4社を比較すると、各ショップにはそれぞれ異なる特徴があります。
特に注目したいのは、ダイソーの品ぞろえの豊富さ、セリアの布製とシリコーン製の選択肢、キャンドゥの20個入り商品、ワッツの洗える布製カバーです。
① ダイソー:110円からシリコーン製まで選べる主な商品:車輪ソックス・シリコーンキャスターカバー・20個入りカバー
ダイソーでは、公式ネットストアのスーツケース用品カテゴリーに複数のキャスター関連商品が掲載されています。
代表的な商品は次のとおりです。
- 車輪ソックス:税込110円
- シリコーンキャスターカバー8個:税込110円
- キャスターカバー20個:税込110円
- シリコーンキャスターカバー(蓄光タイプ)8個:税込220円
- スーツケースキャスターカバー(蓄光タイプ)8個:税込220円
特に注目したいのが、税込110円のシリコーンキャスターカバーです。
公式商品情報によると、ダブルホイール専用で、対応する車輪の直径は5~6cm、幅は1.2~1.5cm。汚れや傷の軽減、移動時の騒音対策を目的とした商品です。
取り外して水洗いできるため、繰り返し使いたい人にも向いています。
一方、20個入りのポリエチレン製カバーは最大直径6cmに対応しますが、装着したままキャリーバッグを引きずることは禁止されています。
つまり、同じダイソーの商品でも、走行時用と一時的な汚れ防止用を区別する必要があります。
② セリア:布製とシリコーン製の2タイプ主な商品:キャスターカバー4P・キャスターシリコーンカバー8P
セリアでは、2026年9月27日に公開された実店舗調査で、次の2種類が確認されています。
キャスターカバー4P
- 価格:税込110円
- 内容量:4個
- サイズ:約8×6.5cm
- 対応車輪:直径最大約6cm
- 材質:ポリエステル、アクリル糸、天然ゴム
靴下のようにキャスター全体を覆うタイプです。
帰宅後のスーツケースを室内に収納するとき、外で付着した汚れを床に直接触れさせたくない人に適しています。
キャスターシリコーンカバー8P
- 価格:税込110円の販売例
- 内容量:8個
- 商品サイズ:約直径5.2×1.4cm
- 対応車輪:直径5~6cm、幅1.2~1.5cm
- 材質:シリコーンゴム
こちらはダブルホイール向けのリング状カバーです。
4輪のダブルキャスターなら、車輪が合計8個あるため、8個入りの商品が使いやすい構成になっています。
ただし、販売価格や在庫は店舗によって異なります。今回の調査店舗で確認された価格を、全店共通の保証価格と考えないようにしましょう。
③ キャンドゥ:20個入りとシリコーン製が特徴主な商品:スーツケース用キャスターカバー20P・シリコーンカバー8P
キャンドゥでは、公式ネットショップに複数のタイプが掲載されています。
代表的な商品は次の3種類です。
- スーツケース用キャスターカバー20P:税込110円
- キャスターカバー(柄入り)4P:税込110円
- キャスターシリコーンカバー8P:税込220円
柄入りの商品には、シマエナガ柄、ロゴマーク、猫フェイス、猫足柄などがあります。
布製の商品はポリエステル・ポリウレタン素材で、直径6cm以下、幅5cm以下が対応目安です。キャスターの向きが自由に変えられないキャリーケースには使用できない商品もあります。
一方、シリコーン製8Pは税込220円。ダブルキャスター専用で、直径5cmまで、幅1.2~1.5cmの車輪に対応しています。
20個入りのポリエチレン製商品もあるため、汚れ防止を優先する人には候補になります。
ただし、素材や使用上の注意は商品ごとに異なります。20個入りだからといって、走行中にも使用できるとは限りません。
④ ワッツ:洗える布製と220円のシリコーン製主な商品:キャスターカバー無地・アニマル・シリコンキャスターカバー
ワッツでは、布製とシリコーン製の両方が公式オンラインショップに掲載されています。
キャスターカバー無地・アニマル
- 価格:税込110円
- 内容量:4枚組
- 材質:ポリエステル・ポリウレタン
- 特徴:洗濯可能、繰り返し使用できる
無地タイプはブラックやネイビー、アニマルタイプは猫や柴犬をモチーフにしたデザインです。
どちらも靴下のような袋型で、スーツケースのキャスターにかぶせます。
シリコンキャスターカバー
- 価格:税込220円
- 内容量:8個
- 材質:シリコーンゴム
- 対応形状:ダブルホイール専用
こちらは車輪の騒音軽減や保護を目的とした商品で、取り外して水洗いできます。
ワッツの魅力は、無地と動物柄を選べる布製商品と、シリコーン製の両方がそろっていることです。
4社の比較から見える選び方価格だけで判断するなら110円の商品が魅力的ですが、実際には使用目的によって適したショップが変わります。
- まずシリコーン製を安く試したい:ダイソー、セリア
- 布製のデザインを選びたい:キャンドゥ、ワッツ
- 洗って繰り返し使いたい:セリア、ワッツなどの布製
- ダブルホイール用のシリコーン製を探したい:4社の商品から対応サイズを比較
なお、これは2026年11月3日時点で確認できた商品情報を整理したもので、各店舗の実在庫や全店共通の品ぞろえを示すものではありません。
