今回のブラジル戦で予想したいのは、守備の安定と素早い攻撃への切り替えを両立する3-4-2-1だ。ブラジル代表には個人で局面を打開できる選手がそろうため、日本が中盤の人数を確保しながら、ボールを奪った瞬間に前線へつなげる形が現実的な選択肢になる。
日本代表 予想フォーメーション

3-4-2-1 / 2026年11月4日時点の予想
前田大然
CF
鎌田大地
シャドー
久保建英
シャドー
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CB
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鈴木彩艶
GK
※図は予想配置。実際のポジションや左右の配置は試合当日の戦術によって変わる可能性があります。
この布陣の要点は、中央に佐野海舟と田中碧を置き、ブラジルの中盤に対抗すること。久保建英と鎌田大地には、ボールを奪った直後の前進とラストパスを担わせる。
最前線の前田大然は、相手の最終ラインへのプレッシャーと背後への飛び出しを期待できる存在だ。上田綺世が不在の状況では、得点力だけでなく、前線からの守備を含めて考える必要がある。
この予想には、10月20日にサッカーダイジェストWebで紹介された識者・河治良幸氏の3-4-2-1案も参考になる。同氏は佐野海舟と田中碧のダブルボランチ、堂安律と中村敬斗のウイングバックを推奨していた。11月4日の正式な招集内容を踏まえると、前線の候補を改めて検討する必要がある。
予想先発11人と起用理由| ポジション | 選手 | 起用のポイント |
|---|---|---|
| GK | 鈴木彩艶 | シュートストップとビルドアップ |
| 右CB | 瀬古歩夢 | 対人守備とカバーリング |
| 中央CB | 板倉滉 | 最終ラインの統率 |
| 左CB | 伊藤洋輝 | 左足からの展開力 |
| 右WB | 堂安律 | 攻守の切り替えと攻撃参加 |
| 左WB | 中村敬斗 | ドリブルと縦への突破 |
| ボランチ | 佐野海舟 | ボール奪取と守備範囲 |
| ボランチ | 田中碧 | 前進するパスと攻守の接続 |
| 右シャドー | 久保建英 | チャンスメークと仕掛け |
| 左シャドー | 鎌田大地 | 中盤での連係と判断力 |
| CF | 前田大然 | 前線からのプレスと裏抜け |
ただし、町田浩樹や南野拓実の復帰によって、先発候補は固定されていない。特に南野は、所属クラブでの復帰状況と代表合流後の練習内容が判断材料になる。現段階では、予想布陣と公式に確定した先発メンバーを混同しないことが大切だ。
【招集メンバー一覧】日本代表28人と負傷者・欠場情報を整理
11月4日にJFAが発表した日本代表の招集メンバーは28人。GK3人、DF8人、MF・FW17人という構成だ。久保建英や堂安律ら従来の主力に加え、長期離脱から戻った選手と新しい攻撃の選択肢が加わった。
2026年11月ブラジル戦の招集メンバー一覧GK(3人)
- 早川友基(鹿島アントラーズ)
- 小久保玲央ブライアン(シントトロイデンVV)
- 鈴木彩艶(アストン・ビラ)
DF(8人)
- 板倉滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ)
- 渡辺剛(フェイエノールト)
- 町田浩樹(TSGホッフェンハイム)
- 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)
- 瀬古歩夢(ル・アーヴルAC)
- 中野就斗(サンフレッチェ広島)
- 菅原由勢(カリャリ・カルチョ)
- 鈴木淳之介(FCコペンハーゲン)
MF・FW(17人)
- 伊東純也(KRCゲンク)
- 南野拓実(ASモナコ)
- 鎌田大地(クリスタル・パレス)
- 坂元達裕(コベントリー・シティ)
- 相馬勇紀(FC町田ゼルビア)
- 小川航基(FC町田ゼルビア)
- 前田大然(イプスウィッチ・タウン)
- 堂安律(アイントラハト・フランクフルト)
- 田中碧(リーズ・ユナイテッド)
- 中村敬斗(オリンピック・リヨン)
- 佐野海舟(マインツ05)
- 久保建英(レアル・ソシエダ)
- 鈴木唯人(SCフライブルク)
- 松木玖生(サウサンプトンFC)
- 佐野航大(PSVアイントホーフェン)
- 福田師王(カールスルーエSC)
- 後藤啓介(SCフライブルク)
