クックパッドでいう「殿堂入り」は、基本的に1,000人以上からつくれぽが寄せられたレシピを指す。つくれぽとは、実際に料理を作った利用者が投稿する写真付きのレポートだ。
単なる閲覧数やお気に入り登録数ではなく、実際に調理した人の反応が蓄積される仕組みである。長期間にわたって多くの人が作ってきた料理を探す際の、ひとつの有力な判断材料になる。
クックパッド公式の殿堂入りレシピ特集でも、1,000人以上のつくれぽを集めた料理が紹介されている。
キャベツレシピで特に注目したいのは卵との組み合わせ人気の代表格として挙げられるのが「簡単!キャベツと卵だけでも美味しい中華」だ。
クックパッドのレシピページでは、作者が1万件のつくれぽへの感謝を記している。さらに検索ページでは約1.1万件のつくれぽが表示されている。
材料はキャベツと卵を中心としたシンプルな構成。中華だし、酒、こしょう、片栗粉、ごま油を組み合わせることで、家庭にある食材から満足感のあるおかずを作れる。
ここで注意したいのは、「キャベツの人気レシピ1位」が常に同じ料理を指すわけではないことだ。
検索カテゴリー、集計時期、対象となるレシピの範囲によって順位は変わる。つくれぽの累計数と、その時点のアクセスランキングも別の指標である。
そのため、レシピを比較するなら、単純な順位だけでなく、材料の少なさ、調理の手間、味付けの汎用性も見ておきたい。
【人気レシピ厳選】卵・ツナ・スープで作る簡単キャベツおかず

キャベツの簡単おかずで人気を集める料理には、共通点がある。それは、特別な食材を使わず、味付けをシンプルにまとめていることだ。
1.キャベツと卵の中華炒め殿堂入り級の定番
材料(3人分)
- キャベツ:400g
- 卵:3個
- 中華だし:大さじ1/3程度から
- 酒:大さじ3
- こしょう:少々
- 片栗粉:大さじ1/2
- ごま油:大さじ1
作り方
1. キャベツを4cm程度のざく切りにする。
2. 卵を溶き、半熟の炒り卵を作って一度取り出す。
3. キャベツを中火から強火で炒める。
4. 中華だし、酒、こしょうを加える。
5. 水溶き片栗粉でとろみを付け、火を止めて卵を戻す。
6. 最後にごま油を回しかける。
このレシピの特徴は、キャベツから出る水分を片栗粉でまとめること。水っぽくなりやすい野菜炒めを、あんかけに近い食べやすい仕上がりにできる。
卵は先に炒めて取り出すのがポイント。最初からキャベツと一緒に炒め続けると、卵が細かくなり、ふんわりした食感が失われやすい。
クックパッドのレシピ作者も、卵を大きめの炒り卵に仕上げることや、中華だしを味見しながら調整することをコツとして挙げている。
2.キャベツとツナのやみつきサラダツナとキャベツは、冷蔵庫に常備しやすい食材同士の組み合わせだ。
クックパッドで人気の「ヤミツキ!ツナキャベツ」は、検索結果で4,800件を超えるつくれぽが表示されている。長年作られている定番レシピのひとつだ。
おすすめの味付け
- ツナ缶:1缶
- キャベツ:1/4玉程度
- マヨネーズ:大さじ1〜2
- しょうゆ:小さじ1
- 白ごま:適量
- 塩・こしょう:少々
キャベツを細切りにして軽く塩もみし、水気を切る。ツナと調味料を混ぜれば完成する。
さらに手軽にしたいなら、ざく切りキャベツとツナを耐熱容器に入れて電子レンジで加熱し、粗熱を取ってから味付けする方法もある。
マヨネーズならコクのある味、ポン酢ならさっぱりした味、塩昆布とごま油なら和風の味わいになる。
クックパッドニュースでも2025年11月、キャベツとツナの材料2つで作れるレンジおかずが紹介された。塩昆布、マヨネーズ、鶏ガラスープの素などを組み合わせることで、同じ食材から異なる味を楽しめる。
