でチャールズ皇太子が高く見えたからといって、実際に大きな身長差があったとは限りません。

階段の段差、靴、姿勢、カメラの位置を確認しなければ、正確な比較はできません。

この視点は、ダイアナ妃だけでなく、現在の王室メンバーや俳優の写真を比較するときにも役立ちます。

身長という一つの数字を追うだけでも、1981年の婚約報道、1985年の王室特集、2020年代のドラマ制作、2026年の王室関連記事まで、メディアがダイアナ妃の姿をどのように伝えてきたかが見えてきます。

【ダイアナ妃の身長】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ダイアナ妃の身長は何センチですか?

A1:広く紹介されている身長は178cmです。英語表記では5フィート10インチで、正確には約177.8cmです。1981年2月の報道には約175cmという異なる数値もあります。

Q2:ダイアナ妃とチャールズ国王はどちらが高かったですか?

A2:広く紹介される数値では、2人とも約178cmで、ほぼ同じ身長です。ただし、1981年の婚約写真などではチャールズ国王が高い位置に立っていたことがあり、写真では身長差があるように見える場合があります。

Q3:ダイアナ妃とキャサリン妃はどちらが高いですか?

A3:一般的に紹介される数値では、ダイアナ妃が178cm、キャサリン妃が175cmです。ダイアナ妃のほうが約3cm高い計算になります。

Q4:エリザベス・デビッキの身長は何センチですか?

A4:ABC Newsでは190cmと紹介されています。ロサンゼルス・タイムズでは約188cmとされており、資料によって多少異なりますが、ダイアナ妃よりかなり高身長です。

Q5:ダイアナ妃の1981年の身長は175cmだったのですか?

A5:1981年2月25日のワシントン・ポストは5フィート9インチ(約175cm)と報道しています。一方、同年7月21日のUPI通信は5フィート10インチ(約178cm)と紹介しています。報道資料によって数字が異なります。

ダイアナ妃の身長は、一般的に178cm(5フィート10インチ)と紹介されています。1981年2月には175cmとする報道がありましたが、同年7月や1985年の新聞記事では178cmが採用されています。

チャールズ国王との身長差については、2人はほぼ同じ178cmだったという説明が現在広く知られています。婚約写真でチャールズ国王が高く見えるのは、階段の段差や靴、姿勢などが関係していました。

また、キャサリン妃の175cm、エリザベス・デビッキの約188〜190cmと比較すると、ダイアナ妃の178cmという身長の位置づけも理解しやすくなります。

ダイアナ妃の魅力は、単に長身だったことだけではありません。ファッションを着こなす美しい立ち姿、相手の目線に合わせる柔らかな動作、そして大勢の人々の前でも印象に残る存在感。そのすべてが、今も写真や映像を通じて語り継がれています。

身長を調べるときは、178cmを代表値としながら、1981年の報道の違いと写真の構図を分けて見ること。それが、ダイアナ妃の実像をより正確に理解するためのポイントです。

同じカテゴリの記事

古谷 瑞穂
トレンドリサーチャー 古谷 瑞穂
プロフィールを見る →

配給会社の公式プレスシートと劇場公式ページを一次情報とし、公開日・上映館は発表元の表記のみを掲載。未確認の続報は本文で明示します。

おすすめの関連記事