2024年7月、天紫珠李は月組トップ娘役に就任しました。
相手役となったのは、同じく2024年7月に月組トップスターに就任した鳳月杏です。
前トップコンビの月城かなと・海乃美月からバトンを受け継ぎ、新しい月組トップコンビが誕生しました。
お披露目公演は『琥珀色の雨にぬれて』トップコンビとしてのプレお披露目公演は、2024年8~9月の全国ツアー『琥珀色の雨にぬれて』『Grande TAKARAZUKA 110!』です。
『琥珀色の雨にぬれて』は、第一次世界大戦後のパリを舞台にした恋愛心理劇。天紫珠李はシャロン・カザティを演じました。
鳳月杏との関係性を舞台上で表現する、トップコンビとしての最初の大きな機会となりました。
大劇場でのトップお披露目は『ゴールデン・リバティ』2024年11月には、『ゴールデン・リバティ』『PHOENIX RISING』で大劇場のお披露目を迎えます。
天紫珠李が演じたのはアナレアです。
その後も『花の業平』『GUYS AND DOLLS』など、異なるジャンルの作品に出演し、鳳月杏とのトップコンビとして舞台を重ねました。
鳳月杏とのコンビで目指したもの2026年5月の退団会見で、天紫珠李は鳳月杏とのコンビについても詳しく語っています。
特に印象に残ったのは、2人で目指すコンビ像についての話です。
鳳月杏から、1人ずつでも魅力的でありながら、2人が合わさることで新しい魅力が生まれるコンビを目指したいという趣旨の言葉をもらったと振り返りました。
天紫珠李にとって、その考え方がトップコンビとしての目標になっていたそうです。
このエピソードから分かるのは、相手役の魅力を引き立てるだけではなく、2人で一つの舞台表現を作り上げようとする姿勢です。
男役から娘役へ転向した彼女が、トップ娘役として新たな表現を追求するうえでも、鳳月杏との出会いは大きな意味を持っていたと考えられます。
【天紫珠李の現在2026年最新】退団までの出演予定と最後の舞台
2026年11月現在、天紫珠李は月組トップ娘役として活動しています。
2026年には『侍タイムスリッパー』『RYOFU』『NINE』といった作品に出演しました。
公式プロフィールに掲載されている公演歴と今後の予定を整理すると、退団までの流れが明確になります。
2026年の出演作品| 時期 | 公演 | 役名 |
|---|---|---|
| 2026年1月 | 『侍タイムスリッパー』 | 山本優子 |
| 2026年4~7月 | 『RYOFU』 | 雪蓮 |
| 2026年9月 | 『NINE』 | ルイーザ・コンティーニ |
『NINE』は2026年9月10日から27日まで、東急シアターオーブで上演されました。
天紫珠李はルイーザ・コンティーニ役を担当。これまでの宝塚らしい王朝ロマンやレビューとは異なる、海外ミュージカル作品への出演も経験しています。
退団公演は『天穹のアルテミス』『Belle Époque』天紫珠李にとって最後の舞台となるのは、月組公演の2作品です。
ルナティック・シアター『天穹のアルテミス』
- 作・演出:大野拓史
- 宝塚大劇場:2026年12月12日~2027年1月24日
- 東京宝塚劇場:2027年2月13日~3月28日
作品の舞台は1970年代初頭のアメリカ。女性宇宙飛行士の育成計画をめぐり、宇宙への夢を追う人々の希望や葛藤を描くミュージカルです。
レヴュー ロマン『Belle Époque(ベル エポック)』
- 作・演出:稲葉太地
- 宝塚大劇場:2026年12月12日~2027年1月24日
- 東京宝塚劇場:2027年2月13日~3月28日
「Belle Époque」は「美しい時代」を意味する言葉です。19世紀末から第一次世界大戦前まで、パリを中心に花開いた華やかな文化を題材にしたレビューとなっています。
宝塚歌劇団の公演紹介では、両作品の主演として鳳月杏と天紫珠李の名前が掲載されています。
2027年3月28日が最後の舞台となる東京宝塚劇場公演の千秋楽は、2027年3月28日です。
この日をもって天紫珠李は宝塚歌劇団を退団する予定です。
2015年の初舞台から約12年にわたる宝塚での活動に、一つの区切りを迎えることになります。
ファンにとっては、単なる最後の公演ではありません。男役として入団し、娘役へ転向し、ヒロインを経験してトップ娘役になった彼女の歩みが、2作品を通じて結実する舞台でもあります。
【天紫珠李の退団理由】2026年5月の退団会見で明かした決断
天紫珠李の退団について、特に注目されたのがトップスター鳳月杏との同時退団です。
宝塚歌劇団は2026年5月18日に退団を発表。翌19日、天紫珠李本人が兵庫県宝塚市内で記者会見を行いました。