3.炒めたキャベツの中華スープキャベツを大量に使いたいときに便利なのがスープだ。
クックパッドの「炒めたキャベツの中華スープ」は、作者のレシピ紹介で6,000件のレポートへの感謝が記されている。
ごま油でキャベツを炒めてから水や中華だしを加えて煮込むため、キャベツの甘みを感じやすい。卵を加えれば、さらに食べごたえが出る。
おいしく作るポイント
- 最初にごま油でキャベツを炒める。
- 水と鶏ガラスープの素を加える。
- キャベツが好みの柔らかさになるまで煮る。
- 溶き卵を最後に回し入れる。
- 仕上げに白ごまや刻みねぎを加える。
生のままでは量が多く感じるキャベツも、スープにするとかさが減り、食べやすくなる。
【主菜の人気殿堂入り】豚肉炒め・回鍋肉は味付けで差が出る
キャベツを副菜だけで終わらせたくないなら、豚肉と組み合わせたい。
豚肉のうまみや脂がキャベツに絡むことで、ご飯に合うボリュームのある主菜に仕上がる。
1.豚肉とキャベツの甘辛炒め豚こま肉とキャベツを使った炒め物は、忙しい日の夕食に便利だ。
基本の味付けは、しょうゆ、酒、みりん、砂糖。しょうがを加えると後味がすっきりし、にんにくを加えると食欲をそそる風味になる。
調理の要点は炒める順番。
先に豚肉を炒めて火を通し、キャベツを後から加える。キャベツを長く炒めすぎないことで、シャキシャキした食感が残る。
2.簡単回鍋肉クックパッドの「簡単おうちでお店みたいな回鍋肉」は、作者が5,000件を超えるつくれぽへの感謝を記している人気レシピだ。
材料は豚肉、キャベツ、長ねぎ、ピーマン。味付けには、しょうゆ、甜麺醤、酒、砂糖、豆板醤、片栗粉などを使用する。
特徴は、回鍋肉の素を使わず、調味料を組み合わせて味を作るところにある。甜麺醤が甘みとコクを加え、豆板醤が辛みを補う。
家庭で失敗しにくくするコツ
- 調味料は炒める前に混ぜておく。
- 豚肉を先に強火で炒める。
- キャベツは炒めすぎない。
- 調味料は火を弱めてから加える。
- 最後に全体へ均一に絡める。
特に大切なのが、野菜の水分を出しすぎないことだ。
2026年10月20日付のクックパッドニュースでも、キャベツとピーマンを先に強火で炒めて取り出し、肉と調味料を炒めた後に戻す回鍋肉が紹介された。野菜を別に炒めることで、シャキッとした食感を残しやすくなる。
3.味付け別・豚肉キャベツ炒めの選び方同じ材料でも、調味料を変えるだけで料理の印象は大きく変わる。
- 味噌味: こってりした味で、ご飯のおかずに向いている。
- 塩だれ: キャベツの甘みと豚肉のうまみを楽しめる。
- しょうが醤油: 後味がすっきりして、毎日の献立に取り入れやすい。
- オイスターソース: 中華風のコクが出る。
- ポン酢: 脂の多い豚バラ肉でもさっぱり食べやすい。
2026年5月27日付のクックパッドニュースでも、豚肉とキャベツを使った炒め物について、とろみ、しょうが、味噌、塩だれなど複数の味付けが取り上げられている。
【人気レシピ比較表】つくれぽ数・味・調理の特徴を一覧で確認
ここまで紹介した料理について、人気の実績と使いやすさを比較してみよう。
※つくれぽ数はクックパッドの検索表示や各レシピ作者の記載に基づく概数。同一日時に取得した公式ランキングの順位ではなく、現在の件数を保証するものでもない。
この比較から見えてくるのは、人気レシピが必ずしも手の込んだ料理ではないということだ。
卵炒めやツナサラダのように、材料が少なく調理工程が短い料理は、日々の献立に取り入れやすい。一方、回鍋肉やロールキャベツは、食卓の主役になれる満足感が魅力となっている。
【大量消費・時短】レンジ調理と作り置きでキャベツ一玉を使い切る
キャベツを一玉購入したとき、最後までおいしく食べ切るには、料理の種類を分けることがポイントになる。