この28人の中で特に注目したいのは、南野拓実、町田浩樹、坂元達裕、小川航基、福田師王の5人だ。南野と町田は大きな負傷を乗り越えた復帰組、小川と坂元は代表での経験を持つ再招集組、福田はA代表初招集という異なる立場にある。
日本代表の選考については、JFAの公式発表とFIFAのメンバー紹介でも確認できる。クラブ名や所属リーグだけでなく、今回の招集理由と代表合流後の状態を合わせて見る必要がある。
負傷者・欠場情報で押さえたい3人
上田綺世
所属クラブで負傷離脱が続き、左足の状態を理由に今回の招集から外れた。森保監督も11月1日の取材で招集しない方針を示している。1トップの人選に最も大きな影響を与える欠場だ。
三笘薫
ブライトン所属のアタッカー。今回のメンバーには入っていない。左サイドの突破力を補う選手として、中村敬斗や相馬勇紀の起用が焦点となる。
冨安健洋
クリスタル・パレス所属のDF。今回の代表活動には選ばれていない。複数の守備位置をこなせる選手だけに、センターバックの選択肢にも影響する。
南野拓実と町田浩樹は、いずれも左膝前十字靱帯断裂という大きな負傷から復帰した選手だ。南野は約1年ぶり、町田は約1年5か月ぶりの代表復帰となる。代表に戻ってきたこと自体は明るい材料だが、招集と先発出場は別の判断になる。
特に町田は、3バックの左CBや中央CBの候補になれる。伊藤洋輝とのポジション争いは、利き足だけでなく、対人守備、連係、試合勘を含めた比較になる。先発よりも途中出場から状態を確認する起用も十分考えられる。
一方、福田師王は22歳で今回が初招集。TBS NEWS DIGによると、2026年シーズンはカールスルーエで公式戦10試合に出場し、3得点2アシストを記録している。森保監督は福田のプレー強度と成長を評価して招集した。上田不在の前線に新しい選択肢が加わった意味は大きい。
【ポジション争い】先発メンバーを左右する5つの注目ポイント
今回のブラジル戦では、招集された選手の知名度だけで先発を予想することはできない。ブラジルの攻撃力を考えれば、守備での貢献、ボールを失った直後の対応、前線の運動量が重要になる。
1.1トップは前田大然か小川航基か最も大きな争点はセンターフォワードだ。上田綺世が不在となり、前田大然、小川航基、後藤啓介、福田師王が候補になる。
前田の強みは、相手の最終ラインに休む時間を与えないプレスとスピードだ。ブラジルのDFに自由にボールを持たせないことを重視するなら、前田を先発させる意味は大きい。
対して小川航基は、ゴール前でのポジショニングやクロスへの対応が魅力。日本が押し込まれる時間帯に、前線でボールを収めて味方を押し上げる役割も期待できる。
福田師王は初招集直後という事情があり、いきなり先発するよりも途中出場で国際舞台を経験させる起用が自然だ。現状の予想では前田を一歩リードとする。
2.左サイドは中村敬斗が有力、相馬勇紀も候補三笘薫が招集外となったことで、左サイドの突破力を誰が担うのかが焦点になった。
中村敬斗はドリブルからゴール方向へ向かうプレーが持ち味。3-4-2-1の左ウイングバックとして起用すれば、守備の負担を負いながら攻撃時には高い位置を取ることになる。
相馬勇紀も選択肢に入る。スピードを生かした縦への仕掛けや、試合終盤に相手の守備陣を揺さぶる役割が期待できる。中村のコンディションや相手の右サイドの特徴によって、起用が変わる可能性がある。
3.中盤は佐野海舟と田中碧の組み合わせが本命ブラジル戦で日本が主導権を握るには、中央の守備が欠かせない。佐野海舟はボール奪取と広い守備範囲、田中碧はボールを受けて前へ運ぶ能力が持ち味だ。
2人を組ませれば、佐野が相手の攻撃を遮断し、田中が奪ったボールを前線につなぐ役割分担を作りやすい。鎌田大地をボランチに下げる形も考えられるが、攻撃的なポジションに残すほうが久保との連係を生かせる。
4.復帰した南野拓実は先発か、途中出場か南野の復帰は、今回の日本代表にとって大きなニュースだ。攻撃的MFとして中央でプレーでき、ゴール前に入り込む動きも持っている。
ただし、長期離脱から戻った直後の代表活動では、試合勘や連続出場への対応が重要になる。ブラジル戦で先発する可能性を完全には否定できないものの、鎌田や久保とのポジション争いを考えると、途中から攻撃のテンポを変える役割も有力だ。
5.右サイドは堂安律と久保建英の連係が鍵堂安律は右ウイングバック、久保建英は右シャドーという組み合わせを予想する。堂安が外側のレーンを使い、久保が内側でボールを受ければ、相手の守備に複数の対応を迫れる。