会見で明らかになったのは、鳳月杏と最後まで一緒に舞台を作りたいという思いが、退団を決める大きなきっかけになったことです。
退団を決めた理由は鳳月杏と一緒に卒業すること天紫珠李は退団会見で、鳳月杏の相手役を務めることが決まった時点から、最後の日まで一緒に良い舞台を作りたいという気持ちを持っていたと説明しました。
そして、鳳月杏の退団を聞いた際には、自分も一緒に卒業したいという思いが強くなり、迷わず退団を決意したと語っています。
「ご一緒させていただきたいという気持ちでいっぱいでしたので、迷わずに退団を決意しました。」
この発言は宝塚歌劇団の公式会見記録に掲載されています。
つまり、今回の退団理由として本人が明かしたのは、鳳月杏との舞台を最後まで共にし、同じタイミングで宝塚を卒業したいという意思です。
退団は鳳月杏との同日卒業今回の退団は、天紫珠李だけの単独退団ではありません。
| 人物 | 宝塚での立場 | 退団予定日 |
|---|---|---|
| 鳳月杏 | 月組トップスター | 2027年3月28日 |
| 天紫珠李 | 月組トップ娘役 | 2027年3月28日 |
2人は2024年7月にトップコンビとして就任し、約2年8か月を経て同じ日に卒業する予定です。
日刊スポーツなどの報道でも、トップコンビの同時退団として取り上げられました。
退団後の活動は決まっている?2026年11月4日現在、退団後の所属先や芸能活動について、宝塚歌劇団の公式プロフィールで具体的な発表は確認できません。
そのため、退団後に女優として活動するのか、別の舞台に出演するのか、あるいは異なる道を選ぶのかについては、現段階で決まった情報として扱うことはできません。
退団後の進路と、退団を決めた理由は別の問題です。本人が会見で語ったのは、鳳月杏と最後まで舞台を共にしたいという気持ちでした。
今後は、最後の公演に向けた本人や劇団からの発表が注目されます。
【天紫珠李に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:天紫珠李の読み方は何ですか?
A1:天紫珠李は「あまし・じゅり」と読みます。英語表記はJuri Amashiです。宝塚歌劇団の月組に所属するトップ娘役です。
Q2:天紫珠李は男役から娘役にいつ転向しましたか?
A2:2017年12月25日付で転向しました。本人は、振り付けで女役を演じた際に自分のやりたいことに気づき、自らの意思で決めたと2026年の退団会見で説明しています。
Q3:天紫珠李はいつ月組トップ娘役になりましたか?
A3:2024年7月です。鳳月杏の相手役として就任し、『琥珀色の雨にぬれて』などでトップコンビとしての舞台を重ねました。
Q4:天紫珠李の退団日はいつですか?
A4:2027年3月28日の予定です。東京宝塚劇場で上演される『天穹のアルテミス』『Belle Époque』の千秋楽をもって退団します。
Q5:天紫珠李の退団理由は何ですか?
A5:退団会見では、鳳月杏の退団を知り、自分も最後まで一緒に舞台を作りたい、一緒に卒業したいという思いから退団を決意したと語っています。
Q6:天紫珠李の代表作は何ですか?
A6:『夢現無双』『幽霊刑事』『月の燈影』『琥珀色の雨にぬれて』『花の業平』『GUYS AND DOLLS』『侍タイムスリッパー』などが挙げられます。本人は『花の業平』の藤原高子や『月の燈影』の喜の字などを好きだった役として挙げています。
天紫珠李の宝塚人生を振り返ると、男役から娘役への転向が、その後のキャリアを大きく変えたことが分かります。
2015年に101期生として初舞台を踏み、2017年に自らの意思で娘役へ転向。2019年には新人公演初ヒロイン、2021年にはバウホール初ヒロインを経験し、2024年7月には月組トップ娘役へと就任しました。
そして、鳳月杏とのトップコンビとして舞台を重ね、2026年5月には同時退団を発表しました。
今後、注目したい要点は次の3つです。
- 『天穹のアルテミス』: 宇宙飛行士たちの希望と葛藤を描く、最後のミュージカル作品。
- 『Belle Époque』: 華やかなパリ文化をテーマにした最後のレビュー。
- 2027年3月28日: 鳳月杏とともに東京宝塚劇場の千秋楽を迎える予定の日。
天紫珠李の魅力を理解するうえで大切なのは、トップ娘役という肩書だけで評価するのではなく、男役時代からの経験、転向後の挑戦、そして作品ごとに変化してきた表現を一つの流れとして見ることです。
本人が退団会見で語った「私にしかできない娘役」という目標は、最後の舞台に向かう現在も変わらないテーマでしょう。
2027年3月28日まで、月組トップ娘役としてどのような舞台を届けるのか。 天紫珠李が積み重ねてきた宝塚人生の集大成に、引き続き注目が集まります。