【素材で何が違う?】シリコーン製・布製・使い捨てタイプを比較
キャスターカバー選びで迷いやすいのが素材です。
大きく分けると、シリコーン製、布製、ポリエチレン製の3種類があります。
シリコーン製:走行中の保護を重視する人向けシリコーン製は、車輪の外周にはめ込むリング状の商品が中心です。
主なメリットは次のとおりです。
- 車輪の表面を保護できる
- 汚れが付いたら水洗いできる
- 移動時の騒音や振動を軽減する補助になる
- 繰り返し使える
特に、駅構内やホテルの床など、硬い床面での移動が多い人に向いています。
ただし、静音効果には限界があります。スーツケースの車輪そのものが摩耗していたり、軸部分に異常があったりする場合、カバーだけで走行音を解決することはできません。
また、サイズが合わないと走行中に外れる可能性があります。
向いている人: 対応するダブルキャスターを持っていて、移動時にも装着できる商品を探している人。
布製:帰宅後の汚れ防止と室内保管に便利布製は、車輪を靴下のように包み込むタイプです。
シリコーン製と比べてキャスター全体を覆いやすく、帰宅後のスーツケースの保管に適しています。
主なメリットは以下のとおりです。
- キャスター周辺を広く覆える
- 洗濯可能な商品がある
- カラフルな柄やデザインを選べる
- 110円の商品が多い
ただし、布製は走行中の車輪保護を主目的とした商品ではありません。
移動中に装着すると、路面との接触で生地が傷んだり、カバーがずれたりする可能性があります。
旅行から帰宅した後、室内へ持ち込む際や収納時に使用するのが基本です。
向いている人: 車輪の泥やほこりを室内に持ち込みたくない人、繰り返し洗って使いたい人。
ポリエチレン製:一時的な汚れ防止に便利ポリエチレン製は、薄く軽量なカバーです。
ダイソーの20個入り商品やキャンドゥの20P商品が該当します。
特徴は次のとおりです。
- 軽量で持ち運びやすい
- 価格が手頃
- 複数個入りで予備を確保しやすい
- 水や汚れを遮る用途に向いている
いわゆる使い捨てキャスターカバーとして利用したい場合にも候補になります。
ただし、商品の注意書きが最優先です。ダイソーの20個入り商品は、装着したままキャリーバッグを引きずらないよう明記されています。
そのため、走行時に使うシリコーン製カバーと同じ感覚で扱うのは避けましょう。
結局どの素材が一番おすすめ?
走行時の保護を重視
シリコーン製。サイズと対応形状の確認が必須。
室内保管を重視
布製。洗えるタイプなら繰り返し使いやすい。
一時的な汚れ防止を重視
ポリエチレン製。使用後の処分や交換を前提に検討。
【失敗しない選び方】サイズの測り方とキャスターカバーの取り付け方
100均の商品で失敗しやすいのが、サイズの確認不足です。
パッケージに「8個入り」「4個入り」と書かれていても、すべてのスーツケースに対応するわけではありません。
① 車輪の直径を測る最初に、車輪の端から端までの直径を測ります。
たとえば、ダイソーの通常シリコーンキャスターカバーは直径5~6cmが対応目安です。
一方、蓄光タイプは直径5~5.5cmの商品もあり、同じダイソーの商品でも対応範囲が違います。
数ミリの差で装着感が変わるため、目測ではなく定規やメジャーを使って測りましょう。
② 車輪の幅も測る直径が合っていても、幅が合わなければ装着できません。
特にシリコーン製は、車輪の幅が適合条件に含まれます。
ダイソーの通常タイプでは幅1.2~1.5cm、蓄光タイプでは幅1~1.2cmが目安です。
③ シングルキャスターかダブルキャスターか確認するシングルキャスター
1か所に車輪が1つ付いている形状。
ダブルキャスター
1か所に車輪が2つ並んでいる形状。
ここは特に重要です。
シリコーン製の8個入り商品には、ダブルキャスター専用と明記されているものがあります。
4輪のスーツケースでも、1か所に車輪が1つなのか2つなのかによって、必要なカバーの数や適合商品が変わります。
④ 車輪と周囲のパーツの隙間を確認するシリコーン製では、車輪と軸受け、ガード部分との隙間も確認しましょう。
ダイソーの通常シリコーンタイプでは、車輪と周辺パーツの間に3mm以上の隙間が必要とされています。
車輪の直径だけが適合していても、周囲の構造によっては装着できません。
キャスターカバーの正しい取り付け方シリコーン製の場合は、次の順番で取り付けます。
泥や砂、ほこりを落とし、乾いた状態にします。
直径・幅・対応形状をもう一度確認します。
シリコーンを必要以上に引っ張らず、車輪の外周に均等に装着します。
ねじれや浮きがないか、周囲の部品に干渉していないか確認します。
移動時に使用できる商品であれば、短い距離を動かして、ずれや異音がないか確認します。
布製は、車輪の汚れを落としてからキャスター部分にかぶせます。室内保管用として使い、装着したまま長距離を走行しないようにしましょう。
【外れる・見つからないを防ぐ】売り場と購入前の注意点
キャスターカバーの売り場はどこ?100均で探すなら、まず確認したいのがトラベル用品コーナーです。
特に次の商品が並んでいる場所を探してみてください。