ただし、ブラジルの左サイドから強い攻撃を受ける場合、堂安が守備に回る時間も長くなる。久保がどこまで守備をサポートするかによって、右サイド全体の安定性が変わってくる。
【日本代表とブラジル代表の関係】再戦の背景と注目選手を比較
今回の対戦は単なる親善試合ではない。2026年FIFAワールドカップ北中米大会の決勝トーナメント1回戦で対戦した両国が、再び顔を合わせる一戦だ。
日本はその試合で佐野海舟のゴールによって先制したものの、後半に追いつかれ、アディショナルタイムに逆転ゴールを許して1-2で敗れた。日本にとっては、先制後の試合運びと終盤の守備という課題を検証する機会でもある。
両チームの実力と注目選手11月4日時点の報道によるFIFAランキングは、日本が17位、ブラジルが6位。過去の対戦成績も日本の1勝2分け12敗と、ブラジルが大きく上回っている。数字だけを見ればブラジル優位だが、今回の焦点は日本がどこまで積極的に仕掛けられるかにある。
17位
FIFAランキング
久保建英、堂安律、鎌田大地、佐野海舟らが中心。
6位
FIFAランキング
ヴィニシウス、ラフィーニャ、エンドリッキらを擁する。
ブラジル代表の招集メンバーにも注目
ブラジルサッカー連盟(CBF)は10月29日、カルロ・アンチェロッティ監督が率いる代表の26人を発表した。
攻撃陣にはヴィニシウス・ジュニオール、ラフィーニャ、エンドリッキ、エステヴァン、ライアンらが選ばれた。中盤にはブルーノ・ギマランイスやジョアン・ゴメス、守備陣にはアーセナル所属のガブリエウ・マガリャンイスらが名を連ねる。
特に日本が警戒したいのは、ヴィニシウスの突破とラフィーニャの攻撃参加だ。日本のウイングバックが高い位置を取った際、その背後を使われる危険がある。3バックを採用するなら、外側のCBとボランチが連係してスペースを埋められるかが勝負になる。
両チームの注目選手・役割比較この比較で重要なのは、個々の選手の知名度だけではない。日本は組織的な守備と複数人の連係でブラジルの個人能力に対抗する必要がある。逆に、ブラジルの攻撃を恐れて全員が自陣に下がると、前線へのパスコースを失い、攻撃の機会も減ってしまう。
【直近の試合成績】森保ジャパンは4連勝でブラジル戦へ
2026年9月から10月にかけて、日本代表は国内で4試合を戦った。ウルグアイ、ベネズエラに勝利し、キリンカップではエクアドルをPK戦で破り、ニュージーランドにも勝利している。
日本代表の直近4試合
9月24日
ウルグアイ戦3-1
9月28日
ベネズエラ戦
2-1
10月1日
エクアドル戦
0-0
10月5日
ニュージーランド戦
2-1
出典:JFA 2026年日本代表スケジュール・試合結果。エクアドル戦は90分間の結果が0-0で、PK戦5-4で勝利。
この4試合の結果は、ブラジル戦に向けたポジティブな材料だ。特にウルグアイとベネズエラという南米勢に勝利した経験は、相手の球際の強さや攻撃の速さに対応するうえで役立つ。
ただし、親善試合の連勝とブラジル戦の勝敗を直接結び付けることはできない。ワールドカップでの再戦となる今回は、相手の個人能力だけでなく、試合終盤まで集中力を保てるかが問われる。
森保監督が示したブラジル戦の方向性11月4日のメンバー発表会見で、森保監督はワールドカップ以来となるブラジルとの対戦について、攻撃と守備の両面で積極的に仕掛ける姿勢を示した。
「攻撃においても守備においても、我々が仕掛けていく回数を増やしていきたい」
森保一監督の11月4日会見での発言。日刊スポーツ報道より。
この発言から読み取れるのは、ブラジル相手に守備一辺倒の戦いをするのではなく、ボールを奪う場面や攻撃に移る場面で自分たちからアクションを起こすという方向性だ。
その意味でも、佐野海舟のボール奪取、田中碧の縦パス、久保建英の前向きな仕掛け、前田大然のプレスは重要な要素になる。
【試合日程・キックオフ】ブラジル戦の公式情報とスタメン発表の確認方法
ブラジル戦は、2026年11月14日(土)にシンガポールで開催される。会場はシンガポールナショナルスタジアム。大会名は「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」だ。
日本代表 vs ブラジル代表
11月14日(土)
18:15
シンガポール現地時間19:15
日本時間
会場
シンガポールナショナルスタジアム
テレビ放送
テレビ朝日系全国ネット生中継
ネット配信