レンジで簡単!キャベツの時短副菜火を使わずに作りたい日は、電子レンジを活用したい。
おすすめは次の3品。
① キャベツのごまナムル
ざく切りキャベツを耐熱容器に入れて加熱し、水気を切る。ごま油、鶏ガラスープの素、しょうゆ、白ごまで味付けする。
② ツナキャベツのマヨサラダ
加熱したキャベツにツナを加え、マヨネーズとしょうゆで和える。子どもから大人まで食べやすい味に仕上がる。
③ キャベツのさっぱり和え
加熱したキャベツにポン酢や酢、かつお節を加える。油を控えめにしたいときにも使いやすい。
クックパッドニュースでは、レンジで作れるキャベツの作り置きとして、しょうが入りナムル、ゆかり和え、ツナサラダなどが紹介されている。
作り置きに向いているキャベツ料理作り置きするなら、味が変わりにくく、献立に合わせて使い回せる副菜を選びたい。
| 作り置き料理 | 味付け | 活用方法 |
|---|---|---|
| キャベツのナムル | ごま油・鶏ガラ | 焼き魚や肉料理の付け合わせ |
| 和風コールスロー | 酢・ごま・しょうゆ | 朝食やサンドイッチ |
| ツナキャベツ | ツナ・めんつゆ | お弁当や夕食 |
| カレー風味炒め | カレー粉・オイスターソース | 肉料理やパンの具材 |
2026年10月15日付のクックパッドニュースでは、カレー風味の炒め物、レンジで作るナムル、ツナの蒸し煮など、キャベツの作り置き料理が紹介された。いずれも調理工程が比較的少なく、日常的に活用しやすい。
保存する際は、清潔な保存容器を使用し、十分に冷ましてから冷蔵庫へ入れる。水分の多い料理は傷みやすいため、保存期間を決めつけず、状態を確認しながら早めに食べ切りたい。
大量消費にはキャベツを加熱する生のキャベツはボリュームがあるが、加熱するとかさが減る。
そのため、一玉を使い切りたいなら、次のような使い分けが効果的だ。
- 外側の葉:炒め物やスープ
- 内側の柔らかい葉:サラダや和え物
- 芯に近い部分:細切りにして炒め物やスープ
特に芯は捨てずに薄切りにすると、甘みと食感を楽しめる。
【春キャベツ・ロールキャベツ】季節に合わせた選び方とプロの結論
春キャベツと冬キャベツは料理を使い分けるキャベツは一年を通して流通しているが、季節によって特徴が異なる。
農林水産省の解説では、春キャベツは4〜6月、冬キャベツは11〜3月ごろに収穫されるものとして紹介されている。
春キャベツは葉の巻きがゆるく、柔らかいのが特徴。冬キャベツは葉がしっかり重なり、重量感がある。
| 比較項目 | 春キャベツ | 冬キャベツ |
|---|---|---|
| 葉の特徴 | 柔らかく巻きがゆるい | 厚みがあり巻きが固い |
| 食感 | みずみずしい | しっかりした歯ごたえ |
| おすすめ料理 | サラダ・浅漬け | 炒め物・スープ・煮込み |
| 向いている調理 | 生食・短時間加熱 | 加熱調理・煮込み |
2026年11月現在は、春キャベツの季節ではなく、冬キャベツが出回る時期に入っている。
そのため、今の時期にキャベツ料理を作るなら、回鍋肉や中華スープ、ロールキャベツなど、加熱して甘みを引き出す料理が選びやすい。
一方、次の春に春キャベツが出回ったら、ツナサラダやコールスロー、塩キャベツなど、柔らかな葉を生かした料理を楽しみたい。
ロールキャベツは定番の殿堂入り料理キャベツを使った主菜として外せないのがロールキャベツだ。
クックパッドの「簡単!とろとろの絶品ロールキャベツ」は、検索結果で5,400件を超えるつくれぽが表示されている。
キャベツの葉で豚ひき肉、玉ねぎ、卵、パン粉などを合わせた肉だねを包み、スープでじっくり煮込む定番料理である。
おいしく仕上げる要点は、キャベツの葉を先に柔らかくしておくこと。