- スーツケースベルト
- トラベルポーチ
- ネームタグ
- TSAロック
- 旅行用圧縮袋
- キャリーケース関連の小物
セリアの2026年9月の実店舗調査でも、キャスターカバーはトラベルグッズ売り場で確認されています。
ダイソーの公式ネットストアでも、車輪ソックスやキャスターカバーは「靴・トラベル・雨具」のカテゴリーに掲載されています。
ただし、店舗によって陳列場所が異なるため、見つからない場合は収納用品や生活雑貨のコーナーも確認するとよいでしょう。
キャスターカバーが走行中に外れる原因は?購入後に気になるのが、走行中の脱落です。
主な原因として考えられるのは、次の4つです。
1. 車輪のサイズが合っていない
小さすぎるカバーを無理にはめると、装着部分に過剰な負荷がかかります。反対に大きすぎると、十分に固定されません。
2. キャスターの形状が違う
シングル用とダブル用では構造が異なります。ダブルホイール専用商品をシングルキャスターに取り付けようとしても、適切に固定できない場合があります。
3. 車輪周辺の隙間が不足している
カバーが軸受けやガードに干渉すると、走行時にずれたり外れたりする可能性があります。
4. 使用によってカバーが劣化している
シリコーンの変形や裂け、布製のゴム部分の伸びなども固定力に影響します。
ダイソーの公式商品説明にも、使用状況によってカバーが外れる場合があるため、定期的に取り付け状態を確認するよう記載されています。
走行中に外れないために守りたいこと- 対応サイズを必ず確認する
- シングル・ダブルの区別を間違えない
- 無理に引っ張って取り付けない
- 装着後に車輪を回して干渉を確認する
- 移動前にカバーのずれや破損を確認する
- 使い捨て・保管用の商品を走行時に使わない
また、飛行機でスーツケースを預ける場合は注意が必要です。
ダイソーのシリコーン製商品には、航空会社へ預ける際、脱落防止のためにカバーを取り外すよう記載されたものがあります。
空港で慌てないよう、預け入れ前に商品パッケージの注意事項を確認しておきましょう。
【キャスターカバーの100均購入】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キャスターカバーは100均のどこで買えますか?
ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツで購入できる商品が確認されています。旅行用品コーナーを最初に探し、見つからなければ収納用品や生活雑貨の売り場も確認してください。
Q2:キャスターカバーの価格は110円ですか?
税込110円の商品が多い一方、シリコーン製には税込220円の商品もあります。素材や個数、対応サイズによって価格が異なります。
Q3:シリコーン製と布製はどちらがおすすめですか?
走行時の車輪保護を重視するなら、走行対応と明記されたシリコーン製が候補です。帰宅後の汚れ防止や室内保管なら、洗える布製が便利です。
Q4:100均のキャスターカバーは走行中に外れますか?
サイズや車輪の形状が合わない場合、外れる可能性があります。特にシリコーン製は直径・幅・周辺の隙間を確認し、使用前後に装着状態を点検してください。
Q5:キャスターカバーはスーツケースの4輪すべてに必要ですか?
室内保管用の布製4個入りなら、4輪のスーツケースに使える商品があります。ダブルキャスター用のシリコーン製は車輪1個につき1個使うため、4か所がダブルなら8個必要です。
Q6:キャスターカバーはどのサイズを選べばいいですか?
車輪の直径と幅を実測し、商品に記載された適応サイズと照らし合わせます。シリコーン製の場合は、シングル・ダブルの違いや周辺パーツとの隙間も確認しましょう。
Q7:使い捨てキャスターカバーは何度も使えますか?
ポリエチレン製の商品は一時的な汚れ防止用として考えるのが無難です。再使用を前提とした商品ではない場合があるため、破れや変形があれば交換してください。走行中の使用可否も商品ごとの注意書きに従いましょう。
2026年11月現在、キャスターカバーはダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツで購入できる商品が確認されています。税込110円から試せる商品があり、シリコーン製、布製、ポリエチレン製と種類も豊富です。
今回の比較で見えてきたのは、100均のキャスターカバーには、それぞれ異なる使用目的があるということです。
走行時の保護や騒音軽減を考えるなら、対応サイズを確認したシリコーン製。帰宅後の汚れ防止や室内保管なら、洗える布製。一時的な汚れ対策ならポリエチレン製が候補になります。
特におすすめしたいのは、購入前にスーツケースのキャスターを実際に測ることです。直径だけでなく、幅・車輪の数・周辺の隙間まで確認すれば、購入後の失敗を減らせます。
価格の安さだけで選ぶのではなく、使用目的と安全性を優先すること。それが100均のキャスターカバーを上手に活用する一番のポイントです。
旅行後の掃除を少しでも楽にしたい人は、次回の買い物でトラベル用品コーナーをチェックしてみてください。