U-NEXT(無料ライブ配信予定)
出典:日本サッカー協会の大会概要・放送情報。
11月4日時点では、ブラジル戦の公式スターティングメンバーは発表されていない。今回の予想は招集メンバーと選手の状態、過去の戦術的な傾向から考えたものだ。
試合当日は、JFAの公式発表や試合速報でGK、DF、MF、FWの先発11人を確認したい。特に注目すべきなのは次の5点だ。
- 前田大然と小川航基のどちらが1トップに入るか。
- 南野拓実が先発するか、途中出場になるか。
- 町田浩樹が3バックに入るか。
- 中村敬斗が左ウイングバックを任されるか。
- 伊東純也が先発するか、後半の切り札になるか。
公式発表と予想を比較するときは、単に名前が違ったかどうかだけでなく、森保監督がどのような試合展開を想定して人選したかを見ると、戦術的な意図が理解しやすい。
予想と公式発表を見極める3つの基準ネット上では、招集メンバーに選ばれた選手をそのまま先発候補として並べる予想も見られる。しかし、実際には次の基準で評価するほうが精度を高められる。
第一に、所属クラブでの出場状況。代表復帰した選手でも、クラブでの出場時間が限られていれば、90分間の先発起用には慎重になる可能性がある。
第二に、代表での役割と相手との相性。攻撃力の高いブラジルには、単純な得点力だけでなく、守備時の戻りやカバーリングも求められる。
第三に、試合の目的。勝利を最優先するのか、ワールドカップで露呈した課題の修正を重視するのかによって、先発と交代選手の使い方は変わる。
この3点を確認すれば、話題性だけで選ばれた予想と、実際の戦術に基づいた予想を区別しやすい。
【ブラジル戦スタメン予想】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月のブラジル戦で日本代表のスタメン予想は?
A1:3-4-2-1を本命と予想する。GK鈴木彩艶、DF瀬古歩夢・板倉滉・伊藤洋輝、中盤に堂安律・佐野海舟・田中碧・中村敬斗、前線に久保建英・鎌田大地・前田大然という11人を予想する。
Q2:ブラジル戦で上田綺世は出場する?
A2:上田綺世は負傷離脱中で、11月4日に発表された28人の招集メンバーにも含まれていない。今回のブラジル戦は欠場する見通しだ。
Q3:南野拓実と町田浩樹はスタメンに入る?
A3:2人とも代表に復帰している。ただし、大きな負傷から戻った選手であるため、所属クラブでの復帰状況とシンガポールでの練習内容が先発判断の材料になる。途中出場も有力な選択肢だ。
Q4:福田師王はブラジル戦で代表デビューする?
A4:今回がA代表初招集となる。今季カールスルーエで公式戦10試合3得点2アシストを記録しており、途中出場でデビューする可能性はある。ただし、出場が決まったわけではない。
Q5:ブラジル戦のキックオフは日本時間で何時?
A5:2026年11月14日(土)19時15分。シンガポール現地時間では18時15分となっている。テレビ朝日系で生中継、U-NEXTでもライブ配信が予定されている。
Q6:ブラジル代表の注目選手は誰?
A6:ヴィニシウス・ジュニオール、ラフィーニャ、エンドリッキ、エステヴァン、ブルーノ・ギマランイスらが注目選手だ。CBにはガブリエウ・マガリャンイスも招集されている。
2026年11月14日のブラジル戦に向けて、日本代表は11月4日に28人の招集メンバーを発表した。久保建英、堂安律、鎌田大地、佐野海舟ら主力に加え、南野拓実と町田浩樹の復帰、福田師王の初招集が大きなトピックとなっている。
現時点のスタメン予想は3-4-2-1。鈴木彩艶を最後尾に置き、佐野海舟と田中碧で中盤を支え、久保建英と鎌田大地を前線の後方に配置する。1トップは前田大然を本命とし、小川航基や福田師王の起用にも注目したい。
最大の要点は、上田綺世、三笘薫、冨安健洋を欠く状況で、森保ジャパンがどのようなチームバランスを作るかだ。特に南野と町田の復帰組がどこまで試合に関われるかは、今後の日本代表の選手層を考えるうえでも重要になる。
ワールドカップでの1-2の敗戦を経て迎えるブラジルとの再戦。予想フォーメーションだけでなく、公式スタメン発表での変更点、交代カード、試合中の戦術修正まで確認することで、この一戦の本当の見どころが見えてくる。
主な情報源:日本サッカー協会(JFA)、国際サッカー連盟(FIFA)、ブラジルサッカー連盟(CBF)、日刊スポーツ、TBS NEWS DIG、サッカーダイジェストWeb。情報基準日:2026年11月4日。