葉を一枚ずつはがして加熱すると、破れにくく巻きやすくなる。肉だねは空気を抜きながらまとめ、巻き終わりを下にして鍋に並べると形が崩れにくい。
時間をかけたくない場合は、巻かないロールキャベツも選択肢だ。
キユーピーの公式レシピには、耐熱ボウルで作る「キャベツドーム」が掲載されている。2人分を約20分で作れるレシピで、キャベツと肉だねを重ねて電子レンジで加熱する方法だ。
【プロの結論】人気の数字より、献立との相性で選ぶキャベツの殿堂入りレシピを選ぶとき、つくれぽの数は参考になる。しかし、数字が多い料理が、すべての家庭にとって最適とは限らない。
料理の目的に合わせて選ぶと、失敗が少なくなる。
手軽さを優先する人
キャベツと卵の中華炒めがおすすめ。材料が少なく、主菜にも副菜にも使える。
冷蔵庫の食材で一品作りたい人
ツナキャベツがおすすめ。ツナ缶と調味料があれば、短時間で一品を追加できる。
ご飯が進む主菜が欲しい人
豚肉とキャベツの甘辛炒めや回鍋肉がおすすめ。調味料を変えることで味のマンネリも防げる。
キャベツを大量消費したい人
中華スープ、ナムル、蒸し料理を組み合わせるとよい。生食だけに頼らず、加熱料理を増やすのがコツだ。
特別感のある料理を作りたい人
ロールキャベツがおすすめ。時間は必要だが、主菜としての満足感が高い。
人気レシピの本質は、豪華な材料や難しい調理技術ではなく、繰り返し作りたくなる使いやすさにある。
【よくある質問】キャベツレシピの人気殿堂入りに関するFAQ
Q1:クックパッドでキャベツの人気1位とされるレシピは何ですか?
A1:代表的な人気レシピは「簡単!キャベツと卵だけでも美味しい中華」です。1万件を超えるつくれぽが寄せられており、キャベツと卵を使ったシンプルな中華炒めとして支持されています。ただし、検索カテゴリーや集計時期によって順位は異なります。
Q2:キャベツの殿堂入りレシピは、つくれぽ何件からですか?
A2:クックパッドでは、1,000人以上のつくれぽが寄せられたレシピを殿堂入りとして紹介しています。
Q3:キャベツを大量消費できる簡単レシピは何ですか?
A3:中華スープ、ツナキャベツ、ナムル、コールスロー、豚肉との蒸し料理がおすすめです。加熱するとかさが減るため、一度に多くのキャベツを使えます。
Q4:キャベツと卵の中華炒めを水っぽくしない方法は?
A4:卵を先に炒めて取り出し、キャベツを別に炒めます。中華だしと水溶き片栗粉でとろみを付け、最後に卵を戻すと仕上がりが安定します。
Q5:キャベツとツナのサラダは作り置きできますか?
A5:できます。加熱したキャベツの水気を十分に切り、ツナと調味料を混ぜて清潔な密閉容器で冷蔵保存します。水分が出やすいため、早めに食べ切るのがおすすめです。
Q6:春キャベツにはどんなレシピが向いていますか?
A6:春キャベツは葉が柔らかく、生食や短時間加熱に向いています。ツナサラダ、コールスロー、塩キャベツ、浅漬けなどがおすすめです。
2026年のキャベツ人気レシピを整理すると、卵との中華炒め、ツナサラダ、豚肉炒め、回鍋肉、中華スープ、ロールキャベツなど、長く支持されている料理には、それぞれ明確な魅力がある。
特にキャベツと卵の中華炒めは、1万件を超えるつくれぽを集めた代表的な存在。手軽さと食べごたえを両立した、毎日の献立に取り入れやすい一品だ。
キャベツを一玉買ったときは、最初にサラダ、次に炒め物、残りをスープや煮込み料理に使うと、飽きずに使い切りやすい。季節に合わせて春キャベツは生食、冬キャベツは加熱調理を中心に選ぶのもポイントになる。
殿堂入りという実績を参考にしながら、自分の家庭で作りやすい料理を見つけること。それが、キャベツを無駄なく、おいしく楽しむための一番の近道だ。