シーズン全体の勝敗だけでは、2026年のカープの特徴は見えてきません。対戦相手別の成績を確認すると、球団ごとに明確な差がありました。
NPB公式のセ・リーグチーム勝敗表による広島の対戦成績は次のとおりです。
- 阪神:11勝13敗1分
- 巨人:9勝16敗
- DeNA:9勝14敗2分
- ヤクルト:11勝14敗
- 中日:16勝9敗
- 交流戦:5勝12敗1分
対戦相手別で最も好成績だったのが中日ドラゴンズです。25試合で16勝9敗と、7つの勝ち越しを記録しました。
一方、巨人には9勝16敗。DeNAにも9勝14敗2分と負け越しています。
特に巨人戦は16敗と、リーグ内で苦戦が目立った対戦カードでした。
優勝した阪神との対戦も11勝13敗1分。大きく離された数字ではありませんが、勝ち越すことはできませんでした。
交流戦の5勝12敗1分も課題セ・パ交流戦では18試合を戦い、5勝12敗1分、勝率.294という成績でした。
交流戦はパ・リーグの6球団と各3試合を戦う方式です。リーグ戦だけでなく、異なるリーグのチームとの対戦でも勝ち星を伸ばせなかったことが、シーズン全体の勝率に影響しました。
2027年に向けては、リーグ内の苦手球団への対応に加え、交流戦でどれだけ勝ち星を積み上げられるかも注目ポイントです。
【2026年のチーム成績を分析】打率.223と得点力に課題
カープの2026年シーズンを数字で振り返ると、特に注目したいのが攻撃面です。
NPBの公式チーム成績では、広島のチーム打率は.223。セ・リーグ6球団の中で最も低い数字でした。
加えて、143試合で記録した得点は431。こちらもリーグ最少です。
2026年の主なチーム・個人成績- チーム打率:.223
- 総得点:431
- 総安打:1,058
- 本塁打:91
- 盗塁:73
- チーム防御率:3.39
- 総失点:520
得点431に対して失点520で、得失点差はマイナス89。投手陣が試合をつくっても、攻撃で十分な得点を挙げられない展開がシーズン全体の数字に表れています。
野手では坂倉将吾、ファビアンらがチームを牽引個人成績に目を向けると、坂倉将吾選手が打撃面でチームを引っ張りました。
NPB公式のチーム内打撃リーダーは次のとおりです。
- 打率:坂倉将吾 .251
- 本塁打:ファビアン 16本
- 打点:坂倉将吾 74打点
- 安打:坂倉将吾 127安打
- 盗塁:辰見鴻之介 28盗塁
チーム全体の打率が.223にとどまる中、坂倉選手は打率.251を記録。安打数、打点でもチームトップとなりました。
本塁打ではファビアン選手が16本を記録し、長打力を発揮しています。
投手陣では床田寛樹が防御率2.76、8勝投手成績では床田寛樹投手が防御率2.76、8勝でチームトップの成績を残しました。
そのほか、NPB公式のチーム内投手リーダーには次の選手が名を連ねています。
- 防御率:床田寛樹 2.76
- 勝利数:床田寛樹 8勝
- 奪三振:森下暢仁 112個
- セーブ:森浦大輔 27セーブ
チーム防御率は3.39で、リーグ最下位ではありませんでした。実際、ヤクルトの3.68を上回っています。
この数字から読み取れるのは、投手力だけで順位を説明するのは難しいということです。チーム打率と総得点がリーグ最下位だった点を踏まえると、2027年に向けては投手陣の維持とともに、打線全体の得点力向上が大きなテーマになります。
【2027年の試合日程】カープの開幕戦は阪神との対戦
2026年11月4日、日本野球機構は2027年度のJERAセントラル・リーグ選手権試合の日程を発表しました。
カープファンにとって最初の注目カードは、開幕戦の阪神タイガース戦です。
2027年の開幕日と試合方式
2027年度 セ・リーグ開幕3月26日(金)
阪神
VS
広島
- リーグ内対戦:125試合
- セ・パ交流戦:18試合
- 年間公式戦:143試合
2026年の最終戦でも対戦した阪神が、2027年の開幕カードの相手となります。
2026年は阪神に11勝13敗1分と負け越したカープ。新シーズンのスタートで、前年のリーグ王者にどのような戦いを見せるかが注目されます。
2027年も1球団143試合制で、リーグ内の対戦と交流戦を合わせた長いシーズンになります。
日付や試合開始時刻、球場ごとの詳細については、NPBの2027年度公式戦日程で確認するのが確実です。
【カープの結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の広島カープの最終成績は?
A1:61勝78敗4分、勝率.439で、セ・リーグ4位です。143試合を戦い、首位阪神とのゲーム差は17.0でした。
Q2:カープの2026年最終戦の結果は?
A2:2026年10月7日の阪神戦で1-2の敗戦でした。甲子園で行われた試合は延長11回までもつれ、最後はサヨナラ負けとなりました。
Q3:広島カープの直近7試合は何勝何敗?
A3:2026年9月28日から10月7日までの直近7試合は4勝3敗です。中日、阪神、ヤクルトに勝利した一方、巨人に1敗、阪神に2敗しました。
Q4:2026年のカープはどの球団に強かった?
A4:中日ドラゴンズに16勝9敗と大きく勝ち越しました。一方、巨人には9勝16敗、DeNAには9勝14敗2分と負け越しています。
Q5:2026年のカープはなぜ4位に終わった?
A5:チーム打率.223、総得点431という攻撃面の数字が課題として挙げられます。チーム防御率は3.39で、投手陣だけが不振だったわけではありません。打線全体の得点力向上が今後の重要なテーマです。
Q6:カープの2027年の開幕戦はいつ?
A6:2027年3月26日(金)に阪神タイガースとの開幕戦が予定されています。NPBは2026年11月4日に2027年度セ・リーグ公式戦の日程を発表しました。
Q7:今日のカープの試合結果はどこで確認できる?
A7:NPB公式サイトの広島東洋カープ試合結果ページで確認できます。なお、2026年度のカープ公式戦は10月7日で全日程が終了しているため、2026年11月4日時点では新たな公式戦はありません。
2026年の広島東洋カープは、61勝78敗4分、勝率.439、セ・リーグ4位でシーズンを終えました。
直近7試合は4勝3敗。10月初旬には3連勝を記録したものの、最後の阪神2連戦で連敗し、最終戦も1-2のサヨナラ負けとなりました。
2026年の成績から見えてくる要点は3つあります。
1. 順位は前年の5位から4位へ上昇したものの、勝ち越しには届かなかった。
2. 中日戦では16勝9敗と好成績だった一方、巨人戦や交流戦では苦戦した。
3. チーム打率.223、431得点という攻撃面の課題を改善できるかが、次のシーズンの焦点となる。
【プロの結論】
2026年のカープを評価する際には、最終順位だけでなく、対戦相手別の勝敗、得点力、投手成績を分けて見ることが大切です。
前年より順位を一つ上げたことは前進ですが、61勝という数字は上位争いに加わるには十分ではありません。特に、チーム打率と総得点がリーグ最少だった事実は、2027年に向けた大きな改善ポイントです。
2027年3月26日の阪神との開幕戦から、広島がどのような巻き返しを見せるのか。今後は新シーズンの選手起用、打線の構成、先発投手陣の充実に注目したいところです。
主な情報源:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、広島東洋カープ球団別試合結果、セ・リーグチーム勝敗表、2027年度試合日程発表。